ゲーム概要
バンダイより2000年7月13日にワンダースワン用ソフトとして発売されたシミュレーションゲーム。1年戦争をベースに「ターンAガンダム」「08小隊」「ガンダムウイング」など全てのガンダムシリーズを網羅したオリジナルストーリーが展開される。改造、乗換など人気要素を踏襲し、キャラクターのセリフがそのままコマンドになった「IDコマンド」や、ストーリーを広げる「交信コマンド」などが搭載されている。※限定版
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2026年1月12日
SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート(ワンダーウェーブ同梱版)
『SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート(ワンダーウェーブ同梱版)』は、ヴァンガード開発による初のGジェネレーション作品であり、実質的には前作『SDガンダムエモーショナルジャム』の流れを汲んだ内容となっています。タイトルにGジェネと冠されてはいるものの、据え置き機のシリーズのような原作再現型ではなく、作品同士のクロスオーバーを重視した構成で、全体の雰囲気はスーパーロボット大戦に近い印象を受けます。
本作の中心となるのが、最大3機のユニットを1チームとして運用できる「スタック」システムです。移動や管理が簡略化される一方、戦闘では各機体が個別に耐久力を持つため非常に粘り強く、一斉攻撃による高い火力も魅力です。ただし回避率の低下や、移動力が最も遅い機体に引っ張られるといった欠点もあり、どのユニットを組み合わせるかは慎重な判断が求められます。敵側も同様にスタックを組んでくるため、序盤の量産機であっても油断できない緊張感があります。
戦闘では近接攻撃や射撃攻撃に加え、スタックを強制的に散開させる間接攻撃、さらにはスタック全体をまとめて攻撃できる対スタック兵器など、多彩な手段が用意されています。特に間接攻撃は戦況を大きく左右する重要な要素で、成功すれば各個撃破の好機を生み出します。そのため、本作は単純な数値の強さだけでなく、配置やタイミングを考える戦術性が高いゲームとなっています。
捕獲や合成といった要素も健在で、条件を満たせば敵ユニットを自軍に加えたり、オプションパーツの組み合わせによって原作に基づいた専用機体を生み出したりすることが可能です。IDコマンドや交信といったシステムも搭載されており、原作の名台詞を活かした演出や、仲間加入・イベント分岐などが物語を盛り上げます。
シナリオ面では、ファーストガンダムを軸にしながら∀ガンダムまでのキャラクターや機体が入り乱れるNEO一年戦争が描かれ、全20ステージに加えて複数の隠しステージも用意されています。ロームフェラ財団の介入や、作品の枠を超えた因縁のやり取りなど、クロスオーバーならではの展開が豊富で、イベント演出や一枚絵も多く、最後まで飽きさせません。周回プレイやクリア後のモードも充実しており、やり込み要素は非常に多いです。
音楽面では原作アニメの楽曲が数多く収録されており、携帯機ながら作品ごとの雰囲気をしっかりと感じられます。一部聴ける機会が限られる点は惜しいものの、シリーズファンにとっては嬉しい要素です。
総合的に見て、本作はGジェネレーションという名前から想像される内容とはやや異なりますが、スタックを軸とした独自の戦術性、熱量の高いクロスオーバーシナリオ、豊富な隠し要素とボリュームによって、他にはない魅力を持った作品です。ガンダム作品の垣根を越えた共演と、考える楽しさに満ちた戦闘を味わいたい方にこそ、本作の魅力が強く伝わるでしょう。
また、本作は本編のゲームソフトの他に赤外線通信によりソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation用周辺機器であるPocketStationとデータをやり取りすることができるワンダースワン用の周辺機器「ワンダーウェーブ」が同梱された限定版となります。
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最終更新日:2026年1月12日 PR










