ゲーム概要

スクウェア・エニックスより2008年9月4日にプレイステーション2用ソフトとして発売された新機軸アクションRPG。巨大なドラゴンに跨り、地上にいる敵を倒していく3Dフライングと剣戟アクションが合体したゲーム。プレイヤーは、今は無き小国の元王子カイムとなり、帝国軍と連合軍の戦争に身を投じる。空中戦闘の「上空モード」、「低空モード」、カイムがドラゴンから降りて斬り込む「地上モード」を駆使して戦おう。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月12日

    ドラッグオンドラグーン(アルティメットヒッツ)

    『ドラッグオンドラグーン(アルティメットヒッツ)』は、巨大なドラゴンを操って大空を自由に飛び回り、敵の騎士やモンスターをバッサバッサと切りまくる爽快感を楽しめるアクションRPGとなります。
    ゲームモードには、戦場の上空を徘徊している制空権を握ったモンスターを、ドラゴンの背に乗って殲滅させていく「上空モード」、ドラゴンの背に乗ったまま急降下し地上の敵と戦う「低空モード」、大群の中を駆け回り敵を斬りまくる「地上モード」の3つが搭載されています。ド派手な魔法とコンボは爽快感抜群です。また、ストーリーも重厚感のある内容となっていますので、アクション面、ストーリー性の両面から楽しむ事ができるゲームとなっています。
    また、本作は先にプレイステーション2で発売された『ドラッグオンドラグーン』の廉価版となります。

  • ★★★★★ 5.0

    抗え 最後まで

    <世界観>
    中世時代的なダークなRPG。帝国軍(赤目感染者)と連合軍(普通?な人間)の2つの組織が「封印の女神」を巡り戦争してます。
    封印の女神はDODの世界の空間と時間軸をその世界につなぎ止めておくための封印役です。女神が死んで次の女神が不在のままでいると繋ぎ止められていた時間軸は崩壊し世界が壊れます。
    帝国軍は世界を壊そうとしているサイド。連合軍はそれを阻止するサイドです。
    ですが帝国軍は人知を超えた兵器を使いまくり裏では天使の教会という怪しい宗教(?)団体がバックアップしており連合軍は圧倒されてます。
    この世界には人間の他に竜種、モンスターや精霊などがいて稀に「契約」を人間と交わす事があります。「契約」はお互いの心臓を交換する儀式で契約が完了すると契約者同士は命を共有します。片方が傷つけばもう片方も傷つき、片方が死ねば同じく死にます。また巨大な力を得る代償にその人間の最も大事な物、器官を失います。

    <キャラ>
    カイム→かつて帝国に自国を滅ぼされ復讐に身を焦がす連合の兵士。復讐の鬼。契約者はレッドドラゴン。契約代償は「声」
    レッドドラゴン→齢1万歳以上。(正確には不明)竜はこの世界で最も優良種とされている。誇り高く尊大。雌(単一性と書かれてる時もあり)
    フリアエ→カイムの妹で封印の女神。女神に選ばれた時から全てを諦め生きている。兄への禁じられた愛を内に秘める。
    その他諸々、背徳的、破綻しているキャラ達が大勢います。

    契約者となり竜騎士となった連合の兵士カイムが帝国軍を殺して殺して殺しまくる修羅道を突き進むゲームです。お金とかはなく宝箱や章をクリアしたりして武器を入手。武器は剣、槍、鈍器、斧、杖。敵を殺した人数で武器LV上がります。カイムとレッドドラゴンも同様。
    戦闘は地上戦と空中戦があります。

    受け入れる人と受け入れられない人がはっきり分かれるゲームです。
    もともと大衆受けを狙ったゲームではありません。
    倫理観とか皆無です。シナリオといいキャラといい常識を突き抜けてます。
    しかしだがらこそ人を引き付ける力のあるゲームです。
    私はすごく好きです。

  • ★★★★★ 5.0

    王道に抗った意欲的、でも最後まで至って真面目な作品

    カッチャカッチャカッチャ、と(私にはそう聞こえる)斬撃音が響く狂気のゲーム。
    全てのエンディングまで見終えました。

    DOD3やっていたら、ふとDODの音楽が聞きたくなり、(私が好きなのは第一章の場内の音楽です)改めて聞いてみると、良いなぁって思い、思い出して、レビュー書きます。

    サイクロプス、各ボスに苦戦し、ギョロアエにビビり、エンディングでハッピーエンドが無い、アクションゲーム苦手な為か難易度結構高いですが、チェインを繋げると恩恵があったり、危険を感じたらドラゴンに乗って攻撃したりレオナールが滅茶苦茶強いので呼んだり、ジャンプダッシュ斬り→逃げるの繰り返し等、それらを駆使し最後まで抗ったこのゲーム。

