ゲーム概要

カプコンより2005年11月23日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたアクションRPG。熱斗の転校により、舞台は新たな町「才葉シティ」へと移り、物語は遂にクライマックスを迎える。パワーアップさせる新たなる力“獣化 (ビーストアウト)”や、リンクナビの様々な能力を駆使する新システム“クロスシステム”の搭載など、「ロックマンエグゼシリーズ」集大成とも言える今作は、今までのエグゼと一味違う。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2025年11月22日

    ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー

    『ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー』は、ネットワーク社会が当たり前になった近未来を舞台に、少年・光熱斗とネットナビ・ロックマン.EXEの活躍を描くアクションRPGです。人々がPETと呼ばれる携帯端末と、その中にいる疑似人格プログラム「ネットナビ」に生活の多くを委ねる一方で、ハッキングやウイルス被害、ネットテロが深刻化していくという世界観は、単なる子ども向け作品にとどまらない現実味があります。便利さと危険が表裏一体となったネット社会を背景に、少年と相棒が事件へ巻き込まれていく構図は王道でありながら、現実の私たちの暮らしにも通じるテーマ性を感じさせてくれます。

    ゲームとしての大きな特徴は、「現実世界」と「電脳世界」という二つの層を行き来しながら物語が進んでいく構造です。プレイヤーは現実世界で熱斗を操作し、町を歩いて人々と会話しつつ、さまざまな機械にPETを「プラグイン」してロックマンを電脳世界へ送ります。プラグインできる機器はパソコンやサーバーだけでなく、犬小屋型の防犯システムや壺型の空気清浄機などユニークなものも多く、「この機械にもネットワークがあるのか」と発見していく楽しさがあります。現実側で障害を取り除き、電脳側でウイルスや敵ナビと戦うという連携は、二人三脚で事件に立ち向かっている感覚を強く味わわせてくれます。

    バトルシステムは、縦3×横6のマス目で区切られたフィールド上を動き回りながら戦うアクションと、チップフォルダから選んだ「バトルチップ」を駆使する戦略性が合わさった独自のものです。ロックマンは自分の3列分のエリアを上下左右に移動し、敵の攻撃を避けつつ、ロックバスターやチップ攻撃で反撃します。パネルがひび割れたり穴になったりして地形が変化することで、ポジション取りにも気を配る必要があり、単純な撃ち合いに終わらない駆け引きが生まれています。チップにはアルファベットコードが設定されており、「同じ名前」か「同じコード」のものだけをまとめて使えるというルールがあるので、フォルダ構築の段階から「どう組めば連続して強力な攻撃を出せるか」「どの組み合わせならプログラムアドバンスにできるか」と考えるのがとても楽しいです。戦闘後は行動内容や時間によってバスティングレベルが評価され、高ランクだとより良いチップや報酬が手に入るため、ただ勝つだけでなく、素早くスマートに倒すことにもモチベーションが生まれます。

    また、キャラクターの魅力も見逃せません。ガキ大将タイプのデカオ、幼なじみのメイル、飛び級で編入してきたやいとといった友人たちは、それぞれ性格がはっきりしていて、会話イベントを通じて自然と愛着が湧いてきます。ライバルである炎山とネットナビ・ブルースの存在は物語を引き締め、敵組織WWWのメンバーも単なるモブではなく、シリーズを通して顔なじみになっていくキャラがいるなど、継続的に追いかけたくなる作りになっています。BGMもシリーズらしくクオリティが高く、秋原町の穏やかなテーマから、電脳世界のクールなトラック、ボス戦の緊張感ある楽曲まで、世界観とシーンにしっかり寄り添ったサウンドが印象に残ります。さらに、Lボタンひとつで次に向かうべき場所や現在の目的を教えてくれる親切設計のおかげで、久しぶりに再開したときでも迷子になりにくく、ストーリーをスムーズに追える点も遊びやすさを支えています。

    総合すると、このゲームは、ネットワーク社会を舞台にしたリアルでありながらわくわくする世界観、現実と電脳を行き来する二重構造のゲームデザイン、カードゲーム的なデッキ構築とアクションバトルが融合した戦闘システム、個性豊かなキャラクターと耳に残るBGMが高いレベルでまとまった作品です。チップを組み合わせて自分だけの戦い方を作り上げる楽しさ、短いエピソード単位でサクサク進むストーリーの心地よさ、そして熱斗とロックマンのコンビが見せる絆の物語は、今遊んでも色あせない魅力があります。戦略とアクションの両方を楽しみたい人はもちろん、ネット社会をテーマにした物語に惹かれる人にも、ぜひ触れてほしい一作です。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年11月22日

    成度の高いアクションRPG

    本作は、カードゲーム的な戦略性とアクション性を高次元で融合させたバトルシステムを軸に、シリーズの完成度を極限まで高めた一作である。縦3×横6のパネルで区切られた戦場を自在に駆け回り、チップフォルダから選択するバトルチップと無限弾数のロックバスターを使い分ける戦闘は、テンポの良さと判断力を同時に要求する設計であり、プログラムアドバンスの発動やコード調整の妙がプレイヤーの工夫を強く促す。敵との距離で連射性能が変化するバスターの特性、パネル破壊による地形変化、バスティングレベルに基づく報酬設計は、短時間の戦闘にも明確な達成感をもたらす。一方で、ゲームオーバー時の巻き戻し仕様は緊張感と引き換えに敷居の高さを残すが、こまめなセーブとフォルダ構築の最適化で克服可能であり、上達の実感が持続する設計である。

