ゲーム概要

チュンソフトより2002年7月18日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。サウンドノベルの名作『かまいたちの夜』が新たな舞台で新たな謎と共に復活。グレードアップしたグラフィックはもちろん、システム面も強化。不気味な孤島・監獄島へ舞台を移し、前作の主人公・透やヒロイン・真理ら島へ招かれた招待客一行が、島に伝わるわらべ唄になぞらえて起こる連続殺人事件に巻き込まれていく。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月28日

    かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄

    サウンドノベルの名作、「かまいたちの夜」シリーズが、超一流のクリエイターたちと「PlayStation 2」の力強い融合によって再び舞い戻ってきました。その名は「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」。シリーズのグラフィックに特有のシルエットによる人物表現とリアルな背景はそのままに、大胆な進化が加わりました。
    この作品の最大の魅力は、「サウンドノベル」の特徴であるマルチシナリオシステムです。進行に従って選択肢が現れ、その選択が物語の展開や結末に影響を及ぼします。今回の作品では、進行具合に応じてフローチャートの形状が変化し、分岐の予測が難しくなる仕組みが採用されました。これにより、プレイヤーは予測不可能な展開に挑むこととなります。
    さらに、初めての試みとして、2人同時プレイ用のシナリオが存在します。この新機能によって、友達や家族と共に謎解きの旅に挑むことができます。協力して謎を解き明かし、物語の謎に迫る醍醐味を共有することができます。
    「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」は、シリーズファンにとっては待望の新たな章であり、新たなプレイヤーにとっては謎と挑戦に満ちた新しい世界です。その進化した要素と共に、迷宮のような物語が、プレイヤーを魅了してくれます。

  • ジーティン

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月28日

    才能の融合、かまいたちの夜2の新たなる響き

    1994年に初めて登場して以来、「かまいたちの夜」シリーズは、その名を高め、セールス記録を更新してきた。そして1998年、「PlayStation」への移植を経て、その人気は一段と広まった。今回、私たちは「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」によって、超一流のクリエイター陣と「PlayStation 2」という次世代の融合が生み出す新たなるサウンドノベルを迎えることとなったのである。

    日本を代表する一流のクリエイターたちが共にし、その才能を注ぎ込んだ本作。前作からのお馴染み、我孫子武丸氏による脚本監修およびシナリオ執筆に加え、田中啓文氏と牧野修氏といった名が並ぶ。映像の分野では、武藤眞志氏がOPムービーを担当し、美術監督には種田陽平氏がその名を刻んだ。CG制作協力には庄野晴彦氏が参加し、テーマ曲作曲には東儀秀樹氏、BGM作曲陣には羽毛田丈史氏とパッパラー河合氏が輝く。こうした多彩な才能が、作品に深みと独自性をもたらしている。

    操作性においても、進化が見受けられる。進行状況に合わせて変化する可変式フローチャート、便利さと緊張感が同居するオートセーブ機能、初めての2人同時プレイシナリオ。これらがゲームプレイの向上に寄与している。

    「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」は、これまでのファンにとっても、新たな冒険を求めるプレイヤーにとっても、魅力的な作品だ。多彩なクリエイターたちの力と、進化したゲームプレイが見事に融合したこの作品を通じて、新たなる響きに耳を傾けてみることをおすすめする。

  • アマチャ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月28日

    サウンドノベル『かまいたちの夜』の続編

    サウンドノベルの金字塔、「かまいたちの夜」の続編、「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」が、ファンの期待に応える新たな舞台で登場しました。これまでの大ヒットを受け、さらに深まる物語の謎と美が、プレイヤーを魅了します。

    孤島に広がる夏の海を舞台に、透と真里という主人公が織りなす物語。実写と文章が交わるサウンドノベルの魅力が、ここでも存分に味わえます。物語の鍵を握る選択肢が展開を変える、その仕組みは独特であり、緊迫感を高める要素となっています。

    前作に比べ、物語や分岐点のボリュームは増し、3DシルエットとCGの融合による映像表現は一段と進化しました。実写とCGが織り成す風景は、まさに鑑賞する価値があります。短編のショートムービーや背景の動きにより、臨場感ある世界が繰り広げられ、作品の深みが際立ちます。

    また、今作の脚本や演出は、多方面で活躍するクリエイターが手がけており、切れ味鋭い文章とスタイリッシュな映像美が独特の魅力を生み出しています。物語の奥深さと美しい映像美を、心ゆくまで楽しんでいただきたい。

    「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」は、サウンドノベルのファンにとっては待望の続編であり、新たな世界へのドアでもあります。謎めく物語と美麗な映像が織りなす体験は、心に残るものとなることでしょう。

