ゲーム概要

任天堂より2001年8月1日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。精神パワー「エナジー」を使って謎を解き明かし、冒険を進めていくRPG。エナジーは、ある時は戦闘のダメージ攻撃や防御に利用し、ある時は相手が持つヒミツを引き出すために心を読んだりすることにも利用できる。ジンをいろいろな組み合わせでセットすることで、主人公たちのクラスが変わり、能力も変化する。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月9日

    黄金の太陽 開かれし封印

    『黄金の太陽 開かれし封印』は、エレメンタルスターを奪った謎の勢力を追い、若きエナジスト・ロビンが仲間たちと共に旅に出るファンタジーRPGです。物語は、世界の根幹を揺るがす錬金術の復活をめぐる壮大な冒険でありながら、プレイヤー自身の手でその世界の謎を少しずつ解き明かしていくような構成になっています。基本的なゲームシステムは、敵との戦闘を重ねながら各地のダンジョンを攻略していく王道スタイルですが、本作を特別なものにしているのが「エナジー(精神力)」の存在です。エナジーは攻撃や回復だけでなく、フィールドの仕掛けを動かしたり、隠された道を見つけたりと、パズルのように世界を動かす鍵として機能しています。たとえば岩を動かす「ムーブ」や、他人の心を読む「リード」など、使う場面ごとに頭をひねる工夫が必要で、従来のRPGとは一線を画す体験を味わうことができます。

    さらに、冒険の途中で出会う精霊「ジン」のシステムも本作の大きな魅力です。ジンを集めてキャラクターにセットすることで、能力値が上がったり、新しいエナジーを覚えたりと、戦闘スタイルが大きく変化します。ジンの組み合わせによってクラスチェンジが起こるため、自分だけの育成を試す楽しみがあり、限られたジンをどう使うかを考える戦略性も高いです。また、ジンを解き放って発動する強力な召喚技は迫力満点で、携帯機のRPGとは思えない演出の美しさに驚かされます。

    グラフィックはゲームボーイアドバンスとは思えないほど緻密で、温かみのあるドット絵と壮大なBGMが物語の世界観を引き立てています。謎解きの手応え、戦闘の奥深さ、そしてキャラクター育成の自由度が絶妙なバランスで融合しており、プレイヤーを長時間飽きさせません。

    このゲームは、緻密な世界設計と独創的なシステムが見事に融合したRPGです。謎を解く喜びと戦略的なバトルの楽しさ、そして壮大な物語を自分の手で紡いでいく満足感が味わえる、まさに冒険心を刺激する一本です。ファンタジーRPGが好きな方には、ぜひプレイしてほしい名作です。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月9日

    当時としては驚くほど完成されたシステムと緻密な設計を備えている作品

    本作は、ゲームボーイアドバンスで発売されたRPGでありながら、当時としては驚くほど完成されたシステムと緻密な設計を備えている作品である。特に特徴的なのは、フィールドやダンジョンで使用する「エナジー(精神力)」を用いた謎解き要素の豊富さである。単にスイッチを押す、仕掛けを動かすといった単純なものではなく、プレイヤー自身がエナジーをどのように使うかを考えながら環境に働きかける必要があるため、探索に独特の没入感を生み出している。例えば、普通のNPCが「これ以上進めない」と語る場所でも、エナジストである主人公たちは特別な力を使って突破できるなど、物語設定とシステムが自然に結びついているのが印象的だ。謎解きの難易度は決して低くなく、仕掛けの存在に気づかずしばらく迷うこともあるが、それが本作の「世界を自ら切り開く」感覚を強めている。

    操作性やUI面でも、携帯機RPGとしての配慮が随所に見られる。どこでもセーブが可能であり、L・Rボタンによるスリープモードも搭載されているため、携帯機でのプレイスタイルに柔軟に対応している。L・Rボタンには任意のエナジーをショートカット登録でき、「ムーブ」や「リード」など頻繁に使うものを即座に呼び出せる仕組みは快適である。ボタン数の少なさゆえに枠が限られている点は惜しいが、当時のハード性能を踏まえれば十分工夫された仕様だ。さらに、探索中のエナジー消費量は控えめで、歩行によって自然回復する仕組みもあり、戦闘と探索のどちらにも支障が出ないよう設計されている。ダンジョンによってはエンカウントを発生させない構造もあり、パズルを集中して解けるようにするバランス調整も秀逸だ。

    ショップシステムも独自性がある。通常のアイテム販売に加え、売却した非売品が「掘り出し物」として再び購入できる仕組みがあり、これは一種の預かり所的な役割を果たしている。この仕様によって、プレイヤーが誤って貴重品を失うリスクを緩和している点は実に丁寧である。全体としてUIは直感的でテンポがよく、ボタン操作のレスポンスも良好。エナジーの活用と謎解きの設計、そして携帯機での遊びやすさを見事に両立させている。

