ゲーム概要

スクウェアより2003年3月13日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『FF』シリーズで初めてキャラクター、世界観を引き継いだ『ファイナルファンタジーX』の続編となる。ミッションを選択して進行していく「ミッションセレクト」システムなどの新要素、新キャラクターを多数追加。前作から2年後のスピラを舞台にユウナの世界に秘められた多くの謎と真実を明かす旅が始まる。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月9日

    ファイナルファンタジー10-2

    『ファイナルファンタジー10-2』は、「ファイナルファンタジーX」のキャラクター、世界観を引き継いだ続編となります。
    バトル、成長システムなど全て一新され、物語はミッションセレクトで進行します。ミッションの選択順によって「アクティブリンク」が派生し、新たなミッションやエピソードが生まれます。
    戦闘システムはCTB(カウントタイムバトル)から、CTBの要素も併せ持つATB(アクティブタイムバトル)になり、攻撃の直後に別の攻撃を与えることで、ダメージが増加する「チェイン」システムを塔載し、戦略性のあるバトルが展開されます。

    【ストーリー】
    前作のヒロイン「ユウナ」はあるきっかけで再び旅に出ることに。
    その旅は次第に世界の謎と真実を巡る物語となっていく…。

  • ★★★★★ 5.0

    前作には劣りますが。。☆★

    確かに前作よりは劣ると思います。というより、戸惑いました。

    まず、ATBに変わったことは大きいと思います。10だと初心者でも簡単なバトルシステムになっていましたが、今回は、早く行動しないとやられるばかりです。
    よって、人を選ぶゲームになってしまったかと思います。

    レベルアップの仕方も、これまでのFF同様に、経験値をためて成長していくというシステムです。
    スフィア盤もなくなりました。

    前作では装備品にあまり意味がありませんでしたが、今回は装備品が大切になります。

    ドレスアップは個人的に好きでした。あれだけの衣装を考えるのは、かなり大変だったかと思います。
    露出度が全体的に高いのは、男性へのサービスでしょうか。。?
    自分は女ですが、温泉のシーンは見入ってしまいました。ここまでしていいの?みたいな。対象年齢を16才以上にするべきだと思います。

    キャラも皆可愛くて好きですね。とくにリュックが好きです。あの元気な性格と、華奢なスタイルがすきです。
    ユウナは少し雰囲気は変わりましたが、困っている人を見るとほっとけないところとかは、あまり変わっていません。むしろ2年も経っているのですから、あの位の年頃だと変わらないほうがおかしいと思います。

    今回普通にクリアしていくだけではハッピーエンドになりません。
    あと、コンプリート率というのがあるのですが、真のエンディングを見るには、攻略本がないとほぼ無理だと思います。
    これには賛同しかねます。時間がない人にはキツイし、マメな作業が多すぎて面倒になります。自分もまだ見てません。。

    前作にはやはり劣ってしまいますが、自分は楽しめました。あまり前作とのつながりは意識せずにプレイすれば大丈夫です。

  • ★★★★★ 5.0

    完全にやりこまないと良さはわからないゲーム

    このゲームはずっと酷評を受けていますがわたしは今までしたゲームのなかでベストに入る内容でした。以下ネタばれの部分もありますから未プレイの方はご覧にならないでくださいね。

    まずストーリーなのですが、一見おちゃらけた雰囲気の中始まり進んでいきますが、やりこんでそれぞれのエピソードをすべてコンプリートするまで見れば、すごく深い普遍的な内容だということがわかります。
    主人公のユウナはほとんど間接的にしか関わっていきません。
    しかしそれでいいのです。結局世界を変えていくのはユウナではなくそれぞれの人の思いなのですから。
    人種間の憎しみや悔恨、根深い恨みなどを抱えて暮らしている人々。
    かつての戦いやシンによって大切な者を失った人々。他種族に大切な人を殺された人々。
    しかしそこから立ち上がって新しく作り出そうとしていく人々。新しい命への喜び。
    いろんな人の生きざまがゲーム内にはあります。
    しかし共通している点は最終的に手を取り合って生きていこうとすることです。
    それらの思いがいろんな視点で様々な展開から収束していき、最後にはみんな同じく前を向いて生きていこうとするのです。
    世界って結局こうやって変わっていくんだな、というのがよくわかります。
    巧妙なストーリープランです。
    しかし各エピソードのストーリーの進め方次第では血で血を洗うような展開にもなります。
    憎しみはこうして連鎖していくんだな、というのもよくわかります。。
    もしメインストーリー(シューインのストーリーです・・・)だけで終えてしまったり、
    エピソードを半分くらいで終えてしまうのはもったいないです。
    噛めば噛むほどに味がでるゲームです。
    前作の一本道のストーリーとは違ってストーリーをやりこむゲームです(勿論前作のストーリーも大好きです)
    勿論ほかに面白いやりこみ要素はたくさんありますが他の方が仰っていることですので省かせていただきます。

