ふしぎの海のナディア インハーリット ザ ブルーウォーター コレクターズエディション

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年5月2日

  ふしぎの海のナディア インハーリット ザ ブルーウォーター コレクターズエディション

  『ふしぎの海のナディア インハーリット ザ ブルーウォーター コレクターズエディション』は、庵野秀明監督とガイナックスの手により制作されたアニメ『ふしぎの海のナディア』をベースにしたプレイステーション2用ゲームです。このゲームは、1889年の舞台で、主人公ジャンとしてプレイすることから始まります。ジャンと共にナディアというキャラクター、そして伝説のブルーウォーターを巡る冒険が展開されます。
  
  ゲームプレイは主に二つのシーンで構成されています。一つは会話を中心としたアドベンチャーシーンで、ここではプレイヤーの選択が物語の進行に大きく影響します。もう一つは潜水艦戦をリアルに描いたシミュレーションシーンで、ここでは戦略的な思考が求められます。さらに、オリジナルアニメをベースに全10章に再構成されたストーリーが、プレイヤーを引き込む魅力的な展開を見せます。また、テレビアニメには登場しなかった新キャラクター2名が追加され、新たなドラマが生まれています。
  
  このゲームの魅力は、その深いストーリーテリングとキャラクター間の交流にあります。プレイヤーはアドベンチャーシーンでの選択により、物語の結末に直接影響を与えることができ、シミュレーションシーンでは技術的な挑戦が楽しめます。『ふしぎの海のナディア』のファンはもちろん、アドベンチャーゲームやシミュレーションゲームのファンにも広くお勧めできる作品です。
  また、本作はピクチャーレーベル仕様の本編のゲームディスクの他に「電脳スクール ミス・ノーチラコンテスト」が同梱された限定版となります。

• ★★ ★★★ 2.0

  期待はずれ・・・

  ファンの眼から見ても、結構なダメゲーだと思いました。
  
  シナリオは原作(アニメ)をベースとしたアレンジ版といった感じですが、ゲーム用にダイジェストされているために安っぽく、分かりにくくなっています。原作を全く知らない人には勧められません。
  
  一方、原作を知っていれば知っているほど、様々なところに違和感を感じます。
  まず、ゲーム音声にありがちな、ゆっくりはっきりセリフっぽいしゃべり方。
  ゲームだから、と割り切るべきなのですが、声優や演出が原作への忠実度をアピールしてくるだけに、アニメのような流れを期待してしまい、イライラしました。
  また、声優は同じでも演じ方が違う点。特に桜井敏治氏演じるハンソン&キングはもはや別人。
  ジャン、ナディア、ガーゴイルなんかも微妙に違いますが、こちらはしばらく聞いてるうちに慣れました。
  水谷マリー、滝沢グラ辺りはさすが。
  
  後は、決めぜりふが決まらない点。サン、ハンの「がってん!」とか、船長、副長の「総員、第一種戦闘配置!」とか。
  
  シミュレーションパートも特におもしろくはなかったです。
  
  新キャラは、意外とナディアの世界観に馴染んでるし、けっこう楽しめました。
  
  そんなわけで、ナディアファンの方は充分覚悟してどうぞ。
  原作を追うよりは、「ナディアをほっといて他の女の子を追いかけるジャン」を楽しむのが良いかと思います。
  ナディアを知らない方は、これをやるよりまず原作DVDを見て欲しいです。

• ★★ ★★★ 2.0

  これ出す意味あります???

  やってて何でこんな物を発売するのか・・意図が全く良くわかんなかった作品。
  
  発売した時はそれなりに大々的でしたが・・・。
  
  まぁキャラ物は大抵そんなもんだけどね・・。
  
  ストーリーは殆どテレビ版と変わりません。ソフィアが出て 若 干 変わりましたがホントに 若 干 しかかわっていません。殆どテレビ通りのストーリー。ソフィアの故郷の曲もイマイチ。ナディアの故郷のパイプオルガンの音楽とはちょっと比べ物にはなりませんね・・。
  
  良かったのはノーチラスの戦闘ぐらいですかね・・・。

• ★★ ★★★ 2.0

  期待を裏切る出来に乾杯!!!

  ゲームとしてみると完全に時代遅れである。
  むしろ「潜水艦ミニゲーム+ドラマCD+止め絵」で表せる内容。
  潜水艦での戦闘パートは、おまけ的なミニゲームレベルであり、単純かつ飽き易いと思う。
  メインはアドベンチャーパート・・・そこを楽しんでください・・・
  ゲーム化していただいたのは喜ぶべき点ですが、この出来では・・・。

※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。

ゲーム関連動画

※画像をクリックするとYouTubeサイトへジャンプします。