ゲーム概要
任天堂より2001年7月21日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたレースゲーム。40以上のコースを様々なアイテムやドリフト走行を駆使して、ドキドキワクワクのカーレースを楽しめる。キノコカップやフラワーカップなど4つの大会で全20コースに挑戦する「グランプリモード」をはじめ、昔なつかしいSF版の世界が楽しめる「おまけコース」などボリューム満点なゲームモードを搭載している。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
マリオカートアドバンス
『マリオカートアドバンス』は、マリオファミリーたちがカートに乗って競い合うレースゲームです。キャラクターは3つのタイプに分かれており、それぞれ性能や操作感が異なります。プレイヤーはそれぞれの特徴を活かしながら、コース上のアイテムを駆使してライバルを妨害したり、ドリフトを使いこなしてタイムを縮めたりと、レースの駆け引きを楽しむことができます。
ゲームモードは、ドライビングテクニックを磨いて自己ベストを更新していく「タイムトライアル」と、アイテムを使いながら勝利を目指す「VSモード」が中心です。どちらもスーパーファミコン版やニンテンドウ64版と同様の仕組みを引き継いでおり、シリーズの完成された操作性とレースバランスがしっかりと再現されています。ゲームボーイアドバンスという携帯機ながら、スピード感や手応えのあるドリフト操作はそのままで、携帯機でも本格的なレースが楽しめる点が素晴らしいです。
また、通信ケーブルを使えば最大4人での対戦が可能で、しかも1本のソフトがあれば友達同士ですぐに遊べるのが大きな魅力です。相手がどんなアイテムを持っているかわからない緊張感や、自分だけの画面で展開されるレースの臨場感が、据え置き機とはまた違った楽しさを生み出しています。さらに、ミニゲームも充実しており、ひとりでもみんなでも飽きずに遊べる内容になっています。
シリーズの魅力をそのままに、持ち運べる手軽さと通信対戦の楽しさを加えたこのゲームは、完成度の高いレースゲームです。テクニックを磨く喜びと、仲間との白熱したバトルの両方を味わえる、今なお色あせない魅力を持った一本だと思います。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
シリーズの原点的な遊びやすさと、独自の新要素を両立させた完成度の高い作品
本作は、シリーズ3作目にあたる作品であり、携帯機として初めて登場したタイトルである。ハード性能の都合上、ニンテンドウ64版のようなポリゴン描写は行えず、基本的なゲーム構成はスーパーファミコン版『スーパーマリオカート』をベースにしている。しかし、ただの移植にとどまらず、システム面での進化が随所に見られる。
本作の特徴の一つは、「マリオGP」にランク評価システムが導入された点である。これにより、単に全コース1位を目指すだけでなく、走行内容によって評価が変化するため、より緻密なプレイが求められるようになった。この仕組みは後のシリーズ作品にも継承されることになり、シリーズ史の中でも重要な転換点となっている。さらに「VS」モードでは、周回数やアイテムの有無、コインの有無などを細かく設定でき、特に「スタート時からトリプルキノコを所持」という独自要素は本作のみの仕様である。「フリーラン」モードも搭載されており、後の作品の一人用VSモードの原型といえる存在である。
また、コース数の多さも特筆に値する。通常の20コースに加え、スーパーファミコン版の20コースを「おまけコース」として収録しており、合計40コースという大ボリュームを誇る。これほどのコース数は、後年の『マリオカート8』DLCによってようやく更新されるまでシリーズ最多であった。さらにコインを100枚集めることで隠しコースが解放される仕組みがあり、クリア順位に関係なく出現する点が遊びやすい。
携帯機ならではの通信プレイも魅力で、マルチカートリッジだけでなく1カートリッジプレイにも対応している。分割画面ではなくそれぞれのプレイヤーが自分の画面で走るため、相手のアイテムが見えず、より駆け引きの緊張感が増している。一方で、1カートリッジ時の制約としてキャラクターがヨッシー固定となる点や、遊べるコースが限定される点は惜しい部分ではある。
ゲーム性の奥深さという点では、ショートカットの多さがシリーズの中でも際立っている。特にレインボーロードでは、加速状態でジャンプ台を連続して利用することで大幅な時間短縮が可能となるなど、テクニックを極めるほどタイムが劇的に縮まる構造になっている。ドリフトやミニターボの仕様も改良されており、エフェクトで発動を確認しやすくなっているのが快適である。キャラクター性能の個性も強く、軽量級から重量級までしっかりと差別化が図られている。特にドンキーの高ドリフト性能やルイージの極端な旋回性など、シリーズでも独自性のあるバランスが取られている。
COMの挙動についても改善され、従来のような理不尽な補正は控えめで、実際に順位争いをするような自然な動きを見せる。アイテム使用のタイミングにもキャラクターごとの傾向があり、戦略性を考える余地が広がっている。また、赤甲羅やトゲゾー甲羅を設置できるなど、本作独自の戦術的要素も面白い工夫である。
本作はシリーズの原点的な遊びやすさと、独自の新要素を両立させた完成度の高い作品である。多彩なモード、豊富なコース、通信対戦の手軽さなど、携帯機の限界を感じさせない充実ぶりで、シリーズファンはもちろん、レースゲーム初心者にも強くおすすめできる一作である。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月9日
これが携帯機でできるのか!
