ゲーム概要

バンプレストより2003年7月17日にワンダースワン用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。SDにデフォルメされたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。シリーズ内シリーズであるコンパクトシリーズの5作目にして最終作。前作『スーパーロボット大戦コンパクト2』とのつながりはない独立した作品。バンプレストのワンダースワン最後のソフトとなっている。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2026年1月14日

    スーパーロボット大戦コンパクト3

    『スーパーロボット大戦コンパクト3』は、ワンダースワンで展開されたCOMPACTシリーズの最終作として登場した作品であり、シリーズの中でも特に個性の強い一本です。本作では『合身戦隊メカンダーロボ』『魔境伝説アクロバンチ』『天空のエスカフローネ』『ベターマン』といった、当時としては非メジャー寄りで異色な作品が初参戦しており、従来のスパロボとは一味違う顔ぶれが楽しめます。さらに、それまで脇役的な扱いに留まっていたOVA版『聖戦士ダンバイン』が本格的にシナリオへ関わる点も、ファンにとっては大きな注目要素です。

    演出面は携帯機作品とは思えないほど力が入っており、パイロットや機体のカットインが非常に豊富です。特にマイナーキャラクターまで丁寧に描かれたイラストや、動きのあるカットイン表現は印象に残ります。BGMも評価が高く、版権作品ごとにコアな楽曲選択がなされているほか、サンプルボイスの多用によって戦闘時の盛り上がりが強く演出されています。オリジナルキャラクター側の楽曲も完成度が高く、物語を彩る重要な要素として機能しています。

    一方で、シナリオ構成には粗さが目立ちます。異世界を舞台とする作品同士の設定がうまく融合せず、唐突な異世界転移が繰り返されることで物語の流れが分断されがちです。新規参戦作品の中には扱いが極端に薄いものもあり、原作ファンほど物足りなさを感じる場面もあります。また、システム面では古い要素と新しい要素が混在しており、PPによるパイロット育成は労力に見合った成果を得にくく、周回引き継ぎが存在しない点も評価を下げています。機体性能のバランスにも偏りがあり、特定の勢力や機体が不利になりやすい点は気になるところです。

    総合的に見ると、ゲームバランスやシナリオ面では決して万人向けとは言えませんが、レアな参戦作品、印象的なBGM、豊富なカットイン演出など、他のスパロボにはない魅力が確かに存在します。COMPACTシリーズの締めくくりとして完璧とは言い難いものの、独特の世界観と演出を楽しめる意欲作であり、コアなスパロボファンであればこそ味わえる個性が本作最大の魅力です。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2026年1月14日

    バンプレストがワンダースワン向けに発売した最後のソフト

    本作は、ワンダースワンで展開されたCOMPACTシリーズの最終作として発売された作品であり、携帯機向けスーパーロボット大戦の一つの到達点といえる内容である。本作は全32話構成で、ルート分岐を含めると最大38話というボリュームを持ち、短時間プレイが想定されがちな携帯機向け作品としては十分な遊び応えを備えている。シナリオは一作完結型となっており、前作『スーパーロボット大戦COMPACT2』との直接的な物語的つながりはないため、本作単体からでも問題なく遊べる点が特徴だ。

    シリーズ共通の魅力である、SDにデフォルメされたロボットたちが作品の垣根を越えて共演するクロスオーバー要素は本作でも健在である。携帯機という制約の中で、戦闘アニメや演出は簡潔ながらも要点を押さえた作りになっており、テンポ良く進行する点が評価できる。COMPACTシリーズは全体的に難易度が高めに設定されがちだが、本作も例外ではなく、ユニットの改造やパイロット育成、精神コマンドの使いどころなど、基本を理解したうえでの戦略的なプレイが求められる設計となっている。

    また、本作はバンプレストがワンダースワン向けに発売した最後のソフトという点でも意味を持つ作品であり、ハード末期ならではの安定したシステムと完成度が感じられる。携帯機でありながら腰を据えて楽しめるシミュレーションRPGとして、シリーズファンはもちろん、スーパーロボット大戦に初めて触れるプレイヤーにも受け入れやすい内容である。

