ゲーム概要

セタより1999年5月20日にプレイステーション用ソフトとして発売された将棋ゲーム。数々のコンピュータ将棋選手権で優勝を果たした頭脳を持つ将棋ソフト『金沢将棋』が更に進化したゲームとなる。前作を凌ぐ棋力、スピードを実現している。プロ棋士が選定した指定局面を50局以上収録し、定跡の研究にも最適。自由な駒組みから対局できる盤面編集機能、詰めの技術を磨くことができる詰将棋解答機能など機能も充実している。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2022年11月21日

    対局を楽しむだけでなく、将棋の研究にも役立つ

    『金沢将棋 月』は、驚異の実力を誇る将棋思考プログラムの第一人者、金沢伸一郎氏の思考ルーチンを搭載した将棋ゲームです。
    徹底強化された思考ルーチンは、前作を上回る棋力と思考スピードを実現しています。
    コンピュータの強さを5段階、6種類の駒落設定を変更可能なので、将棋の入門者から有段者まで幅広く楽しむことができます。
    ゲームモードは、通常対局が楽しめる「対局室」、定跡研究に役立つ「指定局面対局」、詰将棋をコンピュータに解かせる「詰将棋」、自由に駒組みして対局できる「研究室」など、将棋ファンに便利なモードが搭載されています。

  • ★★★★ 4.0

    PS1の金沢将棋シリーズ最終作

    PS1(ぴーえすわん)で発売された将棋ソフトの中で、将棋プログラムに金沢伸一郎が開発した「金沢将棋」を搭載しているのは次の4本(と思われる)。

    金沢将棋’95/1995年4月発売
    対局将棋 極/1995年9月発売
    将棋 女流名人位戦/1995年12月発売
    金沢将棋 月/1999年5月発売

    「金沢将棋」は第3回、第4回、第5回、第6回、第9回コンピュータ将棋選手権優勝。第7回と第8回は準優勝という実力を持っている。「金沢将棋 月」はPS1の金沢将棋シリーズ最終作であり、棋力、思考速度ともにシリーズ中最強レベル。5つのメインメニューを紹介しよう。

    ■対局室
    コンピュータと対局できる。コンピュータの強さはレベル1から5の5段階。ハンデ選択可能。待ったあり。棋譜をメモリーカードに保存可能。最強レベル時の1手にかかる思考時間は1、2分前後。PS1の将棋ソフトの中では「最強 東大将棋2」の次に強い(と思う)。

    ■指定局面対局
    55の局面(戦型)から対局できる。定跡の勉強や苦手戦法の対策などに活用したい。PS1の将棋ソフトで同様のモードを搭載しているのはこれと「最強 東大将棋2」の2本だけ(と思う)。162の定跡を収録している「最強 東大将棋2」に比べると収録数は少ないが、それでも将棋の勉強には充分役立つ。

    ■研究室
    局面を自由に設定して、そこから対局できる。「最強 東大将棋2」にも同様の機能はある。

    ■詰将棋
    詰将棋問題を作成して、コンピュータに解かせる。問題は収録されていない。「最強 東大将棋2」はコンピュータに解かせる以外に詰将棋問題を243問収録している。

    ■環境設定
    駒文字や対局中のBGMの種類選択、棋譜読み上げの有無など。

    どのメニューも「最強 東大将棋2」に比べると劣ってしまうが、それでもPS1の将棋ソフトの中ではトップクラスの内容だと思う。

  • ★★★★ 4.0

    PS1で将棋したいなら

    PS1の将棋としてはトップクラス

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最終更新日:2022年11月21日 PR