ゲーム概要
任天堂より2003年3月14日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたアクションRPG。「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」が、オリジナルストーリー「ゼルダの伝説 4つの剣」を加えて、GBAで登場。「神々のトライフォース」は、独自の様々なアレンジが追加。2Dでありながら高低差のあるステージを走る、押す、投げるなど、リンクの豊富な動きが戦闘から謎解きまで、バラエティにとんだ冒険が展開する。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーである任天堂様が権利を所有しています。
© 2003 任天堂 All Rights Reserved.
旅行・宿泊カタログギフト
「JTBありがとうプレミアム」[PR]
JTBが選んだ豊富なプランが満載の旅行カタログギフトです。3万円・5万円・7万円・10万円と価格帯も選べるので両親への記念日の贈り物や法人様の成約・周年・退職記念に喜ばれています。昔、好きなゲームを買ってくれた両親へ旅行をプレゼントしてみてはいかがですか?
レビュー
-
カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月6日
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』は、スーパーファミコンで高い評価を得た名作『神々のトライフォース』をゲームボーイアドバンス向けに移植し、新たに多人数プレイ専用の『4つの剣』を同時収録した作品です。携帯機でも壮大な冒険を楽しめるように作られており、シリーズの魅力をそのままに、遊びやすく調整されています。
舞台となるのは光と闇、2つの世界を持つハイラル王国です。光の世界での行動が闇の世界に影響するという独特の構造がプレイヤーに深い没入感を与え、謎解きの奥深さも健在です。プレイヤーはリンクとなり、2つの世界を行き来しながらゼルダ姫を救出するための冒険に挑みます。グラフィックやBGMは携帯機とは思えないほど美しく再現されており、オリジナル版の雰囲気を損なうことなく手軽に遊べるのが魅力です。
本作の最大の特徴は、2〜4人で協力して遊ぶことができる『4つの剣』モードです。通信ケーブルを使って仲間と一緒にプレイでき、協力しないと進めない仕掛けや複数人で力を合わせて倒す敵など、チームワークが攻略の鍵となります。さらに「マップ自動組替えシステム」により、毎回異なるマップでプレイできるため、同じステージでも新鮮な気持ちで楽しめます。友達同士で助け合いながら進む場面もあれば、ルピーの獲得数を競い合うような場面もあり、協力と競争が入り混じるユニークな楽しさがあります。
一方で、『4つの剣』はマルチプレイ専用のため、一人では遊べない点が少し残念に感じられます。しかし、仲間と集まってプレイしたときの盛り上がりは格別で、笑いと達成感が共有できる体験は他のゲームではなかなか味わえません。
『神々のトライフォース』の重厚なストーリーと謎解き、『4つの剣』のにぎやかな協力プレイ。この2つが1本で楽しめる本作は、シリーズファンはもちろん、初めてゼルダに触れる方にもおすすめです。懐かしさと新しさを同時に感じられる、まさに“ふたりでも、みんなでも楽しいゼルダの伝説”といえる作品です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月6日
懐かしさと新しさが見事に融合した一本
本作は、スーパーファミコンの名作『神々のトライフォース』を携帯機向けに再構築し、さらに新作『4つの剣』を同時収録した意欲的な作品である。リメイクという枠にとどまらず、シリーズの新たな方向性を提示した点で特筆に値する。
まず『神々のトライフォース』部分では、操作体系の最適化やセーブ周りの改善が行われ、携帯機としての利便性が大きく向上している。Bボタンでの剣攻撃やAボタンでのアイテム使用など、ボタン配置は直感的でプレイ感覚を損なわない。さらにセーブ後にそのまま続行できる仕様は、オリジナル版で不便とされた点を見事に解消している。また一部ダンジョンの調整や魔法力関連の改善によって、理不尽さが減り、遊びやすさが向上しているのも好印象だ。
