ゲーム概要

スクウェア・エニックスより2003年9月11日にプレイステーション2用ソフトとして発売された新機軸アクションRPG。巨大なドラゴンに跨り、地上にいる敵を倒していく3Dフライングと剣戟アクションが合体したゲーム。プレイヤーは、今は無き小国の元王子カイムとなり、帝国軍と連合軍の戦争に身を投じる。空中戦闘の「上空モード」、「低空モード」、カイムがドラゴンから降りて斬り込む「地上モード」を駆使して戦おう。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月12日

    一騎当千の竜騎手となり、数多の敵を殲滅せよ!

    『ドラッグオンドラグーン』は、巨大なドラゴンを操って大空を自由に飛び回り、敵の騎士やモンスターをバッサバッサと切りまくる爽快感を楽しめるアクションRPGとなります。
    ゲームモードには、戦場の上空を徘徊している制空権を握ったモンスターを、ドラゴンの背に乗って殲滅させていく「上空モード」、ドラゴンの背に乗ったまま急降下し地上の敵と戦う「低空モード」、大群の中を駆け回り敵を斬りまくる「地上モード」の3つが搭載されています。ド派手な魔法とコンボは爽快感抜群です。また、ストーリーも重厚感のある内容となっていますので、アクション面、ストーリー性の両面から楽しむ事ができるゲームとなっています。

  • ★★★★★ 5.0

    ゲームの可能性を感じた

    味方のドラゴンになぜ人を斬るのかと言われました
    お前は殺生が大好きだなみたいなことも言われました
    敵は無抵抗だったんですけどね
    僕ね、殺しまくってたんですよ
    そりゃもうバッタバッタと。
    いや、他のゲームだったら反応無くても敵=斬るじゃないですか。
    むしろ襲ってこない方が楽で良いとか思うじゃないですか
    驚きましたね。
    この手のゲームは正義と悪が完全に確立されてて、悪を倒すために正義の剣を振りかざすものだと思っていましたから。
    でも実際の戦争同様に、敵も、特に末端の敵なんかは正義の心を胸に悪を倒すために、主人公襲い掛かってくるんですよね
    敵にとっての悪はこっちですからね
    いやもう、ゾッとしました
    エンディングまで考えさせられました

  • ★★★★★ 5.0

    小説をよんでいるような物語ともっさり

    《ストーリー》
    小説をよんでいるような、一枚岩ではない。そんな人間を構成する負の部分をテーマとした登場人物に、中世的な法で抑えられる前の、暴力と宗教の世界感がとてもマッチしています。全体的にBGMも奇妙な歪められかたをされていて、カールマイヤーを聞いてる様に、聴覚的な恐怖も感じます。敵の兵も、異形の鎧を着ていたり、人間ではない化け物だったり、視覚的にもひたすらに怖いです。コントローラーを握っているだけで、ここまで汗をかくゲームも珍しいと思います。
    そんな暗黒色の強い世界感の中、自ら、選び、振り回され、裏切られ、登場人物たちは、絶望し、力尽き、また。希望を得たりと、確かに、成長していきます。
    一冊の物語を読んでいるような気持ちになる。魅力的な作品です。ただの作られた主人公像では無く、ほとんどの作品にあるような『勧善懲悪』の量産化された。名前を忘れるようなキャラクター達ではありません。過去の不幸から登場人物たちのは、一つのテーマを持っていて(復讐、絶望、劣等感、執念、優越感と罪悪感)等、とても人の精神を構成する中で重要だけど、他人には言えないようなそんな重みのある登場人物たちが、発火する皿の上で踊っている。そんな風な独特な、一度見たら、忘れられなそうな作品になっています。
    ストーリー重視で、なおかつ、不幸の中からの一筋の希望系ENDが好きな方々なら、是非、お勧めです!

