ゲーム概要

アスキーより1997年10月16日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。今までの「RPG」の常識を吹き飛ばす、新感覚のRPGとなっている。戦闘が存在せず、勇者に倒されたモンスターを救ったりすることで入手できる「ラブ」を集めることでレベルアップしたり、自分でBGMを選べる「MDシステム」など斬新なシステムが満載。ゲームの世界に吸い込まれた少年の不思議な旅が今、始まる。

プレイ画面

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© 1997 アスキー All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    忘れられないゲーム、ありますか?

    30歳女です。
    初代プレステをお年玉で買い、当時は何の前情報もなくなんとなくかわいいかな?と思って買ったのがこのMOON。当時中1くらいだったかな。
    この独特な世界観、空気、BGM。どれをとっても何年経っても忘れられないゲームです。
    私はだいぶ序盤の方で手放してしまいずっと気になりながら大人になりました。
    が、時が経つほど忘れる…ではなくMOONに対する思いが募る一方でした。
    当時は独特だなぁ、今までのゲームにはない感じだなぁ、と思うくらいで遊んでいたんですが手放してからMOONの素晴らしさに気づいてしまいました。

    そして今回やっと手に入れる事ができました。(あとちょっとで手元に届きます)
    当時はさほどBGM集め的な事は二の次だったんですが今回はそっちに力を入れてみようと思っています。
    あのBGMは本当に忘れられません。
    皆さんのレビューを読んで少し忘れていた場面なども思い出す事ができて、定価より少しばかり高かったですが購入に至るきっかけにもなりました。
    私は多分花火を打ち上げる?とかナントカの辺りでどうにも行き詰ってしまったんですが、再プレイでは腰をすえてじっくり攻略サイトなしで向き合って行きたいです。

    MOONと言うゲームを知らない人の方が圧倒的に多いでしょう。
    このゲームに出会えた自分をとても幸運に感じる程MOONが大好きです。

  • ★★★★★ 5.0

    わたしの愛する作品

    今までプレイした中で、“最も印象に残っている作品”五指に確実にランクインし、これからもし続けていくであろう作品。プレイしたのは中学生の頃だが、その記憶は鮮烈で、今レビューを書くに当たって聊かも支障はない。

    RPGというよりは、AVGと言った方が近いだろう。ゲームの世界の住人となり、限られた行動時間の中で世界中のラヴ(愛)を集めていくゲーム。ラヴは他の住人の悩み事を解決したり、この世界では皆から迷惑がられている勇者が殺した、アニマル(モンスター)の魂を救済することで集まっていく。こうしてラヴを集めていくことでLVUPし、行動時間が増え、ひいては行動エリアも広がっていく。住人は曜日ごとに決まった行動をする、皆ひとクセある者ばかり。ストーカーのように彼らの生活を追い続け、秘密を発見することもしばしば。最初から攻略本を参照するのではなく、初めはじっくりゲームを楽しみ、のんびりプレイしてみてほしい。

    味のある絵本のようなグラフィック、そしてBGMを自由に選べる「MDシステム」。クラシックから軽音楽・民族音楽、はたまた三味線まで、ジャンルは多種多様。お気に入りの曲を聴きながら世界を探検できる。

    面白さは文句なし最高級。きっとこんな作品は、二度と世に出ないだろう。

  • ★★★★★ 5.0

    始めと終わり

    ネタバレ有、クリアした人向けレビューです。 システムについては皆様の御意見があるので割愛。 最初から最後まで一貫しているのは逆説的な方針。"ゲームなんかやめて早く電源切りなさい"を最後の最後までも月のマークと共にスタッフ・メッセージによって書かれ、注意される。情報社会による人間関係の希薄性に警鐘を当時から鳴らしていたのか、もしかして。と思わず訝ってしまった。ゲーム会社が人にゲームをさせる作りの筈なのに(笑)。最初はバッドエンドで大好きなヨシダがチップになったままENDで愕然とした。救いがない。やり直して「選択」を変え納得。MOONワールドの住人達は主人公が開けた光の扉(恐らく全てに通じるであろう、意味合いを持つ"外に出る行為")によって我々プレイヤーの住む現実世界に流れ込んで来る。そして三次元世界に根付いてゆくだろう。(ヨシダは結婚したみたいだし)このスタッフは心を本当に知っている人達なんだなと脱帽し感涙。放心。楽しかった。

  • ★★★★★ 5.0

    月の光

    最初ゲームに吸い込まれるんです。本当にそのまんまです。
    正義に疑問を持った。
    音楽と世界観の見事なまでの融合。
    完成された唯一無二の幻想的世界観。
    サントラのアーティストの異様な豪華さ。
    ゲームで旅をするという感覚。
    操作の自由性。
    歩くこと。
    最初は絵に惹かれました。小学生の頃だったか。
    簡単に考え方を逆転されてしまったのを覚えています。正義の違う側面。
    思い返すと本当に色々新鮮だった。
    それと音楽。
    どの場面で、どの音楽をかけても、違和感は無かった。
    何よりドビュッシーの月の光が合う。これだけでも最高でした。
    今でも3枚組みのMDサントラは宝物です。
    あと主人公は走れません。歩くことしかできない。
    それがまたいい空気を作り出してた。
    よくここまでやったと思います。
    今でも自分の中で最高のゲームです。
    全てがMOONそのものでした。
    宝物をありがとうございました。

  • ★★★★★ 5.0

    最高傑作

    ゲームの移り変わりを最初から見てきた幸せな世代です。
    ほとんどのハードを所有し、様々なゲームをプレイしてきましたが、その中でも格別に大好きなゲームです。
    大学生の時、町の古い中古ゲーム屋で300円で投げ売られていたmoon。はまりにはまって徹夜を繰り返し、単位を落としそうになったこともありました。
    謎解きは確かに難しいものもありましたが、解けた時の爽快感は今でも忘れられません。
    私は何とか攻略本無しでクリアしましたが、今はネットにいくらでもラブキャッチの方法がネタバレしているので、時間をかけたくない人も難はありません。
    今は母になり、なかなかゆっくりプレイする時間はありませんが、いつか子供達が独立したらおばあちゃんになってもまたmoonの世界に戻りたいです。
    今は以前よりだいぶ中古の値段が下がっているので買い時だと思います。(以前は1万を切らなかった)
    大変オススメのソフトです。

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最終更新日:2022年7月6日 PR