龍虎の拳2

レビュー

• ★★★★ ★ 4.0

  ここまで移植するとは

  格闘ゲーム龍虎の拳2のSFC版です。移植担当がワールドヒーローズ2を移植したザウルスだけあって、NEOGEOとのすさまじい容量差を感じさせまいとするスタッフの努力が見えます。
  
  龍虎の拳の特徴ともいえるズーム機能や会話シーン・ボーナスゲームが残っているだけでも素晴らしいです。また、CPU戦の難易度がスト2シリーズ程度に落ちていて遊びやすくなっているのも個人的にはストレスがたまらなくて良かったです(NEOGEO版ファンには余計なお世話かもしれませんが)。SEやBGMも少なすぎる容量にもかかわらずドルビーサラウンドの効果もあってか平常点です。さすがにNEOGEO版程の迫力やパターンもなく、あの龍虎音がないのは残念ですがこれは仕方がないといえるでしょう。しかも裏ワザで対戦限定ながらギースが使えるのでギースファンは必見です!
  
  当時のザウルススタッフが、何をカットし何を残しておけば龍虎の拳らしくなるかをキチンと理解しているのが伝わっています。先ほども言ったように敵が優しくなっているので、NEOGEO版プレイヤーでも多少新鮮にプレイできるかもしれません

• ★★★★ ★ 4.0

  SFC格闘ゲームとしては及第点

  前作が結構面白かったので続編はどうなのかと思って購入しました。
  アーケードの2はやった事がないので移植度は分かりませんがSFCではトップレベルの格闘ゲームです。
  
  前作で特徴的だったSEのカコーン!という音が無くなっていたのでちょっと爽快感が落ちた気もしますが、その分キャラクターも多くなってボリュームは上がったと思います。
  
  自分は対戦相手が居ないので対戦のバランスなどは分かりませんが前作同様良く出来たゲームだと感じました。

• ★★★★ ★ 4.0

  龍虎の拳 名物のSE(効果音)

  SFCにしては よく出来ています。
  
  少ない容量ながら(おそらく 32メガほど)
  (ネオジオ版は172メガ)
  
  開発したザウルスさんは、前作 龍虎の拳1 ワーヒー2をはじめ移植には定評がありました。
  操作性もよく、必殺技などのコマンドもアーケード版より出しやすくなっているように感じました。
  
  ボタンを長押しして『気力ゲージ』を溜めるのですが、アーケード版だと長押ししてからワンテンポおいて溜めモーションになるのに対し、SFC版は"長押しした直後" にすぐに溜めモーションになるのでテンポがいいです。
  
  それとSFC版は、入力受け付け時間が長いのか『龍虎乱舞』『覇王翔吼拳』などの超必殺技がすごく出やすくて感激しました。。。
  
  ボーナスステージの『気力鍛錬の行』『体力鍛錬の行』『超必殺技伝授』もちゃんと再現されています。　
  
  ただひとつだけ残念な部分は『龍虎の拳 名物のSE』、あの コォォォー!! とか カァァー!! っていう効果音
  
  前作の龍虎の拳1の移植では再現されていたのに、龍虎の拳2ではそれが無くなっていてすごく残念です。
  
  アーケード版の暫烈拳の ズドドドドド!!! っていう超迫力の打撃音はさすがにSFC版では無理なのはわかっていましたが、せめて前作にあった コォォォー!! っていうSE(効果音)だけは残しておいてほしかった。。。
  
  あの SE(効果音) があるのと無いのとでは "迫力と爽快感" が全然ちがってきます。
  それが 星一つ減らした理由です。
  とはいえ、カジュアルな操作感でものすごく遊びやすいのでおすすめかな
  
  まあ、現在 PS4 SWITCH で 800円程度でアーケード版をダウンロードできるのであえて数千円出してまでSFC版を買う人もいないと思うけど、SFC版アーケード版を両方をプレイして見比べてみるのもいいですよ^^
  
  2019年2月現在、中古でも以前に比べて価格が上がってきています。
  (箱説付きは 3?4千円 以上もする)ヤフオクでも数が少ない。

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