ゲーム概要

エニックスより1995年10月20日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションRPG。聖書の「創世記」にある天地創造を題材にした壮大なスケールの作品。かつて滅び去った「地表」の大陸や文明を蘇らせるために、地球の裏側「地裏」の住人である主人公アークが様々な時代と場所を冒険する。身分や年齢層ないし生活状況を問わず多くのカップルが登場する。奇跡的な偶然から生まれた尊い命への感謝がテーマ。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    ぜひ一度クリアしてほしい。

    この間初めてプレイし、30歳過ぎにして非常に感動させられ涙しました。
    このストーリーは歳を重ねた人ほど深く心に沁みるのではないかと思います。

    最後まで解かれない疑問があったり、アイテムや魔法のバランスの悪さ、ダンジョンの難解さなど、すべてにおいては完璧ではないかもしれませんが、音楽や映像、特にストーリーの良さがそれを補って余りあります。
    一度クリアしたあとにデモ映像をあらためて見ると、デモ映像の秀逸さが良くわかります。

    人間って何。その答えのひとつがこのゲームの中にあるような気がします。
    子供の代まで伝えたい作品です。

  • ★★★★★ 5.0

    何のために

    アークは戦ったんだろう?
    何のために世界を発展させたんだろう?
    一体なんのために世界を復活させたんだろう?
    このゲームは明確な答えは出ない。
    利用されてたといえばそうだ。
    だから考えれば考えるほど切なくなる。
    だからこそ最後の夢こそがこのゲームの唯一の希望だと思ってしまう。
    なんて苦しくなるゲームなんだ。

  • ★★★★★ 5.0

    是非やってみて欲しいゲーム

    最近になって偶然このゲームの存在を知り、たまたま立ち寄ったゲームショップで、これまた偶然にも箱説付で売っていたので、すぐさま購入。

    このゲームが発売された頃の自分は高校生。あの頃はスーファミが全盛期だったが、ソフト価格のほとんどが約1万くらい…。だから当時はなかなかソフトが買えなくて、やったことがないゲーム、知らなかったゲームが沢山ありました。今となってはスーファミのソフトを手に入れるのは難しいとも思いましたが、ネットオークションや、何でも売っている中古店みたいなものが沢山あって、タイミングさえあえば簡単に購入出来る、しかも百円単位で。

    ストーリー、音楽、操作性など、とにかく文句のつけ所がないくらい素晴らしいゲームです。多少謎解きが難しいところもありますが、最後のエンディングを観たら、なにもかも忘れるくらい感動します。とにかく全ての人にプレイして欲しいし、人間とは?みたいなことを、改めて考えさせられる、そんなゲームです。

    このゲームをきっかけに、スーファミのゲームをいろいろ調べるようになりました。このゲームのように、隠れた名作、今やっても楽しめるゲームがスーファミに沢山あると思います。近頃のゲーム(特にRPGやARPG)に飽きた、面白くない、長すぎる、ゲームっぽくない 等、そんな方には、スーファミのゲーム、そしてこのゲームを是非プレイしてもらいたいです。

  • ★★★★★ 5.0

    演出がすごい

    電源を入れてデモを最後まで観て、セーブファイル選択の画面に移る。
    この流れだけで痺れました。演出、音楽、映像が見事に協和して最高のものを作ってます。

    シナリオはプレイヤーの人生観を変えるかも知れません。
    とても哲学的な内容で、特に「生」と「幸せ」について考えさせられます。
    私の場合は何度も切なさを感じました。

    映像はとても丁寧に、力を入れて作られています。きれいです。

    音楽も好きです。最初の村、ボス、エンディングなどお気にいりはいくつかあります。
    特に好きなのはセーブファイル選択の音楽です。幻想的でこのゲームの世界観にとてもあっており、大好きです。

    ゲーム本編は謎解きアクションRPGです。
    地図上を歩き、森や山で木々や動物と、街で人々と触れ合い、塔や雪山、廃城などで仕掛けや謎を解きながら敵を倒していきます。

    オリジナルのシステムを少し紹介します。
    このゲームは珍しいことに、武器は槍もしくは棒状のものだけです。
    なんでもそっちの方が世界観にあっているだとか。
    また、冒険のきっかけとなる「箱」がメニュー画面となっております。
    自分の強さを見たり、武器防具、魔法や道具の装備をしたりなど斬新なものです。
    このシステムには大いに感心しました。

    大好きなこのゲームなのですが、不満点も少しあります。

    このゲームは結構難しいのです。攻略本か攻略サイト必須なほどです。
    冒険の舞台の謎解きや隠し要素の存在などは攻略本か攻略サイトで事たりますが、このゲームはアクションRPGなので、そういうのがあまり上手でない方はクリアまでにとても苦労すると思います。私は攻略サイトありでも苦労しました。
    ただ、そういう苦労が好きな方にはいいと思いますが。

    ストーリーも少し残念な箇所があります。
    3章の終盤で攻略本か攻略サイトがないと全く意味のわからない小イベントが存在します。
    あと風呂敷の包み方が少々強引かも?

    あと、最後の敵との戦いに魔法が使えないのも少し不満ですね。

    以上長々と書きましたが、参考になれば幸いです。
    私はこのゲームが大好きで、プレイすることを強くお勧めいたします。
    さあ、天地創造という壮大な旅にご出発ください!

  • ★★★★★ 5.0

    創造するのは世界だけではない

    SFCの晩期に、クインテットが満を持して世に放った大作アクションRPG。

    まず、ゲーム的な面から見るとSFC晩期ともあって、緻密に描かれたグラフィック、そして、サウンド製作者も力を入れたと言う素晴らしいサウンド。
    アクションRPGとしては、そこまで高度な技能が求められるものではなく、コアユーザーには些か物足りないものであるかも知れないが、このゲームはストーリーを楽しむものだと個人的に思うので、これぐらいで却って良いのではないかと思う。

    そして、このゲームを語る上では既に大多数のレビュアーが言及している通り、その重厚なストーリーに触れないで置くわけにはいくまい。

    このゲームの主人公はいわば、魔物を倒すことによって世界の創造主=神になるわけであるが、その復興の過程に置いて、様々なドラマをユーザーに見せつけてくる。

    時に感動、また時として残酷な現実。
    生きることとは何か?幸せとは何か?人間とは何か?世界とは何か?

    このような哲学的な問いが、様々な場面に置いてユーザーに投げかけられる。
    そして、ゲーム内ではその多くの問いの答えは深くは語られない。

    即ち、これらの答えは最終的にユーザーの判断に委ねられるのであり、ユーザー一人一人がまさしく「創造」していくものであると私は思う。
    そして、その数多ある導き出された考えの中に、正しいと言える絶対的な答えなどはひとつもないということだ。

    このゲームに於いて、ユーザーは受身であってはならない。
    真に大事なのは、その製作者から与えられた様々な場面から自分なりに境遇を「想像」し、そして自分なりの世界観、価値観を「創造」していく自発的な姿勢を持つこと。
    それが製作者に対する最大の賛辞なのだと、私は信じてやまない。

    このゲームが多くの人の心に残るのは必然なのである。

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最終更新日:2021年7月4日 PR