ゲーム概要
任天堂より1990年11月21日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたレースゲーム。F-ZEROシリーズの第一作目。回転・拡大・縮小表示機能を全面的に活用することにより、従来のラスタースクロールによる表現では不可能だった微妙なライン取りやショートカット、逆走など、戦略性と自由度の高いレースを実現した。様々なテクニックを駆使してコンマ01秒のタイム向上を図るタイムアタックの概念を定着させた。
レビュー
★★★★★5.0
最近また、はまっています
スーパーファミコン発売当時、こんなリアルな描写で奥に進むレースゲームなんて初めてだったと思う。
拡大縮小、回転機能を駆使したコースデザイン、ゲーム性は今でも色あせることは無い。
ターボを使うタイミング、ギリギリいっぱいを攻めるコーナリングとか、かなりはまってたが、最近Wiiのバーチャルコンソールで再び遊んでいます。
そして印象に残るBGMは続編でもアレンジされて受け継がれているくらいの名曲揃いばかり。
シリーズは全て遊んでいるけど思い出深いのはやはりコレですね。★★★★★5.0
最高最速のレースゲーム
SFCと同時に発売されたソフトのうちの一本。マリオという超大作と同時に発売されたのにも関わらず、マリオに負けず劣らずの人気を誇ったという伝説のゲームです。
良い点や特徴
・何より疾走感がすごい。一度やってみるとわかりますが、現代のレースゲームも顔負けです。
・機体のエネルギーの存在は一度死んだら終わりという緊張感を引き立たせている
・BGMは各曲に信者がいると言われるほど、どれも少ない容量を感じない疾走感のある曲にしあがっている
・アイテムは存在せず、自分の腕のみが試される
・長所短所がハッキリしている4台のマシン
・マップに自機しか表示されておらず、どれだけ速く走ろうがミスすると抜かされるため熱中必死
・タイムアタックはレースゲームの例にもれず熱い。
・近未来という世界観。コースにも地雷やジャンプ盤や磁力床等の近未来トラップが置かれている(マリオカートより発売は早い)
当時私はこのゲームが凄すぎたため、後に出たSFCレースゲームが貧弱に見えていました。それほどすごい作品なのです。
悪い点
・タイムアタックは一部のステージしか選べない
・対戦がない(容量が無いので仕方がないが)
この点が少し残念でした。しかしタイムアタックで選べるステージはどれも時間短縮の試行錯誤が熱いので問題ないです。また、一人プレイでもCPUが強いので非常に面白いです。★★★★★5.0
ゲーム機の進化を感じさせた歴史的名作
1990年の発売当時、リアルタイムでこのゲームを遊び、今でも時々何かの拍子に思い出しては遊んでいる。
当時、ファミコンばかりをやっていた自分がSFCに乗り換える際に選んだソフトは、マリオではなくこれだった。
理由としては、他にSFCを買った同級生が殆どマリオを購入していたからと言う実に捻くれた理由であったが、これが大正解だった。
ファミコン時代では絶対に不可能だった、圧倒的スピード感。そして浮遊感。
あたかも自分が本当のレースをやっているかのような圧倒的表現力に、目から鱗が落ちた。
兄と二人で、バカみたいにタイムアタックしたり、ネタプレイをしたり、実に楽しませてもらったゲームだった。
自分のゲーム人生に於いて、次世代機のパワーをまざまざと見せ付けられ、その凄さを体感させられたのは、PSのFF7のムービーと、このSFCのF-ZEROしかない。
このソフトをSFCのロンチソフトとして出した事により、SFCの成功は確約されたと言えよう。
このゲームが名作として多くのゲームファンに名前を挙げられるのは、当然の事なのである。★★★★★5.0
新作が出てほしい
SFCのマリオとともにロンチ作品。
私的にマリオよりハマりました。
また純粋なタイムアタックをやりこんだレースゲームはこのシリーズしかない。
それほどに楽しい。
最近Wiiでダウンロードして再びやってみたが面白い。
MUTE CITY時々BIG BLUEってコースをピンクでひたすら走っているだけだがコレがまたハマる。
音楽もよくて動画検索してみたらギターで弾いてる人もいて感動。
そういえばWiiでもDSでも最新作がでていないF-ZERO。
マリオカートが3DSで出たが、ぜひ3DSでF-ZEROがやりたい。3D機能はF-ZEROのためにあるような機能ですよ。★★★★★5.0
初代にして最高傑作!
ポリゴン全盛の3D表現が当たり前の中で育った世代の方には分からないでしょうが、スプライトのアニメーションという力技で3Dを表現していた当時、スーパーファミコンに搭載されたハードウエアによる拡大縮小回転機能をちょっと捻った使い方で表現されたF-ZEROの3D感覚というのは、本当に衝撃的だったんですよ。また、現在からすればチープな音源(それでもファミコン時代からすれば劇的にゴージャスなものになった)を逆手にとって作られたBGMはチープさ故に何とも言えない寂寥感、無機質感があって、それが故にゲームのフューチャー感をいっそう際立ったものにしていました。続編のF-ZEROが何作か作られましたが、違うんですよね。初代のF-ZEROの持つ雰囲気が全く継承されていないんですよ。まぁ、もし当時もっと表現力のあるハードウエアが存在していたら、任天堂の開発者はF-ZEROをうるさいロックミュージックをBGMにしたポリゴンバリバリのジェットコースターのようなゲームに仕立てていたのでしょうね(これって現在のF-ZEROですけどね)。それを考えると初代F-ZEROは様々な偶然が生み出した奇跡的な作品と言えるでしょう。初代F-ZEROが発売された1990年は、今と違って携帯電話すら無い時代でしたが、間違いなく現在よりも「未来」に近い時代でしたよ。皮肉なことにコンピュータグラフィックがリアルになればなるほど未来から遠ざかっていく感じを受けるのは私だけではありますまい。
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最終更新日:2021年6月23日