ゲーム概要

任天堂より2003年6月20日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。大ヒットファミコンソフト『MOTHER』がGBAで復活。コピーライターとして有名な糸井重里氏が贈るストーリー性抜群の、いまだ根強い人気を誇るRPG。ごく普通の少年たちが冒険する意外性と斬新さは、色あせる事なく、当時プレイした大人も、『MOTHER』を知らない子供たちも共感できるゲームとなっている。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月4日

    MOTHER1+2

    『MOTHER1+2』は、1989年にファミコンで発売された『MOTHER』と、1994年のスーパーファミコン版『MOTHER2』をひとつにまとめたゲームボーイアドバンス向けの移植作品です。どちらの作品も当時から独特の世界観と温かいストーリーで高い評価を得ており、時を経てもなお多くのファンに愛され続けています。糸井重里氏がシナリオやゲームデザインなど、制作全般に関わったことでも知られており、その独特の感性が全編にわたって息づいています。

    このゲームの舞台は、剣や魔法の世界ではなく、現代のアメリカ風の町です。少年少女たちはバットやフライパン、ヘルメットなど身近な道具を武器にし、魔法の代わりに「PSI」と呼ばれる超能力を使って、宇宙人や奇妙なモンスターに立ち向かいます。どこか現実と地続きのようでいて、夢のような不思議さが漂う世界観がとても魅力的です。戦闘はコマンド選択式で進行しますが、『MOTHER2』では体力がドラムのように回転して減っていくシステムが採用されており、緊張感のある駆け引きを楽しめます。

    グラフィックはポップで可愛らしく、どこか絵本のような優しさがあります。しかし、見た目の愛らしさに反して、登場する人々のセリフには皮肉や風刺、そして深い優しさが込められています。軽妙なユーモアの中に、どこか胸に残る言葉があり、笑いながらも考えさせられる瞬間が多いです。プレイを重ねるほどに、世界の奥に潜むメッセージが見えてくるような感覚があり、それがこのシリーズの最大の魅力だと感じます。

    このゲームは、ただの懐かしさに頼る移植ではなく、いつの時代に遊んでも新鮮な驚きと温かさを届けてくれる作品です。ユーモアと感動が共存する世界で、自分だけの「MOTHERワールド」を体験できます。そんな唯一無二の魅力を持つ名作です。

  • レビューアイコン アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月4日

    子どものころの冒険心や想像力を思い出させてくれる作品

    このゲームを実際にプレイしてみて、まず感じたのは懐かしさと新鮮さが見事に同居しているということです。ファミコン版『MOTHER』とスーパーファミコン版『MOTHER2 ギーグの逆襲』の2作品が1本のGBAカートリッジに収録されているため、シリーズの原点から名作までを一気に体験できる贅沢さがあります。携帯機でこの世界観にどっぷり浸かれるというのは、当時プレイしていた人にとっても、初めて触れる世代にとっても嬉しい体験です。

    物語は、ごく普通の少年少女がアメリカの田舎町で繰り広げるちょっと不思議な冒険。モンスターとの戦いもどこかユーモラスで、温かみのあるセリフ回しや世界観に何度も心が動かされました。特に印象的なのは、物語の中で集めていく“メロディ”の存在です。音楽がストーリーの鍵になっており、耳で感じる体験がとても大きな意味を持ちます。ヘッドホンをつけてプレイすると、音のひとつひとつが心に沁み込み、旅の感動がより深まるように感じました。

    糸井重里氏がシナリオからゲームデザインまで深く関わっているだけあって、どのセリフにも独特の温もりと哲学が感じられます。「RPG」という枠に収まりきらない、人間らしさや優しさが詰まっており、単なるゲームを超えた体験ができました。奇抜さや笑いの中にも、ふと胸が熱くなる瞬間があるのがこのシリーズならではです。

    遊びながら、子どものころの冒険心や想像力を思い出させてくれる作品でした。派手な演出や複雑なシステムではなく、素朴さと優しさでプレイヤーの心を掴みます。このゲームは、時代を越えても決して色あせない魅力を持つ、心に残る名作だと感じました。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月4日

    ファミコン版『MOTHER』とスーパーファミコン版『MOTHER2』をセットで楽しめる

    本作は、ファミコン版『MOTHER』とスーパーファミコン版『MOTHER2』をセットで楽しめるGBA移植版である。もともと1989年と1994年に発売された両作品は、特に『MOTHER1』が入手困難となっていたため、携帯機で気軽に遊べるようになった点は当時の大きな魅力であった。さらに『MOTHER3』の開発再開と同時に発表されたことで、シリーズが再び動き出すというファンの期待を集めた。しかしGBAの性能的制約から、BGMや効果音などに劣化が見られ、完璧な移植とは言い難い部分も存在する。

    とはいえ、このタイトルで注目すべきは『MOTHER1』の改善点の多さである。オリジナルでは不便であったシステム周りが大幅に強化され、ボタンでのダッシュ移動、エンカウント率を下げるアイテム、マジカントでの預金引き出しなど、現代的な遊びやすさを備えている。国内版に存在しなかったエピローグの追加もあり、物語の余韻がより深くなった。さらに、敵出現エリアの可視化や一部マップ構造の調整によって、探索のテンポが向上している点も評価できる。バグ修正により裏技の多くは封印されたものの、一部では残存しており、当時のプレイヤーが感じた“遊びの余地”もわずかに残っているのが面白いところだ。