一方で、GBA特有の解像度制限による視界の狭さや、ブーメランの射程低下などの細かな弱体化は見逃せない。ただし音源や演出の再現度は高く、SFC版の雰囲気を大きく損ねることはない。
賛否が分かれたのはリンクのボイス追加で、外見が大人びている一方、声が幼く感じられるため違和感を覚えるプレイヤーも少なくなかった。しかし総じて移植としては完成度が高く、携帯機での『神トラ』体験を十分に堪能できる出来となっている。
対して『4つの剣』はシリーズ初のマルチプレイ専用タイトルとして、全く異なる魅力を備えている。プレイヤーが協力し合いながらダンジョンを攻略していく構造は非常に新鮮であり、協力と競争が絶妙に混ざり合ったプレイ感覚が特徴だ。複数人でスイッチを押したり、ブロックを動かしたりといった協力要素は、物理的な連携を通してプレイヤー同士の一体感を生み出している。一方で、ルピー獲得数を競うシステムにより、協力のはずがいつの間にか競争になるという側面もあり、このバランスが人によって評価を分ける要因となっている。
問題はマルチ専用という点で、単独ではプレイできず、人数分のGBA・ケーブル・ROMが必要というハードルの高さが当時としてもかなり厳しかった。ボリュームも控えめで、4ステージ構成という短さはやや物足りなさを感じさせる。それでも複数人で集まって遊ぶ際の盛り上がりは格別であり、協力プレイの原点を示したタイトルとして価値は高い。
両作を連動させることで新ダンジョン「4つの剣の神殿」が解禁される仕掛けもあり、シリーズファンには嬉しい要素だ。これはクリア条件が厳しく、一人では到達不可能という設計が逆に挑戦欲を刺激する。
総じて本作は、懐かしさと新しさが見事に融合した一本である。オリジナルの完成度を受け継ぎつつ、マルチプレイによってゼルダの可能性を広げた意義は大きい。協力と競争の狭間で笑い合いながら進む「4つの剣」と、緻密な謎解きと冒険の魅力を凝縮した「神々のトライフォース」。どちらもシリーズの歴史を彩る重要な一章であり、今遊んでもその完成度は色褪せない。古き良きゼルダと仲間との冒険を味わいたいなら、ぜひ本作を手に取ってほしい。 -
★★★★★ 5.0
最高のシリーズ
ゼルダの伝説なら言うまでもなくまさに神の作品だ!この人生がこんな素敵なシリーズを見えてよかった
-
★★★★★ 5.0
こいつは名作!
私が小学生の頃によくプレイしていた「トライフォース」と、新作である「4つの剣」のカップリング作品です。「トライフォース」の方はGBAゆえの独特な操作を強いられますが、慣れてしまえば問題なし。再現性は非常に高いと思いますよ。SFC版をプレイされた方も、そうでない方にも広くオススメします!今のゲームにはなかなか見られない「ひらめき」による謎解き、ゼルダシリーズの原点がここにあります。
「4つの剣」ですが・・・購入当初、単なるおまけだろうと思ってました(笑)ところが、これが面白い!シリーズ初なんですよね、多人数でゼルダをするというのは。広大なフィールドを仲間同士で声を掛け合って走り回るのは新しい楽しさがあります。基本的には、「ゴールまでにたくさんルビー(宝石)を集めた人の勝ち」なのですが、みんなで協力して解く仕掛けが多く、抜け駆けがなかなかできません。仲間内で持っている人がいたら是非お試しを!
なお、この2つのゲームにはリンクしている所もあります。それらを探すのも今回の楽しみではないでしょうか? -
★★★★★ 5.0
名作
神々のトライフォースは昔スーパーファミコンでプレイしましたが、子供心に良くできたゲームだと思ったことを覚えています。それがアドバンスに移植され、いつでも気軽に遊べるということは嬉しい限りです。
ゲーム内容ですが、ストーリーは結構長く、ステージもたくさんあるので長く遊べると思います。頭を使うところも結構あり、ハートのかけら{何個か集めることにより、ハート(ライフ)が増えていく)}がどこにあるのか歩き回ったり、楽しみながらプレイできました。剣を振るときに声が出るところが追加されています。 -
★★★★★ 5.0
やっぱ神トラは最高傑作!
