タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis

Tactics Ogre Gaiden - The Knight of Lodis
★★★★★5.0(8件)
機種
ゲームボーイアドバンス (GBA)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
2001年6月21日
メーカー
任天堂
定価
4,800

ゲーム概要

任天堂より2001年6月21日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。『オウガバトルサーガ』の一作で、若き騎士が仲間との出会いと別れを経て、自らの信念と宿命に向き合う物語。立体的な地形を活かした戦闘が展開し、行動の選択が物語の行方を左右する。進化したシステムにより、戦略性とドラマ性がより深く融合。クエストモードでは本編の経験を活かした番外の冒険や対戦も楽しめる。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月7日

    タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis

    『タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis』は、名作として知られる『タクティクスオウガ』の流れを受け継ぎながら、新しい要素を数多く取り入れたシミュレーションRPGです。プレイヤーはローディス教国の若き騎士アルフォンスとなり、陰謀と戦乱に揺れるオウィス島でさまざまな仲間と出会いながら物語を進めていきます。戦闘は最大32×32マスで構成された3Dフィールドで行われ、地形や高低差を生かした戦略が重要になります。ユニットごとに異なる能力や職業を考慮しながら、武器や魔法を選んで戦うシステムは、シミュレーションRPGの醍醐味を存分に味わえる作りになっています。

    本作で特に印象的なのが、シリーズ初登場となる「勲章システム」です。戦闘中に特定の条件を満たすことで勲章を獲得でき、能力の上昇やクラスチェンジの条件が広がっていきます。プレイを重ねるごとにキャラクターが個性を増していく感覚があり、ただの戦略ゲームではなく、自分だけの部隊を育てる楽しみがあります。また、メインストーリー以外にも「クエストモード」が用意されており、条件付きのバトルでレアアイテムを入手できるなど、やり込み要素も豊富です。

    さらに、通信ケーブルを使った2人対戦やユニット・アイテム交換といった要素もあり、当時のゲームボーイアドバンス作品としては非常に多彩な遊び方ができました。携帯機ながらも戦略性の高さとボリュームを両立しており、短時間でもじっくりでも楽しめる設計です。

    このゲームは、重厚な物語と深い戦略性を兼ね備えた完成度の高い作品です。勲章による育成の幅、個性豊かなキャラクター、そして何度でも挑戦したくなる戦闘の奥深さが魅力で、シミュレーションRPGが好きな人にはぜひプレイしてほしい一本です。

  • レビューアイコン アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月7日

    シリーズの核を補完する重要な一章

    このゲームは、シリーズの魅力である重厚なストーリーと戦略性をさらに深化させた作品です。物語の舞台はガリシア大陸の西に位置するオウィス島。私はこの島で繰り広げられる戦乱と陰謀の中に引き込まれ、若き騎士アルフォンスの成長と葛藤をじっくりと見届けることになっています。前作『タクティクスオウガ』を知っていると、ローディス教国という“敵側”の視点で描かれるストーリー構成が新鮮で、シリーズ全体に奥行きを与えてくれると感じます。

    戦闘は高低差をはっきりと表現した3Dフィールド上で展開され、地形を生かした戦略がこれまで以上に重要になっています。敵との距離、位置関係、そして高低差による攻撃補正などを意識することで、まるでチェスのような緻密な駆け引きが楽しめました。グラフィックはGBA作品とは思えないほど丁寧で、ユニットのドット絵の表情や動きにもこだわりが感じられます。演出面でもBGMが素晴らしく、戦場の緊張感や物語の哀しみを効果的に引き立てています。

    システム面では前作をベースにしつつ、遊びやすさと戦略性の両立が図られています。ターン制のテンポは軽快で、戦闘中にユニットの行動を直感的に把握できました。キャラクター同士の支援効果や精神状態の可視化なども導入され、プレイヤーが状況をより正確に判断できるようになっています。また、仲間との出会いや別れが物語に深みを与えており、ただの戦略シミュレーションではなく、プレイヤー自身の感情も動かされるドラマ性がありました。

    さらにうれしかったのが、番外編の「クエストモード」です。本編で育てたキャラクターを使って挑戦できるこのモードでは、特殊な条件を満たして貴重なアイテムを入手することができ、気軽にやり込み要素を楽しめます。通信対戦にも対応しており、友人とのバトルではユニット育成の成果を試すことができました。GBAという携帯機でありながら、ここまで深い戦略体験ができるのは驚きです。

    実際に遊んでみて感じたのは、この作品が単なる外伝ではなく、シリーズの核を補完する重要な一章であるということです。物語の重厚さ、システムの完成度、そしてキャラクターの魅力が高いレベルで融合しており、戦略RPG好きなら必ず満足できると思います。このゲームは、心に残る戦場の物語と緻密な戦術を両方味わえる傑作です。遊び終えた後、静かに余韻が残るような、深く印象に残るゲームでした。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月7日

