ゲーム概要

カプコンより2006年12月14日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。日本神話を題材にした世界観と独特の日本画風のグラフィックが特徴のゲーム作品。線や記号をアナログスティックを操作して描く「筆しらべ」や、鏡、勾玉、剣の「3種の神器」を武器に戦うなど独特のシステムが満載。白狼の姿となって復活した神・アマテラスとなって、荒廃した世界に美しい自然を取り戻そう。※廉価版

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2023年8月15日

    大神(プレイステーション2・ザ・ベスト)

    『大神(プレイステーション2・ザ・ベスト)』は、のどかな自然が舞台となる「ナカツクニ」という世界で繰り広げられる、感動的な大自然の活劇が楽しめるネイチャーアドベンチャーゲームです。プレイヤーは神である主人公「アマテラス」として、人々との交流や動物たちとのふれあい、妖怪との戦いを通じて、美しい大自然を取り戻す旅に出ます。

    本作の最大の魅力は、和紙や筆で描かれる美しい情景と、アナログ的な質感がもたらす癒しです。日本画のようなビジュアルと手作業で造り込まれた世界は、プレイヤーに心地よい「癒し」を提供してくれます。のどかな風景や動物たちとの触れ合いは、まるで自然の中にいるような気分を味わえます。
    操作はシンプルながらも、バトルシーンでは多彩な動きが可能で、初心者から上級者まで楽しめる戦闘システムが展開されます。アマテラスの力を駆使して妖怪とのバトルに挑み、自然の調和を取り戻す過程は、プレイヤーを没入させる魅力があります。

    本作は、美しいグラフィックと癒しの世界、心温まるストーリーが絶妙に融合した、感動的な物語を楽しむ事ができます。プレイヤーに深い感銘をもたらしてくれる名作に仕上がっています。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『大神』の廉価版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    日本という文化が好きな方は是非

    まず、ヘビーゲーマー向けなゲームではないと思います。
    難易度は簡単ですし、やりこみ要素もありますが、一応というレベルです。
    あと、殺伐としたハードな世界が好きな方にもお勧めできません。

    では、本題に入ります。すべて主観で物を言いますので、ご了承ください。

    素晴らしい作品でした。ゲームというよりも、作品という表現がふさわしいゲームというのが感想です。日本人の感性に訴えかける何かが詰め込まれています。
    音楽・グラフィック・話・独自のシステム『筆しらべ』
    それらすべてに所謂【和】のテイストがあります。
    だけでなく、それらテイストを高次元でまとめ、一つの作品として完成させています。
    恐ろしく難度の高い作業であったろうに、よくもここまで高い完成度の作品として仕上がったと関心しました。
    特に、最終戦前後の演出は最高です。
    王道が何故王道であるのかを改めて想起させられました。

    ブランド品や萌えゲーが幅を利かせる昨今故、不遇な売り上げとなっていますが、大抵のレビューや感想で高評価を取っているゲームであることに納得の行く作品でした。
    ベスト版もでていますし、是非一人でも多くの人に遊んで欲しい作品ですね。
    懐かしく、優しい気持ちになれるゲームです。

  • ★★★★★ 5.0

    日本人の精神を思い出させてくれるゲーム

    プレイヤーは狼姿の神様「アマテラス」を操って、物語の舞台「ナカツクニ」にはびこる妖怪を退治する旅に出ます。
    このゲームでも例に漏れず、旅の途中で主人公が様々な能力を手に入れていくわけですが、それは「筆調べ」と呼ばれ、画面に「ー」や「ニ」をスティック操作で書く事で発動させることができます。
    木を切ったり風を起こす等全部で13種類あるのですが、中には隠し能力もあるので、それを探すのも楽しみの一つです。
    そして、回復アイテムの消費量が少ない・お金は大量に入手できる・戦闘はほとんどボタン一つの操作で済むこと等から難易度は低い方ですので、ゲーム操作が得意ではない方にもお勧めです。
    このゲームで特にお勧めできるのが、グラフィックの美しさとキャラクターのリアクションです。
    アマテラスが「大神降ろし」をするシーンはとても綺麗です。
    また、動物達に餌をやると懐いてきますし、村人に筆調べを使っていたずらをすると反応が返ってくるのも面白いです。
    たくさん村人達と話したり悪戯をしたりしてみてください。
    感動のラストシーンは必見です。

