ゲーム概要

セガより2001年11月22日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたシューティングゲーム。プレイヤーが「撃つ」行為によって返ってくるリズムでトランス感覚を体感できる快楽発生装置ゲーム。操作は簡単で方向キーでプレイヤーの分身を操作して、ワンボタンでシュートしていくだけとなる。ワイヤーフレームで形成される映像とプレイヤーの操作でつぎつぎと生まれてくる音が絡み合うトランス感覚を体験できる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるセガ様が権利を所有しています。
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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月22日

    「レズ」の世界で本能とリズムの魔法に取り憑かれてみませんか?

    『レズ』は、驚くほど中毒性が高く、ただ楽しむだけでどっぷりハマる、本能に訴えるシステムが特徴となるシューティングゲームです。そのモットーは、「Feel it, don’t think.(考えずに感じよう)」。単なるゲームエフェクトではなく、「バイブレーション(振動)」をヒトの気持ちを良くするための手段として導入しています。
    ゲーム内では、中央にある人のような物体からオブジェクト(エネミー)を撃ち、破壊して「音」を鳴らすことができます。その音が「リズム」と融合し、変化する映像と共にプレイヤー自身のグルーヴを作り上げていきます。本能的な反応がリズムとなり、曲へと昇華されていく過程は、まさに魅惑的なトランス感覚を引き起こすものです。
    本作は、ただプレイするだけで感じることができる、不思議な快感がたくさん詰まったゲームです。何も考えずに心地よさを追求し、音楽と映像が絶妙に交じり合う瞬間を楽しむことができます。このゲームは、新しいゲーム体験を求める人々や、音楽のリズムに身を任せたい人にぜひオススメです。

  • チャマゾ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年8月22日

    リズムと光のパーティ

    「レズ」っていうゲーム、めっちゃ楽しいね!3Dシューティングだけど、音楽が絡んできて新しい感じ。敵を撃つとか破壊すると、そのリズムが徐々に音楽になって、なんかトランス状態にハマる感じがすごい。自分がうまく動かすのと、音楽のリズムが絡み合って、まるで自分だけのダンスパーティみたいな気分になるんだ。

    操作は簡単で、敵をロックオンして倒す。新しいステージに進むときはドキドキするけど、クリアしたら新しいステージが出てくるからワクワク感がいっぱい。普通のモードでは敵にやられちゃったらゲームオーバーだけど、ちょっと気楽なRezモードもあるから、のんびり楽しむのもアリ。

    「レズ」は、音楽と映像が絡み合って、不思議な気分になれるゲーム。音楽好きな人やゲームの新しい楽しみ方を探してる人には、ぴったりだと思うよ!リズムと光の楽しいパーティを体験してみて!

  • ★★★★★ 5.0

    マニアックな用語が飛び交うが、至極単純で刺激的な孤高の3Dシューティング

    大変好きなゲームですので細かく長いレビューになります。

    グラフィックとサウンドに稀有な個性を持った3Dシューティングゲームです。
    システムはセガの名作「パンツァードラグーン」に近く、視点変更が可能な強制3Dスクロールステージで進んでいくロックオンシューティングとなっています。
    ただ世界観は180度反対といってよく、ハードも一世代進化しているためビジュアル面の印象は全く異なります。

    ある程度の年齢の方であれば、SF映画「2001年宇宙の旅」のスターゲートシーンに衝撃を受けた方は多いでしょう。
    あれは当然CGではなく大変手間のかかる手作業によるものであり、画面奥から手前に光り輝く上下の平面が迫り来るといったその立体的表現が与えるインパクトは映像的にも革命的なものでした。
    いわばこの表現を換骨奪胎して左右の面に置き換えたものが「スター・ウォーズ」のデススター突入シーンだったといえるでしょう。
    映画ではそれがミニチュア特撮で作られていたわけですが、実はこのシーンを再現したアーケードゲームが存在しました。
    当時まだ家庭用ゲームハードで滑らかな3D表現は全く不可能だったのですが、そのゲームの画面はワイヤーフレームで構成されており、いってしまえばただの「線」が画面に表示されているだけではあるもののその3D表現には映画のような臨場感が備わっていました。
    映画でもデススター攻略の作戦会議でワイヤーフレームが用いられており、いわばこれは3Dコンピューターグラフィックの出発点であるとともに当時の最新技術でもあったのでしょう。
    一画面ずつの切り替えではあるもののコンシューマーゲームの世界ではRPGのパイオニアのひとつである「ウィザードリィ」においてワイヤーフレームの3Dダンジョンが表現されていました。
    線でのみで構成されたワイヤーフレームを経て面を持ったポリゴンが生まれ、さらにそこへ表皮を加えたテクスチャーマッピングが登場することで3D表現は非常に高度なものになり、もはや現実のオブジェクトと区別がつきにくくなりつつある、といった感があります。

