• アゼル パンツァードラグーンRPG|セガ|セガサターン (SS)
  • アゼル パンツァードラグーンRPG|セガ|セガサターン (SS)のゲーム画面
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ゲーム概要

セガより1998年1月29日にセガサターン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。本作は3Dシューティングゲームである『パンツァードラグーン』シリーズの第3作として発表されたが、シリーズ中で本作のみRPGとして制作。特長としてポリゴンで構築された世界がる。幕間のイベントデモは(一部でムービーが使われたものの)ほとんどリアルタイムポリゴンで描写され、他の場面との違和感を解消している。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるセガ様が権利を所有しています。
© 1998 セガ All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    名刹は遺跡となり

    隠れた名作と言われ、マニアックな印象を与えているのではないかと思われるゲームですが、大抵の方は20時間以下でクリア出来る敷居の低いゲームです。
    3Dシューティングゲームであったパンツァードラグーン1・2シリーズの造形を受け継ぎましたが、前作群にならってヌるいプレイヤーを何度も地へ墜とすような難度をこのゲームは継いでいません。
    リアルタイムで戦闘は進行していきますが、コマンドを出してしまえばいつでも止まります。
    知っていること自体はマニアックなのにプレイ自体はとてもライトユーザー志向で、今も一部でしか語り草にならないマイナー線はサターンの悲劇の一つなのやも知れません。

    ポリゴンワークはモーションキャプチャーを嬉々と紹介するほど初期よりやや進んだ程度の頃であり、人の動きはなぞっていますが、不自然さに違和感を感じる方も居るかもしれません。
    人形劇にリアリティがない、ディテールが足りないなどと野暮を言うような振る舞いですが、慣れというのも怖いものです。
    リメイクやリバイバルを求める一人として弱点を認めることに寂しさを感じます。
    想像力が求められるところですが、恣意的に膨らますのは無理でしょう。
    ただ良いゲームなので、ちょっとくらいしか気にならない方は手にとって欲しいものです。

    アゼルはRPGとしてとても大事な要素を持っているゲームです。
    それは「異世界観」です。どこか時空間の地続きの果てにあるようなドラクエやFFのそれとは違う、閉塞した異世界です。
    荒地や砂漠の広がった独特の生態系の中で細々と生きる人類と縦横に跋扈する異生物の棲む惑星なのです。
    あの砂埃の閉鎖感があるからこそのエンディングだった気がします。
    RPGとしてこれほどまでに「異世界」を描くことに成功した作品はないと推したいところです。
    ともあれドラゴンの背にまたがって翔ける空の爽快感は格別なものです。
    雰囲気たっぷりの広がりをもった音世界も独特かつ心地よく、声優界の名優達の熱演も胸を熱くしてくれます。
    変にダラダラ続かない分、物語としてはまとまり良く収まっています。

    しかし、今となってはハードのサターンから求めなければならないケースがほとんどで、文章ばかりでなく音源や動画をリサーチして興味を強くして購入に至ってもらえば幸いというところでしょう。
    そうして声が高くなったところで「復活」なんて、ことは無いんだろうなと遠い目。ハイシュ。

  • ★★★★★ 5.0

    ディスクチェンジもゲームのうちなのかもしれない。

    この作品は当時「バイオハザード2」や「センチメンタルグラフティ」といった作品で賑わっていた頃に発売された名作RPGであります。
    発売時期とジャケットの地味さが売り上げに結びつかなかったと、今でも思っていますが中身はかなり計算されており、傑作の一本に間違いはないかと。

    陣取りバトルの斬新さをはじめ、魔法(バーサーク)の「ビクシオマ」等のビジュアルショックはかなり衝撃を受けるはずです。

    何気に一番やってて巧いと感じたのはディスクチェンジのタイミングでしょうか。
    制作サイドがゲームを盛り上げようとしたのか、単なる偶然か判りませんが続きが気になるぞってタイミングでディスク交換をサターンが請求してきます。

    その為だけにディスク枚数を増やしたとしたら、、、、、、
    「ディスクチェンジもゲームのうちだ!!」
    という指示だとしたら当時、相当な演出家がセガにいたと思います。

    あとは他のレビュアーさんの意見に任せます。

    文句なしの五つ星です。

    結論

    画像だけ強化して発売しても何ら問題ない作品。
    下手に中身に触れるならリメイクはしたらマズイ。

    でもエンディングだけならいじってもイイかもしれません。w

    以上!!

