ゲーム概要
スクウェア・エニックスより2003年11月14日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたアクションRPG。『ドラゴンクエスト』シリーズで超人気のモンスター“スライム”が主人公。Aボタンひとつの簡単操作で、スライムが飛んだり跳ねたり、ビヨーンと伸びたりする。スライムは頭になんでものせることができ、爆弾岩を投げつけて攻撃したり、見つけた仲間を頭の上に乗っけたりと不思議なアクションが満載。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月11日
スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団
『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』は、「ドラゴンクエスト」シリーズでおなじみのモンスター、スライムが主役を務めるアクションアドベンチャーゲームです。これまで敵として登場してきたスライムが、自らの仲間を救うために冒険へと旅立つという新しい視点の物語になっています。物語の舞台は、平和に暮らしていたスライムたちの世界。そこへ突如現れた謎の組織「しっぽ団」によって、スライムたちの平穏が奪われてしまいます。主人公のスライムは、仲間を助け出し、しっぽ団の正体とその目的を探るために立ち上がります。
本作の監修は堀井雄二氏、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏と、シリーズを支えるおなじみのスタッフが集結しています。これまでのコマンド式RPGとは異なり、シリーズ初のアクションアドベンチャーとして新しい試みに挑戦している点が大きな特徴です。操作はシンプルで、スライムがぴょんぴょん跳ねたり、伸びたり、泳いだりと自由自在に動き回る姿がとても愛らしく、見ているだけでも楽しい気分になります。柔らかい体を生かしたアクションは多彩で、スライムならではのユニークな動きを活かしたプレイ感が魅力的です。
特に印象的なのが、スライムの「なんでも頭に乗せる」能力です。仲間でも敵でもアイテムでも、頭に乗せて運んだり投げたりできるという独特のシステムが、本作ならではの面白さを生み出しています。単純なアクションに見えて、どうやって物を運ぶか、どの順番で進むかといった工夫が求められるため、プレイヤーの発想力も試されます。おなじみのドラキーやゴーレムといった敵モンスターたちも登場し、シリーズファンなら思わずニヤリとしてしまう演出も豊富です。
グラフィックはGAME BOY ADVANCEながら非常に丁寧に作られており、スライムたちがぷよぷよと動き回る姿は見ていて飽きません。BGMもすぎやまこういち氏らしい温かみと冒険感にあふれており、プレイを盛り上げてくれます。難易度も程よく、子どもから大人まで気軽に楽しめるバランスに仕上がっています。
本作の魅力は、かわいらしい見た目に反して意外と奥深いアクション性と、スライムたちの個性あふれる世界観です。操作するだけで楽しい感覚と、スライムという存在の新たな魅力を存分に味わえる作品となっています。シリーズファンはもちろん、アクションゲーム初心者にもおすすめできる、触っているだけで笑顔になれる一作です。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月11日
スライムを主役に据えた異色のアクションアドベンチャー
本作は、シリーズでおなじみのモンスター・スライムを主役に据えた異色のアクションアドベンチャーである。舞台となるスラバッカ島はスライム系のモンスターが平和に暮らす世界だが、突如としてももんじゃ率いる「しっぽ団」によって100匹のスライムが拉致され、主人公スラリンが彼らを救うために奮闘するという筋立てになっている。ストーリー自体は王道だが、ギャグ調の展開や敵キャラクターたちのどこか憎めない性格が、作品全体に独特の軽妙さを与えているのが印象的だ。
ゲームシステムは非常に完成度が高く、Aボタンと十字ボタンだけで多彩な動きを実現している。特に体当たり攻撃の「スラ・ストライク」は本作の肝であり、攻撃手段でありながら同時に物を運ぶというアクションにも直結する。スラリンは吹き飛ばした敵やアイテムを自動的にキャッチして最大3つまで背負うことができ、それらを利用してパズル的な仕掛けを解く場面もある。中盤で習得できる「スーパー・スラ・ストライク」によって破壊できる壁が増えるなど、進行に合わせた行動範囲の拡張も見事である。操作性は直感的で、初心者でもすぐ馴染める一方、終盤には敵の動きを読んで攻める戦略性も要求されるため、単調さを感じさせない構成になっている。
