ゲーム概要

ソニーより2002年7月11日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。「夏休みの一ヶ月間を自由気ままに過ごす」という、忘れかけていた子供の頃の思い出を呼び返す人気アドベンチャーゲームの第2弾。海辺の町・富海が舞台にし、前作で好評だった昆虫採集、虫相撲などに加え、水泳や海釣りなども可能となっている。愛すべき風景が織り成す幸せな物語を表現している。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年4月4日

    ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇

    『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』は、PSで発売された、夏休みの1ヶ月間を自由気ままに過ごす「ぼくのなつやすみ」の続編となります。
    昭和50年8月、「ボク」くんは「富海(ふみ)」という小さな漁港でひと夏を過ごします。
    PlayStation2の表現力により、レトロなイメージや臨場感は格段に向上しており、昆虫採集・虫相撲はもちろん、釣りは淡水魚だけでなく、海釣りも楽しめます。海を泳いだり、自転車に乗って走り回ったりと夏休みを過ごす要素が満載となっています。また、テーマ曲は井上陽水の「少年時代」を、沢田知可子がカバーしています。

  • ★★★★★ 5.0

    ゲームで初めての感動

    こんなに心うたれるゲームがあるなんて驚きです。最終日は目頭が熱くなってしまいました。エンディングも映画を観てたかの様な終わり方…なんて素晴らしいゲームなんだろう。

    他レビューに都会育ちには良さが解らない、人が多すぎとかマップが広すぎ等ありましたがその日どこに行けば良いのかはいつも教えてくれる人物が居て無駄足が省けるし、近道を覚えるとスムーズに行けます。

    確かに都会育ちの人には田舎の懐かしさとか解りづらいかも知れませんがこのゲームは「田舎」だけではありません。

    子供の純粋さ、子を思う親の気持ち、愛する者への想い、思春期の頃の照れくささ…後このゲームはどこの場所でも自然の音が流れています。海・川・虫・風…音だけでも凄く癒されます。クリアだけのただ淡々とした作業だけをこなすのでは無く、是非全体の1つ1つの細かさを感じて欲しいと思います。

    本当にオススメな作品です!!

  • ★★★★★ 5.0

    なつかしくて、せつない・・・

    「夏休みって、前半より後半のほうが絶対早く感じると思わない?」
    たしか靖子お姉ちゃんがこんなことを言っていました。きっと子供のころ誰もが思っていたこと。

    前半は、魚釣っても雑魚しか釣れず、虫相撲しても勝てない。話しかけても同じ会話ばっか。時間持て余してひたすら海潜ったり、意味もなく海見てたり、夕日見てホームシックにかかってる気分になったりしてました。
    半ばあたりからやることも行きたい場所も増え、大物が釣れておばちゃんが料理してくれたり、夢中になりすぎて、もう少しってところでおじちゃんが「めしだぜ」って迎えに来たり、部屋の中までたどり着いたのにおばちゃんに「おやすみしなさい」って言われてラジオ体操に出れなかったり。何してもいいし、何もしなくてもいいというけど、やっぱりイベントはすべて参加したい。ゲームなのに時計とにらめっこしながらやってました。
    後半は本当にせつない。仲良くなった人との悲しい別れ。でも次の日にはボクくんはいつもと同じ1日を過ごしてる。でも悲しいことの後には嬉しいことが待ってる。そして夏休みの終わり…。

    ちょっと意地悪なところがあるボクくん。そんなボクくんに振り回されながら変わっていく大人たち。この夏休みでボクくんも成長します。「せいぜいひと夏分のね」(by女子大生)。初日の不安そうな写真と、最終日の写真のボクくんの表情が全然違うのが、充実した夏休みだったと物語っていると思います。1のEDでは泣いてしまったのですが、2のEDは泣けませんでした。ボクくんが笑顔だったから。

