• 星をみるひと|ホット・ビィ|ファミコン (FC)
  • 星をみるひと|ホット・ビィ|ファミコン (FC)のゲーム画面
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ゲーム概要

ホット・ビィより1987年10月27日にファミコン用ソフトとして発売されたSF風味のロールプレイングゲーム。記憶消失の少年「みなみ」とその仲間達が、超能力者を排除するコンピューターを倒すために戦う。主人公達は冒険の途中で多彩な超能力を覚えていき、超能力を駆使して手ごわい敵に対抗する。未来の巨大都市を舞台に繰り広げられる、謎解きの要素をふんだんに取り入れた壮大なストーリーを堪能できる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるホット・ビィ様が権利を所有しています。
© 1987 ホット・ビィ All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    迷作の仮面を被った名作

    正直言ってクソゲーなのは認めます、バグなのか仕様か分からない現象が多い事も事実。しかし人を惹きつける力がある!正攻法でクリアできた強者は発売当時も少なかったと思われます、忍耐に忍耐を重ねてクリアした時の感動は中々味わえません。
    幸い現在はパスワード解析やレトロフリークなど環境が充実しているため短時間でクリアできます、それでも当時のプレーヤーの心を折った部分は垣間見えます。

    説明書を読めばわかりますが最初の画面から左に一歩のところに拠点があります。
    3人目の仲間が加わるあたりまでは本当に頑張ってください地獄です。
    ドラクエで例えると最初の街周辺にメラガイアー+呪いを同時に放つスライムがいる感じ
    ドラゴンボールならバイオブロリーが出てきて更に心臓病を罹患した感じ
    ・・・のゲームバランスです。出会わないように祈りましょう。「逃る」コマンドないので。

    最強パスワードを使って始めてもリセット事案「かりう」を食らったらEND、穿った書き方をしますがラスボスより強い。
    理不尽さを教える知育玩具としても役に立つかもしれませんし、ゲーム好きな方は正攻法でクリアしたら自慢出来ます最早肩書きです。
    ゲームをクリアする事がゲームだと思って是非挑戦してください。

  • ★★★★ 4.0

    名作か迷作か

    このゲームは、ネット上において「凄い名作」という評価と、「凄い駄作」という評価の真っ二つに分かれています。
    中間の意見である「そこそこ面白い」という物が、殆ど無いのです。
    良くも悪くも普通ではありません。
    新たな地域へ行くと急激に敵が強くなるゲームバランス。
    「れいがん」などの貧弱な武器を買うと、一部の最弱クラスを除いた殆どの敵にダメージを与えられなくなる。
    最初の村が見えない。移動速度が遅い。etcetc。
    ですが、光る物もあります。
    湖地形を飛び越える事が出来る「じゃんぷ」と、人の心を読む事が可能な「てれぱし」は、今振り返ってみても十分魅力的な物でしょう。
    また世界観も魅力的です。ハードボイルドを名乗ってますが、それも伊達ではありません。
    個人的には、名作だと思いました。
    実際、ボリュームは少なめ(代わりに進行スピードが遅い)なので、クリアも意外と楽です。
    ただし、パスワードを打つのが非常に時間がかかるため、そこをマイナスして全体的な評価の星を一つ減らさせて頂きます。

  • ★★ ★★★ 2.0

    実に考えさせる、声優&BGMがいいのにシナリオとシステムとバランスのせいで糞になっていく今を。

    アークシティという大都市が世界を支配する時代、しかしアークシティ自身もクルー?という巨大コンピューターによって管理されている。
    クルー?に逆らったり不都合だったり邪魔だったりすると、あっさりと洗脳されてそういう考えが出来なくなる。
    そんな時代にクルー?の洗脳を受けないサイキックが現れる。
    無論、サイキックは危険な連中なのでサイキック狩りに会い次々に殺されていった。
    そんな時代に記憶を失ったサイキックのみなみは世界を冒険する。


    このゲーム、二ついいところがあるんですよ。
    まずストーリーがクルー?と戦うためにサイキック達が冒険をするのが前提。
    見るからに、クルーが支配する時代で自分の意思にそぐわないサイキックを潰そうとしてるのが目に見えます。
    実際は違い、物語の終盤らへんでサイキックとクルーの目的が分かります。
    ドラクエやFFとは違う、本当に親しみやすいストーリーです。

    次にBGM、OPやパスワードなど本当にいいBGMばかりです。

    問題はというと、ストーリーやBGMが完璧なのにそれを根本的に駄目にするゲームシステムです。
    マップ移動が遅い、攻撃自身のバランスがひどい、街がどこにあるか全くわからない、パスワードが100%写されない、仲間にするのがめんどうなやつがいる。
    致命的なのがカリウ、いわゆる何をしても直らない麻痺で本当に何もできなくなります。
    ストーリーがいいぶん、トキトワよりマシですけど、実にストレスがたまります。

