ゲーム概要

フロム・ソフトウェアより2001年10月4日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。幻想的な世界を舞台に、壮大なストーリーが展開していく人気シリーズの第4弾。リアルタイムに進行する物語は、ストーリーを強調するような場面はほとんどなく、探索中にその断片を紡いでゆくようになっている。主人公の行動が制限される事もなく、場合によっては戦闘を回避しながら進んでいく事もできる。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年3月10日

    キングスフィールド4

    『キングスフィールド4』は、中世を思わせる幻想的な3D空間を舞台にしたリアルタイムRPGシリーズの第4弾です。物語は、主人公イクシオン・ロズベルグが「滅びの像」を受け取り、古来の言い伝えに従って「厄災の地」に旅立つところから始まります。

    プレイヤーは、リアリティ溢れるダークなフィールドを主人公の視点で探索し、迫りくる恐怖心やリアルな圧迫感と戦いながら冒険します。ゲームの流れはシリーズと同様にリアルタイムで進行し、ストーリー説明は最小限に抑えられています。プレイヤーは探索を通じて得た情報から次の行動を決定し、武器能力の上昇によって障害物を壊せるようになるなど、自由度の高さが特徴です。

    本作の魅力は、プレイヤーの「発見する喜び」に焦点を当てた探索と自由な行動の楽しみ方にあります。プレイヤーは自らの判断と行動で物語を進め、新たな発見や障害の克服によって成長していきます。このゲームはダークファンタジーの世界観と自由度の高い探索が魅力であり、プレイヤーを没頭させること間違いなしの作品です。

    【ストーリー】
    「厄災の地」ヘリオドール国に一体の像がもたらされた。王は怪しげな像を気に入り傍に置いたが、国は疫病に覆われ、王も病床に伏す。森の民に関わる言い伝えに従い像を戻すべく、剣の長クローゼが遠征隊を結成、森の民の都を目指す。しかし厄災は収まらず、遠征隊も戻らなかった。隣国カルザイト王位継承者イクスは、師クローゼの消息不明に心を痛めていた。嵐の夜、イクスの下に不思議な人物が訪れる。「像をあるべき場所へ、災いを収めよ」とだけ告げると、滅びの像をイクスに渡し、何処へとも無く消えた。しばらくの後、イクスは厄災の地を目指していた。かの地は深い闇に閉ざされ、訪れる者を呑み込まんと佇んでいた。

  • ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年3月10日

    空気感のある仮想世界の表現

    「キングスフィールド4」は、リアルタイムRPGのシリーズ第4弾であり、空気感のある仮想世界の表現が特徴だ。雰囲気ある舞台背景やストーリー、自由度の高いイベントは、従来のスタイルを継承しつつ、リアルなグラフィックがさらにある世界を在るがままに表現している。孤独感、虚無感、静寂感、冷たさ、湿り気、陰鬱、そして明と暗といった画像イメージが、パーソナルな部分でリアルさを感じさせる。また、本作からのユーザーも楽しめるように、前3作からは離れた新たな背景で冒険が展開される。実際に自分が冒険しているかのように、仮想現実空間を体験できる。

    本作の魅力は、その空気感ある仮想世界の表現とリアルなグラフィックにある。プレイヤーはリアルな雰囲気の中で自由に冒険し、物語を進めることができる。また、孤独や虚無といった感情を味わいながら、リアルな体験を楽しむことができる。本作はリアルな世界観と深いストーリーでプレイヤーを魅了する作品である。

  • アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2024年3月10日

    幻想的な世界を舞台に、壮大なストーリーが展開していく人気RPGシリーズの第4弾

    「キングスフィールド4」は、幻想的な世界を舞台にした壮大なストーリーが展開する人気RPGシリーズの第4弾です。このゲームは、リアルタイムに進行する物語が特徴であり、ストーリーを強調するような場面はほとんどない。プレイヤーは探索中に断片的な情報を収集し、その情報をつなぎ合わせながら物語を理解していきます。主人公の行動には制限がなく、プレイヤーは戦闘を回避しながら進んでいくことも可能です。

    本作は、プレイヤーに自由な探索と物語の展開を楽しむ機会を提供してくれます。プレイヤーは世界を自由に探索し、隠された秘密や謎を解き明かすことで物語を進めていきます。戦闘を回避することもできるため、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせてゲームを楽しむことができます。

    本作は、その自由度の高さや幻想的な世界観、独特なストーリーテリングが魅力です。プレイヤーは自らの選択によって物語が変化していく様子を楽しむことができます。また、探索の過程で出会う様々なキャラクターや風景も印象的であり、プレイヤーを魅了することでしょう。本作は探索と自由なプレイスタイルを重視するプレイヤーにおすすめの作品です。

  • ★★★★★ 5.0

    本当に存在する価値のあるシリーズ

    苦悩の末、口から火を噴く化物で(禁断の)自動レベルを上げし、二日放置後、LV80・体力255で遂にクリアしました。
    本当にすごく下手ですねと友人からぼろくそに言われました。

