ゲーム概要

アイディアファクトリーより2008年2月28日にプレイステーション2用ソフトとして発売された恋愛アドベンチャーゲーム。閉店の危機にあるレストランを、男の子たちと力を合わせて立て直すゲームで、ゲーム中に料理研究で作った料理のレシピはいつでも確認でき、実際に作れるレシピを多数収録。お店を立て直すためにクセの強いスタッフたちをまとめ、絆を深めて互いに信頼が得られば、さらに深い関係になれる。※限定版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年1月11日

    プティフール 限定版

    『プティフール 限定版』は、閉店寸前のフランス料理店を再興する恋愛アドベンチャーゲームです。物語は主人公・神崎芽衣がおじいさんの店を夏休み中に立て直す姿を描きます。お店の再建には、個性豊かなスタッフたちとの絆が不可欠。プレイヤーはスタッフ探しや彼らとの交流を通じて、おじいさんの店を立て直す手助けをすることになります。

    特筆すべきは、ゲーム内での料理研究と実際の料理制作の連動。プレイヤーが作成した料理のレシピを実際に試すことができ、これがゲームの楽しさを広げています。さらに、主人公とスタッフとの絆を深めることで、ゲーム内の恋愛関係が進展し、感動的なストーリーが展開されます。

    本作は、料理と恋愛が交錯する独自の世界観を提供し、プレイヤーに楽しさと感動をもたらすゲームと言えます。素朴ながらも深いストーリーと、実用的な料理要素が上手く調和しており、フランス料理店の再興に共感を覚えます。
    また、本作は本編のゲームディスクの他に「ドラマ・声優インタビューCD」「プティフール特製クロス」「キャラクター名刺(7種類)」が同梱された限定版となります。


    【ストーリー】
    主人公の神崎芽衣は料理が大好きな高校3年生。将来はおじいさんの経営する小さなフランス料理店で働きたいと思っていた。

    そんなある日、おじいさんが身体をこわして入院となり、お店は閉店の危機になってしまった。料理やお店に興味のないお父さんとお母さんは、お店と土地を売ってしまおうとするが、おじいさんはお店の進退を芽衣に任せると言い出したのだ。

    おじいさんのお店と料理が大好きだった芽衣は、夏休みを利用してお店の再建計画に乗り出すことにする。おじいさんを慕ってお店を手伝っていたスタッフはやめてしまい、残ったのは押しかけのシェフとフロアマネージャのみ。お店を動かしていくためには、人材が必要。芽衣の仕事は、スタッフを探すことから始まった。

    優秀だけど頑固なシェフ、口だけは達者なソムリエ、融通の利かないマネージャー、元気だけが取り柄の同級生、軽くて調子の良い先輩など、美紀を手伝うスタッフは問題児ばかり。彼らをなんとかその気にさせて、夏休みが終わるまでにおじいさんのお店の名声を取り戻すことができるのか。そして、お店を取り巻く男の子たちと美紀の関係は――。

    【システム】
    ●制服セレクションシステム
    制服の色を4種類の中から選択できます。

    ●料理研究
    お店で出す新しい料理を考えます。材料や調理法の組み合わせによって数種類の料理を作ることができます。

    ●スケジュール選択システム
    週の初めに主人公が来週一週間、誰と何の仕事をするのかを決めることができます。

    ●運営システム
    お店の管理にも気を配る必要があります。主人公の行動1つでお店の先行きが決まるなんてことも!?

    ●レシピ集
    ゲームの中で作った料理の材料や作り方を確認できます。腕に自信のある人はこれを見て実際に作ってみては?

    ●マップ移動

  • ★★★★ 4.0

    良い意味で期待を裏切られました★

    プティフール、かなり良いです!はっきり言って良い意味で期待を裏切っていただけたかと。
    今までオトメイトさんのゲームと言えばどっかこっかにアレ?と思うトコがありましたけど(文章とか主人公とか)今作は比較的改善されていると思いました!
    前半はギャグ要素かなり強めですが思わず笑ってしまう程テンポが良いです。あのコミカルさで最初どうかなぁ?って思ってた幼馴染やマネージャー、パティシエまでも攻略するのが楽しみで今は皆大好きです。
    主人公もやはり好みは分かれますが、お店の事やスタッフの事をちゃんと考えてるしボケ・ツッコミもちゃんとしてくれる子なので個人的には大好きな主人公です。

    甘さは前半は低めですが、それでも萌えどころはあるしキャラ同士の会話が楽しすぎるので個人的にはオススメしたいです。

    乙女ゲームと言うよりは確かに一般ゲームに乙女要素追加、な感じがしますがコミカルな展開が好きな方は是非★

    ただ、個人的にはCGの枚数(個別CGは翡翠より多いですが)少なめなのと、料理研究が難しいので★4つとさせていただきました。

    値段は高いですが、個人的にはかなり楽しんでいるゲームです★

  • ★★★★ 4.0

    楽しかったですよ♪が…

    最初から最後まで、笑ってばかりの凄い愉しい作品でした。とにかくキャラが面白いですし、きちんとツッコミも入るので観てて飽きないのは、大変よかったと思います。それになかなかよかったのが、「ハーレムED」でした♪はっきり誰と決めずに、皆にツッコんでるとオイシイ展開になるなんて、ちょっと小憎らしい(笑)演出でしょう☆

    ただ、甘さは余りないので、少し物足りない感じもします。が、そこを補うのが限定版特別シナリオvv……だと思ってたんですが、期待を大きく外す、がっかりな物でした(T^T)めちゃめちゃ裏切られた気分です。

    しかも、このアナザーストーリー、1人目クリア後に出現しますし、キャラEDコンプ前に観てしまうとスチルコンプが出来ない仕様になってるみたく、最後の1枚に泣かされてる方も多い様です。だったら最初から、キャラEDコンプ後に出現する様に出来なかったのかと思いましたが、通常版に取って付けただけのオマケに、そこまでの配慮はなされないのですね。

    逆に言えば、そういう処がユーザーを蔑ろにしてると言われる所以…なのでないかと思うのは私だけでしょうか?

