ゲーム概要
任天堂より2003年4月25日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。人気シミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」シリーズGBA版第2弾。前作の約20年前が舞台。物語は大きく前半、後半に分かれており、前半の主人公はサカの少女剣士リン、後半の主人公はフェレ侯公子エリウッド。二人はそれぞれの敵を倒すため旅立ち、出会い、そして大きな陰謀の渦に飲み込まれていく。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
ファイアーエムブレム 烈火の剣
『ファイアーエムブレム 烈火の剣』は、個性豊かなキャラクターたちと、感情を揺さぶる重厚なストーリーが特徴のシミュレーションRPGです。舞台は前作『封印の剣』から約20年前のエレブ大陸で、プレイヤーは旅人としてリンという少女とエリウッドという少年に出会い、彼らと共に数々の戦いと冒険を繰り広げていきます。物語はそれぞれの立場から進行し、最終的に二人の物語が交差していく展開は、シリーズの中でも特に印象的です。
今作では「軍師システム」が新たに導入され、プレイヤー自身が登場人物として物語に関わることになります。軍師は旅の方針を決める役割を持ち、選択次第でシナリオが分岐することもあり、自分の判断が物語に影響する手ごたえを味わうことができます。また、新ジョブとして光魔法を操る「修道士」が登場し、育て方によってどのような上級職になるのかを考える楽しみも増しています。
戦闘面では、天候が戦局に影響を与える要素が追加され、雨や雪によってユニットの移動力が低下するなど、より戦略性の高い戦いが求められます。そのため、プレイヤーは地形や天候、味方の特性を考慮しながら、最適な行動を判断していかなければなりません。こうした環境要素が加わることで、マップごとの緊張感や臨場感が一層高まっています。
さらに、本作の魅力はストーリーの厚みにもあります。仲間たちとの出会いや別れ、戦いの中で芽生える絆が丁寧に描かれ、キャラクター一人ひとりにドラマが存在します。支援会話などを通して仲間の関係性が深まる仕組みも、シリーズの中でも特に印象的な要素です。
このゲームは、戦略性と物語性が見事に融合した完成度の高い作品です。プレイヤー自身が物語の一員として世界に関わる体験は非常に魅力的で、キャラクターへの愛着を感じながら戦い抜く楽しさがあります。シリーズ初心者にもベテランにも自信を持っておすすめできる傑作です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
前作『封印の剣』より20数年前を描く前日譚
シリーズ第7作にして海外初進出作という節目のタイトルであり、前作『封印の剣』より20数年前を描く前日譚だが、物語は単体で完結し前作未経験でも支障はない設計である。まず目につくのはゲーム全体のバランス調整で、命中率や三すくみ補正の見直し、斧の台頭、アーチャーの有用性向上などにより「避けゲー」的な偏りが緩和され、ほぼ全ユニットに出番が生まれている点だ。ソードマスターや狂戦士の必殺補正の適正化、遊牧騎兵の弱体化とスナイパーの存在感、盗賊の上級職アサシンと「瞬殺」導入、輸送隊マリナスの成長仕様など、細部の再設計が実戦の選択肢を広げている。
難易度面は初心者向けの易しめノーマルから、出撃数や経験値配分・敵編成まで変えて挑ませるハード、とりわけヘクトル編ハードの苛烈さに至るまで、幅のある曲線を実現している。勝利条件の多様化や最終ボスの大幅強化もあり、単に数値で殴るだけでは通用しない設計が好印象である。
物語面では国家間の大規模戦争を前面に出すのではなく、黒幕と「黒い牙」を巡る暗躍と個々の生死に焦点を当てた冒険活劇寄りの構成が特色で、敵側やモルフにもドラマを与える筆致が目立つ。リン編は軍師=プレイヤーとリンの出会いを起点に親切な導入を担い、続くエリウッド編で父の行方を追う旅が本筋となり、2周目以降のヘクトル編は専用章や敵構成の再編で視点差を明確化し、黒幕の過去や脇役の顛末まで掘り下げる。
支援会話は発生条件と分量が見直され、後日談分岐を含めキャラクター描写の厚みが増した。ボス同士の支援設定といった遊びもあり、戦場外の読み物としての満足度も高い。「軍師」システムは属性補正で全軍へわずかに影響し、直接戦わずとも戦略に関与する軽やかな匙加減が良い。進撃準備の「攻略占い」「相性占い」、店の品揃え事前確認、外伝・異伝の選択制、一枚絵やBGMの充実など、快適性と演出面の底上げも行き届いている。