    超能力者と対立するマザーコンピューター、その裏にあるイルカ族やシャチ族との対立など。
    (割と適当に選らんだイメージありますけど、イルカは人間の次に頭がいいといわれています)
    ドラクエやFFとは全然違います、実に独特な雰囲気です。

  • ★★★ ★★ 3.0

    実はいい

    明らかなバグが多いのは残念だが、案外これはおもしろいし、実は良いゲーム。
    一般的なRPGは、いろいろな設定があれども、基本的には普通の人間が主人公であり、プレイヤーはその主人公に感情移入することでゲームの世界を楽しむ。
    しかしこの「星をみるひと」は、プレイヤーが普通の人ではない、エスパーになりきるゲーム。
    しかも本格的になりきれるため、残念なことに誤解が多い。

    個人的なイメージも入るが、エスパーの多くは一般の人間と比べて身体が退化していて虚弱体質。そしてとにかく体格的に大人になるのが早い。
    それらの特徴がこのゲームでは、移動速度の遅さ、急激なHP上昇と肉体的成長など、丁寧に描写されている。
    戦闘中に逃げられないというのも、恐らく足腰の問題だろう。
    後にエスパー能力で逃げられるようになるのが、それを裏付けていると思う。

    序盤の敵が異常に強いというのも、まだエスパー能力に目覚めていない、虚弱体質のため凡人以下の彼らが、敵と戦う困難さを描いているのだと推測できる。
    レベルが上がりエスパーとしての素養が開花してくると、特別なことをされない限りは、死ぬことも出来ない。

    またシナリオの内容も、当時のゲームとしては珍しい。しかも昔のゲームならではであるが、主人公たちが一切喋らないため、色々なことが想像出来ておもしろい。
    賛否はあると思うが、それはゲームならではの楽しみだと思う。

    リメイクして欲しいという声もよく耳にするけれども、基本的なシステムを変えてしまうと、このゲームの本質を味わうことは出来なくなると思う。
    だからもしリメイクをするならば、細かなバグを修正する程度でのリメイクを希望したい。

  • ★★★ ★★ 3.0

    表向きはクソゲーだが裏の顔は良作。

    このゲームを初めてみたのは今から数年前のとある動画にて。移動スピードの遅さやグラフィックの稚拙さ、そしてキツイゲームバランスの戦闘に寧ろ謎の興味が湧いてきたためプレイ、ゲームクリアした。

    主人公の考えが反映されるマルチエンディングや、ぶれいく、じゃんぷ等の超能力を使いながらゲームを進めるシステム、戦闘時多彩な効力を持つ技、レベルが上がると主人公が視覚的にも成長する等独自のシステムは光っているが、完全に死んでるレベルのゲームバランス(序盤に絶対倒せない敵がいる、後半は作業に近い戦闘)や、非常に悪いキーレスポンス、町を出た時に最初の場所に・・といった大きな問題点もあり、長所も短所もあるゲームといってよいと思う。

    さて、星をみるひとで良くあげられる「移動が遅い」「逃げるコマンドがない」といった点であるが、どこかのサイトでとある情報を聞いた事がある。どこなのかは明確に覚えていない。自分の文で無いため申し訳ないが、重要だと思うので述べておく。なるべく自分の意見も織り交ぜて。(本当に感動したもので・・・

    サイキッカーは普段の生活にも超能力が浸透している為、「体を動かすような」生活をあまりしない。移動には超能力で浮遊しながら移動すればいいだけだし、物を持ってきたりする時もわざわざ出向かずに超能力で持ってくれば良い。そういった生活をしていくうちに、

    "自身の筋力がなまり、運動能力等が爆発的に低下、結果「移動スピードが遅い」という事になってしまっている"

    という結果をもたらした。「逃げる」というコマンドがないのもその為なのだ。逃げるコマンドがないのは主人公の性質に依るもので、決して入れ忘れたものではない、という事だ。「かりう」を投げつけられずっと動けなかったり、打撃攻撃が貧弱すぎたりといったのも、体が弱った根拠になる。
    また、主人公たちのHPが爆発的に上がったり、見た目が急成長したり、というものも、主人公が超能力者になり自身の内なる力が「覚醒」した結果ではないか、とみれば納得がいくだろう。

    ・・・ようするに、
    「超能力者という人達」をリアルなまでに再現するため、その"「負」の部分までも徹底的にゲームシステムに組み込んでしまった"結果、
    「他作品と比較しての"クソゲー"」と呼ばれてしまう所以だといえるのではないだろうか。
    そういう意味では決して手抜きさを感じさせない作品に対しての拘りを、クソながら感じることができる作品というのはあまりないのではないか?作品の内部までしっかりと目を通して行けば、実は本作は紛れもない「良作」だ。

    ただ、それでもRPGの華ともいえる戦闘面のゲームバランスは、超能力者といった点を抜きにしてもまだまだ粗が感じられるので、良い評価をつけることはできない。わたしとしては、☆3つという評価にさせていただく。

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最終更新日:2021年11月5日 PR