ゲーム概要
マーベラスより2010年2月25日にWii用ソフトとして発売された絢爛絵巻和風アクションRPG。流れる剣舞、閃く刀!数多の妖刀を繰り、魑魅魍魎を討つゲーム作品となる。はじき返し、受け流しなど奥深い剣技の数々で、爽快感溢れる「魅せる」プレイが楽しめ、刀ごとに異なる奥義、鍛冶で練成できる刀など戦略性も多彩。魑魅魍魎が跋扈する江戸の乱世を舞台に、「妖刀」に曳かれし者が戦いに挑んでいく。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年3月21日
朧村正(みんなのおすすめセレクション)
『朧村正(みんなのおすすめセレクション)』は、妖刀をめぐって繰り広げられる和風剣戟アクションRPGとなります。
美しくも怪しく脈動する和の世界で展開する、縦横無尽のノンストップ痛快活劇を堪能する事ができます。
また、本作は先にWiiで発売された『朧村正』の廉価版となります。
【ストーリー】
世に数多の妖刀あり。
それは、ひとたび抜かれれば血を吸わずにはおられぬ刀。
神気を帯びた名刀でさえ、恨みの血糊に長く浸れば陰気、妖気を生じて妖刀に変ずるという。
それを手にした者は人斬りに魅せられ、果ては必ず持ち主に祟って非業の最期を招くとか。
時は元禄、将軍徳川綱吉の治世。太平の世に妖しの気配。
妖刀をめぐって入り乱れし者らの、欲が義が迷いが争いが魑魅魍魎を招きよせ、龍神鬼神をも巻き込んで災いの火を広げゆく。
妖刀に曳かれし者らの運命は、果たしていかなる結末か。 -
★★★★★ 5.0
刮目せよ!走れ!斬れ!聴け!そして・・・食え!!
ゲームのジャンルはアクションRPG(クラシックコントローラー対応!)
時は元禄、徳川将軍治世の時。
見惚れるほど美麗な2Dグラフィックマップを縦横無尽に駆け回り、爽快なアクションで敵をめった斬り!
妖刀が光を帯びたら、お前の居合い術を見せてやれ!それだけで目前の敵は一瞬にして切り伏せることができるだろう!斬り!咲け!である!!
そして何より、この和の魅力溢れる世界に流れる音楽は実に雅!豪華!絢爛である!!
ゲームの目的は妖刀を集めてまわること。
プレイヤーは忍者である「鬼助(きすけ)」と姫である「百姫(ももひめ)」のどちらかを選び、シナリオを進めていくことになる。
シナリオは進めば進むほど飲み込まれていく、はまり込んでいく!続きが見たくなる!
親切な難易度設定もでき、プレイ時間もそんなにかからず、サクサクと進めていくことができます。
セーブポイントも随所にあり、中断するところに困りません。
まだ他のレビューであげられている「移動に時間がかかる」という項目ですが、「最後にいったセーブポイントまで戻る」という消費アイテムや籠(移動手段)を用いれば格段に移動時間を減らすことができます。
ただ、先に記述した通り、美麗なグラフィック、魅力溢れる音楽があるため、普通に移動していても世界観にドップリと浸かることができて良いと思います。
また、背景だけではなく、アイテムやキャラクター(はたまた敵まで)の書き込みが半端ではなく、挙動ひとつひとつでも眺めていれば楽しくなれます。
そして、私がこのゲームに感じた最大の魅力!!
それは『食事』(料理)にあります!
このゲームは「食事」のシステムがあり、ゲーム中に料理の材料を収集し「料理の書」を手に入れることにより、自分で様々な料理を作ることができます。
簡単な「おにぎり」から「焼き魚」、はたまた豪華な「鍋物」(鍋物だけでも何種類もある!)まで様々な料理があります。
そして何より、『食べる』だけではない!
『作る』ことも料理において最高の楽しみであることを教えてくれる!
(実際は体力回復の手段や刀強化の手段として用います)
なんとこのゲーム!
「作る過程」から「食べる過程」まで!フルアニメーションなのだ!
「焼き魚」が生から少しずつ焼けていき、香ばしくなっていく様!
「鍋物」がふつふつと沸騰していき、ほこほこと湯気をたてる様!
「月見うどん」をちゅるちゅると食べていき!最後に汁と一緒に卵を飲み込む!
「鯛の尾頭付き」に箸を入れ、身をほぐしながら、少しずつモフモフと食べていく!