    3と違い、動きは少しもっさりしていて爽快感は無いけれど、1や2の戦闘は敵兵が多いので、良い意味での爽快感があります。
    ドラゴン戦、地上戦共に好きでした。

    また契約という負に惹かれて契約し、力を得るが、代償を伴う要素がある為、狂っているのだけれど、隠れた美しさがあったり、逆に、正常に見えて、内面は狂っていたり、歪んでいたりと奥深く、陳腐でないので、キャラクターの個性が強いが故、存在感のあるゲームです。(契約無しに歪んでいるキャラクターもいます。
    喋るキャラクターで歪んでないのはレッドドラゴンくらいでしょうか。)
    また、武器のグラフィックがレベルアップで変わるのも良かったです。
    魔法も武器によって違いがあるので持っていく武器をどれにしようか迷ったものです。
    月光と闇がお気に入りでしたが、最後に赤くなってくのが見れたりと。

    それと、このゲームクリアすることで2のカイムが出る辺りから9章までで感情移入しやすくなるかと思います。

    最後の最後に戦闘機を扱えるのも面白かったです。
    カイムが乗っているのがシュールです(笑)
    しかし、クリアした甲斐あったなと思いましたよ、当時。

  • ★★★★★ 5.0

    伝説の鬱ゲー

    スクウェアが出したとは思えないカオスな内容のゲームです。
    無双系のバトルゲーム、当時ではなかなかなかった血飛沫の表現もあり、敵は基本的に人間。

    ストーリーも登場人物の経歴なども救い様のない設定で、終止暗い雰囲気です。
    でもそれでも好きな人はぐいぐい引き込まれていくと思います。

    エンディングを全パターン見た人は、ぜひ2をプレイしてカイムとアンヘルの最後を見て泣いて欲しい、そしてニーアレプリカントを続けてプレイして下さい!

  • ★★★★★ 5.0

    これほど狂気的なゲームも珍しい

    このゲームを初めて見た時は王道系RPGかな?と思いましたが、ネットでの評判を聞き気になってプレイしてみました。結果、なるほど意見が分かれる訳です。
    頑張れば頑張るほど悪くなっていく展開。一部を除いてほとんどが異常な性癖の人物たち。
    精神をすり減らすかのような美しくも不気味なBGMなど本当に人を選ぶゲームです。
    ですが私はこの作品を名作だと思います。それは今までは苦労は報われると言った綺麗事な展開が多いRPGの中で唯一、真っ正面から真逆な展開で挑んだその姿勢はなかなか真似出来るものではなく純粋に素晴らしくだから惹かれる物があるのだと思いました。

  • ★★★★★ 5.0

    殺戮の宴に酔え、という謳い文句に偽りなし

    ・ストーリー
    憎むべきドラゴンと生への執着で契約した主人公カイム、
    心を押し殺し『女神』の役目をまっとうするカイムの妹フリアエ、
    根底にカイムへの嫉妬を抱えるフリアエの元許婚イウヴァルト、
    そして、カイムと契約する尊大なレッドドラゴン
    この三人と一匹を中心に物語りは進んでいきます。
    全体的な雰囲気は重く暗いですが、だからこそ引き込まれます。

    ・システム
    無双シリーズ、BASARAシリーズのように一騎当千の戦闘です。
    空中ではドラゴン、地上ではカイムを操作して次々に敵をなぎ倒していきます。
    カメラワークに難があるものの戦闘に支障が出るほどではなく、画面右上に出るレーダーがそれを補助してくれます。
    敵をあっという間に撃破しながら縦横無尽にステージを駆け回るのはなかなかに爽快です。
    武器が豊富で、取得するには条件つきのものが多々ありますが、武器のSEやモーション、魔法も多種多様で飽きません。ハンマー系の武器のSEはリアルに痛そうなほどです。
    主人公、ドラゴン、武器それぞれにレベルがありますが、戦闘中に確認できるレベル状況は常に1つだけ。レベルが1つ上がったら、それ以降は次に必要なポイントがどれだけか判りません。
    特に武器レベルは帝国兵1人=1Kill Pointで、武器とそのレベルによって必要ポイントがかなりばらつきがあるので確認できないのは不便。
    1000人を超えるうえにレベルが低い帝国兵が出てくる第一章第八節は武器レベルアップにはもってこいのステージですが、今の武器状況が判らないのであたりをつけながらやるしかありません。

    ・BGM、演出効果
    BGMはゲームの雰囲気をよく捉えて重く暗いものが多いですが、ストーリーと同じくだからこそ魅力的です。
    不安と焦燥感を掻き立てられ、血で血を洗う凄惨な物語に惹きこまれます。
    攻撃モーション(武器、魔法)は先のシステムで少々触れましたが、帝国兵が倒れる時もなかなか。
    切れ味鋭い剣で一閃に伏しても、攻撃力の低いメイスで何度も殴打されても、大きな血だまりの中で彼らは事切れます。
    ちなみに血だまりも倒れた帝国兵もすぐに消えますのでご安心を。

    ・総評
    キャラクター、ストーリー、ゲームシステム、どれをとっても全体的には良いです。
    ただキャラクターの心情描写、特にカイムをもっと掘り下げて欲しかったですね。でもこれは物語冒頭で声を失うので仕方ないと諦めるしかありません。
    小説ではかなり詳しく描かれているので、気になる方はどうぞ。

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最終更新日:2023年4月12日 PR