ゲーム概要

セガより2002年12月5日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアクションゲーム。ドラマとスピードが融合したハイスピード殺陣アクションで、21世紀初頭、突然の大地震により壊滅した首都・東京を舞台に、主人公・秀真(ほつま)と謎の怪生物=式神との戦いを描く。宙を駆け、壁を走り、残像によって敵を欺き、瞬時に敵の背後に回りこむ。躍動感と疾走感にあふれた忍vs忍のバトルを繰り広げる。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月23日

    「ザ・スーパー忍」の魂を継承した続編

    『忍 Shinobi』は、メガドライブで大ヒットした名作アクションゲーム「ザ・スーパー忍」の魂を継承した続編となります。本作の最大の特徴は、オリジナリティに溢れた「殺陣」システム。プレイヤーは複数の敵を捉え、短い時間内に連続して撃破することで、「殺陣」を完成させることが求められます。そして、「殺陣」が完了すると、主人公「秀真」の一振りの刀で敵たちは一斉に消え去ります。
    さらに、忍者「秀真」の華麗なアクションには他にも多彩な忍術が登場します。2段ジャンプを利用して8本の手裏剣を同時に放つ「2段ジャンプ/八双手裏剣」や、高速移動を駆使して敵の目を欺く「ステルスダッシュ」など、戦闘スタイルを選択し戦局を有利に導く手段が豊富に用意されています。
    本作は、古き良きアクションゲームの魂が新たなる形で蘇った作品と言えます。緻密なアクションと忍者の魅力的な世界観が見事に融合し、プレイヤーは戦闘を通じて自分のスキルを高め、敵を撃破する爽快感を楽しむことができます。オリジナルのゲームプレイが進化し、新たなステージで忍者の極致アクションを体感することができる『忍 Shinobi』は、アクションゲームファンにとっては見逃せない一作と言えます。

  • アマチャ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月23日

    忍者の躍動が蘇る、華麗なアクション

    『忍 Shinobi』は、セガの名作アクションゲーム『忍シリーズ』の一作で、プレイステーション2のプラットフォームによって新たな息吹を吹き込まれた続編となります。挑戦的な難易度と美麗なグラフィックが織り成すフル3Dのフィールドで、現代の忍者たちが縦横無尽に駆け巡る壮大なアクションが繰り広げられます。
    物語は21世紀初頭、大地震による壊滅的な被害が東京に降りかかる中、金色の城が出現し、不気味な「式神」と呼ばれる生物たちが現れるという異次元的な出来事から始まります。そこで、歴史の舞台裏で活躍してきた忍者の朧一族の当主・秀真が立ち上がり、街を守るために立ち向かう姿が描かれます。
    プレイヤーは主人公・秀真を操作し、敵となる魔物や忍者たちを爽快感溢れる美しいアクションで倒していきます。敵をロックオンして、ステルスダッシュやジャンプを駆使して巧みに戦う姿勢はまさに忍者のよう。巨大なボス戦も見どころのひとつで、スピーディーな動きの中でアクションを展開する楽しさがあります。
    『忍 Shinobi』は、贅肉を削ぎ落とし、純粋なアクションの面白さを最大限に追求した見事な作品です。難易度の高さと臨場感あふれるアクションが絶妙に組み合わさり、プレイヤーを一気に引き込む力を持っています。美しい世界観と躍動感溢れるアクションで、忍者の精髄を堪能できる素晴らしいゲームです。

  • ★★★★★ 5.0

    何十回、何百回と死んで、やっと何かが見えてくる

    このゲームを語る上で重要な2つのシステムについて……

    「殺陣」
    敵を斬って倒すと、倒した敵が約4秒硬直します。その状態で次の敵を倒すと、前に倒した敵が固まったままさらにその敵も4秒硬直します。それを重ねることでコンボがつながり、その間は攻撃力が最大で60倍まで上昇し続けます。上手く立ち回ると、ボスも一撃で倒すことができます。

    「空中連撃」
    通常では空中ダッシュは1回までしかできないのですが、空中で敵を斬るともう一度空中ダッシュが可能となります。それを利用することにより、斬る→ダッシュ→斬る→ダッシュの繰り返しで斬れる範囲に敵がいる限り永遠に跳び続けることができます。