いやー懐かしい!!我が家からSFCが姿を消してから随分経つけどGBAで神トラ出してくれるなんて、やっぱ好きです任天堂。久しぶりにオープニングデモみて感動してしまいました。ゼルダも64とかGCでは3Dになってしまい、それはそれでしょうがないっつーか面白いんだけど、やっぱ僕は神トラみたいに上から見下ろす2次元画面のゼルダが一番好きですね。アクションのバランスも絶妙かつ操作感も気持ちいーし、謎解きも感心するほどよく練られていてクリアしたときの達成感は他のゲームではちょっと味わえない感覚だと思います。やったことない人はこのためにGBA買っても損はないと思いますので是非プレイしてみてください!!
-
★★★★★ 5.0
1つのソフトに2つの名作
「神々のトライフォース」といえば、あの衝撃的なCMが頭をよぎるSFC屈指の名作です。それが今回携帯ゲーム機でリメイク。
元々、神々のトライフォース自体かなり完成度が高く、それほど大胆に手が加わっているわけでもないので、単体でも楽しむものとしては充分。
一応簡単に神々のトライフォースのレビューをしておくと、本作は初代の流れを汲んだ見下ろし視点のゼルダです。
広大なマップ、それに見合う膨大なボリューム、美しい色合いのグラフィック、やりがいのある収集要素、そして操作性などどこを取っても高水準にまとまった良いゲーム。
マップの内容も城、森、村、河、山など多彩なうえ雰囲気もたっぷりで冒険している感が味わえます。
注意点はマップが広大すぎて、次の目的を見失った時どうしていいか分からなくなりがちなこと。本作はSFC版との相違点もありますが、これはそのまま。
SFC版との主な相違点は、リンク(主人公)にボイスがつくようになった事。多分時のオカリナの声です、これ。
それと新たなダンジョンも追加されています。条件があるため誰でも遊べるものではないのですが、いいダンジョンだったと思います。
そしてもう1本のゲーム「4つの剣」。こちらは完全な新作で、「神トラ」プレイヤーにとって気になるのはむしろこちらの方だと思います。
2〜4人の協力プレイが前提なので、1人で遊ぶことはできません。遊ぶには本作の所持者がもう1人必要。そして通信ケーブルも必要。
いきなり物語が始まり特にその後も目立ったストーリーはなく、ダンジョン以外に立ち寄る場所もありません。つまり、やる事のほとんどダンジョンクリアに集中しています。そしてダンジョンの数そのものも全部で4つとそれほど多くありません。
ですが、これらは協力プレイ型のゲームである以上仕方のない面もあります。複数人揃わないと遊べないゲームなのに「神トラ」並のボリュームを用意されたら、いつまでたってもクリアなんてできませんからね。
また、遊ぶ度にダンジョンの内容が変わる仕様になっているので、ダンジョン数自体は少なくても何度遊んでも新鮮な気持ちで楽しめるよう配慮されています。
遊ぶための準備がけっこう大変なのですが、実際に遊んでみると他のゼルダとは全く違う面白さがあるので準備が整うならぜひ遊んでみて下さい。協力しつつたまには抜け駆けしてしまうのもアリ。
不満点というか、残念だったのは前述した神トラの隠しダンジョンが、遊ぶための条件が「神々のトライフォース&4つの剣を両方クリア」であること。
つまり、1人で神トラを遊んでいるだけでは絶対にこの隠しダンジョンを楽しめません。前で述べたようにとてもいいダンジョンだったので勿体ない。
所々で2つの作品は連動しているので、可能なら「4つの剣」も遊んでみることをお勧めします。大回転切りもできますよ。
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
最終更新日:2025年11月6日 PR