  • ★★★★★ 5.0

    真かまいたちの夜のたったひとつの功績

    それは2を再開する機会を作ってくれて、改めて2は良いソフトだなと感じさせてくれた事です。
    2の評価で批判されてる内の大多数は雰囲気やストーリーの好みの問題でゲームそのものには皆さん不満は無いように思います。
    真〜はゲーム自体が批判されてるので有名メーカーの代表作としては致命的ではないでしょうか。
    2は作り手の熱意に溢れた意欲作だと感じてます。
    続編だからといって1と同じような物を作らなくてもいい訳で、むしろこんなに1と違う物をよく作り上げたなとその勇気に感服しました。
    残念ながら真〜ではそのような意欲は見られませんでしたが、またいつか素晴らしいかまいたちの夜を期待しつつ、2のディープな世界を堪能したいと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    ボリューム満点サウンドノベル。

    前作からのファンの方には辛口評価も多いようですが、かなり楽しめます。システム的にはチャート機能で快適プレイが可能です。マルチエンディングものにはチャート機能がベストでしょう。グラフィックがPS2ソフトの中でも上位にランクされるほど綺麗です。音楽も物語の雰囲気にマッチしています。1に比べ恐怖感がなくなったとの意見もあるようですが、同じぐらいでしょう。テキストボリュームがあるにも関わらず、やめられないぐらい世界観にはまりました。今までプレイしたサウンドノベルでは最高のゲームです。ただ極端な推理色やホラー色はなく、高度な演出と濃密なストーリーを楽しむゲームと思われます。

  • ★★★★★ 5.0

    ハマりまくり!

    ハッキリ言ってハマります。SFC版かまいたちの夜では3日間ほとんど眠らずにクリアしてあらゆる結末を見ました。その結果、ピンクのしおりをゲット!うれしさのあまり、さらに別のエンディングがないかともう一度最初からスタート。とにかくサウンド・ビジュアル・ストーリーに飽きがきません。よくありがちな数多くある分岐点を通過している内に何をするゲームなのか訳が分からなくなるといったことも全くありません。それに加えて想像力をフルにかき立てる登場人物もサイコー!プレイヤー独自のヒーロー、ヒロインを想像して楽しめます。推理自体も独りよがりの難しすぎる推理小説のようなことはなく、冷静に考えると見えてくる緻密な推理の展開も文句なしの5つ星!これはもう続編にこの上ない期待をするのは当然です。何はともあれプレーすれば分かる独特の世界観。お試しあれ。

  • ★★★★★ 5.0

    ゲームとしての完成度は高い

    ゲームとしてはものすごく完成度が高いです。
    音、画像、ゲームのやりやすさのどの点をとってもケチをつけるのはなかなか難しい感じがします。
    ただ、チャートを追ってしまうと、やり易すぎる感は否めませんが、それはユーザ側のちょっとした注意でなんとかなる問題だし、新たなシナリオやバッドエンドが見つかりやすいという点では非常に良いでしょう。
    で、問題のシナリオですが、私はだいたい全体を通じて気に入っています。
    ただ、すごく「人間が実はそもそも持っている狂気」みたいなものを取り上げているシナリオが多いので、そういう部分を楽しめなくて単に気持ち悪い、という印象をもつと思います。そしてそういう人は決して少なくないと思います。狂気を露呈するゆえにえぐいシナリオも少なくないですし。
    あと、バットエンドの落とし方は「街」のものですね。だから、バットエンドでは違う世界が広がっているのを許容する必要はあるでしょう。駄洒落オチもそんなところだし。それゆえ、街好きにはたまらなく良いのですが。
    全体を通して、前作のかまいたち、つまり推理モノを期待した人には星2つ分ぐらいマイナスでしょう。推理モノの部分はそれほど良くもないし。私は出来の良いサウンドノベル好きで街好きなので、星5つです。

  • ★★★★★ 5.0

    流石に「かまいたち」をタイトルする作品

    前作を深くプレイし、シナリオ担当の我孫子氏の小説を読むにつれ、この続編の世界観も納得できる。
    どれだけ破綻なくプレイヤーに恐怖を与えられるのか、というシナリオもあれば、前作を知っていると思わず笑ってしまうシナリオもあり、クリア後も長くプレイできる。
    ノベルゲームにありがちな単調な感じも前作同様ほとんど見られず、シナリオ分岐も確認が出来るため、新たなシナリオやエンディングにたどり着いた時は非常に楽しい。
    本編である推理部分も良く出来ており、文字を読むことが嫌いでないなら老若男女を問わずに入れる。もちろん前作を知らずとも充分楽しめる良作である。

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最終更新日:2023年8月28日 PR