    独立したストーリー構成、適度なボリューム、戦略性の高いゲームバランス、そして携帯機向けに最適化されたテンポの良さを併せ持つ本作は、ワンダースワンというハードの集大成ともいえる一作である。スーパーロボット大戦の基本的な魅力を凝縮した作品として、シリーズに興味がある読者にはぜひ一度プレイを勧めたい。

  • ★★★★★ 5.0

    ワンダースワンカラーの激レアソフト

    販売台数が少ないこともあってワンダースワンソフトの中でも激レアなソフト。地元の中古ゲーム販売店でも全然巡り会えなかったので意を決して購入した。昨今、ワンダースワンカラーのIPS液晶が流行っている事もあって更に手に入りづらくなりそうな予感(WSのソフト自体の種類が少ない為)。

  • ★★★ ★★ 3.0

    (色んな意味で)インパクトみたいにリメイクしてくれないかなぁ

    2003年にワンダースワンカラーorクリスタル専用ソフトとして発売された本作。
    スーパーロボット大戦(以下スパロボ)シリーズの中でも、特に新規参戦作品群のマイナーさで有名な作品であり、
    又、その出荷本数の少なさ(約15000本)から入手困難となっており、中古でも高い値段が付いているのは、上の中古品の出品を見ての通り。

    この作品最大の特徴である、今作からの新規参戦作品は、
    『魔境伝説アクロバンチ』『天空のエスカフローネ』『ベターマン』『合身戦隊メカンダーロボ』の4作品。
    更に第4次スパロボで、機体及びシルキー・マウのみスポットしていた『ダンバインOVA版』も、
    今作でストーリー再現及び、正式に登場人物と機体が参戦と、事実上の初参戦と言って良い扱いとなっています。

    しかし、本作を迷作たらしめている原因であり、逆に魅力であるとも言える上記の作品群ですが、決して扱いが良いとは言えず、
    アクロバンチに関しては、原作再現は殆ど無く、機体の使い勝手自体は良いものの、参戦が遅い。
    エスカフローネは、主要イベントは一通り再現されているものの、ユニットとしての性能は低く、最後まで使うのは困難。
    ベターマンに関しては、原作を見ていないとシナリオが意味不明な上に、ベターマンは最後までNPC扱いで自軍での使用は不可。
    更に覚醒人の自軍正式参戦が、本作主役勢の中で最も遅い(殆ど終盤)うえに、ユニットとしての使い勝手もイマイチ。
    メカンダーロボは、シナリオ的には優遇されている方ですが、単純に本作のスーパー系の中でも特に弱い。
    ダンバインOVA版に関しては、原作イベントは一通り再現されていますが(そもそも原作のボリューム自体が小粒ですが)
    サーバインの射程が第4次と同じザンネン仕様(全武器・射程1)で、シオンのパイロット能力も中途半端。
    と言った感じで、次に何時スパロボに参戦出来るか分からない上記作品群の為に本作を購入した身としては、
    どうにも苦虫を噛んだ様な後味を味わう事になってしまいました。

    因みに全体を通して、シナリオ的に最も優遇されているのは、『聖戦士ダンバイン』と『バンプレストオリジナルキャラ』で、
    ダンバインに関しては、バイストン・ウェル編から、がっつりストーリーに組み込まれており、
    序盤から終盤まで本作のストーリーの中心になっていると言って良い扱いの良さとなっています。
    バンプレストオリジナルに関しては、スパロボOG外伝で一気に知名度が上がった、フォルカ&ヤルダバオトを主人公に、
    某漫画を連想させる戦闘集団『修羅軍』との戦いが、シナリオ全体を通して描かれます。
    ちなみに今作での修羅のキャラ達はOG外伝とは、シナリオ上の扱いが変わっている者も多いので、
    その辺りの違いを楽しみたい方なら、高い金を払っても本作をプレイする価値がある・・・かなぁ???
    又、ユニットとしての使い勝手も大変良く、
    比喩抜きで、ヤルダバオトとビルバイン(inショウ・ザマ)の2機をフル改造して、敵陣に突っ込ませればクリアできるので、
    楽に全クリしたい場合は、この2機と2人をメインで育てましょう。