    ……さらに、このゲームの敵は基本的に正面からの攻撃をガードしますが、横や背後からの攻撃に弱いので、ロックダッシュなどで後ろに回り込むことが重要となります。
    難しすぎる・ボスが固すぎて倒せない……という方はここらへんのシステムをよく理解していないのが原因かと。
    敵のロックと手裏剣、ダッシュで敵の背後に回りこむ、しっかり殺陣を決める、蹴り、突き、空中連撃……などはこのゲームの基本です。まずは説明書を熟読しましょう。
    とくに手裏剣。初心者がこれを縛ると難易度が跳ね上がります。惜しまず使いましょう。

    あと、カメラの操作に関してですが。
    あまりスティック操作で視点変更しようとしないほうがいいかも知れません。私はカメラ制御(正面に切り替え)を中心に使ってます。それと、キーコンフィグでボタン配置を変えられるので、自分の納得のいく配置にしてみるのを強くオススメします。私は△:斬り/○:ダッシュ/×:ジャンプ/□:手裏剣/L1:ロック/L2:ロック切り替え/R1:カメラ制御/R2:忍術と完全に入れ替えています。もちろん初期配置で構わないという方はそのままでもなんら問題ありません。

    ※落下で即死・死んだらステージの最初から・チュートリアルがない、なんてのは普通のことです。最近のゲームが甘すぎるんです。

  • ★★★★★ 5.0

    アクションゲームの中で名作

    敵を倒すことによって一定時間刀の攻撃力が高まります。何体も倒すとその分どんどん攻撃力が高まります。ラスボスも2発あれば倒せます。
    でもそれをするには自分の腕を高める必要があります。
    最初のステージから最後のステージまで主人公は一切強化されません。
    自分の腕が全てです。
    でもそれを成し遂げたときの爽快感といったらもう・・・

    という感じで純粋なアクションゲームではないかなーと思います。
    ninja gaiden というゲームがありますが、あのゲーム楽しかったけど難しくて・・・って人はこのゲームのが合ってるかも?

  • ★★★★★ 5.0

    諦めたらそこで死合終了だよ

    プレステ2で高難度な部類に入るアクションゲーム。難しいというのは、落下による即死する場面が非常に多いから。3面まではまだ操作に慣れてなくてもなんとかクリアできるが、4-Bからステージの足場が非常に悪く一気に難易度が上がり殺陣やステルスダッシュをうまく活用できないと4-Bからはクリアすらままならない。とくに5面からは壁移動が基本で非常に厳しい。だが何度も落ち繰り返しやってるうちに攻略の糸口を体が覚えていくので諦めずにプレイすれば必ずクリアできる。ボス戦で苦戦を虐げられるのは4-B・6-B・ラスボス・エクストラステージの最後。この4つのみでとくにラスボスの強さがえぐい。ノーマルでしかプレイしてないけどラスボスは倒せるまで30回くらいは挑戦したかな。4-Bあたりをクリア出来る実力がついた頃になって初めてこのゲームの楽しさがわかるはず、なので難しいからといって投げ出さずにプレイし続けましょう。最近のぬるい難易度のゆとりゲームばかりやってるような人には酷かもしれんが(笑)
    久しぶりにやりごたえのあるアクションゲームに出会えました。80円でこれだけ楽しめたゲームは初めてです。

  • ★★★★★ 5.0

    「速い」ということの爽快感

    このゲーム、主人公がメチャクチャ速いです。メーカーの公式ホームページでステージのタイムアタックをしているほどです。各ステージには当然ボスがいるのですが、初めのうちは何度も攻撃してそれが全然通じないまま死んでやり直していたのに、慣れてくるとラスボスすら一撃で倒せます。
    「主人公がメチャクチャ速い」というのは、ダッシュ中に画面内から姿を消してしまうほどの移動の速さだけではなく、敵を倒すのも速いという事です。

    やはり操作に慣れるまでは相当練習が必要ですが、ザコを一蹴し、ボスを一撃で倒せるようになった時のカタルシスはなかなか他のゲームでは味わえないでしょう。
    一定数の敵を時間内に切り伏せた時に演出として「殺陣」というシーンが出てきますが、こァ?は「主人公がポーズを決めると斬った敵が血飛沫を上げながら一斉に倒れていく」という時代劇さながらのかっこよさ。
    主人公のキャラクターデザインも現代の忍者といった感じでかっこいいし、女性キャラが可愛くないあたりもユーザーに媚びてる感じが無くて良いと思います。

    このゲームをしていて、やたら難易度が高いのだけど、ついついやってしまっていた昔のゲームを思い出しました。

  • ★★★★★ 5.0

    忍者と化して東京で暴れたい!!