また、救出したスライムたちが送ってくるお礼の手紙にはそれぞれ個性があり、キャラクターの作り込みの細かさに感心させられる。助けた仲間が街に戻ることで町が発展し、資材を消費して建築物を増やす「まもの堂」のシステムは、救出行動に明確な成果を与えるものでモチベーション維持に大きく貢献している。こうした発展要素が単なるおまけではなく、プレイヤーの行動と結びついている点は評価に値する。
グラフィックはゲームボーイアドバンス作品の中でも突出しており、スライムの柔らかく弾むようなドットアニメーションは見ていて飽きない。背景も豊かで、温かみのある色調が世界観を支えている。音楽はすぎやまこういち氏が担当し、スライムたちの陽気さと冒険の緊張感を絶妙に表現している。特にボス戦の楽曲はシリーズファンなら耳を傾けずにはいられない出来だ。
さらに、本作は一人用の冒険にとどまらず、通信ケーブルを利用した4人対戦「スラみもりもりくいだおれウォーズ」も搭載しており、友人との競争プレイが可能だ。単純ながらも白熱する内容で、当時としては携帯機でのマルチプレイ体験の完成度が高かったといえる。ミニゲームも三種類用意され、どれも短時間で楽しめるうえ、記録を競う中毒性がある。
総じて本作は、可愛らしいビジュアルと直感的な操作性、そして細部まで作り込まれたアクション性を兼ね備えた完成度の高いタイトルである。ギャグと王道が絶妙に混ざった世界観、スライムというマスコットをここまで魅力的に描いた演出力は見事だ。シンプルながらも深みがあり、アクション初心者からシリーズファンまで幅広く楽しめる作品であるため、今からでもプレイする価値は十分にあると強く勧めたい。 -
アマチャ
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年11月11日
Aボタンひとつでスライムがぴょんぴょん跳ねる
このゲームは、スライムが主人公というだけで心が和むアクションアドベンチャーです。プレイを始めてまず感じたのは、Aボタンひとつでスライムがぴょんぴょん跳ねたり、ビヨーンと体を伸ばしたりする感覚の気持ちよさです。難しい操作がまったくなく、直感的に遊べるので、ゲームボーイアドバンスの時代ならではのシンプルな楽しさが詰まっています。頭の上に爆弾岩を乗せて敵に投げつけたり、捕まえた仲間を乗せて運んだりと、スライムならではの“のせる”アクションが独特で、遊んでいて思わず笑ってしまう場面も多かったです。
物語は、スライムたちがのんびり暮らす平和な町が、突然「しっぽ団」という謎の組織に襲われるところから始まります。破壊された町を見たときの喪失感と、仲間を助け出すために立ち上がるスライムのけなげさが印象的でした。敵のしっぽ団の目的が少しずつ明かされていく展開もテンポが良く、子ども向けながらも先が気になるストーリーでした。通信ケーブルを使った最大4人での対戦プレイも白熱し、友達と笑いながら遊んだ時間は忘れられません。
全体を通して、かわいらしい見た目の裏に確かなアクション性と冒険心が詰まった作品だと感じました。スライムの柔らかい動きやコミカルな世界観に癒やされながらも、しっかりとやりごたえがあります。遊び終えたあとには、「スライムってこんなに頼もしいんだ」と思えるほど愛着が湧きました。シンプルながらも奥深く、温かみのある名作だと心から思います。 -
★★★★★ 5.0
アクションゲームの名作
クリアまでの総プレイ時間は約10時間強。攻略情報は見ずにプレイしました。
賛否両論あるようですが、個人的には大好きな一本です。
シンプルだけど奥が深く、プレイしていて純粋に楽しいです。難易度はやや低めですが、アクションゲームとして非常にバランスがいいと思います。
そしてその優れたアクションゲームが"スライム"という独特でかわいいキャラクターと組み合わさることで相乗効果が生まれ、全体としてとても楽しいゲームに仕上がっています。10時間程度で終わるのも手ごろで良いと思いました。
唯一ケチをつけるとしたら、5800円という価格です。4800円くらいが適正価格ではないでしょうか。小中学生のお小遣いで買うには少し高いと思うし、子供を持つ親から見てもこのくらいだと手が出しやすいと思います。
いずれにしても良いゲームであることは間違いありません。アクションゲーム好き、スライム好きの方はぜひプレイしてみてください。 -
★★★★★ 5.0
プリミティブな面白さ!