    ※通常版との違いはパッケージと説明書の厚さです。※
    ベスト版の方は僅か2〜3ページしかありませんので、初めこれを見てプレイした時には操作の仕方を調べるのに少し困った記憶があります。
    アクションゲームに手馴れている方は、特に気にする必要はないと思われます。

  • ★★★★★ 5.0

    ☆が足りません。

    こんなに絶賛されているゲームってはたしてどんなもんなんだ?
    と興味本位で購入し(私は大の犬好きでもあったので)プレイしてみました。

    目からウロコ(涙?)です。
    なぜこんなに素晴らしい作品があまり知られてないんだ・・?
    そして、幸運にもこの作品に出会えて本当に良かったと思いました。
    このような作品に出会えてこそゲーマー冥利に尽きるというものです。。
    (ゲーマーでない人にもプレイして欲しい!)
    筆しらべでの奇跡はプレイした人しか味わえませんね。
    だだっ広い平原のタタリ場が一気に緑花溢れ咲き乱れた時は、全身の毛が逆立つ感覚。
    ・・・・・鳥肌が立ちました。

    まだゲームは序盤です。しかし興奮しすぎて今レビューを書いてます。
    何だか早く物語を進めたいようなまだ進めたくないような。。
    終わってしまうのが寂しく感じます。
    オープニングの話の通り進めば、アマテラスは・・。
    しかし皆さんクリアしての感動を味わっている。 私もその感動を味わいたい。
    名残惜しいですが頑張って物語を進めて行きたいと思います。

    「ゲームひとつで大げさな。」
    私も初めはそう思っていました。 多くの方が絶賛しているほど疑心暗鬼にもなります。
    しかし一人でも多くの方にこの作品を知ってもらいたい。
    自分の目で見、耳で聴き、震えるような感動を味わって欲しい。
    「百聞は一見にしかず」です。
    プレイした人だけがこの感動に出会えます。

    追記5/15・・ようやくクリアしました・・。
    ゲームで涙を流したのは初めてです。。 今までの苦労が全て報われた気がしました。
    本当に最後までやって良かった。
    「大神」は間違いなく「ゲーム」を遥かに超えた素晴らしい「作品」です。

    感無量。

  • ★★★★★ 5.0

    人生最高のゲーム!

    ファミコン、スーパーファミコン、セガサターン、PS、PS2・・・。
    数々のゲーム機でゲームをたくさん楽しんできましたが、こんなに素晴らしい作品には出逢ったことがないです。

    独特の雰囲気、馴染み深い世界観、使い勝手の良いアクション、難易度、やり込み要素、キャラクター、どれをとっても秀逸で、悪いところが見つかりません。
    強いて言えば難易度設定ができないので、その点で物足りなく思われる方もいるかなぁ、という程度です。
    日本の昔話が好きな方には、非常に馴染みやすく、ほっこりできる場面も多いはずです。

    操作性も問題なく、むしろ快適です。
    カメラワークも自在に設定でき、一部カメラを動かせないところもありますが、まったく気になりません。
    ボタン操作も簡単で、アクションゲーム初心者の方にも安心して遊べます。
    完成度の高い格闘ゲームのような、難しい操作性を求める方には向きませんが、およそ60時間のプレイで、簡単かつ飽きることのない操作性は見事としか言うほかありませんでした。

    ラストバトルは他の方も書かれている通り素晴らしいものでした。
    心に深く染み入るような演出に、心からの感動を覚えました。
    でもそれは、ラストバトルだけをやっても感動しません。
    サブゲームも含めて遊びつくしてこそ、本当の感動が味わえます。

    急いでやれば、20〜30時間あればクリアできてしまいます。
    しかし、ぜひ数多くのサブイベント、サブゲームもやってからエンディングを迎えてください。
    きっと心から感動できると思います。