本作は三主人公の視点切替と周回構造、緻密な難易度設計、支援会話と軍師システムの拡充、クラス/装備バランスの再設計が噛み合った完成度の高い一作である。ストーリーの独立性、三編構成、周回で広がる分岐、快適化と戦闘の練り込み――これらの特徴を踏まえ、キャラクタードラマと戦術思考を同時に味わいたい読者に強くプレイを勧める。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
物語・戦略・感情が一体となった珠玉のシミュレーションRPG
このゲームをプレイしてまず感じたのは、物語の構成の巧みさです。舞台はエレブ大陸。前半では草原の民・サカ出身の少女剣士リンが、祖国と家族に関わる運命へと導かれていく姿が描かれ、後半ではフェレ侯公子エリウッドが父の失踪を追う中で、世界を揺るがす陰謀に巻き込まれていきます。二人の物語はそれぞれの目的から始まり、やがて交わり、大きな歴史の流れへと繋がっていくのです。この二部構成の流れが見事で、遊んでいるうちに自分自身も彼らの成長や心の変化を自然に感じ取ることができました。
プレイヤーは単なる観客ではなく、物語の中で「軍師」として登場し、仲間に指示を出して戦いに挑みます。この設定が非常に秀逸で、キャラクターたちと共に戦っている実感が得られました。特に戦闘中のキャラクター同士の“支援会話”システムが印象的で、仲間の絆が深まることで攻撃力や命中率が上がるなど、友情や信頼が戦闘にも反映される点がとても魅力的です。会話イベントも豊富で、それぞれのキャラクターの個性や人間関係が丁寧に描かれており、戦場以外のドラマにも惹き込まれました。
シミュレーションRPGとしての戦略性も申し分なく、キャラクターごとの成長や相性を考慮しながら進める楽しさがあります。失敗すれば仲間が二度と戻らないという緊張感が常にあり、一手の判断に重みを感じます。それでも、シリーズ未経験者にも優しい設計で、操作説明が丁寧に組み込まれているため、マニュアルなしでもスムーズに遊べました。ゲームボーイアドバンスという限られたハードながら、ドット絵の表現や戦闘アニメーションは美しく、音楽も壮大で、物語を盛り上げる力を持っています。
リンの強さと優しさ、エリウッドの誠実さ、そして多くの仲間たちの絆を見届けながら、私は何度も胸が熱くなっています。キャラクターを育て、別れを経験し、再会を喜びながら進むその道のりは、まるで自分自身の旅のようです。
このゲームは、物語・戦略・感情が一体となった珠玉のシミュレーションRPGだと感じました。キャラクターを愛し、戦いに没頭し、エレブ大陸を駆け抜ける時間は、本当にかけがえのない体験でした。 -
★★★★★ 5.0
完璧に近い
画質 可愛いキャラ 大人のキャラ絵 快適な操作性
全要素に隙がなく遊びやすいです。
バトルシステムが良く細部まで設定されています。
鉄の剣、ファイアーから伝説の武器20ほど
クラスもソシアルナイトからアサシン 大賢者まで
能力も最初敵が5あたりから最終面では最強の能力と最強武器を持っています。
真っ直ぐな剣士 純粋な少女 主君に絶対の忠誠心を持つ竜騎士
魅力的仲間と仲間になりそうな敵の会話も感動します。
ちょっとシナリオや設定が出来過ぎに感じますが
割と本格的で自然な感じ 楽に入れます。
恐ろしい価格ですが、それだけの価値がある
初心者にも全ユーザーに自信を持って勧められます。 -
★★★★★ 5.0
とても安定した作品
僕がFEの中で始めてプレイした作品 それがこの「烈火の剣」でした
後に他の三作品をやってみて分かったのは この作品がとても安定している、ということです
これの前作に当たる「封印の剣」は従来のFEファンには満足な難易度のようですが
「封印」で初めてFEをプレイした友達はその難易度に挫折し、FEを見限ってしまいました
反面、他の友達にこの「烈火」を薦めてみた時は その友達は見事にハマってくれました
これを見て僕はこの作品の安定感を思い知りましたね
従来との違いは、どんなキャラクターでも育てれば強くなる、という点です
まあ、これには運の要素も入ってきますけれど…
難易度も、パラメーターに偏りが無くなり 敵増援も次のターンで動くようになりました
これらの要素により、FE初心者にはとても良い難易度に仕上がっていると思います
ストーリーの面でも、ただ本編を薦めるだけではなく
より他の味方キャラとの会話も増えて より感情移入しやすい作りになっています
支援会話を集めて、サイドストーリーを確かめるのも面白いです
無論、本編も いままでの作品とは異なった毛色の話となっています
「戦争」的な話から「冒険」的な話に変わっていますね
後にこの話は「封印」をより面白くするエッセンスにもなっており
先に「封印」をプレイするのでは味わえない面白さも持っています
僕がFEファンとなったきっかけとなった作品「烈火の剣」
従来の作品に馴染めなかった人も、初めての人もより楽しめる
そんな安定した名作だと、僕はそう思っています。 -
★★★★★ 5.0
初心者にも玄人にもお勧めの逸品
とにかくキャラが濃い
