• ミネルバトンサーガ ラゴンの復活|タイトー|ファミコン (FC)
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ミネルバトンサーガ ラゴンの復活

Minelvaton Saga - Ragon no Fukkatsu - Boxarts
★★★★4.7(6件)
機種
ファミコン (FC)
ジャンル
ロールプレイング (RPG)
発売日
1987年10月23日
メーカー
タイトー
定価
5,500

ゲーム概要

タイトーより1987年10月23日にファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。滅ぼされたパルメキア王国を復活させるため、生き残った王子となり暗黒の王子ラゴン討伐を目指す。豊富な会話パターンや情緒豊かな音楽が壮大な世界観を演出する。仲間たちとは別に傭兵を雇って代わりに戦わせることができる独自の傭兵システムが特徴で、主人公達と傭兵をうまく使い分けて冒険を進めて行こう。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるタイトー様が権利を所有しています。
© 1987 タイトー All Rights Reserved.

レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年12月24日

    傭兵を雇って代わりに戦わせることができる独自の傭兵システムが特徴

    『ミネルバトンサーガ ラゴンの復活』は、1987年に登場したファミコン用ロールプレイングゲームで、パルメキア王国の再興を目指す王子として冒険に挑む物語です。ゲームは独自の世界観を描く上で、多彩な会話パターンと情緒豊かな音楽が絶妙なバランスで組み合わさっています。

    特筆すべきは、仲間たちとは別に雇える傭兵システムです。このシステムにより、プレイヤーは主人公達と傭兵を戦略的に使い分けながら、ラゴンといった強力な敵との壮絶な戦いに挑むことができます。仲間たちとの連携や傭兵の組み合わせが、戦略の奥深さを生み出しています。

    ゲームはまた、滅ぼされた王国の荒廃と再建のプロセスを追体験させるような緻密なストーリーテリングが光ります。プレイヤーは王子として王国の未来を切り開く重責を背負い、様々なキャラクターとの交流を通じて成長していく様子が描かれています。

    美麗なピクセルアートや独自のキャラクターデザインも、ゲームの魅力の一環です。ミネルバトンサーガシリーズ独自の世界観が、プレイヤーを引き込みます。ラゴンの復活への挑戦は、冒険心をくすぐり、プレイヤーを夢中にさせてくれます。

    緊張感あふれる戦闘、心温まるキャラクターたちとの交流、そして王国再興の壮大なストーリー。全てが絶妙に組み合わさった本作は、古き良きRPGの魅力を余すことなく伝える一作と言えます。

  • ★★★★★ 5.0

    「壮大」という言葉が似合う感動RPG!

    広い広いフィールドやダンジョンを「基本的に徒歩」で移動するRPG。

    多くの苦難・出会い・別れ・・・
    とにかく「ドラマティック」にストーリーは進んで行く。
    昔のゲームなので「不親切さ」を感じるかもしれないが、優れたシナリオにグイグイ惹きこまれてしまう。

    他のレビュアーさんも挙げてるとおり、「素晴らしすぎる音楽」には涙を誘われる。
    ゲーム好きなら1度体験して欲しい。

  • ★★★★★ 5.0

    クリアに最も時間がかかったRPG。マップが広い...。

    「...わたしは おまえの ちちではない! おまえは ほんとうは パルメキアの おうじなのだ。」「よいむすこで いてくれた ...ぐふっ...」

    「とうさん...とうさーーん...」

    というベタなオープニングからは想像がつかないほどに作り込まれたRPGで、クリアまでに(数度の挫折を経て)15年以上の歳月を要した。

    最初のうちはワールドMAPの広さにも苦労するが、後半のダンジョン、特に有名な「グルー神殿→ラバン城→ゴルゴンの迷宮」では当方も何度も挫折した。

    アイテムゲットしてクリアしたのにこれ以上どこに行けばいいんだよ...と思っていたがアイテムゲットとは別に正規に突破しなければならないルートがあるという仕組みだった。突破できたのはほとんど偶然で、気がつけば抜けていた。今思えばもっと早くインターネットで検索してれば楽に攻略もできただろうが当時はそういう発想がなかった。苦労したのもいい思い出としておこうと思う。