    総じて本作は、RPGとしての骨太な謎解き要素とユーザビリティの両立が光るタイトルである。プレイヤーの観察力と発想を問う構成、操作性の快適さ、そして小さな画面に凝縮された緻密な世界設計が融合し、今なお古さを感じさせない完成度を誇っている。歯応えのある謎解きと戦略的な探索を求めるプレイヤーには、ぜひ一度体験してほしい作品である。

  • レビューアイコン アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月9日

    携帯機ならではの濃度で結晶化させた一作

    最初に心をつかまれたのは、戦闘の直前ではなく町歩きの最中でした。人の心を読む「リード」や、岩や柱を動かす「ムーブ」、水たまりを凍柱に変える「チルド」など、いわゆる魔法であるエナジーがダンジョンの仕掛け解きだけでなく日常の探索にも食い込んでいて、見えない道が「イマジン」で現れた瞬間に世界が一段広がる感覚が気持ちいいです。フィールドでの謎解きが一本道の添え物ではなく、小さな発見とショートカットが積み上がっていく作りで、ゲームボーイアドバンスの画面をのぞき込む自分の姿勢がいつの間にか前のめりになっていました。

    一方でバトルは、武器の必殺(アンリーシュ)が決まるかどうかのスリルと、精霊「ジン」をどう管理するかの計画性が同居しています。地・水・火・風のジンを仲間にセットしてクラスを上げるか、解き放って即効の技や補助を使うか、スタンバイさせた数で精霊召喚に繋ぐか――この三段構えのサイクルが独特で、強力な召喚を撃つために一度クラスを落とすリスクを取るか、それとも堅実に上位クラスを維持するか、毎ターンの判断が小気味よく悩ましいです。ジン自体の入手も、イベントの機転で見つけたり、フィールドで追いかけっこしたり、時にはバトルでねじ伏せたりと変化があり、コレクション欲を刺激します。武器の必殺発動を底上げする装備が限られているため、ビルド面でのレア掘りも自然と意識しますし、珍品が落ちるモンスターを狙って戦い続ける動機づけも強いです。

    物語は、錬金術という古代科学の封印が解かれつつある世界を舞台に、地のエナジストで剣士のロビンを中心とした若者たちが奔走する王道の冒険譚です。ハイディア村から始まり、灯台を巡る旅で水の治癒役メアリィや、希少な風の使い手イワン、火を操る幼なじみのジェラルドらが合流し、道中で出会う謎多きサテュロスやメナーディ、アレクス、そして過去に因縁を残すガルシアの存在が、単純な善悪では割り切れない大きな筋に緊張感を与えています。GBAらしい温かみのあるドットと、戦闘時のエフェクトが派手に積み重なる画づくりは今も色あせず、特に召喚演出の密度は携帯機の枠を越えた満足度です。フィールドの起伏や集落の暮らしが丁寧に描かれていて、たとえばスハーラ砂漠の向こうに“宝島”があるらしいといった噂話が、探索の指針として自然に心に残ります。名前変更の小ネタのような遊び心も随所にあり、世界の外側でニヤリとさせてくれました。

    通信ケーブルでの対戦や交換など1〜2人向けの要素は当時の文脈らしく、今プレイしてもメインのソロRPGとして完成度が高いです。価格や発売時期の話題を抜きにしても、エナジーで世界を“触る”手触り、ジンの大胆な運用が求められる駆け引き、そして錬金術の火が灯台を通じて世界に広がっていくスケール感が、プレイ体験の芯をしっかり作っています。探索とバトルと物語が三位一体で回るJRPGの楽しさを、携帯機ならではの濃度で結晶化させた一作だと感じました。まとめると、仕掛けの解き味とジン運用の戦術性、ドットと演出の温度が高水準で噛み合い、遊び終えた後に「続きがもっとほしい」と素直に思える、記憶に残る名作でした。

  • ★★★★★ 5.0

    流石はキャメロット様

    史上最高のRPG(私の中で)であるシャイニング・フォースIIIを製作されたキャメロット様によるGBA史上最高のRPG。
    シャイニングシリーズのファンの方には是非プレイして頂きたいです。喋らない主人公、はいorいいえの選択、シナリオ2へ続く所まであり、まるでシャイフォIIIをプレイしているようです。シミュレーションRPGではありませんが…
    内容も勿論素晴らしいです。世界観、エナジーによる謎解き、ジンシステム、どれをとっても非の打ち所の無い出来です。GBA初期の作品ですがグラフィック、サウンドのクオリティの高さは他の追随を許しません。謎解きやジンの収集が若干面倒で、攻略本無しにジンを全て発見するのは大変かもしれませんが、そこでイライラせずに楽しむ余裕を持てれば、この作品に欠点はありません。
    BGMや戦闘シーンを見てホーリィアークを思い出すのは私だけですかね…何か似てます。