    一方で『MOTHER2』については、大きなシステム変更こそないが、テキストや表現の一部が時代や規制に合わせて修正されている。ロード時間がさらに短縮され、スリープ機能の追加など携帯機向けの調整も施されている点は快適だ。部屋の出入りなどもわずか1秒で切り替わるため、移動時のストレスはほとんどない。

    総じて本作は、シリーズ初期作品を手軽かつ快適に体験できる貴重な移植版である。特に『MOTHER1』の遊びやすさの向上は顕著で、オリジナルの味わいを損なうことなくプレイ感を刷新している。GBAという制約の中でも丁寧に調整された本作は、シリーズの原点を知りたい人にも、当時プレイした世代にも勧められる一作である。

  • ★★★★★ 5.0

    親の気持ち

    プレイしたのは6年ほど前、GBAのカセットなのに高騰化しており、5000ほどで買った。
    ストーリーは良かったので、後悔はしていない。
    Mother1は世界中に散らばった8つの音色を集めて、地球を襲ってくる異星人に聞かせるという話だったと思う。
    Mother2は1と比べて話も分かりやすく、親が子供を大切に思う気持ちが表現されていたので、非常に感動した。

    RPGにありがちな敵を倒すという発想ではなく、良心を目覚めさせるというのは良いと思った。また敵を倒してお金を得るというのではないのも良いと思った。

  • ★★★★★ 5.0

    長年渡る色あせないゲーム

    20歳そこそこだった私がふらりと立ち寄った中古ファミコン屋。糸井重里プロデュースとキムタクがCMしてたなぁ、確か。という記憶だけで何気に購入。FFやドラクエもやったこと無かったけど、安かったし、どうせ子供だましゲームだろうな〜と思い電源をON。

    ・・・なにこれ。身近にすぐあるような町作り、行く先々で出会う人、遠くから応援している両親への愛情。
    すぐ引き込まれる世界観。ありふれた日常からの旅立ち、別れ、出会い。
    時々ホロリとさせて、時に笑い、助け合い、最後に泣くという喜怒哀楽がたっぷりこめられてるんですよね。
    敵キャラも禍々しいものではなく、センスが光る敵も多く、憎めない。逆に愛着が沸いてきて、何度も倒したくなるキャラが盛りだくさん!
    長年愛され続ける理由はやってみると分かります!

    今でも大人気のどせいさんが可愛すぎる!
    これはグッズ欲しくなるくらい集めたい!

  • ★★★★★ 5.0

    大人は子供に、子供は大人になれるRPG

    わたしはこの「1+2」からマザーシリーズを知ってプレイした途中参加の者だが・・・・
    引き込まれるのにそう時間はかからなかった。自然とその世界観に溶け込めた不思議なゲームだ。
    人によってその差は違うかもしれないが、わたしは本当に自然と溶け込めた。
    本作独自のゲームシステムの数々も、制作側のセンスを感じるものが多く、流石だなと思う。

    [MOTHER1+2のMOTHER]

    ☆良い点☆
    1.シナリオ・マザーシリーズ特有の小ネタ・音楽等
    シナリオ等はプレイしている各個人に強烈に問いかけてくる物が多く、この点では既に初代の時点で完成していたと言える。
    人の心の中の国「マジカント」、最初に仲間にすることの出来る「フライングマン」の存在、要所要所に散りばめられている小ネタ、とても目立ち過ぎないけどでも心に響くBGM等・・・・
    何れも文句なしの出来である。

    2.全体的なゲーム周りの大幅改善
    FC版と比べ、キーレスポンス、ゲームテンポ、Lボタンによるダッシュなどゲーム周りが大きく改善されており、気持ちの良いプレイが出来るようになっている。

    ☆悪い点☆

    1.やはりとは思うが、かなり悪い戦闘面のゲームバランス
    敢えてそのままにしたという意味では評価できないわけではないのだが、PSIの強さが極端だったり、主人公1人の時に一撃必殺をかます敵が出てきたり、敵の中に凄く強いのがまじってたり、とにかく後半になるとまともに倒すのが困難な敵が殆ど等、当時のFCにしてももう少し頑張れたのではないかと思うゲームバランスだった。

    2.SEは2ほどではないが劣化している
    ただ不快に思うほどではない。

    [MOTHER1+2のMOTHER2]

    ☆良い点☆
    1.小ネタの種類やバリエーションが格段に上がっており、うまいことMOTHER2の雰囲気に一役買っている。ぶっちゃけわたしがMOTHER2を好きになった1番の理由はココ(笑)。グッズ説明がシリーズで一番濃いのがお気に入り。

    2.1で悪かった戦闘のゲームバランスの大幅改善、ドラムロール
    前作よりもかなり良くなった。PSIの強さもやや統一されている。HPもドラムロールシステムという独自のシステムで管理されていて、0になる前に回復して気絶を防ぐと言うシステムに独自性を感じる。

