ゲーム概要
スクウェア・エニックスより2003年8月29日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたアクションRPG。シリーズの原点である『FF外伝 聖剣伝説』の壮大なストーリーをベースに、システム、イベント、グラフィック、全てをフルモデルチェンジ。ストーリーは、ヒーローとヒロイン2人の視点で進めることができ、目的の違う二人の旅は「聖剣」を巡り絡み合い、それそれの視点で語られていく。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2025年11月12日
新約 聖剣伝説
『新約 聖剣伝説』は、1991年に発売された初代『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』をベースに作られたシリーズ第5作目のアクションRPGです。絵本のように美しいグラフィックと丁寧な演出が特徴で、プレイしているだけで幻想的な世界に引き込まれていく感覚を味わえます。物語は剣闘士の少年とマナ族の少女という2人の主人公を中心に展開し、それぞれの視点から“マナ”をめぐる壮大な運命の物語が描かれます。二人の想いと運命が交差する展開は、プレイヤーの心を強く揺さぶります。
戦闘はストーリーモードからシームレスに移行するシステムが採用されており、テンポよくプレイできるのが魅力です。リングコマンドの操作性も改良され、アイテムや魔法の切り替えがよりスムーズになっています。また、フィールドの特徴を活かしたヒットアンドウェイの戦術や、アビリティ・必殺技などのアクション性も充実していて、戦い方を工夫する楽しさがあります。
さらに、ラビやサボテン君といったシリーズおなじみのキャラクターたちが登場し、物語に彩りを添えています。彼らの存在が、シリアスな物語の中にも温かみを与えてくれるのです。全体的に演出の質が高く、グラフィックや音楽、シナリオのすべてがリニューアルされており、原作を知る人も初めて触れる人も、新鮮な気持ちで楽しめる内容になっています。
このゲームは、懐かしさと新しさが見事に融合した作品です。マナの世界の美しさ、二人の主人公の絆、そして心に残る音楽が織りなす物語は、まさに感動の新たな旅へと誘ってくれます。シリーズのファンはもちろん、幻想的な冒険を求めるすべての人にぜひプレイしてほしい魅力的な作品です。 -
ジーティン
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2025年11月12日
『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』を基にしたリメイク
本作は、1991年のゲームボーイ作品『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』を基にしたリメイクであり、ブラウニーブラウンによって開発されたタイトルである。オリジナル開発チームが独立後に手掛けたという経緯も含め、単なるリメイクに留まらず、シリーズの再出発としての意義が込められた作品である。タイトルから「FF外伝」を外し、後期の『聖剣伝説』シリーズの要素を多く取り入れた点は、シリーズ全体の方向性を再定義する試みとも言える。
本作の特徴として、ヒーローとヒロインの2人を主人公として選択できる点が挙げられる。ヒロイン視点の物語が追加されたことで、新たな角度から伝説の物語を体験できるようになった。しかし、ヒロイン編は原作やヒーロー編の知識が前提とされており、単独では理解しづらい部分もある。登場人物の設定や展開が変更されているため、原作ファンからは「改変が多すぎる」との意見も少なくない。特に、かつて印象的だったシーンの削除や、チョコボ登場の廃止は象徴的で、原作との距離感を意識させられる要素である。
ゲームシステムにおいては、リングコマンドやジャンプなどの追加要素が導入されているが、使い勝手の面で必ずしも評価は高くない。特にリングコマンドは、『聖剣伝説2』『3』での快適さを期待したプレイヤーにとって、操作感が劣化した印象を与えてしまった。また、素材収集と装備強化のシステムは複雑で、攻略情報なしでは煩雑さを感じやすい設計となっている。一方で、戦闘バランスの調整やグラフィックの進化は確かな進歩が見られる。フルカラー化された美麗なビジュアルと、伊藤賢治氏による高品質なBGMアレンジは、ゲーム全体の完成度を高めている。
NPCの挙動やテンポ面での不満、セーブポイント制の不便さなど、細部での粗さは否めないが、詰みポイントの解消や追加イベントなど、現代的な改善も存在する。ウィリーの生存や一部キャラクターの再構築は、新たな物語解釈として評価する声もある。
総合的に見ると、本作はリメイク作品としての挑戦とリスクを併せ持ったタイトルである。原作の神話的な魅力を現代的な表現で再構築しようとした意欲は明確であり、その試みは一定の成果を上げている。シナリオ改変や操作面に不満が残るものの、美しいグラフィックと音楽、そしてシリーズの象徴であるマナの世界観は健在である。過去作を知るファンにとっては議論の余地のある作品だが、新しい解釈として受け入れれば、十分に楽しむ価値がある。懐かしさと新しさが同居する本作を、シリーズの再出発点としてぜひ一度体験してみることを勧めたい。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月12日
