麻雀天使 エンジェルリップス

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年5月19日

  麻雀天使 エンジェルリップス

  『麻雀天使 エンジェルリップス』は、日本システムより1996年3月29日にセガサターン用ソフトとして発売された麻雀ゲームです。このゲームは、アーケードゲームの脱衣麻雀『麻雀エンジェルキッス』を移植した作品であり、その要素を忠実に再現しつつ、家庭用ゲーム機ならではの魅力を加えています。
  
  このゲームでは、プレイヤーは3人のヒロインの中から対戦相手を選び、麻雀を楽しむことができます。ヒロインたちとの対戦は、単なる麻雀の勝敗だけでなく、彼女たちのリアクションや演出が楽しめるのが特徴です。キャラクターデザインはうるし原智志が担当しており、丁寧に作り込まれたアニメーションや、文字によるカットイン演出がプレイヤーの視覚を楽しませてくれます。また、豊富なボイスも盛り込まれており、臨場感あふれる対戦を楽しむことができます。
  
  さらに、このゲームのもう一つの魅力は、ゲームとしての完成度の高さです。麻雀のルールや操作性はもちろんのこと、細部にわたる演出やデザインも非常に丁寧に作り込まれています。そのため、麻雀ゲームとしての基本的な楽しさに加え、キャラクターたちとのインタラクションを通じて新しい楽しみ方を提供してくれます。
  
  このゲームの魅力は、アーケードからの移植作品でありながら、家庭用ゲーム機向けに多くの工夫が施されている点です。麻雀のプレイだけでなく、キャラクターとの対戦や演出を通じて、より深いゲーム体験が得られます。麻雀ファンのみならず、アニメーションやキャラクターゲームを楽しむプレイヤーにもおすすめの一本です。

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