ゲーム概要
ナムコより1989年6月27日にファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。主人公のカートンおよびバートンを操作し、3人の兄と妹のクインティに攫われた恋人のジェニーを救出する事が目的となる。ステージ毎に5×7に敷き詰められたパネルをめくって敵に攻撃する。「めくる」というアクションをベースに、簡単なシステムと操作で駆け引き、戦術、収集、発見、協力、対戦などの要素を詰め込んでいるゲームとなる。
プレイ画面
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© 1989 ナムコ All Rights Reserved.
レビュー
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★★★★★ 5.0
忘れられた名作
可愛いキャラクターとほのぼのとした雰囲気のアクションゲーム。
2人同時プレイが可能で、協力し合ったり邪魔しあったりと本当に楽しい。
友達同士でも恋人同士でも楽しめる名作。
小学生の頃、友達とずっとやっていました。
現行機種に移植して欲しい作品の一つ。 -
★★★★★ 5.0
長く遊べる良作
ファミコンの中ではトップクラスの良作。
かなり長く楽しめました。
バラエティに富んだザコ敵達に苦労させられます。
水泳野郎やバレリーナが怒った時などはもはや反則レベル。
普通にクリアした後は2Pプレイで殺し合いを楽しんだり
裏ステージを100面までクリアしましょう。 -
★★★★★ 5.0
Quinty
この発想はすばらしいですよ。awesomeですよ!
パネルをめくって相手をふっとばして壁に当てて破壊する、というシステム。
しかしここからが普通ではありません。
全部で確か敵キャラが8種類くらいいるんですが、その方達の個性といったら・・・おもしろい。
主人公と同じ動きをするやつ、パネルをめくってふきとばすとシコをふんで逆にこっちを攻撃してくるやつ、変則な動きで泳いでくるやつ、すばしっこくジャンプするやつ、バレエのうごきで撹乱してくるやつ・・など戦略がかなり必要になってきます。
しかも一定時間すぎると敵の動きが速くなってきます!これは焦る。
こないだ知ったのですが、ポケットモンスターを作った開発者が作ったときいてビックリ!!
クリエイターの発想のすごさに驚愕する作品です。 -
★★★★★ 5.0
人形の国のお話 (ネタバレ有ります、注意)
ストーリーは
3人の兄と妹がいる少年に恋人ができました。
「大好きなお兄ちゃんを取られちゃう」と嫉妬に狂った妹は悪兄と共謀して恋人を攫います。少年は友人とともに恋人を救い出すために立ち上がった。です。
何だー↓コレ↑!!!こんなのファミコンの設定じゃないよ、薄い本書きまくれるよ、主人公ショタかよ妹て兄て略奪てシチュ色々詰まりすぎだよ、未来に生き過ぎてるよ!!!
スミマセン興奮しすぎました…
はい、内容はよくできたアクションゲームです。
パネルをめくって敵をスリップさせ壁にパーンと押し潰します。残酷!!!
まあコミカルさがあるのでそんなでもないのですが敵も曲者揃いです。
ジャンプしたり、絵を描いたり、真似して動いたり、能力で妨害してきます。
特殊パネルや地形を利用しないとなかなか倒せないのでパズル性もあり癖になります。
さらに曲者なのが敵キャラのグラフィックですかわいいやつはいいのですがモヒカンにキャベツ野郎に相撲レスラーに鉢巻坊主に変態キユーピーにこの海パン野郎!!!
さらにキワモノ度数高いほうが強いときたもんだ!!!
コミカルなのはケミカルってのは紙一重ですかー↓コレ↑!!!その頃よく思ったもんです。
脱線しました。ちなみに兄達はファンキーな外見です、せいきまつっすか?
比較的に難易度は高いのですが、ちょうどいいバランスで音楽よしボリュームありやりこみ要素たくさんのファミコン界の名作です。
さすがポケモンのゲームフリークが制作しただけの事はあります。
さささ、兄達を壁にめり込ませ血祭りにあげ妹をいてこまし、泣かせて目の前で恋人とズキューンしましょう。何だー↓コレ↑!!