    シリーズならではの二層構造の世界観も健在で、現実世界の熱斗と電脳世界のロックマンが役割分担しながら事件解決へ至る展開は、操作の切り替えが物語とゲームプレイに有機的な連動を生む。プラグイン可能な端末の多彩さは探索の楽しみを拡張し、Lボタンによる目的提示は迷いにくい導線を提供するため、復帰プレイでも進行がスムーズである。エピソード構成はテレビアニメの一話分のような区切りで緩急が明確であり、リデザインされた歴代ナビの登場や個性豊かなキャラクター群が世界に親しみを与える。BGMはGBA音源と親和性の高いスタイリッシュな楽曲が多く、情景と緊張感を的確に後押ししており、シリーズのテーマ曲が複数作で再解釈される連続性も評価に値する。

    物語の基盤には、ネットワークが社会に深く浸透した近未来という設定が据えられ、利便性の陰で深刻化するサイバー犯罪という現実味のある問題意識が通底している。PETとネットナビという発明が生活を豊かにする一方、WWWの過激な犯行がもたらす被害は、単なる勧善懲悪に留まらない緊張を生む。電脳世界の無機質さと犯罪の生々しさは、シリーズ後期のポップな色合いと一線を画し、独自のリアリティを強めている。戦略性の高さと直感的な操作感、豊富なチップ収集によるデッキ構築の自由度は、低年齢層から熟練者まで広く支持される理由となっている。

    本作は近未来ネット社会を舞台にした緻密な世界観、二つの世界を跨ぐ構成美、洗練されたパネルバトルと奥深いチップ運用、耳に残る高品質BGMという強みを兼ね備えた完成度の高いアクションRPGである。緊張感ある戦闘と戦略構築の快感を味わいたいプレイヤーには、これらの特色を凝縮した一本として自信をもってプレイを勧めたい。

  • ★★★★★ 5.0

    ロックマンエグゼ6電脳獣ファルザー

    初めてのソフトを遊んだのは小学生の頃でした。友達に貸したら無くされてしまい、それ以来プレイしていませんでした。
    久しぶりにやりたくなり、購入に至りました。
    ストーリーとしてはなかなか楽しめました。ただ、クロスナビの二体の扱いが少し悪かったかなと思います。一応ストーリーには介入しますが、ナビの出番は確かなかったと思います。
    そして、少し残念だったのがラスボス、およびSPナビの弱さです
    今作の敵ナビやラスボスの強さは、シリーズ最弱かと思われます
    ですが、まだラスボスのSPとは戦っていないし、隠しボスとも戦っていないので言い切れませんが、ボス戦は甘いなと思いました
    獣化システムは演出がかっこいいし、ロックオンやチャージによる固有ワザ、FBなら地形の影響を一切受けないと、獣化は優秀です

    まとめると、クロスナビの出番が足りないし、敵ナビは弱いですが楽しめましたし、やり込みも沢山あるので、素晴らしいです

  • ★★★★★ 5.0

    過去作と比べて

    私はいとこの影響でいきなり6から始めました。
    そしてどハマりして5、4、3そしてDSのOSSとやりましたが、やはり6が一番でした。
    ゲームのバトル自体かなり安定していますし、5のような複雑さもなくかと言って簡単にクリアできたわけでもありません。
    また、バトルチップなどの玩具やアーケードゲームとも連動していてとにかくずっと遊べます。

    どっかのサイトでエグゼを作っていたスタッフはバラバラにいろんな会社に行ったりしていると聞きましたが、続編がやってみたいです。

  • ★★★★★ 5.0

    エグゼシリーズをやったことのある人はぜひ。

    自分はエグゼシリーズは1以外経験者なのですが.この6は長らく見送ってきました。
    ですが値段も500円と手頃だったので暇つぶしのつもりで買ってみました。
    プレイしてみて.まさかこのゲームで泣くとは思いませんでした。
    最後のエンディングに堪えきれず涙が溢れました。
    その理由は
    最後の切なさとエグゼシリーズがこれで終わりだという寂しさからだと思います。

    エグゼシリーズをプレイした事のある人.ぜひ騙されたと思って買ってみてください。
    きっと感動します。

    最後に

    エグゼシリーズに
    『ありがとう』

  • ★★★★★ 5.0

    ぜひ両方お試しを!!

    私は「ファルザー」と「グレイガ」の両方を選びました。

    そして両方やってみました。

    ファルザーはグレイガにはないおもしろさというものがあって、とってもおもしろかったです!(もちろんグレイガも)

    どっちを買おうか迷っている方には、両方買うことをオススメします!!

  • ★★★★★ 5.0

    最高

    前作である5は非常に難易度が高く、リベレートミッションはめんどくさいの一言で評価が低かったですが、6はかなり面白いです。
    対戦も絶妙なバランスでかなり白熱します。
    超オススメですね

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最終更新日:2025年11月22日 PR