ゲーム概要

ポニーキャニオンより1993年10月29日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された将棋ゲーム。実際のプロ棋士5人(神吉宏充、林葉直子、小林健二、塚田泰明、谷川浩司)が登場、実写画像の顔グラと音声も用意されており色々なモードで実演してくれる。棋力判定をしてくれる詰め将棋、プロが実際に使っている戦術が学べる講座モード、指した手が好手かどうか採点してくれる、次の一手モードが用意されている。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    CPUがめちゃくちゃ弱い!だから超初心者にオススメ!!

    ゲームモードは5つ。いずれも「神吉宏充」「林葉直子」「小林健二」「塚田泰明」「谷川浩司」の5人それぞれに項目がわかれている。

    ●プロフィール
    5人の簡単な紹介。

    ●対局
    5人のプロ棋士(を模したCPU)と対局できる……のだが、弱い。とにかく弱いのだ、風林火山のCPUは。ファミコンの将棋ソフトより弱いんじゃないのかと疑ってしまうほどにどうしようもなく弱いのだが、逆にそれが超初心者にはちょうどいいのだから、需要と供給という点ではアリだ。ただ弱いだけなら全くホメられたものではないが、5人のCPUそれぞれに得意戦法があること(しかも鬼殺しや初手3六歩戦法など一般的な将棋ソフトが使ってこない戦法を使うところも面白い)、対局中に局面に応じてCPUキャラが表情を変えたりメッセージを表示すること(一部のメッセージは音声つき)により、人間らしさを感じるというかコンピュータ将棋特有の無機質感を薄めることに成功していると思うのだ。これと同じことをより高いレベルでやったのがGBAのヒカルの碁で、ヒカルの碁はBGMや演出が非常に素晴らしかった。風林火山はBGMやゲーム的な演出において特に見どころはない。

    ●次の一手
    5人の得意戦法に関する次の一手問題。ただし解説はなく、選んだ回答に点数が表示されるだけ。

    ●詰め将棋
    名前の通り、詰め将棋。

    ●講座
    5人の得意戦法を、ごくごく簡単に紹介している。あまり初心者向けとはいえない戦法もあるのでどうかなとは思うが、こういう講座自体、収録している将棋ソフトが当時は少なかった。

    このゲームは、将棋のルールを覚えてまだ間もない初心者が「将棋で勝つ楽しさ」を味わうのに向いていると思う。ようやくルールを覚えても、最初から負けてばかりだと面白さがわからないまま諦めてやめてしまうことになりかねないので、周りに同レベルの初心者がいない人にこれを紹介するといいかもしれない。

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最終更新日:2021年7月23日 PR