信長麻雀

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年6月21日

  信長麻雀

  『信長麻雀』は、織田信長と戦国時代の有名武将たちが麻雀卓を囲む、歴史麻雀ゲームです。このゲームは、いかさまや裏切りが横行する知略麻雀で、まさに戦国時代のサバイバルを再現しています。プレイヤーは織田信長となり、武田信玄や上杉謙信、斎藤道三、木下藤吉郎、明智光秀など30人以上の武将たちと麻雀を通じて戦います。
  
  ゲームは信長の半生を追体験する形で進行し、桶狭間の戦い、姉川合戦、長篠合戦など、15の合戦を麻雀で戦うことになります。各合戦の場設定には勢力関係が反映され、味方の数が変化するため、戦略的なプレイが求められます。計略も多彩で、積み込み系の「築城」、立直系の「鉄砲」、ツモ操作系の「石垣抜き」、通し系の「下知」、情報収集系の「細作」、相手の計略を封じる「計略封じ」などがあり、これらを駆使して勝利を目指します。
  
  また、歴史的なセリフが随所に挿入され、史実に基づいた展開が歴史ファンにはたまらない要素となっています。さらに、池上遼一による劇画タッチのキャラクターが登場し、視覚的にも楽しめる作品です。
  
  初心者にとっても安心な「軍師モード」が用意されており、適切な計略をアドバイスしてくれるため、麻雀の経験が少ないプレイヤーでも楽しむことができます。このモードにより、麻雀の基本から応用まで学びながらプレイできます。
  
  このゲームの魅力は、戦国時代の知略と麻雀の要素が見事に融合したゲームデザインにあります。歴史的な背景を持つ武将たちとの対戦は、通常の麻雀ゲームにはない緊張感と興奮を提供してくれます。戦略的な計略を駆使し、戦国の荒波を乗り越える楽しさが詰まった本作は、麻雀ファンだけでなく、歴史ファンにもぜひおすすめです。

• ★★★ ★★ 3.0

  イマイチ

  普通の麻雀ゲームとなんら変わりなし。もう少し戦国性を期待しましたが・・・。

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