    メガドライブのスーパー忍、セガマークIIIのSHINOBIを感じさせるような3D忍者アクションゲーム、それがこのShinobiです。しかも開発はセガのオーバーワークス。
    ストーリーは東京を襲った大地震の後はびこる謎の怪生物「式神」。それらの手から首都を奪還するため認を受けた秀真(プレイヤー)が魔都と化した東京へ侵入する、と言った話です。登場人物も個性的なのが多数登場しますのでドラマの厚さは相当な物だと思います。
    アクション面に関してはとにかくスピード、そして「決め(殺陣と呼ばれていますが)」が基本構成していると言っても良いでしょう。リアルよりも過剰演出による「かっこよさ」「気持ちよさ」そして「緊張感」を押し出した作品でしょう。二段ジャンプやステルスダッシュなどそのアクションの数は多彩で、仮想空間を自由に動き回る自分もいつしか忍者へと変わるのではないでしょうか。
    グラフィックに関しては申し分なくキャラの動きのスピード、なめらかさの割にジャギーが見あたらないのも魅力のひとつだと思います。アクションゲーム好きなら買って損はしないと思います。

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関連ゲーム

忍 SHINOBI(ゴールドカートリッジ)

セガより1988年6月19日にセガマーク3用ソフトとして発売されたアクションゲーム。アーケードからの移植作品。敵に囚われている子供を救出しながらボスを倒すのが目的となる。子供は無視して進んでもクリアできるが、救出するとライフゲージが増えたり、回復したり、武器が増えたりといったメリットがある。また、特定の子供を救出しているとシーン最後まで進んだ時にボーナスステージがプレイできる。

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忍 SHINOBI(ヒューカード専用)

アスミックより1989年12月8日にPCエンジン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。アーケードからの移植作。敵に囚われている子供を救出しながらボスを倒すのが目的となる。PCE版ではアーケード版にあった制限時間及び残りタイムボーナスを廃止している。また、数人の敵キャラクターが削除されているが、銃忍ガンの色違いで攻撃を2回当てないと倒せない「銃忍ガン2」や「黒忍者」と「白忍者」が追加されている。

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ザ・スーパー忍

セガより1989年12月2日にメガドライブ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。主人公の忍ムサシは木刀や手裏剣で次々に現れる敵を倒していく。敵と離れていると手裏剣、近ければ刀での攻撃になる。手裏剣は持てる数に制限があるが、アイテムを取ることで数を増やすことができる。本作には初期版と後期版があり、ボスキャラクター等、一部のキャラクターが差し替えらえている。

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ザ・スーパー忍2

セガより1993年7月23日にメガドライブ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。世界支配をもくろむ悪のシンジケート「NEO ZEED」の野望を阻止するため、正義の忍、ジョー・ムサシの戦いを描いたゲーム作品となる。NEO ZEEDには、忍者、軍隊、生体兵器、機動メカといった様々な敵が登場、ムサシの行く手を阻む。本作ではダッシュや三角飛びが使えるようになっている。全7ラウンドで構成されている。

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シャドーダンサー

セガより1990年12月1日にメガドライブ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。横スクロールニンジャアクションゲーム「忍 SHINOBI」の続編となる。アーケードからの移植作品だが、メガドライブ版は忍犬の存在、一発死等、基本的なシステムは変わらないが、ステージ構成が別物となっているので、移植というよりは姉妹作といえる。各ステージに捕らわれている民間人を全て救出すればクリアとなる。

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新・忍伝

セガより1995年6月30日にセガサターン用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲーム。『忍』シリーズの一作となる。キャラクターのアクションや背景グラフィックに、実写取り込みを使用している点が本作最大の特徴となる。さらにCDロムの大容量を生かし、ステージの間には実写ムービーによるストーリーシーンが挿入される。これにより、一連の『忍』シリーズとはまったく印象が異なる作品となっている。

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最終更新日:2024年2月10日 PR