ゲーム概要

アートディンクより1999年3月4日にプレイステーション用ソフトとして発売されたゴシックホラーシミュレーションゲーム。長き眠りより目覚めた狂気のヴァンパイア・デュランを倒すため、同じくヴァンパイアのクリストファになって戦う、19世紀ヨーロッパを舞台にしたゲームとなる。クリストファを操作して昼や夜の街を探索、人間を吸血し、自らの配下「ノスフェラトゥ」にすることで力を蓄え、強大なデュランに対抗しよう。

プレイ画面

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© 1999 アートディンク All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    ゴシックホラーの佳作

    このゲーム、人気なかったんでしょうか。私は面白かったので親戚と友人に配布しましたよ。
    確に難度が微妙でしたね。手間がかかるわりに失敗すると途中ゲームオーバーになるので、好きな人でないとつらいものがあります。当時、女性人気を二分していた映画俳優、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオに半分ずつ似ている主人公につられて、購入してしまった女性のゲーマーは悲鳴をあげていましたっけ。
    ヴィクトリア朝と産業革命、急速な社会の変革の中で、旧時代の象徴のような吸血鬼たちがどう暮らしていくか、という部分が細かくつくられていました。

  • ★★★★★ 5.0

    愛すべきクソゲー?

    マニアックなゲームかも知れませんがわたしは楽しみました。
    人間を吸血して仲間にしていくにあたり、親密度をどんどん上げていかないと効果が出ない――つまり昼間のうちに仕事場に押し掛けたり、話し相手になってあげたりするのがメインの作業になります。その街の人間それぞれの人生が垣間見え、いざ仲間にするという時にも、彼らの反応は本当に千差万別。…なんだかギャルゲーみたいです、やったことないけど。笑。
    敵側のしもべになった人間は、昼間に話しかけても口をきいてくれなくなるので、前日までは「また来いよ」だの「楽しかったわ」だの言ってくれていた人に無視されて悔しい思いをすることもあります。エピソードも途切れてしまうし。それだけに頑張って通い詰めることになるわけですが、一回のプレイで住人全員のエピソードを聞くのは無理なので、つい繰り返しプレイしてしまいます。
    昔のロンドンの仄暗い雰囲気が好きな人にはおすすめできると思います

  • ★★ ★★★ 2.0

    雰囲気を楽しめるなら…

    プレーヤーは吸血鬼となり、吸血を繰り返して下僕を増やして力を蓄え、敵対関係にある吸血鬼を倒すのが目的。
    昼は街の住民と会話をすることで吸血効率を左右する親密度を上げ、夜は吸血を行い仲間を増やす…この繰り返し。
    ステージは3つあるが、広さ・人口は変われど、する事は同じ。
    昼間は制限時間に追われながら、広いマップを人を求めて走り回り、ひたすらに会話。
    夜は吸血が済んでしまえば結構ヒマ…。下僕となったキャラに命令をすることもできるが、放っておいても自らも仲間を増やしてくれるのでその必要性も感じない。
    戦略性は薄く、作業的にならざるを得ない。単調である。
    楽しむとすれば、住民との会話内容や、全体を流れる暗い雰囲気だろう。
    会話を重ね、住民それぞれには!用意されているちょっとしたエピソードを聞くのは小さな楽しみだ。
    一方で、その愛着の湧いた住民を生気のない下僕にせねばならないというダークな設定。
    ここに悲しみ(または支配する喜び)を感じ、その感情に浸れるならそこそこは楽しめるだろう。

  • ★★★★ 4.0

    惜しい

    CPUとの人間陣取りゲーム。夜間の吸血による吸血鬼化の進行は昼パートに上げられる親密度によって増加するため、日中は住人と仲良くなるよう走り回る必要がある

    親密度を上げる為には住民の住居、出先、活動時間帯を把握する必要がある。一日の時間はリアルタイムに刻々と進んでいくため、何時頃にどのルートを行き誰と会話するかを考えて進める必要がある。最初の内は住民の把握と計画立てを楽しめるのだが、街が変わる毎に同じ事を繰り返すと飽きるし、これが結構疲れる
    また、街を歩くヴァンパイアハンター達は家屋に吸血鬼用の罠を設置して回るので、昼の内に配下の家やその周囲、目星をつけた家の罠を撤去する必要があるのだが、撤去には家屋に入る必要があり、その際住民が一人だけ中にいると強制的に会話となる。罠のチェックをしに来ただけなのに会話になるとその都度若干のロードが挟まる為、チェックそのものが段々と面倒になって来る

    配下には生産型と戦闘型の二種類が存在するのだが、配下の視界は狭く足も遅い為、敵と味方の配下同士が遭遇する事は意図的に誘導してやらない限り稀な事である。その為基本的に生産型で臨界体力を増やしていれば勝ててしまい、戦闘型の価値が薄れている。戦闘型も臨界体力を奪ったり家屋に逃げ込んだ敵配下を引き摺りだしたりと相応の強さはあるのだが、前述の理由から無理に使う必要がない

    1999年発売のゲームとは思えない、時代を先取りしたコンセプトは非常に気に入ったし、楽しめた。もう少しシステムが洗練されていれば今でも十分遊べたと思う

  • ★★★ ★★ 3.0

    心優しきヴァンピール「クリストファ」の運命は?

    吸血鬼と吸血鬼の戦いを描いたシミュレーションゲーム。プレーヤーは邪悪な吸血鬼デュランを倒すため、昼は住民との交流を深め、夜は血を吸って配下を増やし,邪なデュランを倒そう。19世紀のヨーロッパが舞台で、ゴシック調の建物が並ぶ背景が物語の舞台を盛り上げています。

    とても個性的で魅力のある作品に仕上がっているが、中身は案外単調かもしれない。この作品の場合、ある程度物語が進めば、同じことの繰り返し続くから早送りになるというか、マップとキヤラクターの変化がないから単調になるというか、とにかく攻略方法がおのずと決まってくるんだよね。

    ゲームのテンポも緩慢だし、全体的に仕上げがおおまか。テーマがヴァンパイアものなので、もう少し吸血鬼の本来の生態とか、セリフとか、細かいところにこだわつてほしかった。この作品においてはとにかく親密度が要だから、住人の家や職場を探し、多くの人と会話をして親密度を上げていくことがカギになります。もう少し奥の深い作品に仕上げてもらいたかつた。着眼点がよかっただけに、もったいない感じ。

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最終更新日:2022年7月30日 PR