    で、この「Rez」、プラットフォームであるPS2はテクスチャーマッピングが余裕で行えるスペックを持ち合わせているのですが、「意図的に」ワイヤーフレームのテイストが重用されています。
    演出上一部にテクスチャーが貼られているものの基本的にステージはワイヤーフレーム風に表現され、撃ち落とす対象はフラットシェーディングが施されたポリゴンで構成されています。
    芸が細かいのはこの対象が撃破されるとワイヤーフレームの破片となって飛び散る事で、プレイヤーが得るこの感触は上で書いたワイヤーフレームのスターウォーズが持っていたものとほぼ同じです。
    ハードスペック的には「抑えられた」といってもいいこれらの手法はこの作品の世界観を表現するためにベストな選択であるのは間違いなく、また大きな特長になっているといえるでしょう。
    こういった点は先に述べた3D表現の変遷を知る方には非常に感慨深いものであると同時に、視覚的快感を得る大きなセールスポイントともなる筈です。

    並んで言及すべき個性がサウンド面です。
    これも世界観に沿った「テクノポップ」が全編を満たしており、上で書いた世代にはこれも重複するムーブメントといえるのではないでしょうか。
    大きな特長となっているのが、これが単にBGMとして使用されているだけではない、ということです。
    説明にちょっと音楽用語を含むのをご容赦ください。
    ゲーム中のSEが例えばショットボタンを押すとハンドクラップ、ロックオンでハイハット、フルロックオンすればスネアバスドラと振り分けられており、この辺りは音ゲーともいわれる所以でもあるのですが、本来シューティングゲームである以上勿論そのタイミングは任意であり普通に敵を攻撃して構いません。
    しかしそれらの音が自然に16なり32なりのオタマジャクシに乗ることになり、これが何をもたらすのかというとプレイヤーはシューティングゲームをプレイするとともにテクノミュージックのアドリブプレイを行なうことになるわけです。
    得られるこの快感はこのゲームの大きな魅力であり特長であるといえます。

    ステージ序盤はグラフィック、サウンド共に貧弱なものなのですが、進行につれその密度は上がっていきBGMのテンポもノリノリになっていきます。
    群がるザコと中ボスを迎えながら視覚的刺激は増し体は自然にリズムを刻み始めるなんてシューティングゲームはそうそうないでしょう。

    シューティングゲームである以上ゲームオーバーは存在しますが、この映像と音を堪能することに比重を置いたお気楽モードが存在するのはありがたいところ。
    最近はハードを変えたリメイクもあるようですが、数世代前のこのゲームの価値が色褪せることはないと思います。

  • ★★★★★ 5.0

    五感で感じるシューティング

    本作は一風変わった3Dシューティングゲーム。敵を撃墜しながらステージを進み、ボスを倒して次のステージに進む、という点ではスタンダードなシューティングと言えます。ゲームの舞台は広大なネットワークの内部。主人公は自身の肉体を電脳世界に移し、様々なウイルスやウイルスに侵されたファイアウォール(ボス)を倒しながら奥深くへと進んでいきます。
    本作独自の特徴として

    ・自機が進む軌道は一定。ほとんどのシューティングは自機を動かしながら敵の弾を避けるのが普通だが、このゲームではその必要はない。自機はあらかじめ決められた軌道を一定のスピードで進み、プレイヤーの操作は敵のロックオンとショットの発射のみ。一度にロックオンできる数は8つまで。

    ・では敵の攻撃はどう避けるか。敵のレーザーやミサイルは全て撃墜可能。自分に向かって発射された弾は、自分に直撃するまでに狙い撃たなければならない。中には自身の体で行く手を遮ってくる敵もいるが、この場合は激突する前に倒すことになる。