  • ★★★★★ 5.0

    世界観補完のための 素晴らしいRPG

    ジャンルをRPGに変えてまでシリーズにおける世界観の補完を目的とした、開発陣の高い志に感謝してます。
    ツヴァイの成長システムがさらに掘り下げられてるのも、可能性が深まりおもしろい。
    鮮明に記憶しているのは当時、カイルとクレメンツの関連を知ったときに大きな衝撃をうけました。

    続編のオルタを最近プレイし、サターン時代が懐かしく思えてきました。
    ドリキャスで続編がなかったのが本当にもったいない。
    シューティングゲームだけでは語りきれないパンツァーワールドです。

  • ★★★★★ 5.0

    ロックオンシステムが新しい.

    このゲームの特徴として街で会話をする場合、”ロックオン”をすることがあげられる.

    それはシューティングで標準を会わせるのと同じだ.しかし、これこそが,このゲームのオリジナリティであり、他のゲームにはないリアリティをこのゲームに付与しているのである.

    このゲームの中であなたは主人公となり,ある街などで会話をするのだが、他所から来た余所者のあなたに住民が情報すべてを一度に開示するなどという凡そ非現実的なことがあり得る、とお考えになるだろうか.そうではないだろう.

    そこで、この特筆すべきロックオンシステムはその真価を発揮するのだ.それは盗み聞きである.

    ある程度はなれた場所に二人の現地住人がいる.その人たちは会話しているのだが、余所者のあなたが,もしその人たちそば近くにいきなり近づいたら、その人たちは会話をやめてしまうだろう.だからこそ、ロックオンシステムで盗み聞くのである.

    一般的なライトユーザーはドラクエ、FFなどの所謂『RPG」しかしたことがないだろうが、その自身が今までやってきた『RPG」のことを振り返っていただきたい.その『RPG」の主人公たちは不自然なことをしてはいなかっただろうか.

    例えば、”初めて来た街で初対面の人間すべてに隣同士に近づいて話をきく」,「他人の家に勝手に上がり込む」etc・・・

    これらは現実世界ではまずあり得ない.よく考えればすぐわかることである.

    azelというゲームはまさにこういった不自然さを排した、非常に合理的であり,そして現実的に有用なこのロックオンんシステムを搭載することにより,RPGといわれるジャンルに新しいリアルを持ちこんだのである.

    このシステムは非常に綿密、精密に考証されたSFの世界、そして支配、被支配と国家などの世界観にみごとにマッチした.すべてが新しく,そして世界観を壊すことのない新しいシステム.これらがすばらしいゲーム体験を生み出す.

    FFシリーズはPS2で発売された10でようやくキャラクターがしゃべりだすのだが、azelはSSの時代にすでにそのキャラクターたちにしゃべらせ、戦闘中までも,キャラクターたちはいきいきとよくしゃべり、演技をするのだ.

    セガは常に他社を数年、先取って来た.SS時代にはXBANDシステムでバーチャファイターの通信対戦を実現させ,

    RPGの世界に新しいシステム、技術を導入した.そうして私たちセガゲーマーたちに最高のゲームエクスペアリエンスを

    常に提供し続けてくれていたのだ.

    今やってもこのゲームはまったく古くない.緻密な設定とモーションキャプチャーによる俳優たちの動きがトレースされたキャラクターたちは,シナリオに息を吹き込んだろう.知らない人は今からでもやるべきゲームである.

  • ★★★★★ 5.0

    最高傑作、最高BGM

    このゲームのためにセガサターンを買いました。
    それだけの価値があって、なお有り余るぐらいの名作です。

    独特の世界の統一感、ドラゴンに乗る爽快感、最高でした!
    アゼル独特の言葉(声優豪華です)、他にないドラゴンのデザインの綺麗さ、なんと言っても音楽の素晴らしさ!物語もしっかりしていて、ヒロインも魅力的です。

    今なお他に並ぶもののない名作。
    リメイクなしでも移植してくれると、一番いいのですが・・・ぜひサターンと一緒に。
    驚くと思います。

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セガより1998年1月29日にセガサターン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。本作は3Dシューティングゲームである『パンツァードラグーン』シリーズの第3作として発表されたが、シリーズ中で本作のみRPGとして制作。特長としてポリゴンで構築された世界がる。幕間のイベントデモは(一部でムービーが使われたものの)ほとんどリアルタイムポリゴンで描写され、他の場面との違和感を解消している。

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最終更新日:2024年1月1日 PR