• 七ツ風の島物語|エニックス|セガサターン (SS)
  • 七ツ風の島物語|エニックス|セガサターン (SS)のゲーム画面
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ゲーム概要

エニックスより1997年11月27日にセガサターン用ソフトとして発売された。主人公である「竜人」を操作し、絵本のような架空の世界を歩き回る。ゲームデザイン・キャラクターデザイン・シナリオは、映画監督の肩書きも持つ雨宮慶太が務めた。絵本の中の世界「七ツ風の島」を舞台に、「黒い風」と言う島を荒らす謎の風の正体を突き止めて行くアドベンチャーRPG。「黒い風」の正体とは?そして島の真実とは?

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるエニックス様が権利を所有しています。
© 1997 エニックス All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    クリア後涙が止まらず朝まで泣き続けた心に突き刺さる名作

    雨宮慶太先生の美しく、穏やかな世界に隠された、悲しく残酷な真実と救いの物語。
    クリア後涙が止まらず朝まで泣き続け、数日間思い出しては泣き、思い出しては泣き。。
    忘れることのできない宝物のような一本です。

    風の匂い、土の匂い、木の幹の匂い、草の匂い、潮の香りを本当に感じられるような本当に丁寧に描かれた世界。
    音楽も最高です。
    これだけの名作でありながら、サターン末期でもあったからか販売本数は伸び悩み埋もれてしまいました。

    現実世界で、人生を歩む上で、心に負ったさまざまな傷にそっと絆創膏を貼ってくれるような、心に刺さってチクチクと痛い、とれない小さなとげをそっと抜いてくれるような、そんな作品です。
    操作性でマイナスという方もおられると思いますが、日常で常に走っている方はいませんよね。
    世界に入り込んで、実際に歩いているような気持ちでプレイしてみてください。
    今でもサターンは七ツ風専用機になっています。

    この物語に出てくるハサミネズミのキスケが主人公の『ガナパの手』という工作絵本も出ています。
    また、その他のキャラクターも雨宮慶太先生の画集『牙』などでチラホラ登場しています。

  • ★★★★ 4.0

    埋もれた大傑作

    知らず知らずのうちに誰かを傷つけている...取り返しのつかない事に対する悔悟と償いへの思いと癒し。決して派手なゲームではありませんし、ヒットしたゲームでもありませんが、多分、プレイした人の多くが涙したのでは無いでしょうか。
    当時メジャーだった某ネットフォーラム(懐)で、”普段、泣かない小学生の息子さんが、ゲームをしながらお父さんの膝の上で「おんおん」と号泣した」という書き込みがあったのを今でも覚えています。多分、その子はすごく大事な事をこのゲームから学んだのだと思います。
    世界観やストーリーの完成度が高く、大人はもちろんですが、今、子供達に体験して欲しいゲームです。全体評価を星4つにしたのは、ゲームとしては操作性があまりにも悪かったため。現在の新しいゲーム機でリメイクしてくれれば操作性も良くなるでしょうし、絶対売れると思うのですけど...。

  • ★★★★★ 5.0

    ゲームだと思うと腹が立つから(苦笑)

    これは私が今まで遊んだゲームの中で、だんとつのトップゲーム。
    ただし、タイトルどおり、これをゲームだと考えてはいけません。これは絵本なんです。セガサターンでしか読むことが出来ない絵本。それも大人のためのね。そう思って、ゆうるりとプレイしていただければ、この上もない癒し系ゲームかと。
    私的にはこれは究極のバーチャルリアリティだなあと感じますです。
    そして何やら懐かしい匂いとせつなさに胸キュン間違いなし。
    たぶん超マイナーゲームだろうと思うけど、プレステ2に移植して欲しい!
    だってセガサターン壊れちゃったんだもーん(涙)

  • ★★★★★ 5.0

    最高です。

    私が小学生の頃、父がこのゲームをプレゼントしてくれました。
    失ってしまった大切な何かを探す物語。
    幼稚園児の妹と、怖々、頭をひねりつつプレイしたのがいい思い出です。

    最終的には姉妹二人しておお泣きしてしまいました。
    成人した今でもたまに妹とプレイしてしまいます。
    のんびりプレイしたい方はぜひ。

  • ★★★★ 4.0

    シナリオに関しては特に筆者高評価です

    (ネタバレ少ししてます)
    キャラデザのセンス、個性素晴らしく。
    濃く、描き込まれており、媚びは少ないが、愛嬌がある。
    キャラによっては少し不気味だが、それ以上に愛おしい。
    例えば巨大な岩の赤ちゃん。
    泣き声やかましく巨大な体躯は恐ろしい反面、そういう容姿でありながら甘え性質だからこそ、ある種究極的なギャップ的魅力さえ醸し出す。(あくまで一例)
    世界感も濃ゆい。
    描き込まれ、文字通り絵本の中に迷いこんだら、そこがもうアドベンチャーともいうべき。
    ゲームにおける芸術、一つの到達点。
    しかし、唯一不親切極まる点。
    「次どこへいけばいい?」
    ヒントらしいヒント皆無。
    (奇しくも我心酔せり同ハードのADV、月華夢幻譚と同じ短所)
    長所語りに戻るが、脚本も真摯。原罪。贖罪。
    ただ、筆者の読解力不足か、ラスボスが救済されたか否か、約二十年、不明瞭だった。
    (悪い意味で倒したようにもみえ、いい意味で救ったようにもみえ)
    ゲー道さんというところの感想を見て、
    ようやくアップルキャンディ(仮称)さんが救われたと知る。
    最近までどっちか判然とせなんだ。
    しかし救われたなら感謝しかない。
    本作への不満はたったひとつ、前述したように、「次、どこいけばいいの?」しかない(たしか真夏にしらみつぶしでやけくそで頑張った)。
    ゲーム界最高峰の絵本アドベンチャー。
    実機リアルタイムでかの世界を旅行できた幸福に感謝しつつ、星四つで(当時ほぼ自力でクリアできました、そんな思い入れこみで)。
    追伸。
    聖剣伝説レジェンドオブマナ好きな方々は、これ多分好きでありますように。

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最終更新日:2021年5月20日 PR