    内容的に、私は愉しめましたし、スチル←特に最後の♪も満足いく出来でよかったですが、限定版を買わないでも済んだ気がしてなりません。それが残念★-1の理由です。

  • ★★★★ 4.0

    今までのオトメイト作品の中で一番好きです。

    発売後の評価が結構良いので半信半疑で買ってみたところ、予想以上に楽しめました。
    過去作品における問題点が大分改善されており、心安らかにプレイできました(笑)。
    以下、個人的な感想を述べます。

    <改善された点>
    ・日本語が崩壊していません。とても読みやすいテキストでした。ちなみにメインライターはウィルの方です。
    ・テキスト表示が明朝体ではなくゴシック体になったおかげで、文章が読みやすくなりました。
    ・イベント回想がスチル部分だけでなく、前後の内容も見れるようになりました。

    <良かった点>
    ・ギャグを交えたお話がテンポよく進みます。コメディタッチな少女漫画を読んでいる気分になりました。
    ・キャラそれぞれに魅力があり、どのキャラも好きになれました。個人的には静に新しい萌えを開拓されました(笑)。
    ・OPや演出が凝っていて楽しめました。インターフェーズ等のデザインも可愛いです。
    ・システム面は相変わらず快適です。ストレスを感じることなくプレイできました。

    <悪かった点>
    ・個別ルートがほとんどありません。よって恋愛イベントが乙女ゲーにしてはかなり少ないです。
    ・ボリュームは翡翠やウィル程度です。すぐにフルコンプ出来てしまうので割高感があります。
    ・経営>恋愛な内容の割にシュミレーション部分は簡易すぎます。もっと骨のあるシステムの方がよかったです。
    ・音声のバラつき、BGMのブツ切れは相変わらずです。BGMはやはり過去作品と似通っている印象を受けました。

    <限定版に関して>
    CD(ドラマ・声優インタビュー)は収録時間も長く、ドラマもギャグ満載でとても楽しめました。
    アナザーストーリーは楽しめたものの、最初からゲームに組み込んでおいてもいいくらいのおまけ程度なものでした。
    テーブルクロスと名詞は正直言っていらないですね。
    名刺に書かれたアドレスにアクセスするとキャラの設定画が見れますが、雑誌で見たことのあるものばかりで残念でした。
    設定画のほかにもスクリーンセーバーをダウンロード出来たり、占いが楽しめます。
    個人的には限定版を買ってよかったと思っていますが、上記に目当てのものがない方は通常版で十分だと思います。

    乙女ゲーにしては糖度が低い作品ですが、ギャグやキャラのおかげでかなり楽しめました。
    過去のオトメイト作品と比べると、総合的な完成度は一番高いと思います。
    ライトなノリの乙女ゲーが好きな方、乙女ゲーはキャラ第一という方は是非プレイしてみて欲しいです。

  • ★★★★ 4.0

    あ、甘いっ!

    緋色の欠片からオトメイトさんの作品は全てプレイしています。
    緋色以降はボリュームが少なかったり、ラブラブ度が足りない気がしてて、今回も正直あまり期待してなかったんですが、今回は期待を裏切られました。

    キャラが個性的でいきいきしてて、全員攻略したい!とかなりワクワクしながらプレイしました。

    甘いです…っ!
    とにかく甘い…っ!
    そして爽やかで明るい!ほのぼのした気分になります。
    テンポもなかなかいい感じでシステムも快適なので気軽にプレイできるかと。
    ノリがちょっとギャグ漫画みたいな感じで面白かったです。

    コマンド選択だけじゃなくシフト組んだりするシステム(難しくないです)や料理研究があってちょっとマンネリから脱した感じかな〜、と。
    ちなみに主人公はボイスなしで名前変更可能で、主人公以外フルボイスです。

    シナリオやボリューム的には翡翠の雫よりは少し多いくらいかな〜と感じましたがどうでしょうか。

    好きな声優さんが出てる、気になるキャラがいる、絵が好き…な方はやってみてもいいのではないでしょうか。
    最終的には個人の好みだと思うので。。

    ただ、値段はいつもどおり乙女ゲーの中でも高めかな、と思ったので星一つ減らしました。

    これからのオトメイトさんに期待。
    ぜひ甘々なこういう路線も展開してほしいです。

  • ★★★★ 4.0

    予想以上!

    あまり期待してなかったんですがソムリエを攻略したいが為に購入。
    そして見事やられました…!あれ?これオトメイトさん?って思える面白さ!
    キャラのやり取りも笑えるものもあれば驚かされたり…イベントは金太郎飴的な内容でしたがそれでも私は十分に楽しめました。(まあ、基準が翡翠を予想してたんで笑)
    ただ料理は難しいんで、、料理が成功しなくてもクリア出来るのであんまり関係ないかもですが…。

    久しぶりにオトメイトさんで面白いと感じたゲームです☆
    少しでも気になる(好きな)キャラがいるなら私は限定版をオススメします!
    追加ストーリーが本編よりも好きなので(笑)

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最終更新日:2024年1月11日 PR