    その他のガンダム系と、スーパーロボット系の参戦作品に関しては、ほぼ皆居るだけ参戦的な扱いとなっています。

  • ★★★★ 4.0

    とてもコンパクトでした

    【ダンバイン祭?】
    ・ダンバインとフォウもしくはウイングキャリバーとの合体が可能
    ・味方ではゼラーナやダーナオシーまで登場
    ・敵では、ダンバイン(トカマク)、ドロ、タンギーまでもが登場
    ・OVA版ダンバインの初完全参戦(主人公や敵も登場し、シナリオまであります)
    ・最大6人(2人+4匹)乗りのオーラシップ
    ・敵の種類が、ガンダム2作品の合計より、ダンバイン1作品の方が多い
    と、ダンバインが優遇を遥かに通り越してます。
    【ダンバイン以外の扱い】
    新規参戦組は、オメガミサイルも登場し、異世界ガイアにも行きますし、ベターマンやアクロバンチもそれなりに絡んできて、短い話数の中でよく纏まっていると思います。
    ダンバイン以外のレギュラー陣は、敵がユニットだけとかの作品もあります。
    まあ、話数が少ないのでしょうがないのですが、いっそ削っても良かった気がします。
    オリジナルは強いです。正に修羅です。後継機ではなく、進化と言うのも生物っぽさが漂っていて良いです。
    【システム面など】
    残念ながら2周目以降への引継ぎがありませんが、全滅をしても資金・経験値・PPはそのままでインターミッションに戻るので、好きなだけ味方を強く出来ます。
    (ターン数が影響する隠し要素や分岐はありません。)
    合体攻撃や隠し要素はスズメの涙ほどしかありません。
    また、精神コマンド、強化パーツ、特殊能力、特殊技能に変わったものが入っています。
    更に、異世界には行くのに宇宙には全く行きません(宇宙適応がありません)。かなり異色です。
    【総括】
    BGM、戦闘シーンのユニットの大きさ、話数の少なさ、いずれも微妙な気もしますが、タイトルにCOMPACTと表記されているので、ある意味タイトル通りです。
    ダンバインファン、スパロボマニアは是が非でも買いましょう。特に前者。

  • ★★★★ 4.0

    マイナーな作品って宣伝すんのある意味失礼じゃね?

    マイナーな作品を参戦させたというけど、天空のエスカフローネはそんな知名度の低い作品ではないと思うんだけど・・・

    ゲームをやってみた感想(友人から借りて)はまあハードもハードだしこんなもんじゃないといった感じでしたね。
    知名度の低い作品を売りにしていますが、他にも仲間になる(パイロットとして)方々もなかなかマニアックなのが多いので(機動戦士ガンダム逆襲のシャアのチェーン・アギとか)
    目新しい感じです。

    オリジナルの主人公や敵キャラのデザインはちょっと今回癖が強くて好き嫌いが分かれるかと・・・

    個人的にはこういうの据え置き機で出してくれたらメチャ嬉しいんですけどね、作品以前に今ではワンダースワン自体がマイナーでしょ?

  • ★★★★ 4.0

    新規参入が通好み

    新規参入作品は、アクロバンチ、ベターマン、メカンダーロボ、エスカフローネ。ひさびさに登場のダンバインもフォウと合体できたり、ゼラーナが使用出来るので新鮮な感じです。戦闘シーンもカットインが豊富に使用されており、特にパイロットの顔のカットインは同時期に発売されたゲームボーイ版の「D」を量質、共にしのぎます。残念なのはボリュームが少ないことと、BGMに比べると効果音が迫力に欠けることぐらいでしょうか。ちなみに新規参入の作品ではベターマンがエンディング曲、他はオープニング曲が戦闘シーンに使用されています。

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最終更新日:2026年1月14日 PR