    《ゲームとして》
    最近のゲーム等の洗練された操作性に慣れている方々からすれば、少し、『もっさり』していると思います。
    なおかつ、難易度としては、≪高め≫だと思います。
    理由ですが、まずは、
    難易度がEASYとNORMALがあるのですが、全てのエンディングを見る為には、武器コンプなどの条件が必要になって来ます。EASYでは手に入らない武器もあり、全部のエンディングが見たかったら、NORMALでやるべきになります。NORMALは敵の攻撃の威力も高くて、敵中ボスクラス+弓兵の配置だったら、中ボスと切り合っている間に弓を放たれまくって→命からがら敗走という事にもなります。
    そうゆう流れから、敵の弓兵が居た場合、ドラゴンで強襲して、主人公で弓兵を血眼になって排除するなど、ゴリ押しではクリアし難くなっています。だからこそ、武器固有の魔法がその中で生きてきたりと、本当に考えられて作られているゲームだと思います。
    『もっさり』の部分ですが、超人的な動きではなく、あくまで人間的なリアルな動きにおさまっています。自分の立ち位置に気を配っておかないと、囲まれます。後ろから切られ、「ウッ」っとなっている間に他の奴らにも切られ、大ダメージ等を負う事もあり、私は合戦っぽくて好きなのですが、人によってはイライラするかもしれません。
    一瞬で、「ヤバい! これクリア出来んかもしれない! 武器のレベル上げに使った40分がパーになる」といった本物のスリルを感じる事もできます。失敗時の経験値繰り越しも無いのもシビアです。
    そのほかは、武器の種類の多さ、レベルが上がるにつれてのその武器の出来上がり方などが分かる点や、形が変わるなど、小さな嬉しい点が多いです。
    空中戦も、『もっさり』していますが、慣れれば敵の発射する砲弾をかい潜ったりと魅せるプレイもできます。
    アクションの『もっさり』とした点から星四つですが、他の物語や新システムは挑戦的で、とても好きな、おすすめゲームです。
    是非PS3でグラフィックや操作性など、敵の甲冑を切りつけて、段々と攻撃可能にしたり、敵の部位破壊(武器を持っている腕を攻撃、打ち払うなどタイマン強化など)小さな点を追加、リメイクして出してくれたら絶対買うくらいのおすすめゲームです。

  • ★★★★★ 5.0

    ニーアもオマタも、これに追いつけない。

    操作環境は無双タイプです。ただ、このタイプのゲームをスクエアはあまり(全く?)作ってこなかったので、荒い。
    今からやる人はその辺を踏まえて。
    無理だと思うならYouTubeでも舐めててください。

    これはとにかくストーリー。
    鬱だ、ダークだと言うけれど、総じて愛をテーマにしているようにも思います。
    めちゃネタバラすし、長いので、ヤベェと思った方は飛ばしてください。

    キャラ設定。
    まずこれが酷い(誉めてる)し、全て。

    主人公は殺人鬼。でも、家族を竜に殺され大切な妹を守るためにそうなったと感じた。
    死ぬほどの怪我をして、この世で最も憎いドラゴンと契約する羽目になってしまった。

    そのレッドドラゴン。アンヘルと言う名前ー。
    はっきり言って一番マトモ。ヒロインにすら思える。
    虫けら同然の人間、カイムと契約し、人間を、というかカイムを知る。人間より人間をよく知ってるけど。
    「人間は皆、おしなべて愚劣よ」は僕が最も好きな彼女の台詞。
    そんな一匹狼気分だったけど、古の竜と戦うとき、ビビって体が動かなくなり、カイムに首をなぜられコロり。
    ちょろインだなー、これが。これがまた可愛いわけだが。
    ツンデレです。
    声はOKAMAなんで、すごくなるほどだよね。

