ゲーム概要

任天堂より1993年6月6日にゲームボーイ用ソフトとして発売されたアクションRPG。シリーズ外伝的作品となっている。ガノンを倒してハイラルに平和を取り戻した主人公リンクが、旅の修業中に流れ着いた島を冒険していく。見下ろしタイプの画面や、アイテム交換が確認できるサブ画面などのシステムはそのまま使用している。他ゲームのキャラクターも登場するのも魅力で、思いがけない仕掛けが多数用意されている。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーである任天堂様が権利を所有しています。
© 1993 任天堂 All Rights Reserved.

旅行・宿泊カタログギフト
JTBありがとうプレミアム[PR]

JTBが選んだ豊富なプランが満載旅行カタログギフトです。3万円5万円7万円10万円と価格帯も選べるので両親への記念日の贈り物や法人様の成約・周年・退職記念に喜ばれています。昔、好きなゲームを買ってくれた両親へ旅行をプレゼントしてみてはいかがですか?

カタログギフトのハーモニック JTBありがとうプレミアム

レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年10月29日

    ゼルダの伝説 夢をみる島

    『ゼルダの伝説 夢をみる島』は、ガノンを倒して平和を取り戻した後のリンクが、修行の旅の途中で流れ着いた不思議な島「コホリント」を舞台に、新たな冒険へと挑むアクションアドベンチャー作品です。見下ろし型の視点やアイテムを割り当てるシステムなど、従来のシリーズの良さを残しつつ、携帯機ならではのシンプルで直感的な操作が実現されています。AボタンとBボタンに自由に装備を設定でき、盾を構えて敵を押し返したり、ロック鳥の羽でジャンプして障害物を飛び越えたりと、アクションの幅が広いことが大きな魅力です。アイテムの組み合わせによってはダッシュ攻撃やジャンプ回転斬りといった強力な技も使え、探索と戦闘の両面で工夫する楽しさがあります。

    物語はどこかコミカルな空気で始まり、マリオやカービィなど他作品のキャラクターがさりげなく登場する遊び心も満載です。しかし、冒険が進むにつれて島の秘密が少しずつ明かされていき、明るい雰囲気の裏に隠された切なさが浮かび上がります。ヒロインのマリンとの交流や、島の住民たちとの小さな会話が一つひとつ心に残り、結末へ向かう展開はプレイヤーに強い余韻を与えてくれます。短いテキストの中に濃いドラマが詰まっており、最後まで引き込まれる物語です。

    謎解きや収集要素もたっぷりで、広いフィールドを隅々まで探索する楽しさがあり、特に「ヒミツの貝殻」を探すやり込み要素が冒険をより味わい深いものにしています。音楽は携帯機作品とは思えないほど高いクオリティで、特に「かぜのさかなのうた」やタルタル山脈の曲は今も多くのファンに愛されています。

    ユニークなキャラクター、心に刺さるストーリー、そして遊ぶほどに発見があるゲームデザインを兼ね備えた『夢をみる島』は、シリーズの中でも特に印象深い名作です。明るさと切なさが交差する冒険は、きっとあなたの心にも忘れられない夢を残してくれます。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2025年10月29日

    展開はシリーズ随一の衝撃と切なさを残す

    本作は、携帯ゲーム機GB向けに作られたゼルダシリーズ初の本格アクションアドベンチャーであるにもかかわらず、SFC版『神々のトライフォース』に連なる物語性と、初代作を思わせるシンプルな操作性を両立している作品である。序盤は南国の島でのコミカルな雰囲気が漂い、任天堂タイトルのキャラクターを思わせる敵やイベントも存在するため、一見すると軽いノリの作品に見える。しかし物語を進めるほどその印象は覆され、島に隠された真実が明らかになっていく展開はシリーズ随一の衝撃と切なさを残す。主人公リンクは嵐に巻き込まれコホリント島へ流れ着き、マリンという少女に助けられる。失った剣を探す途中でフクロウが残す謎めいた言葉に導かれながら、「風のさかな」と島の運命をめぐる冒険へと踏み出す。やがて、島の住民や魔物たちの存在意義を知る時、プレイヤーは単なる勧善懲悪とは異なる苦悩を味わうことになる。

