白中探険部

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年3月6日

  白中探険部

  『白中探険部』は、中学生時代の夏と20歳になった現代の夏を行き来しながら、ふるさとの郷愁と今の自分を見つめ直すことができるアドベンチャーゲームです。全編にわたるフルボイスと立体音響システムが懐かしいあの頃を思い出させてくれます。
  
  物語は主人公が久しぶりに故郷の海と山に囲まれた町に里帰りする場面から始まります。ゲームは、故郷に集まってきた古い友人たちと共に夏を過ごす「現代編」パートと、その友人たちと過ごした8年前の中学生だった頃を回想する「少年編」パートで構成されています。プレイヤーは「少年編」でエピソードを集め、過去の出来事を思い出し、「現代編」のアドベンチャーモードで行動することで、消えたヒロインを救い出すことに繋がっていく。
  
  少年から大人へと変わってしまった自分や仲間の関係は他人事とは思えない。そんな気持ちにさせてくれるストーリーと田舎の美しい風景や自然の環境音が心地良く、癒し系ゲームとも言えます。

• ジーティン

  ★★★★★ 5.0

  投稿日：2024年3月6日

  誰もが持つ少年時代の懐かしい思い出をゲームで体験できる

  「白中探険部」は、誰もが持つ少年時代の懐かしい思い出を体験できるアドベンチャーゲームとなる。物語は大学生の主人公が中学時代の仲間たちと共に、失われた記憶を求めて故郷の町を探険するところから始まる。「少年編」ではフルアニメで構成され、失われた記憶を思い出す過程が描かれる。その思い出をもとに、現代の町を探険し、失われた記憶の謎を解き明かし、少女を救出することが主な目的だ。また、メインストーリー以外にも、主人公が登場する女の子たちとの仲良くなるサイドストーリーも楽しむことができる。そして、テーマ曲は「坂本真綾」が唄う。
  
  本作の魅力は、プレイヤーが少年時代の懐かしい思い出に浸りながら、失われた記憶の謎解きと探険を楽しめる点にある。フルアニメで描かれる少年時代の回想シーンや、現代の町を探険する中での謎解きは、プレイヤーを物語の世界に引き込む要素となっている。さらに、サイドストーリーを通じて主人公との関係が深まり、物語にさらなる奥行きが与えられる。坂本真綾によるテーマ曲も物語の雰囲気を盛り上げ、プレイヤーを感情移入させる効果がある。

• アマチャ

  ★★★★★ 5.0

  投稿日：2024年3月6日

  中学生時代の記憶を辿りつつ、謎を解いていくという不思議で懐かしい匂いのするアドベンチャーゲーム

  「白中探険部」は、中学生時代の記憶を辿りながら、謎を解いていくアドベンチャーゲームです。ゲームの舞台は、「白中探険部」のメンバーが8年ぶりに故郷で再会するところから始まります。プレイヤーは中学生時代のエピソードが紹介される「少年編」と、実際に謎を解明していく「現代編」の両方を経験します。物語は、記憶にない7人目のメンバーの存在が明らかになる中で展開されていきます。
  
  本作の魅力は、プレイヤーが中学生時代の懐かしい思い出や謎解きに挑戦しながら、物語が進行していく点にあります。過去と現在のエピソードが絡み合い、キャラクターたちの成長や秘密が明らかになる中で、感動や興奮を味わうことができます。また、謎解き要素が物語を盛り上げ、プレイヤーを引き込んでくれます。
  
  本作は、懐かしい記憶を辿りながら、謎解きと物語の展開を楽しめる素晴らしいアドベンチャーゲームです。ファンタジーとリアリティが融合した独特の世界観が魅力であり、プレイヤーを魅了してくれます。

• ★★★★★ 5.0

  意外だった面白さ(^^)