    3.ラスボス
    「今までのラスボスの中で最高のラスボスだと思うものは何か?」と答えるならば、私は迷い無しに本作のラスボスを選ぶ。あまり深くはここで語らないが、マザーシリーズにおける独自のセンスを最大限に引き出してラスボスと戦う、とだけ明記する。とにかくいろんな意味で本作のラスボスは凄まじいものがあるのだ。

    4.エンディング
    いろんな楽しみや魅力を持つ世界観であるが、それでも終わりはやってくる。世界観をどっぷり楽しめた時こそ、最終的に自分の場所へ戻っていく終わりの時は本当に悲しく、感動する。しかもあざとく泣きを押しつけるようなものは皆無で、本当に自然な「感動」を引き出してくれる。ここも大きな長所の1つだろう。

    ☆悪い点☆
    1.SE・BGMの質の劣化がSFCと比べとても酷過ぎる。
    かなり多くの方が述べられていたが、ここについては私も思う。ラスボスの最終形態の時は本当に(BGM的意味で)絶望した...

    2.バランスブレイカー級のアイテムが結構ある。
    どうしてもクリアできない人への救済措置とも考えることは可能だが、それにしてもやりすぎな性能のアイテムがある・・・・

    3.有用なバグが修正されたこと
    SFC版で有名な「壁抜けバグ」「ふしぎなキャンディバグ」など有用性のあるバグが修正され、できなくなった。これはこれで違った楽しみ方ができたのだが・・

    移植されたゲームということで、人によって好みは分かれるとは思う。だが、私の感想としては(BGM・SEを除けば)とても移植度が良く、気持ちいいプレイが出来ると言うことで☆5つを差し上げたい。

  • ★★★★★ 5.0

    面白いけど。。。

    1,2どちらも表面的にはアメリカ的なアットホームな世界観です。

    しかし時々ダークな描写や子供にだけわかる怖い表現があったりして、子供が遊ぶと2倍にも3倍にも楽しめる作品です。

    また、大人になって遊ぶとなんだか懐かしく、どこか切なくなる作品です。

    世界中でヒットしたポケモンはこの作品のリスペクトから生まれたそうです。「じてんしゃ」や「敵を殺さないRPG」「子供達が主役」などの要素は後の作品にも強い影響を与えました。

    かつて2だけアメリカで発売されたそうですが残念ながらまるで売れなかったそうです。個人的に2はラストがいま一つだった気がします。マザー的にはあれがベストの終わり方だったのかもしれませんが・・。今は攻略サイトなどがいくらでもあるので1が難しい、2はどこに行けばいいのかわからない、とか感じたら検索すれば全て解決するので、この価格ですしためらわずに購入した方がいいと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    どんな人でも、いつの世代でも、どんな時でも。

    僕の家はゲームが禁止で、みんながGBAでポケモンをしていたり、GCでエアライドをしているのをとても羨ましく思って見ていました。
    中学生になってお小遣いもある程度貰えるようになった頃、悪知恵が働き親に隠れてゲームをしてみよう!と思い立ち、主流ゲーム機がDSiとPSPになっている中、友人からボロボロのGBAを譲ってもらったのです。その時その友人はMOTHER1+2とその攻略本も一緒に譲ってくれました。一言「初めてのゲームはこれがいいよ」と。

    僕はポケモンすらロクにプレイしたことがないのにと心配しながらも、家に帰って自分の部屋でゲームを起動。順当に1から始めるとキャラの名前と一緒に好きな献立を聞かれるではありませんか!
    そこからはもうずっと衝撃の連続でした。動くスタンドと人形、動物と一緒に人間がモンスターとして現れる、ゴミ箱に仲間が居たりする、、、数え出すとキリがありません。
    特に、動物園の空虚な恐さ、クイーンマリー城、ホーリーローリーのBGM、アナとのダンスを始めて見た時の鳥肌ったらない。
    親にバレない時間でのプレイだった為、ラスボスのギーグ戦は夜中の三時に兄弟が寝てる中一人で机の電気だけ点けて闘っていました。恐ろしさと興奮と愛に飲み込まれ没入した感覚を今でも覚えています。

    勿論2にも数え切れない思い出があります。

    このMOTHERという作品は、RPGというジャンルのゲームでありながら舞台設定だけでなくゲーム内を構成しているもの全てが現実世界で体験できるような共感できるモノばかりで、世のどのゲームよりも生々しく"プレイヤー自身が"冒険をしているという感覚を味わえる作品だと思っています。糸井重里氏が手掛けた、ゲーム内のセリフたちにも愛と優しさが詰まっていて、歳を取るごとに、再プレイした時ごとに、違う意味合いを持って語りかけてきます。

    僕も大人になり、いろんなRPGをプレイしてきましたが、やっぱり世界で一番おもしろく、世界で一番リアリティのあって、どんな世代にも一度はプレイしてもらいたいゲームはこのMOTHERしか在り得ません。

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最終更新日:2025年11月4日 PR