    知らない時代なのに懐かしく感じるのは、同じような体験をしたからかもしれません。覚えはなくてもきっと懐かしい気持ちになれると思います。

  • ★★★★★ 5.0

    雰囲気を存分に楽しもうレベル『LV95』

    田舎とレトロが好きな私にはずっと大切な思い出にしていきたいゲームです。
    大人は初心に帰り、子供はノスタルジーというものを実感して理解するある意味理想のゲームかもしれない。
    小学三年生の主人公『僕』つまりあなたは一人で富海に行き一ヶ月の夏休みを過ごすことになります。そこで出会う人達と交流をし、体験をし、成長していくお話。
    音楽がまたいいですねー。夜に近所の家から流れてくるジムノペディーにはほんと脱帽ですよ。あの静かなメロディ〜はもっとも夏の夜らしくこのゲームに相応しい。
    基本的に使われている曲は少ないんですが、その分セミの鳴き声や風鈴、波音などの効果音がより雰囲気をだし、のんびりとした空間を創り出しています。
    聴いてて心が洗われるのは確か。
    システムも僕夏らしいものを揃えてますね。前作同様昆虫採集をはじめ、よりパワーアップした虫相撲、お小遣いを貯めて駄菓子を買ったり、PS2を生かして海で立体水中遊泳なんかもできます。
    また設定画面で時間の流れる速度を変更できるのも良かった。
    早くエンディングを見たい人は『早い』にすればあっという間。逆にのんびりしたい人は『遅い』にすれば、じっくりとゲームを堪能出来ます。
    これは前作には無かったからいいアイディアだと思いますね。
    登場人物も多いですね。前作は少なくて寂しかったんですが今回は寂しくないです(笑)
    あとはやっぱ映像かなぁ。私はあんまゲームに映像は重視してないんですが、それでも見入ってしまうような美しさがありましたね。いやーほんと癒されました。
    面白いのではなく楽しめるを重視した作品です。そういうのが好きな人にお勧めしたい。

  • ★★★★★ 5.0

    大人も子供もやって欲しい!

    私がこのゲームを初めてプレイしたのは小学2年生の時です、なのでその頃はぼくくんの方が年上でした。現在20歳で再びプレイ中ですが、昔と違った気持ちでプレイできます。当時から面白くて31日間じゃ物足りないと感じるぐらい面白かったし、あっという間ですが、イベントが沢山あるので1周目で達成できなかった事、見れなかったをイベント2週目でも楽しめます。
    簡単に説明すると、昭和の小学生の夏休みを体験できるゲームですが。
    何気ない日常に深いストーリーがあります。
    ドラマのちょっとしたシーンで泣いてしまう感受性の豊かな人にオススメです。

  • ★★★★★ 5.0

    終わらせたくない夏

    今現代の子は長期の休みに入ると塾に通う子や、その他に習い事で忙しい子が多いでしょう。
    昔はそういった子は少なく夏休みの40日間を毎日遊んで過ごす事は普通でした。
    当たり前ですがネットも無い、人によってはゲーム機も無い、虫取り網もって出かけて友達と過ごしたり、1人で冒険したり。
    そんな古き良き夏が過ごせる素敵なゲームです。
    今作においてのボクくんは、そんな便利なものが無かった時代の子なのですが、この舞台の海町、素敵すぎます。
    家を出れば海があり山があり、優しい住人達にはそれぞれドラマがあり、色んな経験やストーリーを見ることができます。
    それを見ていくためには時間が少なく、時間経過設定をゆっくりにしても足りないくらいです。
    そうして、夏休みは日々流れるように過ぎていき、終わりが目前に迫ってきます。
    終わりを意識してしまえば、日増しに寂しさが募ります。
    気付けば自分はプレイを辞めてしまいました。
    終わりを迎えたく無い。
    購入から10年近く経ちますが、自分の夏休みはあの日から止まったままです。
    今も部屋の片隅にあります。
    いつかはまた戻ってきちんと夏休み最終日を迎えたいと思います。

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最終更新日:2023年4月4日 PR