  なんとなく…、店頭でパッケージを見てもピンと来なかったのについ購入してしまいました。
  プレイしてみたら・・・これは面白い!!そう思いました。と言っても実際遊べるゲーム、と言うよりアニメを楽しんでいる感覚です。
  立ち絵は所々で動きますし、ボタン一押しオートモードにすれば次の選択までキャラがずっと喋ります(もちろん主人公も)。
  音も綺麗なので自然と引き込まれます。RPG・格闘・やりこみアドベンチャーで少し疲れた人にはもって来いです(私もそんな時期に購入したので)。
  あと、謎を解くなどの小難しい点もないので本当に気楽です。
  私自身、成人を過ぎた年齢(25オーバー)なので逆に楽しめたのかも知れませんね(笑)。
  また、バッドエンディング後にアドバイスを話してくれるキャラがいるのですが、声優さんのヘタさ。
  いや、あれはワザト下手に演じているに違いない口調・言いまわしには毎回爆笑させられます(爆)。
  私は、この声優聞きたさにバッドエンディングにハマりました。
  ポテチ片手に気楽にアニメ感覚で1人楽しみたい。そんな方は是非!!!

• ★★★★★ 5.0

  純な作品

  アドベンチャーゲームって言うよりノベル系に近い作品です。アドベンチャー未経験者や「アドベンチャーはつまって先に進まないからやだなあ・・・・・」って人にオススメ。台詞読みながらサクサク進みます。逆にいえば謎解きや小難しい作品を期待する人には、肩透かしかもしれませんが。システムも親切で、何度も文章を読まなくて済む即読スキップや、ボタンを一々押す手間を省けるオートが有るので、片手でやれる感じです。ビジュアルもすっきりした感じだし、「EVE BURST ERROR PULS」のC-motion程ではないけど、キャラクターの立ち絵がアニメーションしてくれるのも雰囲気が掴みやすくてマル。音楽も定番が揃ってる感じで耳障りには聞こえない。ただ、選択肢ミスで突然バッドエンドになってしまうのはちょっと不親切かな・・・・・とも思えますが、かまいたちの夜2ほどひどいものでないのでまだまだ許容範囲。逆に一度トゥルーエンドを向かえてしまうと今度はバッドエンド探しが楽しくなる・・・・・はず。進行状況も%表示されるから自分がどのくらい進んでいるかが掴みやすくてよろしい。ストーリーは結構好きです。「そんな非科学的な・・・・・」といえないこともありませんが個人的には「アリ」な領域。ジュヴナイル系がダメな人には厳しいかもしれませんが。買おうか迷ってる人はともかく一度やってみるのがオススメです。決して失敗作ではありません。

• ★★★★★ 5.0

  素晴らしい

  このゲームは、まずOPで世界観にひきこまれます。ゲームの雰囲気にあったすごくいい曲です。キャラクターも、ヘタに美少女・美青年とかを出すのではなく、まさに庶民的なふつうの女性・男性で、この物語をさらによくしています。ストーリーも、素晴らしく、正に「謎が謎を呼ぶ」と言ってもいいでしょう。選択肢も結構多く、自分がストーリーの中に介入している気分を味わえると思います。しかし、序盤の選択肢では、バッドエンディングにつながるものが多いので、選択肢前のセーブは必須だと思います(セーブは短時間で良いのですが)。バッドエンディングといっても、その選択肢を選んだ時点で物語が終わりるので、最後までやる必要はありません。このゲームは正に「アドベンチャー」と言ってもいいでしょう。私が生きてきた中で最高のストーリーだと思います。

• ★★★★★ 5.0

  ああ、ノスタルジー

  中学時代の同級生と一堂に会する…。
  そして、少年時代と現在がシンクロする。
  プチ「20世紀少年」といった感もありますが、登場人物の「今」をしっかりと描くことができれば、きっと良いゲームになると思います。
  プレイしながら、自身の過去と現在を見つめられるような、そして明日への希望が見えるような、そんな作品になってくれれば言う事はありません。

• ★★★★★ 5.0

  まだクリアしてません

  フルボイスだし、ストーリーも引き込まれるものがあるし、ラストが気になります。あまりプレーする時間が取れないけど、いくつかの別々のエンディングもあるようだし、中古での値段を考えると、とても良品だと思います。今のところ難しい場面が無いので、難易度の高いゲームが苦手な自分みたいなかたには、良いのではと思います。ちょっとしたミステリー小説を映像で読んでいる聞いている、って感じかな。好きですね。

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