歴代ドラゴンクエストのファンである私はこのゲームを購入した最初の動機はあくまでお付あい程度でした…
しかし、プレイ開始後5分で本気でどっぷりハマってしまいました。
面白いです!
その根底にあるのはやはり“行動における自由度の高さ”でしょうか。
通常の移動はもちろん、跳んだりはねたり、本当に飛んでみたり、物(や敵)を運んだり投げたり…
スライムがこれほど色々な行動が出来るとは正直意外でした。
それらの色々な行動も、基本的にボタン一つででき、ゲーム本来の手軽な楽しさを味わわせてくれました。
謎解きも充実しており、難易度も適切で、ミニゲームも多数あり、お得な一本だと思います。
…もしかしたら本編よりハマったかもしれません… -
★★★★★ 5.0
今やっても夢中になれる
これを初めてプレイしたのが発売当時の小学校の三年生でした。内容は攫われたスライム達100匹をしっぽ団から救うというオーソドックスなものです。最初はボロボロで行けるところも限られていた村がゲームを進めていく事によって綺麗になって行き、行ける場所も増え、仲間も増え、そして村にも魔物が仲間として増えていくという少しづつの積み重ねもとても面白いですね。アクションもシンブルで理不尽な程に強い敵も殆ど居ないのでサクサク進むし何よりステージ一つ一つの仕掛けが楽しくて魅力的です。壁画集めは通信をしないとコンプリート出来ないというと言う事とミニゲームがあんまり楽しくないという事を除けば凄くやり込みがいがあって何より時間を忘れてプレイ出来ます。20才を迎える今でも偶然隅から出てきたこのスラもりをまた一からやってますがまた当時の無心になって遊んでた小学生の頃のようなあの感覚で遊んでます。機会があればDSや3DSの続編もやってみたいです。
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★★★★★ 5.0
実に意外です(爆)。「もりもり」というタイトルに惑わされてはいけません!!!!
はっきり申し上げたいと思います。このゲームは評価が分かれると思います。「面白い」派と「なにこれ」派の二派にです。「なにこれ」派の方は、正直に買わない方が良いです。しかし、前者に多く属する、所謂、私のようなファミコンドラクエ2や3世代には、多分「スライムファン」が絶対多いと思います。あの、敵にして冒険の冒頭に勇者に立ちはだかる可憐な〜〜魔物、且つ、経験値稼ぎに四六時中探しまくった記憶がある「はぐれメタル(団体で現れたときの感動と感謝)」。常に、私のゲーム史に深く深く足跡を残したスライム。あのスライムを「自分で自由に動かす悦び」は意見が分かれるところでしょうが、私は、大卒であっても面白いと感じます(爆)。しかも、実を言うと私は「キャラバンハート」よりこちらのゲーム〜〜が面白いような気もします。兎に角、スライムファンには絶対に見過ごせないゲームですよ、これ!。メタルスライムやはぐれメタル、そしてスライムベスの登場が懸念されますが、これは絶対に売りません(笑)。そしてクリアーしてもまたいつかplayをしたくなるゲームの一つになることは間違いないと思います。
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★★★★★ 5.0
スライム好きには、本当にたまらないw
「スライム好きな方にはオススメ」と書いてあったので
購入してみました^^
とにかく可愛いです!やっぱりスライム好きな方には
お勧めだ!というのがプレイしてみて、尚更理解出来
ました♪♪
システムも斬新で(スライムが伸びて攻撃する所とかw)
操作は単純だけど、下手に動くとHPが減ってしまった
り、案外奥が深い所もあったり…
仲間を助けて、町に送って、その後自分も町に帰ったら、
町のちょっとした変化や仲間達との会話も楽しめるので
それも良い感じvv
ただ、見た目の印象で、
簡単だと思ってプレイすると案外難しいので、アクション
苦手な人は、ちょっと考えた方が良いのかもしれませんね?
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最終更新日:2025年11月11日 PR