    妹フリアエ、近親相姦。義理なんかじゃなく、しっかり血は繋がってます。両親同じ。でも、兄ラブ。封印の要として選ばれようが、イウヴァルトと許嫁にされようが、兄love。でも、それをずっとずっと必死に隠してる。そこがイイ!
    でも、司教マナに兄の前でバラされ、自害。「私を、見ないで」は耳にしばらく残った。
    ちなみにこのシーン、兄カイムはフリアエに不安そうに見つめられたとき、何も言ってやれなかった。それもそのはず、彼はレッドドラゴンとの契約により代償として声を失っていた。
    契約者達は、その時気付かなくても、いつか絶対なくてはならないものを代償として奪われている。そんな気がしたシーンでした。
    普段はカイムの気持ちをレッドドラゴンが代弁しています。
    これまたレッドドラゴン可愛いな。

    そして、個人的にプロフィール大好きなレオナール。今思えば名前がすでにギャグのようだ。
    彼はロリコン、ゲイで近親相姦の気もある。なんとも素敵な男。
    夜林の中で一人モニャモニャしている間に集落が帝国に襲われ弟たちが殺された。
    彼は嘆き苦しみ自分のあまりの罪深さに朽ち果てていました。するとフェアリーがそんな彼に契約を持ちかけます。
    この作品のフェアリーは、他のどの作品にも見られないとても下品な言葉を使い、人間を蔑んで楽しませてくれますよ。
    そして、彼は契約して視力を失う。
    自分の性癖を戒めるためなのかなと。
    最後死ぬとき、一目セエレの顔を見たかったとは思うけど。

    んで、アリオーシュ。これも殺人鬼だが、担当が違う。カイムは帝国軍を主に殺し回るが、彼女は子供。そう。子供ばかり殺して楽しむ。
    帝国に子供を殺されて狂ってしまったのです。狂い方が自虐的だなー。
    契約の代償として子宮を失う。もう必要ないのかもしれないが、やりきれない。
    男の子大好きのレオナールとは相性悪いですね。
    最後、赤ちゃんに食べられちゃうけど、アリオーシュは満足したような気がした。

    カイムの友達イウヴァルト。
    フリアエテッペンエンドでコト切れます。
    以上。
    ではなく、彼はカイムを裏切りフリアエを封印から解放しようとする。いらぬお世話じゃ!
    ブラックドラゴンとの契約で歌声を失う。
    フリアエに唯一喜ばれた歌声。
    これを無くして、どうして彼女の側にいられるだろうか。

    セエレ。英雄願望。マナの兄?弟?忘れた。母から愛される。マナは虐待されていたようだ。そして狂ったマナを、助けたいと思っている。
    一切何も出来なかったが。
    かわりに世界救った。

    ま、後半の人等はともかく、形はどうあれ愛情深い人達だと思いませんか?
    暗いけど、心に響くのはこういうところがあるからなんじゃないかなーと思う。

    んで、この人らしさ、醜さがどうしたってニーア、オマタは足りない。そしてこれからも期待はしていない。
    最初こそが最高傑作というのはwizと似ているかも。

    リメイクはいらない。
    今のスクエニでは何部作になるか分からんし、いらんことをするに決まっている。

  • ★★★★★ 5.0

    どうあがいても絶望。1と2にまたがるけども、壮大な神殺しのストーリー

    中学生の時に発売されたゲーム
    ゲームがきっかけで、小説まで買ったゲームはこれが最初で最後
    クリア後もアンヘルとひたすら決闘してたわ

    処理スピードとかの関係上、戦闘は時折もっさり
    いまからのプレイは正直お勧めしない
    youtubeとかで観るだけみたいなイベントシーンつなぎ合わせたやつを見るのがおすすめ
    (madでI Hate Everything About Youと組み合わせたやつとか、うまく編集されてるよ)
    プレイするなら、HDMI接続でやったほうがいいよ

    武器はそれぞれストーリーがあって、小ネタみたいな感じで面白い
    最終的には、鉄塊ぶんぶん振り回すだけになるんだけども

    エンディングは5つ(ラストの音ゲーはかなり難しい)
    残念ながらハッピーエンドはない
     フリアエの卵からの登場シーンは、なかなか怖い

    序盤で主人公が話せなくなり、アンヘルとの思念による意思疎通だけになるから、細かいところがなかなか伝わりにくい。小説読んで細かいところを理解できると、何気ない行動の一つでも、そういうことかと合点がいく