支援会話(近くにいた仲間との友好度で発生する掛け合い)がもの凄く充実して、製作者の気合が伺えます
敵も含めこのキャラはこういう性格、と明確に感じられ好感が持てるキャラが多いです
ストーリーも単純ではなく、かつての友と戦わねばならない場面などちょっとした切なさや悲しさがいい演出です
シミュレーションゲームとしてのバランスもすばらしい
難易度もチュートリアルからマニア向けの物が用意されておりますが、敵の配置などとても考えられているので、
イージーでもハードでもプレイしていて楽しいです
加えて上記の支援会話のコンプリートを目指してみると、仲間達の色々な面や
重要人物の意外な側面、真事実なども明らかになり何周でも楽しめる作りです。
問題といえばラスト付近での敵と、加入した仲間がぶっちっぎりで強く
バランスが壊れ気味ですが、その敵相手に通用する味方を育てるのもまた楽しみの一つです
これからファイヤーエムブレムを始めようという方にも最適
前作の封印の剣だけをプレイして「まぁこんなものか、、」と烈火の剣に触れてないという話を聞きますが、
そうならない様、ぜひ烈火の剣から始めていただきたい
本番はむしろこちらです
評価は最高の5です -
★★★★★ 5.0
FEは世界一好きなゲームです
初めて買ってみたFEですが、ものすごくハマってしまい何回やったか忘れました。何年もたってなくしてしまい、再度購入してプレイしました。とにかく魅力的なキャラがいっぱいで、特にルセアという身も心も美形なキャラに恋焦がれてしまうくらいでしたね(笑)他にもレイブァンはすごくかっこよくて男同士だけどルセアとお似合いで面白いし腐女子は大喜びですw
ラスやマシューやエルクやニルスやヒースやパント等かっこいいキャラがよりどりみどりで脇役にしておくのは惜しいような魅力的なユニットばかりで誰を使おうか迷うので何周もしていくらでも楽しめるのです。
もちろん女性キャラも可愛かったり綺麗でかっこよかったりして育てるのが楽しいです。
支援会話がすごい数なので、全部見るのは大変ですがいろんな組み合わせで支援させてみるとユニット一人一人に想像できないような過去がありドラマチックで感動してしまいます。
FE初めての私には難易度がちょうどよく、慣れてきたらわざと弱いキャラを使ってみたり闘技場の利用を控えたみたりしていろいろ工夫しました。
エリウッド編は楽でしたがヘクトルハードはありえないくらい難しくて未だにクリアできません。
上級者の方はヘクトルハードをプレイしたり闘技場を使わずにプレイしたりしてみて楽しめると思います。
このゲームをやってからすっかりFE大好きになってしまい、封印や聖魔もプレイしてそれからはFEのためにキューブやwiiや3DSを買いました。
アドバンスではこれが一番好きですね。封印もよかったけどいきなり増援が出現して襲ってくるのは反則としか思えませんし絵があまり綺麗じゃなかったような気がしました。
ロイよりもエリウッドの方がずっとかっこよかったし♪
とにかくルセアに会えるのはこのゲームだけなのでそれだけでも☆5ですね -
★★★★★ 5.0
前作と比較してみました
今回は、「初心者からコアユーザーまで楽しめる」が基本らしいですので、リン編(10章まで)はめちゃ簡単です。
まぁ、ノーマルモードではエリウッド編も簡単ですが。(初心者の方からすれば難しいんかな・・・?)
まだクリアしてない自分が思ったのは、今回ちょっとボリューム少なくないか?と思いました。リン編を抜いて考えると、20章ちょっとしかないわけで。封印は35あったわけですから。敵増援も少ないですし。
ハードだと改善されんのかな?
では、何故☆5つかと言うと、光魔法の必殺追加、終章の難易度アップ、支援のし易さ、会話・ストーリーの濃さ(紋章ほどとはいかないかもしれませんが)、敵の存在感とかが良いからです。(前作の問題点が結構改善されてます)
ただ、やっぱ???ボリュームは明らかに少ないのですが、それを加味しても☆5つでも妥当だと思います。
封印のボリュームで考えてると、ちょっと拍子抜けしてしまうかも。
でも、ハードはめっちゃむずいらしいので、その辺期待できますね(まだクリアしてないのにレビューしてすいません)。
昨今のゲーム会社は、結構初心者置いてきぼりみたいな感があったりすると思うのですが、任天堂のこの姿勢には拍手。
というわけで、ある意味万人にオススメできるのではないかと思います。安いので、お金に余裕のある方は買って損はしないと断言できます。コアなシミュレーション好きの方はぬるいと思われかねませんので、敬遠したほうがいいかもしれませんが・・・。
あと、前にも増してキャラが魅力的になった、という事を付ち?足しておきます(笑
萌えるのにも適任のゲームである、ということでもありますね(ぇ
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最終更新日:2025年11月9日 PR