    そんなLV80で挑んだにもかかわらず、ラスボス前の二体のボスどもにはそれでも強烈に苦戦しました…。
    奴らのはしゃぎ方には本当にめちゃくちゃされました。
    削られ、えぐられ。
    回復水のみまくり。
    ラストフロアに行くのだからと奮発して99個買った回復水でしたが(溜めこんでた金は本当はクリスタル防具を買いたかったのに)、にもかかわらずボスどもの暴走行為のまえに何がなにやら理解するまもなく、貧乏性の自分があっという間に回復水20個くらいまで使い込み…。
    あと少しで草を食べ始めるところでした。
    そのときあっさり薄味演出でボスのかたがたが次々に昇天され、そしてこれもまた薄ーい演出のエンディング。
    最初から終盤まではとことん濃密だったのに。
    最後だけが薄味の連続。絶対にプレイヤーを感動にひたさない、という作り手の姿勢は、昨今のゲーム業界の方法論に対するアンチテーゼだ。

    一番楽しかったのはやっぱり序盤から中盤にかけてでした、廃墟、洞窟、教会、墓場。一つ一つ、何もかもが最高でした。
    氷の神殿みたいなところで本当にダレましたけど、主人公というよりも自分自身がこの気持ち悪い遺跡・大型墓所の地下深層にいるという感覚が常にあり、終盤はやっぱりワクワクしながら遺跡・古墓・神殿探索に励みました。
    このRPGはレベル上げとか、アイテムコレクションとかを楽しむのではなく、ある奇妙な場所を探索する、ということを楽しむゲームでした。
    薄暗い曲がり角を曲がるたびに、きもいのがいたり、宝箱があったり、100%の狂人がいたり、迷路があったり、広場があったり。

    まだあと1回はプレイします。

  • ★★★★★ 5.0

    キングスフィールドシリーズは面白いですよ。

    キングスフィールドはPS1の???とPS2のIVも非常によくできています。フロム・ソフトウェアの傑作ですよ。シリーズ?は隠し部屋にあるトリプルファングの剣を見つけたら楽勝です。IIはラスボスが強いので弓で遠くから倒してください。IIIは地面に王家の鍵やスイショウのビンや魔術師の鍵を拾うことができますよ。IVも面白いですよ。キングスフィールドシリーズはベスト版はだめですフリーズします何時間もやって突然フリーズです泣けます。フロム・ソフトウェアのアーマード・コアシリーズもおすすめです。初代アーマード・コアは強化人間の赤い彗星のシャーみたいのが出てくるのでクリヤーできなかったらプロアクションリプレイCDX3を使ってください一生物ですよ。今ではプレミヤがついて高いですけれどバイオハザードもクリヤーできますよ。

  • ★★★★★ 5.0

    現状最高傑作

    現時点ではKING'S FIELDシリーズもShadow Towerシリーズも途絶えてしまっていますが、Dark Soulsシリーズも完結してしまったことですし、FROM SOFTWAREさん、PlayStation VR向けにKING'S FIELD新作よろしくお願いします。

    さて、本作ですが、現状ではKING'S FIELDシリーズの最終作品となっています。
    とは言っても、シナリオ的には1〜3で一旦完結を見ているため、本作はシリーズの位置付け的にはちょっと浮いたところに位置しています。そのため1〜3が未プレイでも楽しめます。

    1〜3がPlayStationでのリリースだったのに対し、本作はPlayStation2での発売となったため、映像面では前作より格段に進化しています。
    箱庭ウォークスルーの感覚が過去作に比べ格段によくなっており、光や闇の描写が秀逸、音楽も良く、立体構成のダンジョンも面白い、総合点ではシリーズ最高傑作とみて良い作品です。(総合点評価でなければKF2に1位を譲る部分は確かにある)

    ファーストパーソンビューのゲームが好きならばチェックしておいた方が良い作品だと思います。
    また、特にホラージャンルのゲームではないのですが、並みのゾンビゲーよりおっかねーシーンも結構あり、ホラーゲームフリークにも意外とオススメです。

    総合点でかなりオススメのゲームです。難点を言えば、プレイハードで困っちゃうんですよね・・・。PS2/PS3は生産終了しちゃったし、PlayStation NowはまだPlayStation2タイトルをカバーしてくれないですし。
    冒頭にも書きましたが、VRで新作とかリメイクなんていう、神展開こねぇかなーと期待。

  • ★★★★★ 5.0

    ダークソウルの原点

    デモンズソウル、ダークソウルの原点になった作品の4作目
    (正確には間にシャドータワーシリーズもあるが、ややカジュアルでアビスには救済アイテムの銃まであるのでストイックさを求めるならこちらがオススメ。エターナルリング?お客さん、通だね)

    チュートリアル無し、遅い移動速度、初見殺しの罠、モッサリした攻撃モーション、初期装備は素手、容赦なく襲いかかる敵、ローリング?盾でパリィ?無いですモーション見切って歩いて避けよう、ノーヒントの探索、最初にやることはセーブポイントを探すこと、セーブ前に死んだ?最初からです、セーブポイントで焚き火みたいに回復?無いです、下手すると詰みかねないほど少ない回復アイテム(一応無限に回復できる場所は1箇所のみ用意されているが、そこまで到達できる頃には回復アイテムの収支管理はできて以下略)
    などなど……ダークソウルがヌルい無双ゲーに感じる程の難易度

