ゲーム概要
セガより1994年6月24日にメガドライブ用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。パソコンゲーム『ドラゴンスレイヤーシリーズ』の第7作目という位置付となる。各マップには4つの国が配置されており、プレイヤーはそのうち1つの国に対し、キャラクターに命令を出すことが可能。MD版にはPC版のロードモナークとアドバンスドロードモナークのマップを収録しており、さらに32のストーリーが追加されている。
レビュー
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★★★★★ 5.0
シンプルながらハマります。
日本ファルコム製、お手軽にして奥深い陣取りシミュレーションゲームのメガドラ版です。
発売当時にプレイしたので面数はウロ覚えですが、通常版(50面)に、更に(パソコン版では)追加発売されたアドバンスト版(50面)がカップリング。
それにプラスして、メガドライブ版のみのシナリオモードも追加されています。
コミカルなストーリーの章仕立の物語(操作方法、攻略指南などのチュートリアルも兼ねたモードでした)。
勿論、マップ(面)も完全新規です。通常のルールに加え、そのステージならではのルールや障害が施されていて、基本ルールは至ってシンプルなんですが、手ごたえも充分過ぎる程でした。
1つのマップをクリアするのにかかる時間はお手軽なんですが、通常・アドバンスト・ストーリーモード、全てのマップを攻略しようと思うと、かなりやり込み甲斐のある内容です。
基本ルールは「ゲーム開始時にプレイヤーを含めた4つの国があり。如何に早い時間で自軍の陣地を増やして他の3国を倒すか」これだけです。この基本に、そのステージならではの仕掛けや、あるいは、他国と一時的に同盟を結んで協力して他の国と戦ったり(他の国を全て倒すと、最終的に同盟国との一騎打ちになるワケです)。
マップ上の何も無い場所に新たに通路を設置して抜け道を作り、一気に攻め込んだりも出来ますが、通路設置には莫大な費用がかかったり。
他にもいろいろ、シンプルなんだけど戦略の幅が一気に拡がる要素がアレコレ詰め込まれてて、解りやすいけれど奥が深く、「あと1面だけ、もう1面」と、知らないうちに没頭してしまいました。
クリア時の経過時間、占領率などでボーナス計算され。ルールがシンプルなだけに、プレイヤーの的確な判断と効率のよい戦略がキモになります。プレイを重ねるごとに、自分が上手になっていくのが解ります。
今は見つけるのも難しいかもしれませんが、今でもメガドラプレイ出来る環境でしたらとてもオススメ致します。
いい意味で地味な、チクチク進めるのが楽しい、そんなゲームです。
ゲームには関係ないですが、開発は「大宮ソフト」さん。最近のユーザーさんには「カルドセプト」などで御馴染ですね。
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最終更新日:2022年2月13日 PR