すばらしいじゃないか!
また、それらのアニメーションは早送りなど可能なので、「時間がない!早くしろ!」と思う人でも、そんなに気にかかることはないと思います。
また、自分で料理を作るだけではなく、料亭や茶屋で注文することもできるので、ちょっと豪華な「お寿司」(マグロやらウニやら)や、ちょっと一息つくための「団子」「水羊羹」、その土地特有の名物など飽きさせぬほどのメニューがあります。
ゲームをやっていると、お腹がすいたり、食事に出かけたくなったり、料理したくなったりしてしまう!(私だけかもしれませんが)
食事に対しての熱も感じられるゲームです!
また、コチラは一押しになりますが、ゲームのいたるところに「色気」溢れる意匠がちりばめられているため、紳士な方、下品なエロスではなく、上品なエロスを求める方にも大変オススメとなっております。 -
★★★★★ 5.0
和への理解力的にレーティングB以上かと
廉価版の値段とこの内容なら文句ない。
このゲームを楽しめるかは「和の雰囲気」を理解できる能力があるかに重点があると思う。
レーティングはBだが、シナリオには結構きつい下ネタなども入っている。が、時代劇口調なので意味を理解できない子供はスルーしてしまうだろう(笑)。
こういう和への理解力でストーリーを楽しめるかが変わると思える。
百姫の入浴シーンなども時代劇のお約束で必然のように登場するのだが、こういうネタ的な部分も若い世代にはわからない世界観と感じる。
ゲーム内容は難易度設定によって異なり、テキトーガチャプレイで高速忍者アクションが楽しめる万人向けのRPG要素強化モードを基本に、ゲーマー向けに詰めたアクションを要求されるハードモードがあるのもいい。
2Dゲーム世代には美麗なグラフィック構成に見えるのだが、ポリゴンゲーム世代にはシンプルすぎるというのも温度差かと思える。
とりあえず時代劇を見て面白いと思ったことのない人にはマイナス要素の方が多く目につくだろう。
移動もBGMや流れる景色など雰囲気を楽しむという旅要素が受け入れられないとつまらなく感じるだろう。
可愛い顔と声をして野郎口調の百姫はなかなかの萌えキャラで、量産されたようなギャルゲーのキャラにウンザリしていた私が久々に萌えを感じたキャラである(余談)。
あとは、リモコン+ヌンチャクよりもクラシックコントローラー(プロ)で遊んだ方が間違いない。 -
★★★★★ 5.0
アクションがとてもいい
良かった所は、簡単操作でバトルが出来るところ。ボタン連打だけでだれでもうまく敵をバシバシ倒せる所でとても爽快感がある。
グラフィックと世界観がとても綺麗、日本の魅力的な景色が緻密に描かれてる。
音楽に関しては、FFTのコンポーザーはもともと好きで、日本風にアレンジされていてとてもよかった。
100種類位ある刀をつくるのも楽しかった。
悪かった所は、食べ物がリアルで、美味しく見える。良い点に思えるが、空腹でプレイしていると中々つらい。
朧村正はとにかく簡単操作でカッコいいアクションができる。オーディンスフィアはとっつきづらいが、これはアクションが苦手なひとでもすぐに慣れて満足できるとおもう。緻密な和のグラフィックと音楽はプレイしていて清涼感を感じ、プレイに没頭する事が出来た。 -
★★★★★ 5.0
シンプルなのに、深い。
(ボス一体を除き)修羅モードでクリアしました。
爽快で面白い作品でした。
アクション、グラフィック、世界観、そして言葉遣い、声優さんの声…いずれも素晴らしい。
移動はいささか面倒ではありますが、強い剣を装備するためのレベルアップにはちょうどいい距離だと思います。
初心者でもなんとかやっていれば攻略できるのが良かったです。
ひたすらレベルを上げてみたり、装備を考えてみたり、戦法を変えたり、ボスをじっくり観察したり、基礎的な操作方法を再確認したり。
苦労して倒した瞬間の達成感はひとしおでした。
戦闘には「剣の霊力」「剣の必殺技」「居合」「満腹度」など、様々なステータスが関わってきます。
数少ないボタンで繰り出せる攻撃も幅広く、単純な操作性に反して奥が深いです。
攻撃一発で最大HPの3分の1ほどを削られるなど、雑魚敵でも油断はできません。
ノーペナルティでやり直せるのは、私にとってはよい仕様でした。
雑魚敵であっても、リベンジできると気持ちがいいものです。