    後半のダンジョンで苦戦しまくった分レベルは必要以上にあがっていたらしくラスボスはほとんど苦労せず倒せた記憶がある。

    BGMが印象強く、特に街とダンジョン(単調...)のBGMは中毒性が高い。

  • ★★★★★ 5.0

    思い出すだけでも胸が熱くなる、あの頃。

    当時小学生だった私は、近所のスーパーの安売りゲームソフトのチラシを見て買いにいったのでした。
    2色刷りで印刷されたパッケージはあの米田仁士さんのイラストで、独特の引力がありました。
    もちろんそれがどんなゲームかは知らず、ただ「安いから」買ってもらえたのですが、タイトルの下に印刷されていた「出会いを通じて成長していくゲーム」という小さなチラシの文字に胸躍らせた記憶があります。

    他の方も皆仰るように、音楽がすばらしい。
    音楽だけでも世界に惹きこまれる。
    フィールドの音楽は今でも時々口ずさむほどです。
    神殿の音楽も、いかにもそれらしく、清浄で、神秘性があり、そして何よりも「空間」を感じされる奥行きのあるメロディでした。
    戦闘の時も、うるさくなく、徒に興奮をかきたてる訳でもなく、適度な緊張感のあるものでした。
    ああ、語りだすと止まらない。止まらないけど、それだけ思いがこもってるんですよ、このゲーム。

    そして、テキストがいい。
    喋り過ぎず、素っ気無くもなく、淡々としていて、それでいて心の深いところにある何かにグッと来る台詞。
    ついでにいえば、あの書体もまたいい味だったのだと思います。

    システムは非常に洗練されていました。他の方も仰っているので詳しく語るつもりはありませんが、なにしろストレスが少ない。

    いろんな事を思い出しますねぇ…
    シープヘッドでレベルアップとか。
    イドにはてこずったな、とか。

    世界観、システム、音楽、どれを取っても名作といっていい作品だと思います。
    何度エンディングを見たことか。
    何度も何度もプレイしました。
    しまいにはバックアップ用電池が切れてしまい、プレイできなくなってしまったんですよ。

    今久しぶりにここでパッケージの絵を見て、涙が出るほど懐かしく、幸せな思い出がよみがえってきたので、思わず語ってしまいました。

  • ★★★★★ 5.0

    傭兵システムが秀逸な知る人ぞ知る秀作

    発売当時、RPGに造詣の深い友人から教えられてプレイした経験があります。ご丁寧に裏技コマンドまで教わって、一気にクリアし感動した記憶があります。最近一切裏技を使わずにクリアした経験を踏まえてレビューします。

    【評価点】
    ・やはり戦闘システムが独特であり(とはいえイースっぽい体当たり式ではあるが)成長システム(傭兵軍団含む)がやりがいがあり楽しめる
    ・とにかく傭兵システムが秀逸。育てる楽しさ、ランクアップさせるやりがいがある。またリソース節約も兼ね、どこで出すかいつ引くかの駆け引きもありこれが戦略性にも繋がっている。ついうっかり強敵に当ててしまって死なせると損失も大きく、リスクとリターンの線引きが上手い。
    ・しっかりと構築された世界観とシナリオ。進行はお使い式ではあるが、レオン装備を揃えてレオンの再来となり、道を拓くなどの展開は正統であり熱い。一本道進行といえばそうだが、割と突き放した感じで能動的に世界を探索しないと正解ルートを見失う。実際今回は何回か攻略サイト情報を参照した。
    ・ゲームバランスが上手い。終盤は最強装備と最強の仲間を揃え、レベルも100を超えて尚、敵は手ごたえがあり、傭兵は例えゴッドハンドであろうと容易く散る。
    ・終盤のボスクラスモンスターとの戦闘がシビアでスリルが感じられ楽しめた。複数回変身するボス戦が記憶に残るものとなった。