    ・自機のショットを撃つ際“音”がする。後述する自機のパワーアップによって、またロックオンする数によっても変わってくる。ゲームの進行には関係ないが、本作を象徴するギミックの一つ。

    以上になります。そのほかの仕様としてはプログレスアイテムを一定数集めると自機のレベルが上がります。姿が変わり、ショットも変化。ただし威力は変わりません。自機のレベルは0から5まであり、攻撃を受けるとレベルが一段階下がります。レベル0の状態で攻撃を受けるとゲームオーバー。

    また本作における最も重要な要素が、先述した“音”。敵をロックオンした際の音や撃破した際の音を連続させることで音は“リズム”になり、敵を撃破しながらこれらの音を重ねる様子はさながらプレイヤーが演奏しているかのよう。ワイヤーフレームで構成された独特の世界、テクノ調で中毒性のあるBGM、そしてコントローラーの振動も合わさり無意識に気分が高揚する、ある種の音楽ゲームのような側面も持ち合わせています。

    ただ非常に人を選ぶゲームなので、ハマる人はとことんハマり、合わない人は全く肌に合わないと思います。興味を持ったらまずYOUTUBEやニコニコ動画のプレイ動画を視聴してみるといいでしょう。そこで自分に合う、面白そうだと感じたらプレイしてみても後悔しないはずです。シューティングとしてはそこまで難易度は高くないので、コツを掴めば攻略は難しくないかと。ただし、敵の撃墜率によってボスの難易度が上がるので、慣れてくるとそこからさらに実力が求められるようになります。

    本作は「敵を狙い撃つと同時に音楽を奏でる」というシューティングと音ゲーの両方の要素を備えたかなり特殊なゲームです。ゲームとしての自由度、やり込み要素もそこまで多くはありませんが、独特の世界観は多くの人を惹き付ける魅力があると思うので、興味のある方は是非触れてみて欲しい作品です。

  • ★★★★★ 5.0

    素晴らしい電脳世界の一端

    シューティングとして似たものはどこかにあるかもしれない。だがこのゲームをプレイし、得られる没入感、高揚感は他では得られないと断言する。シューティングという体裁をとりながら、エフェクト・音楽・演出を中心に据えた尖った作品である。ストーリーは無きに等しい。ただただロックオンし、撃つ。それだけでSEがリズムをとり、BGMに自分の要素が投影され、のめりこむ。ステージ数は6ステージかで少ないが、質が些細な事を忘れさせる。

  • ★★★★★ 5.0

    エンディングに感涙

    このゲームをやろうと思ったのは、なんかテクノチックでかっこいいなって感じががしたからで、特にほかの要素には期待も何もなかったのです。
    が、やってみるとこれがもう”ものすごい”のひとこと。なんか現実世界からゲームの世界に引き込まれていく感じで、かなりの気持ちよさを体感してしまう(?)。(要プレイ)
    操作的にはいたってシンプルではじめてから間もなくで慣れていける。
    ボムのようなものの終わりがどこなのかわかりずらいきもするが流れが途切れないので、ま いっかくらい。
    ストーリーははじめはよくわからないが先に進むにつれ”ああ、そうなのか”チックに理解していき、なんか胸にせまってくるものがあります。
    少しでも興味がある人はやって絶対に損のない作品だと思います。ぜひ。

  • ★★★★★ 5.0

    お買い得だしオススメだよ

    実は僕はシューティング系統のゲームは苦手なのですが、なぜかこのゲームは予約までして発売日に買ったんです。
    それが二ヶ月前・・・そして今日、「まだ」やってます。
    (もちろん完全クリアしてます!けどね)
    買ってきてすぐやっている時に連れ(女性)が興味を示し、奪い取られて先にクリアされたりとひどいめにもあいましたが、今はスコアアタックモードでは負けませんよ・・・と、大人げないくらいはまっているゲームです。
    同社のトランスバイブ対応ゲームが(スペースチャンネル5Part2など)他にも出るようですので、トランスバイブをどこかで手に入れておくと更に気持ちいいと思いますよ。うちはトランスバイブもヘッドホンも無し、17インチTVという貧相な設備で十分楽しんではいますけどね。

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最終更新日:2023年8月22日 PR