美しいグラフィックと懐かしさの融合
このゲームをプレイしてまず驚いたのは、その美しいグラフィックと懐かしさの融合です。もともと『FF外伝 聖剣伝説』として親しまれた作品が、全てにおいてフルモデルチェンジされていて、当時の記憶を持つプレイヤーでも新鮮な気持ちで楽しめます。ヒーローとヒロインの2人の視点で物語が進む構成は、同じ出来事を異なる立場から体験できるため、とてもドラマチックです。お互いの目的が違いながらも「聖剣」を巡って交わる展開には、思わず胸が熱くなっています。
バトルは、シリーズ伝統のヒット&アウェイがさらに進化しており、軽快な操作感の中に戦略性がしっかりあります。武器や魔法、必殺技を駆使するだけでなく、便利なリングコマンドがより使いやすくなっているのも印象的です。戦闘のテンポが良く、アクションRPGとしての爽快感が抜群でした。
そして何より、個性豊かなキャラクターたちが物語を鮮やかに彩ります。かつて世界を支配した男や、マナの樹を巡る伝説など、壮大な背景が丁寧に描かれていて、まるで神話を旅しているような気分になっています。伝説が再び目覚めるというテーマも、作品全体に神秘的な雰囲気を与えています。
総じてこのゲームは、懐かしさと新しさが見事に調和した作品です。原作への愛と現代的なリメイクの融合が感じられ、プレイし終えたあとには深い満足感と余韻が残りました。 -
★★★★ ★ 4.0
「1」を「LOM」風にリメイク。
この作品は聖剣シリーズ第一作のリメイクという事になっています。
シリーズのファンにはそれなりに楽しめる内容になっていると思います。
聖剣シリーズの要素の一つである「感動」もしっかり用意されているし、
ストーリー性では「2」に次ぐと個人的には思っています。
あとは、特にゲームバランスが崩れていると言う事もなくいつも通りですし、
携帯機としてのグラフィックに目を瞑る事が出来るならそれなりに楽しめます。
ただ、今ではゲーム業界も随分変化しエンターテイメントも溢れかえってるせいもあり、
公正な目で見るとセリフに陳腐さを覚えるかも知れません。
この辺は携帯機のクオリティと言わざるを得ないかもしれません。
また難点として、インタフェースが挙げられます。
大まかに、キャラ&世界観がLOM、戦闘システムが3寄り、インタフェースが2のような物になっている、
と表現すれば従来のファンには理解しやすいと思うんですが、
この「2」のインタフェースはリング式になっている訳ですが
特にこれは容量の関係か必要なコマンドを使用する為には(リングの)深い階層へ
何度も決定していかなければならなかったり、その割に(携帯機の性か)ショートカットは少ない、と
インタフェースに多少難がある感じです。
しかしながら一つの聖剣作品として十分に認められる作品と思うので、
ファンには是非プレイして欲しいし、オススメできる作品です。 -
★★★★ ★ 4.0
ものすごく王道でシンプルな良作
聖剣伝説シリーズはGB版を途中までやっただけなので、体感的にはほぼ初めてでした。
本筋はたまの謎解きで迷うこともありますが基本的には一本道で、概ね10時間ほどでストーリーはクリアできました。
街散策→一本道フィールド→街散策→一本道フィールド→・・・・という流れ。
ただ、それが決して不快ではなく、テンポが良いのでアニメを観ているような感じでした。
攻撃はAボタンのみというシンプルさで、大きく異なる数種類の武器を切り替えながら進んでいき、その武器の使い分けがステージ攻略にも繋がってきます。最初は短調だなぁと思っていたけれど、実はけっこうやり込み要素も豊富。
ゼルダ神トラなどのスーファミ時代のゲームを彷彿とさせ、近年のグラフィックのすごい大作ゲームにはない懐かしさを感じます(笑)
賛否両論のある一作ですが、個人的には携帯機で気軽にこのレトロな雰囲気のアクションRPGを遊べるのはすごく良かったです。
残念な点は本当に1つ
ボスがかなり弱い!!どのボスも大きくて、当たり判定も大きく、ひたすらに攻撃連打していれば勝てます(笑)ボスからの攻撃もザコ敵の攻撃力と差がないので、ひたすら大きくて体力の多い"的"という感じです。
道具の準備しないままボスに出会い、ヤバいかなと思っても、全部あっさり勝てました。
道中のザコ敵に囲まれるほうが辛い(笑)
もし雰囲気が気になるようであれば、安いので買っても良いかなというものです。 -
★★★★ ★ 4.0
GBとは別物だがこれはこれでおもしろかった。
悪評が多いので助け船を出す意味でも書きますがw
自分は他の方の悪評ほどストーリーやシステムの改悪だとは思いませんでした。
むしろ細かい説明や人物の顔がはっきり表示されること、(GB版は誰が誰だかよくわからない;)
ヒロインでもプレイできる(ヒーローと別れたシーンでヒロインが何をしていたかわかる)
などで理解度が深まったのもおもしろかったです。
言うまでも無くグラフィックはきれいだしやりこみ要素は大幅に増えてるし。
良くなった点は多いと思います。
それでも悪評が多いのはGB版への思い入れが強すぎるからではないかと思います。