このゲームをプレイしてまず感じたのは、「これが携帯機でできるのか!」という驚きでした。スーパーファミコンやニンテンドウ64で楽しんだ「マリオカート」が、ゲームボーイアドバンスでここまで再現されているのは本当に感動的です。マリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、クッパなど、おなじみの8人が登場し、それぞれ軽量級・中量級・重量級の個性がしっかり感じられます。キャラクターごとに操作感が違い、コースとの相性を考えながら選ぶのが楽しかったです。
グランプリモードでは、キノコカップからサンダーカップまで4つの大会に分かれた全20コースを走ることができ、難易度が上がるごとにコーナリングやアイテムの駆け引きがより熱くなります。特に、ドリフトでのスピード調整がうまく決まったときの爽快感は格別でした。タイムトライアルではゴースト機能があるので、自分の限界に挑戦する遊び方ができ、0.01秒を縮めるたびに夢中になってしまいます。
また、通信プレイの完成度も高く、1カートリッジで友達と対戦できるのは当時としては革命的でした。相手の画面が見えない分、どんなアイテムを持っているのか分からない緊張感があって、勝負の駆け引きがさらに面白くなっています。バトルモードで風船を割り合う対戦は、笑いと叫びが絶えないほど盛り上がりました。
コース数の多さも魅力で、通常のコースに加えて、懐かしいスーパーファミコン版の「おまけコース」まで収録されているのが嬉しいポイントです。サンダーやトゲゾーこうらといったアイテムの使いどころを見極めることが勝敗を分ける要素になっていて、順位が低いほど強力なアイテムが出るため、最後まで逆転のチャンスがあるのもこのシリーズならではの魅力です。
全体として、このゲームは携帯機でありながら、シリーズの面白さを余すことなく詰め込んだ傑作だと思います。テンポの良いレース展開、手に汗握るアイテム戦、そして繰り返し遊びたくなる中毒性。持ち歩ける「マリオカート」として、いつでもどこでも熱いレースを楽しめる一本でした。遊び終えたあとも、「もう一回だけ!」とついリトライしたくなるほど夢中になれるゲームです。 -
★★★★★ 5.0
携帯機だけどさすがの出来
マリオカートシリーズ第3弾です。ゲームボーイアドバンス初期での発売となっていますが、マリオカートなので安定した面白さを誇っています。
良い点や特徴
・マリオカートを代表するシステムであるアイテムは健在。今作では甲羅を罠として設置したり、キノコの発射炎で甲羅を吹き飛ばしたりと64と同じアイテムながら新たな効果を得ているものがあり、対戦を盛り上げてくれる
・SFC版にあったコイン制度が復活している(コインは取ればとるほどスピードが上がり、コインが無いときに他のカートにぶつかるとスピンしてしまう。落ちたりスピンするとコインは減る)
・一定条件でSFC版の全てのコースを再現した裏グランプリが解放される。そのため、今作は表グランプリと裏グランプリ合わせて40コースと前作よりかなり多くなっている
・ショートカットの数がかなり多く、探すのが楽しいうえ一発逆転が楽しめる(ほとんどはキノコが必要)
・通信プレイは自分だけソフトを持っていても楽しめる。(ただし使用キャラはヨッシーのみ・ステージは1つ)
・今作で初まったランクシステムはやり込みに持って来い
やれることや隠し要素が増えたので、64に比べると1人プレイは若干難易度が上がっていて面白いです。特にSFC版を再現したコースは初めて出たときは「おおっ!」となりました。ショートカットは数が多いですが難しい物もあるのでタイムトライアル(前作のタイムアタックにあたる)も過去作以上に練習が必要でやり応えがあります。
悪い点(というより注意点)
・プレイヤーのグラフィックこそ64版と似ているが、コースは坂道等がない2D仕様
・隠しコースの出現条件は特別難しい訳ではないものの、ゲーム慣れしていない子供には厳しいかもしれません。
・レースゲーム全般に言えるが、ショートカットを知っている人と知らない人で差が出る。
しいて挙げるなら悪い点はこのくらいです。難易度の点は購入の際は注意してください。
独自のシステムを追加しつつマリオカートの楽しさは継承している良作です。対戦はもちろんのこと、やり込み要素もあって一人プレイも楽しいのでマリオカートシリーズが好きならばおすすめの作品です。 -
★★★★★ 5.0
手馴れたつくりで安心感抜群
多彩なコースを疾走し、優勝をめざそう。アイテムを駆使すればライバルの妨害が可能。カートリッジがひとつ用意できれば、