    ゲームシステムはAボタンとBボタンに剣や盾などのアイテムを割り当てて自由に使い分ける方式で、組み合わせによってダッシュ突きやジャンプ斬り、さらには裏技的な威力を持つ爆弾矢まで可能になる。盾を装備しなければ防御できないという一手間はあるが、直感的な使い勝手が向上しており、携帯機でありながら操作の幅は広い。さらにロック鳥の羽を使えば任意ジャンプが可能となり、回転斬りとの組み合わせで素早く敵に接近し攻撃できる爽快感は格別である。場所によってはサイドビューのアクションに切り替わり、『リンクの冒険』のような区間が挟まる変化に富んだ構成も魅力だ。ダンジョンの謎解きはしっかりと作り込まれ、フィールド探索の手応えも十分にある。「ヒミツの貝殻」の収集や、後にシリーズ定番となるわらしべイベントなど、寄り道の楽しさも盛り込まれている。

    限られた容量でもキャラクターの個性は際立っており、短いセリフの中に印象的なテキストや小ネタが多数仕込まれている。特にマリンは島のひとりの住人という立場ながら、イベントを通して強い存在感を放ち、多くのプレイヤーの心に残ったと言える。BGMも評価が高く、特に「かぜのさかなのうた」やタルタル山脈の曲は名曲として知られる。マルチエンディングを採用しており、一度も死亡せずにクリアするという条件によって結末が分岐する点は、物語への没入感をより高めている。

    アクションの手触り、探索の充実、記憶に残るキャラクターとドラマ、そしてGBという制約を逆手に取った練られたゲームデザインが詰まっている。コミカルな遊び心と切ない物語が同居する希有なゼルダであり、今なお色褪せない魅力を放つタイトルだ。直感的操作による多彩なアクション、密度の高い謎解き、個性豊かな島の住民、収集要素と寄り道、そして心に残るストーリーという特徴を備えた本作は、シリーズ経験者にも初心者にも強くプレイを勧めたい作品である。

  • ★★★★★ 5.0

    僕が夢をみる島で出会った少年の物語

    かなり私事なのですが、僕はこのゲームをプレイすると、エンディングに到達する前に必ず泣いてしまうのです。
    (もちろん、感動的なエンディングでも泣いてしまうのは言うまでもありません)

    このゲームの中盤あたりで、リンクは幽霊にとりつかれてしまいます。
    幽霊だけど彼はリンクになにか危害を加えるということは一切無く、ただ思い出の場所につれていってと頼むだけ。
    とはいえ、彼がいるとダンジョンにも入れないので仕方なく島のどこかにある、彼の思い出の場所を探すのですが・・・

    僕は家庭の事情から幾度も引っ越したり引き取られる先がかわったりする幼少時代を過ごしました。
    生まれ育った場所から遠く離れた町で数年を過ごしたある日、僕はずっと考えていた計画を実行に移しました。
    自転車こいで、一人で昔住んでいた家を見に行く!
    数時間かけて辿り着いたかつての「俺ンち」は空き家になってずいぶん経っていたようで、僕が住んでいた頃の
    賑やかさはもうありませんでした。でも、僕はそのとき生まれて初めて「懐かしい」という気持ちを言葉でなく
    心ではっきりと感じながら、長い帰路にむかって自転車を漕ぎだしました。

    お話がそれましたが、初プレイ時の幽霊のエピソードではその時の僕の気持ちが溢れるほどに蘇ってきて、
    ゲームボーイを手にしたままずっと泣いてしまいました。彼が心からの感謝を口にしながら彼の居場所へ去って
    いった後も涙はボロボロとこぼれ続けましたが、寂しいのにとてもさわやかな気分でした。
    思いがけない形で子供の頃の自分に再会させてくれたこのゲームのことを僕は一生忘れないでしょう。