  • ★★★★★ 5.0

    『訳がわからん!』

    私の一週目クリアした後の気持ちですw その後友達に『FF10-2じゃなくてFF10やりな!』っといわれ、エンディングを見て号泣‥ その後また10-2をプレイしようと、攻略サイトへ行ったら、エンディングがいくつかあるという事実‥ 『彼』と再開できる!?的な事実‥ 正直、10-2は女性向けのゲームかと思われます。 ギャルゲーといわれてますが、実際あの年頃の子のファッションとテンションってあんなものです(←自分もそうだったんで) ユウナは今のウジウジしたままの自分だと駄目だと気づき、《強気な女の子》になろうとしてたんです。それはゲーム中でも解説されています。でもやっぱりユウナはユウナで、ときおり以前のユウナが垣間見られます。特に『彼』の話になると‥ 10-2はプレイヤー次第で一本道にも、分岐道にもなります。何回かプレイして初めて魅力がでてくるゲームです。 本当にFF10が好きな方だったら、一週だけで終わるのはもったいないと思います。 ユウナが好きだったら、強気で、でも本当は今にも泣き崩れてしまいそうな彼女の心境を分かってほしいです。 どうしても女性視点になってしまうので難しいゲームだと思いますが、私はオススメします。 ぜひ攻略本を片手に100%コンプリートを目指して下さい!! そして少しでも多くの方にFF10シリーズの魅力を感じて欲しいです^^

  • ★★★★★ 5.0

    いいね

    FF10の様な駄作の続編だから心配だったのですが大変面白かったです
    キャラクターがどうのと言われる方もいますがFF10となんら変わりません
    恥ずかしい? FF10を恥ずかしげも無くやったあなたなら何の問題もありませんよ
    ミニゲームばかりで嫌? やる気すら起こらないFF10のミニゲームに目を向けてください
    どうして同じだと認められないのでしょうかね?
    「FF10は良いけどFF10-2は駄目だよな〜」とか言ってる痛々しい人もよく見かけました

    ・装備品に意味がある
    FF10では装備品に殆ど意味がありませんでした
    アビリティが役に立つことは極稀ですね、武器の改造が出来るようになっても、まともな材料は手に入らず気休め程度のアビリティが多いですね
    材料を集めてみれば戦闘バランスを崩す物ばかりでつまらなくなると言う最悪のバランスです

    FF10-2では3人のドレスの組み合わせやアクセサリ、リザルトプレートなどを考える事になるので有り難味があります
    同じ装備だと苦労する事があるので役割分担出来て良いですね、キャラ毎に違いのあるドレスもあり差別化されています
    バランスも崩れにくくなって進化していると思いました

    ・戦闘が良くなった
    FF10のバトルは単調です、得意なタイプの敵がいるキャラに変えて一撃です
    偏らずに(一部を除いて)育つのはそう仕向けられているからです
    ボス戦では最初にオーバードライブ技を叩き込むパターン化
    育てる為に全員に1回は行動させる作業感

    FF10-2ではリザルトプレートのゲート効果を使ったり攻撃のタイミングを考えたりするので、作業感は無くなりました
    ドレスアップは長いと思うならカットする事が出来ますし、他に思う所はありません
    そもそもFF10なんかやっておいて「見てられない」とか言う奴の思考システムはどうなっているのでしょうか?

    ・成長方法が元に戻った
    FF10ではレベル上げを面倒にしただけでしたね、行き止まりまで駒を進める頃にはクリアしてしまいました
    つまり無駄なんですよ、「覚えた技を他のキャラが使える」位の意味しか無いんです

    FF10-2ではレベルによる成長に戻って良かったですね、アビリティをどれから覚えようかと迷う楽しさもありました

    ・くどい演出を見なくて済む
    FF10では見ている時間が馬鹿馬鹿しくなる事ばかりで嫌になりますが、FF10-2ではイベントをスキップできる機能があります、話を進めるためのミッションだけやれば数時間でクリアすることも出来て親切ですね

    そもそも100%にした時に見られるのはオマケみたいな会話だけです
    ハッピーエンドを見るだけで良いなら手間なんか掛かりません
    文句を付けるような事ではありませんね
    あんなにつまらないFF10がここまで変わったのなら褒めてあげるべきですね

  • ★★★★★ 5.0

    戦闘システムとやり込み要素

    【グラフィック】FF10同様、素晴らしいです。
    【音楽】確かにFFっぽくない音楽も多いです。勝利のファンファーレも違いますしね。
    ですがあくまで続編であることと、10-2のゲーム性を考えると、悪くはないかと。
    【システム】久々のジョブシステムです。名前はドレスフィアですが…。
    最も大きな進化は、やはり戦闘中のジョブチェンジができることでしょうか。
    アビリティの習得等はシンプルでいいと思います。
    【戦闘】これが素晴らしいです。FF史上No.1と言っても過言ではない。
    FFの伝統ATBを受け継ぎながら、確実に進化しています。2人以上の同時行動、チェイン、待機時間など…。
    【シナリオ】まあ、これは大したことないです。クリアまでは大して時間かからないかと。

    色々と批判される本作ですが、戦闘システムの素晴らしさと、豊富なやり込み要素がこの作品の魅力だと思っています。
    多くのミッション等があり、100%コンプするのはなかなか大変ですが、戦闘が面白いためそんなに苦にはなりません。
    インター版だとさらにやり込み要素が多いです。
    「序盤のユリパでやめた」とかいう人は本当にもったいない。ぜひもう一度、やってみてはいかがでしょうか。
    今やるならHD版でいいかと思います。インター版の追加要素も入ってますから。

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最終更新日:2023年4月9日 PR