通信ケーブルを利用して4人対戦ができます。
相変わらず手馴れたつくりはツボを突いていて十分に楽しませてくれます。ほんとにグラフィックとかシステム、操作性などあ
らゆる面が携帯機とは思えないような丁寧な作りで感心させられる。よくぞ携帯機でここまで仕上げた任天堂の匠の技に
は頭が下がる思いです。対戦やタイムアタックなど燃える要素があって実に楽しいのだ。難易度的にも絶妙で誰でもが楽しめ
ると思う。やればやるほど上達するところも素晴らしい。ただなにか新しい要素みたいなものが欲しかったよね。 -
★★★★★ 5.0
このおもしろさ、ダテじゃない
スーファミのマリカーのグラフィック向上版みたいなイメージ。
ドリフトにくせがあり、ドリフト抜け直後の体制立て直しが難しい。
コースアウトしてばっかりだったが、ピーチ姫を使うとかなり操作しやすいことに気づいた。
自分はピーチでオール☆3とれた。
コースはアドバンス独自のコースが20、スーファミのリメイクコースが20で、当時のソフトとしては破格のボリュームを誇る。
スーファミ、64、DS、3DS そして本作をプレイしたが、本作が一番やってて楽しい。
もちろん欠点もある。
近づくとすぐ無敵になりだすライバルカー。
コインゼロでぶつかるとスピン。
2位だけやたら速い謎のCPU。
だけど、3DS版よりスピード感があり、トゲゾー甲羅も滅多にとんでこないので、楽しくプレイできた。
古いソフトなので中古なら500円くらいで売られているが、長く楽しめるソフトなので是非多くの人々にプレイしてほしい。そして、本作が3DS版のCPUの異常な気持ち悪さから解放された真のマリカーだと感じることができるだろう。 -
★★★★★ 5.0
手軽に楽しめる
マリオカートシリーズは初代から全作プレイしてきましたが、今でも時々プレイするのが今作です。
マリオカートシリーズは、シリーズものとはいえ、作品それぞれに手触り感、操作感などが異なると思います。私はこのアドバンス版の手触り感が最も好きで、たまに戻りたくなり、プレイしています。
全体的にサクサク操作でき、進行もサクサクとスムーズに進むように感じます。
操作性、キャラクター、コース、グラフィックなども、スーファミ〜64を経て、両方のいいところを、携帯機なりにできる範囲で詰め込んだ内容になっていると思います。
個人的に、ルイージやキノピオの声も、この辺りまでの声が好きだったりします。
マリオカートもシリーズが進むにつれ、車やタイヤを選べたり、海に潜ったり空を飛んだりするようになり、それはそれで楽しいのですが、このアドバンス版のお手軽感は今でもなかなかいいなと感じます。
空き時間にサクッとプレイできる、貴重なマリオカートだと思います。 -
★★★★★ 5.0
歯ごたえ抜群!!
今作はグラフィックが3Dではないことなどから、最近のマリオカートと同じ水準の面白さがあるのかどうか疑問に思っていたのですがそれは全くの杞憂であり、いざ触ってみれば感触がちゃんと「マリオカート」していて面白く、驚きました。
ただし個人的には、今作は最近のマリカーよりもずっと「難しい」です。
具体的に言うと、まず「ドリフト」や「ロケットスタート」の仕組みが今とは微妙に違いますし、そもそもの基本操作にもややコツが要るのでおそらく慣れが必要です。
さらに、
・基本的に道幅が狭くて相手とぶつかったり落下したりしやすい
・対戦相手(COM)が妙に強く、少しのミスですぐに最下位になりがち
・アイテムの種類や効果が限定的で、引きが良くても上手くなければ接戦は免れない
・コインを1枚も持っていない状態で他のカートとぶつかるとその度にクラッシュする
・5位以下は失格となり先に進めず、3回リトライしても4位以上が取れなければゲームオーバーになる
・おまけとは言えやり込み要素としての採点基準が異常に厳しい…
などなど挙げればどんどん出て来ますが、
このように最新作である8DXなどに比べとても歯応えのある仕上がりであり、実力が要求されるゲーマー向けなタイトルだと思います。
しかしゲームをしている時のしっかりした手応えや走行中の爽快感は変わらず、面白いと感じられましたし、難しい分クリアした時の達成感もひとしおでした。
レトロゲームに興味があってマリオカートが好きな人、最近のマリカーの難易度では物足りないという人なら買って損はないと思います!
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最終更新日:2025年11月9日 PR