    前作の不満点を解消しながらも新たな試みを多数導入した完成度の高い外伝

    本作は、名作『タクティクスオウガ』の外伝に位置づけられるシミュレーションRPGであり、物語の時系列はオウガバトルサーガの中でも最古にあたる。プレイヤーは、ローディス教国の領国であるフェーリス公国の若き騎士アルフォンス・レーエルとして、教化政策によって支配下となったオウィス島に派遣され、数々の陰謀と葛藤に巻き込まれていく。この「敵国側の若者」を主人公とした視点転換は、従来のシリーズにおける善悪観を揺さぶるものであり、物語性の深さにおいても十分な重みを感じさせる。

    ゲームシステムは『TO』を踏襲しながらも、いくつもの改良と新要素が加わっている。まず大きな変更点としてウェイトターン制が廃止され、シンプルなターン制に一本化されたことが挙げられる。これによりテンポが向上し、戦略の流れを直感的に掴みやすくなった。また、MPが0からスタートしターン経過ごとに蓄積される仕様は、リソース管理の緊張感を高め、戦闘のリズムを独自のものにしている。さらに装備重量が移動力に影響する仕組みや、武器・防具に「攻撃力」「防御力」が明確に設定されたことで、ユニットの個性を活かす編成がより重要になった。

    勲章システムは本作の大きな特徴のひとつであり、プレイ中に特定の条件を満たすことで様々な能力補正やクラスチェンジ条件を得られる。『皆伝の書』や『小悪魔のささやき』のように個性的な効果を持つものが多く、デメリット付きのものすらキャラクターの個性を演出する役割を果たしている。条件達成時に通知が入る仕組みは現代で言う“実績解除”に近く、地味ながらモチベーションを維持させる仕掛けとなっている。また、メンタルゲージによって恐怖や支援の効果が視覚化された点も、戦術把握を容易にし、戦闘の理解度を高めている。

    戦闘面では、接近戦主体のクラスが強化され、特にナイトは攻撃力・耐久力・回復魔法を兼ね備える万能職として大幅に躍進した。一方で弓や忍者など、前作で突出していたクラスは適度に弱体化され、全体のバランスは飛躍的に改善されている。突出した最強職が存在しないため、プレイヤーの戦略眼がより問われる作りになっており、同時に多様な編成が成立する柔軟さも備える。

    クエストモードによるやりこみ要素や通信対戦・交換機能も充実しており、GBA作品としては非常に意欲的な構成である。ドット絵は職人的な精度を誇り、キャラクターごとに細やかなグラフィック差分が設けられている点も見逃せない。音楽面では崎元仁と岩田匡治のコンビによるBGMが秀逸で、GBA音源を駆使した荘厳なサウンドは、携帯機とは思えぬほどの臨場感を生み出している。

    総じて本作は、前作の不満点を解消しながらも新たな試みを多数導入した完成度の高い外伝である。緻密な戦略性、奥深い成長システム、そして重厚な物語が融合した本作は、シミュレーションRPGの黄金期を代表する一本といえるだろう。複雑ながらも快適に遊べるバランス設計と、勲章による達成感、そして魅力的なキャラクター群が揃った本作は、戦略ゲームを愛するすべてのプレイヤーにぜひ体験を勧めたい佳作である。

  • ★★★★★ 5.0

    僕にとってはキラーソフト

    これをやりたいがためにGBアドバンスを買った。期待通りだった。
    確かにFFタクティクスとタクティクスオウガ原作に比べると不満点はある。
    が、初めてクリアしたSRPGのFFタクティクスのようなSRPGをやりたいという当時の僕にとってはタクティクスオウガ原作は難しそうだったため、本作はベストバイだった。運命の輪が出る前の話だ。結局、運命の輪はラスボスまで何とか行って詰んだ。本作はクリア出来た。
    今、SRPGのトライアングルストラテジーやファイヤーエンブレムなどの作品が多く出回り、SRPGに再び注目が集まった今こそこういう作品もあったと知ってもらいたく今更ながらレビューした次第です。

  • ★★★★★ 5.0

    微妙なバランス

    とにかくプレイヤーを制約しないゲーム。
    頭を使ってもプレイできるが、使わなくても何とかなる。
    それぞれの考え方次第でいろいろなことが楽しめる。
    ただ、クエストモード中はセーブできないので、
    数分の暇つぶしには使えない。
    いつでもセーブできて暇つぶしには非常にいいが、ただの暇つぶしのつもりでやっていると、このクエストモードには手を出せないので注意。