アクションゲームが得意な方にとっては物足りない部分もあるかもしれませんが、私にとっては絶妙な難易度の素晴らしい作品でした。 -
★★★★★ 5.0
和風剣劇アクション絵巻
先ず、今作は百姫編(モモヒメ)と鬼助編(キスケ)という異なる物語が楽しめる今時珍しい2Dアクション。
カテゴリーはA・RPGだが、RPG的な要素(レベル制やエンカウント戦闘等)が含まれるというだけで、中身は横スクロールアクションと言っても差支え無いだろう。難易度設定も無双(easy)、修羅(nomal)、死狂(hard)と3種類用意されており、死狂以外はいつでも難易度変更可能なので、非常にユーザーフレンドリーな作りと言える。
その証拠に、ゲームを余りしない家族は無双をクリアでき、私自身も修羅→死狂と楽しんでいる。ちなみに、購入は1年程前だが、プレイは最近なので今更のレビューとさせて頂く。コントローラーはリモコン+ヌンチャクを使用。
■ストーリー
装備した刀によって主人公それぞれに、3種類ずつ、合計6通りのエンディングがあるというマルチエンディング方式だが、物語の進行が結構淡々としているので、良く言えば進行の妨げにならずあっさり、悪く言えば少し物足りない。
特に、最後の真エンディング2つは途中までの展開が同様の為、どちらも期待したほどでは無く普通だった事が少々残念。
■アクション・やり込み要素
スティックとAボタンのみで様々な剣劇アクションが感覚的に繰り出せるのは気持ち良い。物語のキーアイテムである妖刀(全108本)それぞれに、無敵判定のある固有必殺技「奥義」があり、刀に霊力(耐久力)を設ける事により、折れた場合も刀の持ち替えにより全体攻撃「居合斬り」が出せる等、少ないボタンで攻撃や回避の駆け引きが楽しめるのは素晴らしかった。ただ、アクション好きから言わせて貰うと、それでもアクション要素が物足りないと感じてしまった。具体的には、プレイヤーの腕では非常に厳しく、奥義頼りでゴリ押しにならざるを得ない場面がある、役立つ刀と役立たない刀の差が激しい、1周目以降の刀収集時には、アクションに少々飽きが来る等。
また、敵の数もそこまで多くなく(モーション自体は多い)、百姫編と鬼助編でボスが全く違うが、最終的には双方のボスを再度倒さなければならず新鮮味に欠ける。欲を言えばここは使い回しではなく、全く新しい隠しボスぐらいは登場させて欲しかった。
敵が大量に登場する各地に点在する「魔窟(まくつ)」にしてもやり込みと言えなくも無いが、2D故に敵が重なり合い攻撃モーションが見辛く、1対多の物量的な内容ばかりかつ、奥義使用頻度が上がる為、後半には作業と感じてしまう場面もしばしばあった。
■世界観・音楽
兎に角、終始非常に「目」を楽しませてくれる。2Dフィールドという平面な中にも何層もの奥行を感じさせるキャラクターを走らせているだけで見惚れる美麗な背景。飯屋・茶屋での「食事」(刀作成に必要な「生気」の入手手段)や集めた材料による「料理」(体力回復や様々な効果が得られる)等の「食」へのこだわりの感じられる和むアニメーション。
ちょっとした昔話の小ネタ、突っ込み所満載の会話等、正に各地を旅している感覚を味わえた。
また、そのビジュアルを引き立てる「通常時」「戦闘時」でスムーズに切り替わるメリハリのあるサウンドもまた優れている。
通常のRPGの様に無駄にファンファーレ等が入らない分、プレイの流れを妨げない。ただ、「大神」の様に戦闘評価が一回一回出るのはスピーディな動きの「間」を取る為なのか、せっかちな方は少々鬱陶しいと感じるかも知れない。
■総評
個人的にはもっとアクション面を特化させても良いと感じたが、その分万人向けで気軽に楽しめるアクションと言えるだろう。
天候が違う等の演出はあるが同じ様な作りのマップが多かったり、直近の祠(セーブポイント)にワープするアイテムや籠、舟等の移動手段があるとは言え、1周目以降は移動と雑魚戦が少々億劫に感じられる場面もあったが、素直に続編をプレイしたいと思えた新規タイトルなので購入して正解だった。昔懐かしいアクション、和風ゲームを求めている方にお薦め。
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最終更新日:2024年2月20日 PR