ゲーム概要

カプコンより1989年5月19日にファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『三国志』をモチーフにした本宮ひろ志の同名人気漫画のゲーム化作品。60人以上の武将の協力を得ながら、中国を統一していくのが目的となる。武将のパラメータは兵士の数で決まったり、軍師は様々な策略で戦うなどのシミュレーション要素を追加したことにより、リアルな戦闘を実現している。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年5月19日

    天地を喰らう

    『天地を喰らう』は、1989年5月19日にカプコンよりファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲームです。このゲームは、『三国志』をモチーフにした本宮ひろ志の同名人気漫画を原作としています。プレイヤーは、中国を統一するために60人以上の武将の協力を得ながら、冒険と戦闘を繰り広げます。

    ゲームの進行は、武将のパラメータが兵士の数で決まるなど、シミュレーション要素が取り入れられています。軍師は様々な策略を駆使して戦うことができるため、戦闘は単純な力押しだけではなく、戦略性が求められます。これにより、リアルな戦闘が実現されており、プレイヤーは深い戦略を練りながら進めることができます。

    物語は、プレイヤーが歴史的な名将たちと協力し、中国統一を目指す壮大なストーリーです。プレイヤーの選択によって進行が変わるため、何度もプレイして異なる結末を楽しむことができます。

    このゲームの魅力は、シミュレーション要素を取り入れたリアルな戦闘と、壮大な物語にあります。『三国志』の世界観を忠実に再現しながらも、プレイヤーの戦略性が試されるゲームプレイは、ロールプレイングゲームファンや歴史シミュレーションゲームファンにとって、非常に楽しめる作品です。リアルな戦闘と緻密な戦略を楽しみながら、中国統一を目指す冒険をぜひ体験してみてください。

  • ★★★★ 4.0

    極端な要素も多いがなかなかおもしろい。

    ドラゴンクエスト1~5ほどではないが、なかなかおもしろいと思います。ちなみに今、20年ぶりにクリアしたばかりです。

    【攻撃力が兵士数の桁で決まる 一歩から数歩歩くと敵が出るかと思えば・・・しばらく敵が出て来ない 敵の攻撃をしばらく無効化する策略は、何ターンも有効だったり、即効果が無くなったりする 知将に暗殺計で殺されまくる 兵糧切れを起こすと、兵士が凄まじい勢いで減って行く】等極端な要素も多いですが、いい感じのゲームだと思います。音楽もなかなかのものですね。

  • ★★★ ★★ 3.0

    司馬懿のイカサマにブチ切れそう

    表題の通りですが、こちらは有限SP敵は無限SP、この司馬懿、暗殺の計こそは無いが激面の計と完復の計が有るだけで十分にムカつきます。長ターン効果の激面の計に耐えてもう少しで撃破できそうな所で柵面の計が間に合わず完復の計でオーマイガー!マジブチ切れそうになります。
    キレそうな要因はエンカ率高すぎ、後半呉に入る頃になると普通にエンカする敵にも理不尽な激面の計に苛立ちを抱くようになります。
    ならば蜀に入る頃にある場所でのレベルアップをすればストレスフリーになりますが、これをやってたらゲームバランスが崩壊します。
    それが分かってたので普通にプレイしなおしてやっぱ司馬懿でムカつくならばやはりあの場所で強化してから進めることをオススメします。
    2にはこのような理不尽な苛立ちは感じないし、システム面も改良されてプレイしやすくなってる。
    リヤルタイム以降久々で、この度は懐かしのBGMが聞きたくなってのプレイなので多少の苦行も我慢します。

  • ★★★★★ 5.0

    ファミコン屈指の名作RPG

    兵士数(=HP)によって攻撃力が変動、レベルや策略(=魔法)を軍全体で共有など、今見ても斬新なシステムが随所に見られます。

    また、敵武将を仲間にして自分好みの隊列を編成できる点は、このゲームの醍醐味でもあります。
    このシステムを活用すれば、飽きることなく何度でもプレイできます。

    ストーリー展開はいわゆる蜀びいきで、if要素もあります。
    今見るとかなり雑なシナリオ作りですが、本宮ワールドと相まってそれはそれでアリかと。

    本宮ひろ志氏によるキャラクターデザインは皆魅力的で、モブ顔すら味があります。
    音楽も最高にカッコイイ。戦闘シーンは必聴。

    とにかく面白い。三国志ファンならやっておかないと後悔するレベル。

  • ★★★★ 4.0

    このゲームにしかない良さがある

    説明書には書いていないが、このゲームは兵士数が一桁上がる度に攻撃力が2倍になる。だから、それに合わせて仲間の減った兵士を回復したり、また敵兵士を減らしたり駆け引きが発生する。また武器の攻撃力が顕著であり、装備武器を1段階上げただけで攻撃力が1.5倍前後になる事も珍しくない。

    後半、チートな策略【げきめんの計(物理攻撃が全て効かなくなる)、あんさつの計(成功すると即死)、かんぷくの計(兵士数全快)】を使う敵武将がチラホラ出てくる様になるが、自軍もチートな策略【さくめんの計(敵の策略を封じる)、きんせんの計(SP4で自軍武将の兵士数を大回復)、きかんの計(ラスボスからでも逃げられ強制2連戦の戦闘を1戦に変えられる)】

    悪い点は、策略が戦闘中しか使えず、マップ上で使用不可能な事。全体マップが見れず自分が何処にいるのか把握しにくい事など、主に操作性に難がある所。しかし、それを差し引いても、絶妙なシステムバランスの傑作だろう

  • ★★★★ 4.0

    三國志の皮を被ったRPG。

    時は後漢王朝末期、黄巾の乱から始まる、所謂三國志!ただの三國志では無く、RPGですよ!原作漫画とも違う、色々おかしいが蜀漢主役の主人公は誰だ?な、三國志RPG!
    HP=兵士数、魔法=策略なんです。マップ移動中は、兵糧を消費し、盗賊、山賊、海賊、(野良)兵士、有名武将と戦いまくる!
    城や砦、敵大将を倒して野良武将にして、倒すと、仲間に出来る!兵士数が少ないため、活躍期間は短いけれど、ワクワクもんだ!
    ただ、エンカウントがキッツい、兵糧管理が面倒くさい、後半以降、策略での一撃死、完全回復に耐えられるだろうか?
    蜀漢ファン以外、特に呉ファンにはお薦め出来ません。

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最終更新日:2024年5月19日 PR