  • ★★★★★ 5.0

    これはいい

    このソフトは以前購入してプレイし、売ったのですが、もう一度購入してしまいました。それほどおもしろいです。

    GBAでRPGと言えば、やっぱりポケモンや、FFシリーズが浮かんできますが、これも、RPGとしてとても良くできた作品です。

    ・超長編ストーリーと充実した内容。かなりやりこめるので、この一本で当分の間やっていけます。

    ・ものすごいグラフィックです。特に戦闘シーンはかなり迫力があります。ただ、少々ちらつきがあると思う人もいるかもしれません。

    ・今までと変わったバトルシステム。なかなか飽きません。

    ただ、自動画面が相当長いです。僕は待てません。でも、RPG慣れしてる人なら、普通だと思います。

    ・・・とまぁ、結果的にいいことたくさんなので、星5つにさせて頂きました。

  • ★★★★★ 5.0

    GBAと思えないクオリティの高さ

    GBAでこれだけのクオリティを生み出したキャメロット様には脱帽。
    グラフィックは綺麗だし、音楽はイベントの雰囲気が引き立っていて、なおかつ単体でも「いいな」と思える。
    特に戦闘シーンの作り込みは凄いです。『しょうかん』時のグラフィックに見入ってしまいました。

    もちろんそれだけではなく、RPGの王道ともいえるストーリー、そして『エナジー』を使った謎解き、
    どれをとっても(人によって様々でしょうが)面白いと断言できます。(褒めすぎでしょうか?)

    謎解き好きな方、音楽、グラフィック重視の方は買いです^^

  • ★★★★★ 5.0

    今更ながらおもしろさがわかった

    今更ですが熱中してプレイしています。購入したのはずいぶん前でしたが、ちょっとしかやっておらず、最序盤の神殿の所で止まっており、つまらないゲームだと感じていました。
    最近改めてやり直してみて、謎解きが分からなかったと言うより、エナジーというシステムがよく分かっていなかったのだと、気付きました。
    私と同じように最初の神殿で躓いたり、最初の部分でつまらないと感じてしまった方は、ぜひワールドマップに出るところまで、がんばってプレイしてみていただきたいです。
    会話がくどいと感じたり、イベントシーンが無駄に長いと感じる時もありました(「ドラクエ」や「ゼルダ」「MOTHER」などの名作たちが、いかに無駄なくしかも感動させる会話や演出で作られているかがわかる)が、だんだんそれも味として微笑ましくなってきました。
    エナジーやジンについて、まだまだちゃんと理解している自信はない私ですが、「このゲームはおもしろそう」というところまでは到達できたように思います。
    ほとんどいつでもどこでもセーブできる点、すぐにスリープモードにできる点なども、携帯ゲームとして配慮されており、ありがたいです。
    ゲームボーイミクロと共に持ち歩き、時間があれば楽しんでプレイしています。

  • ★★★★★ 5.0

    続編とセットでどうぞ。

    今作をプレイされるなら、是非続けて続編の『失われし時代』の方も
    プレイされるといいでしょう。
    どちらか片方だけですと中途半端に終わってしまいます。
    今作のデータを引き継ぐと色々と有利になる部分も多いので。

    GBAらしく、ダラダラと長くないお話が好印象でした。
    移動手段が徒歩しかないのに戸惑いましたが、行動範囲は広くないので
    あまり気になりませんし。
    重苦しくない展開も心地良かったです。
    何処でもセーブが出来る点も地味に便利でした。

    人の心を読める能力があるんですが、それが面白いです。
    本編に役立つ事はほとんどないんですが、つい町の人全てに使ってみて
    会話と本音のギャップを楽しむ事も出来ますよ。
    今までのゲームにない事だったので、とても新鮮でした。

    戦闘に関してはオートターゲットでないのは辛かったです。
    ターゲットが先に倒されると、後続は全て待機状態になるのは・・・。
    それさえなければ難易度も丁度良く、素晴らしかったんですけれど。

    全体的にあっさりとした作品でした。
    続編をやれば印象も変わると思いますが、純粋に面白い作品です。
    王道のRPGが好きな方はプレイして後悔する事はないでしょう。

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最終更新日:2025年11月9日 PR