ゲーム概要
データウエストより1993年1月3日にメガドライブのメガCD用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。パソコンのFM-TOWNSでシリーズ化されていたミステリーアドベンチャーの移植作品となる。人の心に潜入する能力を持つ探偵の主人公「降矢木和哉」が巻き込まれる奇怪な事件を解決するのが目的となる。「見る」「聞く」などのコマンドを選択していくことで聞き込み操作を進めて事件を解決していこう。
プレイ画面
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© 1993 データウエスト All Rights Reserved.
レビュー
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★★★★ ★ 4.0
メガCDでサイキックディクティヴをするこの世の贅沢!?
人の心に潜入する探偵、、、すなわち、サイキックディクティヴ。
このキャッチだけ、買い!だと思わせる神秘的な魅力が同シリーズには溢れていた。
現に同シリーズを酷評しているレビューはおろか、思い出の一品として大切にされている評価が圧倒的に多い。
またプレイした大部分の人が上記のような購入前による脳内補完によりすでに名作リストに名を連ねている不思議な作品でもある。今考えるとこれはサイコダイブされたことによる効果なのかもしれない。
実はクソゲー要素満載なのだが、それに成り得ない要因としては、表面上はあくまで硬派の探偵モノをきどるそのストーリー展開や、当時(10年以上前)の動画技術では最先端を誇るDAPSを搭載したビジュアルもさながら、秀逸な音楽面が今においても絶大な支持を誇っているのである。
しかし、DAPSにおいても、心に残る音楽においても、メガCD版ではどれも中途半端な完成度で終わっているのが惜しい。特にリプレイが搭載されていない上、BGMを内蔵PCMとCDとで並行させている曲が多く、CD単体で音楽を鑑賞できなかったという、ユーザーレベルで求める部分が欠落していたのである。これは致命傷だ。なにげに操作感も悪い。
それだけはない、最も肝心な点は、なぜVol3AYAから出すのか?(全7作)
・・・忘れることもできない、メガCD版のAYAを購入したユーザーはそれだけも賞賛に値するだろうと思う。その後、Windows版などでもう一度プレイできる環境が残されているだけも、ある意味贅沢であったのかもしれない。
そう考えることで正当化を図るのだ。これも自分へのサイコダイブが要因かもしれないのだが・・・
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最終更新日:2022年4月19日 PR