    いいや古臭いシステムでユーザビリティに欠けるクソゲーだ!
    とは言えない
    ただ手取り足取りチュートリアルをしてくれないだけで、ユーザーを憎んでいるとさえ思えるこの仕様でもネット黎明期に攻略情報もアプデも無い状態でクリアできるようにバランスは取れている

    精神を削る地道な探索、レベルの数字よりプレイヤー自身の経験と技量が生死を分ける冒険、過敏になった警戒心が呼び起こす暗闇への本能的な恐怖など、遊べるようになればソウルシリーズと同様に楽むことができるはず
    もしソウルシリーズが大好きなのに本作を遊んだことがないなら、ぜひ買って遊んで後悔して、フロムの本気に触れて後悔して、でも途中で投げ出したら負けたみたいで腹立つ〜と必死に戦って後悔して幸せになってほしい

  • ★★★★★ 5.0

    2001年のゲームですが今でもお勧めできます

    このゲームは難しい部類のゲームになると思いますが、全体的なゲームバランスとしては良い方だと思います。

    このゲームには、派手な演出は無く、仲間もおらず、街などの賑やかな場所も無く、ひたすら主人公一人で廃墟となった地下ダンジョンをさ迷う硬派なゲーム内容になっています。
    ゲームの世界観は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のような闇を抱えた暗い感じの世界観であり、幻想的な世界をリアル体験したい方にはお勧めできます。
    逆に明るく楽しいゲームを望む方や3D酔いの激しい方にはお勧めできません。

    このゲームには「次はどこへ行くのか」などを教えてくれる親切イベントなどはありませんので、基本的にダンジョン内をウロウロして、敵を倒したり、壁に刻まれた文字を読んだり、ボタンを押したり、アイテムを使ってみたりして、自力で進むべき道を切り開いていく必要があります。
    ダンジョン内には、急激にHPが減っていくような場面(トラップ)も存在しますが、それらも楽に切り抜ける方法があり、決して『運だけ』で進んでいくようなゲームではありません。

    ただ操作ミスで高い所から落ちて死亡、トラップや敵の思わぬ攻撃で死亡など、かなり死にやすいゲームなので、主人公と同じくプレイヤーにも『クリアすると言う強い信念』と『何度死んでも心が折れない強い心』が求められます。

    マップはかなり複雑で立体的であり、移動できる範囲も広いですが、所々に連絡通路があったり(扉を開けたり、橋を架けたりすると移動が可能になる)、瞬間移動のアイテムがあったりするので、それらをうまく利用する事で、行きたい所へ短時間で行ける様になっています。
    扉の開けたら「ああ、ここに繋がっているのか!」と思う事もあるでしょう。
    私としては、非常に作り込まれた完成度の高いマップ構造だと思います。

    フロムソフトと言う事で、かなりマニアックなこだわりもあり、特にスケルトンへのこだわりが物凄く、一見同じように見えても・・・
    ●大きさや骨の色が違う。
    ●右利き、左利きがある。
    ●攻撃方法(剣、オノ、弓など)が色々とある。
    ●防具(鎧、盾)を付けている者がいる。当然防御力が高くなり、盾は構えて防御する。
    などと1体1体に違いがあります。

    他にも時間が経つと生えてくる薬草や毒消し草があったり、多数の隠し扉があったり、見上げれば脱出方法があったり、非常に分かりにくい所に隠し武器があったりと、2〜3回プレイしていても更に新しい発見がある事があります。

    敵の動きはある程度パターン化されていますが、「パターン化=ダメ」と言う訳ではなく、むしろパターン化されていないと敵を倒すのが難しくなりますので、この辺はゲームバランスの事を考えると良いと思います。
    「こんなザコ敵・・・」と油断して戦うと思わぬ連続攻撃を喰らったり、麻痺を喰らって一方的に攻撃を受けたりと、痛い目に遭う事もあります。

    武器や防具などの装備品は色々と用意されており、「打撃系に優れている」などの特長があります。
    敵によっては武器を変えた方が楽に倒せる場合もあり、また武器を振り下ろす時間を考慮しながら敵に近づいたり、魔法と併用して攻撃を行ったりと、戦闘にもプレイヤーの一工夫が必要になります。

    BGMはゲームの世界観に合っており、神秘的なゲームの世界を盛り上げてくれます。
    久々にBGMを聴きたくなる事があり、気が付けば何時間もプレイしている事もあります。

    多少のバグがあり、回転速度がちょっと遅い、終盤で強い武器や魔法を手に入れてもそれを発揮する場面が少ないなど、多少の不満点もありますが、ゲーム自体は良品であり、発売から約10年が経った今でもお勧めできるゲームです。

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最終更新日:2024年3月10日 PR