ゲーム概要

トンキンハウスより1999年8月5日にプレイステーション用ソフトとして発売されたノベル形式のアドベンチャーゲーム。2つの世界に存在する聖遼学園を舞台にしたゲーム作品となる。現実界、幻想界それぞれで主人公を操作し、プレイヤーの意見が直接的に取りいれられる「口出しシステム」で主人公の考えを変えることでシナリオが変化する。求め合う12の魂の軌跡が織り成す、彷徨と巡り合いの物語が幕を開ける。

プレイ画面

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© 1999 トンキンハウス All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    不思議な「ギャルゲー?」

    我々が住むのと同じような「現実界」と、一見それと変わりないように見えて幽霊や妖精が普通に闊歩する「幻想界」という二つの世界を巡る事件を描いたノベルゲームです。
    一応、ノベルタイプのギャルゲーに分類されるのでしょうが、女の子を可愛く描くと言うよりも、そのキャラクタの人物像や人間関係を深く描く事に重点を置いたようなシナリオが、なんとも不思議な雰囲気を作りだしているゲームです。
    ヒロイン達との関わりもベタベタするものではなく、心の交流といった面が強く、いわゆる恋人関係までには至らないようなヒロインも多くいます(そういった関係になるヒロインももちろんいます)。

    二つの世界は基本的に独立しながらも緩やかに繋がっていて、それがストーリーでも様々な形で表れています。
    キャラクタにも展開にも派手さはあまりないのですが、地味ながら拘りを持って作られていて、ギャルゲーというよりも恋愛要素のある読み物を読んでいるような感覚に近いものがあります。
    一人称視点ではなく三人称視点で書かれている事が余計にそれを加速させているかも。

    ただ、このPS版はシステム面において少々遊びづらい点が多く、特にシステムデータが存在しないため達成率を上げるためには、
    ひたすら周回プレイをしなければならない(選択肢のある場面でセーブとロードを繰り返して達成率を上げるということができない)事は、現在においては少々つらいかも知れません。
    続編とのセット移植であるPSP版「ダブルポケット」はこういったシステム面での欠点が解消されて非常に遊びやすくなっているので、今から触れるにはそちらの方がいいでしょう。
    (ただしあちらも、タイトルバックの曲が全く違っていたり、音声のある箇所でTIPS(用語解説)を開くと音声がもう一度頭から再生されるなど、若干雰囲気を壊している部分がないわけではないのが個人的には残念ですが…)

  • ★★★★★ 5.0

    傑作

    最近はキャラクター重視でストーリーが支離滅裂なゲームが増えて残念ですが、このゲ-ムはストーリーとキャラクターが合っていて非常におもしろかったです。現実界と幻想界の2種類の世界があるのもとても良かったです。

  • ★★★★★ 5.0

    Lの季節2応援します

    このゲームは私が始めてプレイしたノベライズです。
    当時「音切草」、「かまいたちの夜」などが有名だったデジタルのベル(コンシューマ)で一大革命を築いた作品だと私は考えています。

    『ノベライズといえばホラーもの。』という世界に新たな一面を気づいてくれたこの作品。
    主人公もなじみ深い現実界と、妖精や多種族が居る幻想界。両方から選べシナリオも一筋縄ではいかないやりこみ深いものがあります。

    そして新世界「Lの季節2」に多大な期待とお礼をこめて応援レビュー&イメージアップさせていただきます。

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最終更新日:2022年7月18日 PR