2人プレイではズキューン、ドキューンです、なななー↑何だー↓コレ↑!!! -
★★★★★ 5.0
ゲームとは何かを思い出させてもらえる傑作
足元のパネルをめくって敵を吹き飛ばし、画面恥や壁にぶつけて敵をやっつけるアクションゲーム。
私が思うに、マリオ3やドラクエ3と並んで、ファミコンソフト最高峰の1本だと思います。
まず、敵のバリエーションが、システムと絶妙に噛み合っているということ。
風来のシレンシリーズに近いかも。
ジャンプするトサカ野郎、シコを踏んでこちらを吹き飛ばす力士、平泳ぎで迫ってくるスイマー、分身を作る絵描き、絶妙な角度から超速で切り込んでくるバレリーナ・・・どの敵も独特で、厄介なのが印象的です。
また、ロックマンみたいにどの敵のステージからクリアするか選べるため、戦略性は増しています。
それと多彩なパネル、スーパーマリオのコインに当たる"星"、画面のノーマルパネルをすべて星にする"月"、1UPやハズレ等が回っている"ルーレット"、主人公を跳ね飛ばし攻撃判定とする"アタックパネル"、敵が出現してしまう"エネミーパネル"などなど。
ボーナス系は頑張れば全て回収できるように、攻撃補助系はうまく使えばそのステージが楽にクリアできるように、絶妙な配置となっています。
あと、タイム制限の存在。
ほぼ全ステージに前述したボーナスが配置されているので、基本的には、敵をかわしつつ粘ってそれらをすべて回収したいところ。
ところが、各ステージにはそのアイテムをすべて回収できるか出来ないかの絶妙な制限時間が設けられており、それが時間切れになると・・・敵が壁をぶち破る特性追加で徐々にスピードアップ、最短距離でプレイヤーに突進してきます。
これが、体験しないとわかりませんが滅茶苦茶怖い。
開始と同時に時間切れとなるステージなんかもあるんですよ。
そして時間延長のアイテムパネルが大量に隠されており、それらを回収しながら粘る、というステージ。
こんな秀逸なアイデアが、何種類も散りばめられており、作りの丁寧さに感動します。
その他にもプレイヤーの工夫要素が沢山。
まず、1ステージ中の星をすべて回収すると、最後の1枚は10枚分になります。
月パネルは、そのデフォルト配置の星をすべて回収してから取得するのがお得。
アタックパネルで吹き飛びながらアイテムを取得すると獲得量2倍!
バレリーナはときどき止まってその場でくるくる回るが、そのタイミングで倒すと・・・。
などなど
そして究極の攻略要素が、星を100枚集めて1UPすると主人公のスピードがアップするということ。
このゲーム、当然足が速ければ速いほど優位にすすめられますし、終盤はそうでないと厳しい。
マリオの、コインを集めて1UPすることが非常に重要となってくるわけです。
またすごいのは、徐々に早くなるだけでなく、これまたちょっとした工夫があります。是非体験してほしいです。
また、2人目のプレイヤーがいつでも参加できます。
共闘もできるしアイテムの取り合い等の妨害もできる。
2人ならではの連携もあるので、熱い。
私は友達とキャラ同士向い合って無意味な吹き飛ばし合いに大笑いした覚えがあります。
敵の個性プラス、キャッチーで頭から離れないBGMは、私がこのゲームにハマったというのもありますが、20年経った今でも半分くらいのメロディを覚えています。
コレってすごいことだと思います。そんなに長期間プレイしていたゲームでもないのに。
鬼仕様なのは、こんなに語りつくせない大作で、全100ステージ近い数になるにも関わらず、セーブができないということ。
一度にクリアするしかありません。この硬派っぷりがまたよい。
更に、まだあります。
ステージ選択不可&新構成の裏面のエキストラモードが、完全な隠し要素で用意されています。
本編より高難度で、ボリュームは本編と同じ100ステージ。
やりこみ派も納得の難易度で、子供のころの私は何度も挑んで、クリアは無理でした。
熱がこもりすぎましたが、こんなゲームです。ファミコンなのに、すご過ぎました。
今遊んでも、絶対に面白いはずです。
万が一、ファミコンが現役なら、遊んでみて損はありません。
最近の壮大で荘厳な作業ゲー、お使いゲーを世に送り出すクリエイターは、このゲームで大切なモノを思い出してもらいたいものです。
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最終更新日:2022年1月9日 PR