  • ★★★★★ 5.0

    勲章集めが熱かった

    最初に驚いたのは、そのグラフィックの見易さです。キャラの立ち位置がマスで区切られているので、状況が把握しやすく、順調にゲームを進められます。オウガバトル自体初心者の私が言うから間違いありません。
    今回導入された、勲章システムにはハマりました。各ユニットが勲章を得るためには、あえて窮地においこまないと手に入らない勲章などもあり、やり応えがありました。私は燃えましたっっ。
    ストーリー運びも難しすぎず、簡単すぎずで丁度よかったと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    タクティクスオウガのやり込み派は、是非プレイしてみては

    大満足です。届いてすぐ、夜通しでやりこんでます。
    久々に、完全にのめり込んでしまいました。

    発売当時はそれほど気になる商品じゃなかったですが、(タクティクスオウガシリーズは当時からやりこんでましたが???)

    リメイク版の「運命の輪」を発売から現在までやりこんでいく中で、「あの時外伝買っておけばよかった」と後悔してました。

    他のレビューにもあった様に、ターン交代制ではありますが、
    慣れたら別に気にならないレベルです。
    (逆にアクティブタイム制より戦略的に難しい部分も出たので、これはこれでやり込み要素かと思います。)

    新品で、かつ状態も最上級。

    お陰で充実した年末年始になりそうです。

    ※以下は超やりこみ派の方向けの(説明書記載内容ぐらいに抑えて、ネタバレしない程度の)メモです。

    タクティクスシリーズお馴染みの
    「殺害数〜以上」「殺害数〜以下」の縛りが、外伝ならではの勲章システムと連動して、コンプリート目指そうとしたらかなりシビアになってました。
    最序盤から殺害数稼ぎすぎたら「クラスチェンジに必要な勲章あるのに、該当クラスに付けない」
    という悲劇が発生するので、ある程度クラスチェンジ自由に出来るまでは、捨て駒ユニット(パラメーターの上がりが悪いから除名処分するユニット)か、
    クラスチェンジ出来ないモンスターや亜人系ユニットで敵を殺害して、主力は「殺害数〜以下」の縛りクラスにチェンジして、クラスチェンジ枠が埋まるまで、殺害数稼ぐの我慢出来ればと感じました。

    他のタイトルにはない勲章システムが、やり込み派には堪らないかと思います。

    ※ネタバレ込み、2022年現在加筆
    上記した勲章集め、クリア後特典込みで、完クリしました(超しんどかったけど)
    具体的には、
    ・1週目でまず隠しエンディングまで進める
    ・2週目開始直後からタルタロス愛用の例の聖剣と最強の勲章をお土産に、1週目で時短攻略苦戦してたエリアを一気に蹂躙しまくる
    ・1章の分岐の時点で、このデータを元に双方のルートで蹂躙可能な状態にする
    ・主人公・龍・デネブ姐さんの3人が能力強化最強の勲章持参の上クリア

    以上の状態までやり込みが完了して燃え尽きました(苦笑)

    ...正直しんどかったですが、今から20年以上前の作品で、ここまでのやり込み出来る作品見つけたのは僥倖でした。

    攻略サイトではないので、具体的な「攻略」には触れませんが、マイナス要素の勲章避けながら強化のみ追求する縛りプレイは本当にしんどかったですが、

    超やり込み派にはお勧めします。

  • ★★★★★ 5.0

    もっと評価されてもいい重要な作品

    幾ら本編(オウガバトル7章)が名作とはいえ、何度も何度もリメイクして、
    その度に向上部分も見られるとはいえ、本筋は同じなので、
    SFC版の時点で既に何度もプレイしてきたファンとしては、正直飽き飽きしていた所、
    この作品が外伝とはいえ別ストーリーを与えてくれ、束の間でも乾きを満たすことができた功績は大変大きい。

    名作RPGシリーズの新作は、新機軸を盛り込もうと躍起になって、結果失敗しているものが多い。
    ファンが全く求めていない新機軸を、無理に盛り込む必要がどれほどあるのか、疑問である。
    本作は殆ど新しい試みを行うことをせず、その為大きな破綻もない作品に仕上がっている。
    こういう姿勢はむしろ、他の名作RPGシリーズにも見習ってくれと言いたい。

    上記のようなこともあって本作は消極的などと揶揄されるが、スクエニに移籍した主要開発チームのほうが余程消極的ではないのか。
    7章が名作といわれ支持されつづけているのに、おんぶにだっこしているだけではないのか。
    スクエニに移籍してまで、名作の焼き回しを生産しつづける価値は何処にあるのか。
    やはりファンが待ち望んでいるのは、1〜4章や8章、いや外伝でもいいので、新しいストーリーなのである。

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最終更新日:2025年11月7日 PR