    フリアエは、カイムのことが好きだった。遠くの国の人間の元へ嫁ぐとなると、カイムと離れ離れになるが、イウヴァルトとくっつけば、同国でカイムのそばに居られると考え、イウヴァルトと婚約

    王子だったカイムの誕生日を祝う祝賀会が行われる予定だったが、前日にイウヴァルトとの真剣を使った演習でケガをしたため、とりやめ。家族で団らんと過ごしていたところに、ブラックドラゴン襲来。目前で両親が殺された。

    カイムが旅に出る。フリアエもくっついていく。途中、フリアエに「オシルシ」が出現。女神になる儀式をしないと死ぬと駆け付けた神官にいわれ、目前でこれ以上家族が亡くなるのに耐えきれず、承諾

    そっから戦闘狂になる
    こういった背景があったんで、レッドドラゴンを殺そうとした。
    違う個体とはいえ、よくも両親を、国をほろぼしてくれたなってね。
    とはいえ、帝国軍とその親玉を滅ぼしたいという欲望果たすまでは、死ねないということで、殺したいほど憎んでいたドラゴンと契約。代償は声。
    こんな出会いが最悪な両者が、次第に良き相棒になってくんだな。
    エンシェントドラゴンを前にした一幕ブラックドラゴンの炎からカイムを守るシーンとか、控えめに言って最高

    契約には一番大事なものを失う。カイム自身は、声が大事だと思ったことはなく、不思議だった。なぜ声なのかと
    そして、フリアエを失ってから気づく。失った物の重要性を。もし、あのとき、声をかけることができていれば、おそらくフリアエの自死は止められた。いや、止められなくとも、絶望の中で死んでいくことは避けられたはず・・・

    1では、世界中の封印壊したときに出現する卵を使って失敗作である人間を一掃したい神VS阻止したい主人公連合
    2では、「このハゲッーーーーーー」と言いたくなるあほがいらん事をしたせいで、封印を守る守護者を殺す側に

    アンヘルが女神役を申し出た時点でハゲを殺しておくことが、このカップルにとってはベストだったのかもしれない(その後、すぐに死ぬことになったとしても)

    こんな古いゲームのレビューなど、もはやだれの目にも止まらないかもしれない
    それでも、こんな長ったらしいレビューを読んでいただき
    本当に、本当にありがとうございました

  • ★★★★★ 5.0

    何年経っても唯一無二な作品

    ずっとやりたくて最近ようやく購入
    中古でしたが非常に状態が良く、不具合なく最後までプレイできました

    ・良かった点
    内容は噂通りの鬱ゲーでしたw
    不穏な空気が世界を支配し、ひたすら残酷な運命に立ち向かう物語です

    5つあるエンディングの全てで、主人公に対しての救いが存在しないです
    世界もまた、絶望的な結末がほとんどです

    「尽きる」という曲調も歌詞も、全てが狂気的な主題歌が恐すぎるのに好きすぎる

    登場人物は一癖も二癖もあるキャラばかり
    他作品で登場したら絶対好きにならないのに、この作品だと徐々に好きになれました

    ・気になった点
    ストーリーが若干ダイジェスト風なため分かりにくい部分がいくつか

    ラストバトルの難易度
    まずジャンルが変わってしまうっていう
    その分インパクトは申し分ない

    システム面とカメラワークも色々ストレスを感じるかな

    ・個人的なおすすめ
    プレイ前に説明書を読むことをおすすめします
    あらすじやキャラの紹介があるので

    武器を全て回収しないとエンディング制覇できないので攻略サイトを参照
    独力での回収が困難な入手条件もあるので

    ラストの音ゲーはクリアできなければポーズを使って少しずつ打ち消すとクリアできると思います

    これほど狂気に満ちた挑戦的な作品は存在しないと思うので、是非やってみてほしいです

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最終更新日:2023年4月12日 PR