確かに「あの名作をきれいなグラフィックでもう一度プレイできる」と思ってやるとがっかりするでしょう。。。
良い点
・バトルシステムが聖剣シリーズの良いとこどりみたいな感じでやりやすい。
・ボスの攻撃がGB版よりは単調ではなくなったので、倒した達成感がある。
・GB版との微妙な違いを探すのが楽しい。(GB版とは違った演出で良いと思うとこもあった)
・ダンジョンの攻略が楽しくなった。
(GB版はひたすら同じような背景でいつの間にかループしててどこにいるのかわからなくなったりイラつく事が多かった。
・GB版での致命的なバグが無くなった。
(GB版はハマると最初からやり直しという有り得ないバグが
普通に進めてたら起こるようなのが2つあった。ちなみに自分はそれで2回最初からやり直した)
悪い点
・変えすぎ、削除しすぎだろと思うストーリーがあまりに多い。
・やりこみ要素が多い上に面倒なものが多いのでこだわってると本筋を楽しめない。
・上のやりこみ要素と少しかぶるが、レベルがGB版ほど簡単に上がらず、
更にキャラの強さがレベルと強い武器を買うだけではなくなった為、強くするのに非常に手間と時間がかかる。
その割にはリターンがしょぼい。
(そこまで強くしなくてもクリアはできるが。。。)
・LOMのサボテンとか収穫要素を盛り込んでいるが、あまり面白くない上に、攻略を見ないとうまくいかない。
・攻略を見ないと絶対わからないだろう隠し要素が多すぎる。もう少しヒントが欲しい。というか隠し要素やミニイベントそんなにいらない。
・聖剣シリーズ全部そうだが、NPCキャラがアホすぎる。場合によっては邪魔になる事すらある。(特にGB版は)
いろいろ不満はありますが、3Dになってしまった4よりはよっぽど楽しめると個人的には思います。(3D酔いするので;)
チルドレンズ、ヒーローズはこれからやる予定ですが、NDS専用で画面が小さいので目が痛くなるのが辛い;
初代、新約はGCのGBプレーヤーでやってます。
最後に、新約をやるならGB版はここが良かったのにと思うと楽しめませんよ。 -
★★★★★ 5.0
もう最高!
私は以前にこれの初期版をやりましたが、全く違います!
画質・操作・システムもこれまで以上に気に入りました。
まぁ、GBAソフトはやりやすいので、それにここまでのゲームがでるのは感動的です。
購入する事をオススメします。
悪かった点は、聖剣3・レジェントオブマナのように、戦闘前に武器を取り出すシーンですね。
あのシーンはうっとおしいのでやめてほしいです。
まぁ、色々な意見がでて、聖剣3よりは早めに切り捨てられていたのでこれも感動です。 -
★★★★★ 5.0
奥深くって、2度3度プレイしちゃいます♪
主人公が二人いて、どちらを選択するかで、若干プレイ内容が違ってきます。
なので、1度クリアしても違う視点から再度プレイすることが出来、結構面白いですよ♪
最初は、攻略本も何も見ないでプレイして、2度目のときに分からなかったことを本で調べてプレイしました。
サボテンちゃんの日記が可愛くって、どうしてもコンプリートしたくって、何度もプレイしてますが、全然飽きませんよ♪
私はサイコーに面白いと思います♪
女の子にも人気がありますよ♪
プレゼントにも良いかも知れませんねwww -
★★★★★ 5.0
ゆとり世代から最上級の讃辞を(ネタばれ
聖剣伝説シリーズは2からのファンでした。
しかし美しいグラフィックのゲームに慣れた目で今更白黒GBの一作目をプレイするのもがっかりするのが目に見えて…
と思っていた所にこれです。一言で表すならば、キタコレ!!
ファンタジー臭あふれるマナの設定、それをめぐるヒーローとヒロインのおはなし…
ヒーローは一度はヒロインを守れず失い、さらに大事な人をこの手にかけ、せっかく手に入れた仲間も失い、そうして成長してゆく…
ヒロインは生まれた境遇ゆえの苦しみを負い、最後にはあまりにも酷な運命を受け入れ…
いや正直、聖剣らしい王道すぎるくらいの王道RPGです。クッサイ話と言ってしまえばそれまでです。
しかしそれもまたイイ、むしろそれがイイ…それが僕のこのシリーズを大好きな点ですね。
ところでこの作品、当時の斬新さや感動がどれほどだったのか知りませんが初代好きにはウケが悪いようですね。
気になって各意見サイトやしまいには某氏の○る夫初代リメイクまで見てしまいました。
○○が死なない!○○がいない!などの指摘は…うーん、新約から見たので気にならなかったです。
むしろ前者はヒロイン視点には大事なファクターでしたし、なかったらヒロインの境遇さみしすぎ?
チョコボがどうとかって言うのは…FFじゃないんだから出てきたら逆に噴くわ!
○○○○のジャンプがどうこうっていうのは…待てそこつっこんじゃうの?往々にして、ムービーでは操作上ありえない動きをするじゃない。
思い出補正の力は偉大なようです。
僕は2やLOMが大好きですが、あれも見る人が見れば古くっさいシステムと話と絵なんだろうなあ(笑
でも今プレイしても楽しめちゃう不思議。オン世代だけの楽しみですね。
なんだかんだ長くなりましたが、聖剣シリーズだいすきです。
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最終更新日:2025年11月12日 PR