    このゲームが多くの人にとって名作となっているのは、ゲームとしての完成度だけでなくコホリントの人々や
    そこでの出来事に思い出の中の自分自身を感じてしまうからではないでしょうか。
    永遠の名作と言われる、あのモノクロ映画のように・・・

  • ★★★★★ 5.0

    一年かけて自力でクリアした。

    当時、攻略本を見ずに一年くらいかけてクリアした。

    夜、電気をおとした真っ暗な部屋でゲームボーイライトでプレイするのが日課になっていたなあ。

    楽しみにしていた。
    スーファミ版が大好きだったから、フィールドの音楽を聞いたら、懐かしさでたまらなくなって泣きそうになったくらい。
    スーファミ版は攻略本を見ちゃったからね。これは何が何でも自力でクリアしようと半ばむきになってやっていたんだけど、やっぱり何回かつまることはあったなあ。

    それでも諦めず、時間をおいてからプレイしてみたりして、なんとか自力でやり切ったんだけどね。結局、一年くらいかかっちゃったんだけども。

    達成感がすごかったなあ。めちゃくちゃ自分で自分を誉めてあげたい気分になった。
    友達にも自慢したしね。ポカンとした顔をしていたけど。

    自分的にはこれが一番好きなゼルダかもしれない。思い入れのあるゲームだなあ。

  • ★★★★★ 5.0

    確か

    小2のときにやった気がする。
    俺の中で今までも、そしてこれからも決して揺らぐことのないNO1ゲームです

    だってこんなに遊びつくしたゲームはないもん。
    今でもほとんどのマップを頭の中に思い描くことができます(墓地周辺以外w)
    いい意味で狭かったよね、世界が。
    実際はモンスターだらけの怖い島のはずなのに、なぜかコホリント島と聞くととても暖かい気持ちになれるのは本当に不思議な感覚です。

    まだ無垢なときにこのゲームをやれて本当によかった。
    大人になってからだったらたぶんこの島もストーリーもそれほど好きにはなれていなかっただろう。その前に触れてすらいないだろうなw

    心に残った作品。結構ゲームやってきたつもりだけど、心に残るなんて作品はこれ以外見当たらない。ほんとDSに移植してほしいですねw

  • ★★★★★ 5.0

    謎解きが楽しい。

    セルダの伝説GB版です。
    アクションも良く出来ていますが、なんといってもこのゲームの一番の魅力はダンジョンでの冒険です。
    ダンジョンの謎解き・仕掛けがとても巧妙で良く考えれば突破でき、達成感に浸ることの出来るバランスが良く出来ています。
    ストーリーも良くてエンディングは感動しました。
    GBの限界まで性能を引き出している、丁寧に作りこまれた良作です。
    一度プレイしてみてください。

  • ★★★★★ 5.0

    名作、しかしえげつない遊び心がはいってる、でも名作

    ライトプレイヤー的にはトライフォースの次にやったゼルダで間違いは無い(キリッ

    謎解きの難易度はトライフォースよりだいぶ高いけど、
    別段無理というほどでもない、といっても、
    いちばんトライフォースと比べて進まなかった原因が、
    本作のダンジョンは基本的にクリア順が決まってる
    ところだったからかなと思います(こなみかん

    姉弟でちょいちょいやってて特に調べもせずに発見した
    本作の遊び心の多いこと、しかし、エンディングにまで刺さる遊び心の代償は
    胸打たれるものがあったでほんま(遠い目

※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。

ゲーム関連動画

ゼルダの伝説 夢をみる島の関連動画をユーチューブで探す

※画像をクリックするとYouTubeサイトへジャンプします。

ゲーム攻略サイト

大丈夫!ピコピコ大百科の攻略検索だよ!ゼルダの伝説 夢をみる島の攻略サイトをgoogleで探す
このゲームの攻略サイトを検索

※攻略本の画像をクリックするとGoogleで攻略サイトを検索します。

ゲームボーイ(GB)売上ランキング

最終更新日:2025年10月29日 PR