    【問題点】
    ・やや進行を見失い易い。かなり網羅的に情報収集に努め、留め置かないと重要な要素をとりこぼしがち。これは単に短所ともいえずやりがいとも捉えられるが。
    ・迷宮が広大で探索に骨が折れる。しかしこれもやりがいとも言えるので短所と言い切れない。終盤は難しくて当たり前だともいえるので。
    ・上記二点は、むしろ評価点ともいえるのになぜ問題点として列挙したかといえば、【異常に高いエンカウント率】の為である。これが極めて苦痛で不快。正直この高いエンカウントのために終盤はとにかくこの苦痛から解放されたくて攻略サイトベタ付きでクリアしたし、あまりこのゲームに向かいたくないとさえ思うほど。ゴルゴンの迷宮あたりからこの感じが強くなる。制作者もこの難点が判っていたため?か、敢えてエンカゼロにして速足になる裏技を用意しているくらいである。かつてクリアした際は異様なまでにこのソフトに愛着を持ち、高評価していたのも裏技を使ってこの欠点を見ていなかったことが大きかったのだと、今回思い知った。

    正統派クリアを目指すと終盤苦労する所もありますが、やはり光るもののある優秀な作品だと言えます。初めてプレイする方は躊躇なく裏技を駆使してやってみるのが良いかと思われます。米田氏の箱絵イメージイラスト、ハードケース、地図付き、凝った解説文が載っている説明書など物理面での作りも見逃せない作品ですので、なるべく完品で入手することを推奨します。

  • ★★★★ 4.0

    ファミコンRPG黎明期と考えれば上等のクオリティ。レトロフリークでプレイ推奨。

    87年発売。まさに世はファミコンRPG戦国時代です。
    それまでRPGは謎解きやゲームバランスがあえてキツめに設定されている、「大人がパソコンで、じっくり時間をかけて楽しむ難しいジャンル」とされていましたが、ドラクエが一気に対象年齢を引き下げ、一般家庭にもRPGというジャンルが普及しだしました。
    「RPG」と書けばとりあえず売れていた時代です。ですので当然クソゲーも連発。
    このゲームの数か月前に発売された同タイトーの「未来神話ジャーヴァス」も、RPGの名を冠し未成熟のまま発売されてしまったクソゲーであり、本作がイマイチ浸透しなかった原因です。

    ところが、タイトーは「ジャーヴァス」での失敗を繰り返しませんでした!
    ・しっかり冒険のヒントを話す町の人々(今は当然ですが当時はノーヒントRPGもザラでした)
    ・しっかりお金が増える戦闘(今は当然ですが当時はお金なんて特にジャーヴァスではry)
    ・落ちているアイテムが見てわかる(今は当然ですがジャーヴァスはry)
    ・主人公や仲間の成長の喜び(今はry)
    ・説明書が読み物としてかなり面白い(今は説明書なんて逆に付いてないですね)

    戦闘はリアルタイムで強敵との戦闘は一瞬でも目を離すことは禁物。傭兵システムは秀逸。
    常にHPを管理しておき、前線の傭兵が死にそうになったら「うおおおおお!あぶねええ!」と必死にボタン連打して退却させなければ、大切に育てた最強の傭兵も生きては帰ってきません。

    と、きっちりRPGの基本を押さえてくれている時代を考えたらかなり親切で興奮できる部類に入る名作ゲームです。とはいえ、もちろん今の基準からいうとキツく感じる点もあります。
    ・終盤の異常なエンカウント率
    ・移動手段が限定的

    この辺に至っては、もう時代を考えて当たり前と割り切るしかありません。
    邪聖剣ネクロマンサー、ギガゾンビの逆襲など割と名作扱いでもエンカウント率は総じて高いです。
    ただ、裏ワザでエンカウント率0%にすることが可能です。
    このゲームでは戦闘は確実に逃げることができます。終盤の行ったり来たりの際に戦闘を全てこなしていたらアイテムも足りなくなるので、単純に「行うはずだった行為を省いて時間短縮」と割り切って使ってしまってもよいと思います。(このワザはプレイ中でもON/OFF切り替え可能)

    このゲームを買う際は、特に箱、説明書、地図付を強くお勧めします。
    当然割高になりますが、説明書は前述のとおり、パッと見プレイには必要のない世界観の設定資料やストーリーなどが載っており非常に面白く、地図は単純に冒険の指標になります。

    このゲームはバーチャルコンソール、アーカイブ、プロジェクトEGGいずれにも配信されておらず、現状ソフトを購入するしかない状況ですが、実機を買わずともレトロフリークという強い味方がおりますので、若い方でもRPG大好きという方ならばぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?

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最終更新日:2024年1月7日 PR