    これほど秀逸なゲームには、今後も出逢えそうにありません。
    美麗CGがウリになっている最近ですが、CGがキレイだから良いゲームではないということを証明してくれた作品です。
    筆で描かれたようなタッチで、本物の人間みたいな美しさはありませんが、心穏やかにさせてくれるグラフィックです。
    物語とグラフィックが独特なだけに、美麗CGじゃなくても最高のゲームと言えるのが最高の特徴かもしれません。

    このゲームは次世代まで語り継ぎたい作品です。
    孫の代までお薦めしたいので、ぜひ手に入れられて、その素晴らしさを実感してください。

  • ★★★★★ 5.0

    心優しい物語

    こちらのレビューを見て大神(”おおかみ”と読む)を知りました。

    あまりに高い評価なのでどんなものかとプレイしてみれば、とても優しい物語・単純明快だけど人間の優しさという感情にどんどん流れ込んでくる演出に心が癒されました。

    主な話の概要は

    白狼・白野威(しらぬい)と剣士イザナギが百年前に封じたはずのヤマタノオロチの復活。
    オロチの復活とともに、この世の生命(自然)が呪いで失われていく。
    そんな強大な妖怪・オロチの悪行を阻止するべく、再びこの世に転生した白野威、こと「アマテラス」と、旅する妖精「イッスン」の冒険物語。と、言ったところでしょうか。

    正直、公式サイトの映像などを見てもグラフィックに多少の不安があったものの、2Dと3Dの融合したような(2.5Dと言うんだろうか)世界観は日本独特の水墨画のようで、プレイするうちに慣れていき、それが味わいに感じられるようになりました。

    物語には随所に日本の多様な昔話・神話がちりばめられ、大神のオリジナルストーリーとの調和が上手く出来ていると感じました。
    個人的には舌切りスズメがとても好きです。というか、スズメのお嬢が可愛いです。
    出てくる登場人物全てに丁寧なキャラ設定がされています。

    主人公であるアマテラス(天照大神)の、語らないけどその強さや優しさがイッスンという妖精のセリフを介して伝わってきます。

    当の本人アマテラスは自分が神様だの救世主だのなんて意識は全く無いのか、所作も思考もその辺の普通の犬のような振る舞い。
    でも、そこが気取らない・飾らないかっこよさでもあったり、心を和ませる可愛い一匹の動物という側面も持っていて、なんとも不思議で魅力的な今までに無い主人公のスタイルです。

    多くの方がおっしゃるように動物の所作がとてもよく出来ていて、愛嬌にあふれています。
    ゲーム性はゼルダの伝説のような謎解きやアイテム探しの要素がメインで何かを探すことを目的としたアクションゲームが好きな方ならのめり込めると思います。

    ただ、難易度に関しては他のサイトでも言われている通り、かなり簡単かもしれないです。
    特に戦闘なんかはひたすらボタンの連打とジャンプをしていれば、まず負けないと思います。
    謎解きに関してもイッスンが実も蓋も無いようなヒントを喋ってしまうので、メインストーリーで行き詰ることも少ないと思います。

    それでも、自分はアクションが得意な方では無いので、女郎蜘蛛という最初のボス戦の時の助言は助かりました。

    ある方面では親切
    ある方面では簡単すぎる

    という指摘がされていますが、簡単すぎると言う人がやっても世界観やゲームの面白さそのものを損ねるバランスではないと思うので、個人的にはこれでよいと思います。

    謎解きを楽しむというよりも、この大神の世界観に浸ることが一番の楽しみではないか。
    そう感じるくらい素敵なストーリーだと思います。

    X-BOX360も持っていて、インフィニットという次世代RPGが出る中で、3年も前のゲームをやっているわけですが、全く古さも感じないし、新しい・素晴らしいと感じられるゲームです。

    宮崎駿さんの映画よりも大神の方が好き。
    そう言い切ってしまってもいいかも知れません。

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最終更新日:2023年8月15日 PR