ゲーム概要
ビクターより1990年6月15日にPCエンジン用ソフトとして発売されたアクションシューティングゲーム。パソコンからの移植作品。西暦2321年を舞台に、自機「ヴェイグス」を操作し敵である「ミズガルズサーペント」を倒し地球を救出する事が目的となる。大きなキャラクターが画面上を激しく動き回るのが特徴で、PCエンジン版では冗長気味だったステージが短縮されている。パッケージイラストは末弥純が担当している。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるビクター様が権利を所有しています。
© 1990 ビクター All Rights Reserved.
レビュー
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★★★★★ 5.0
隠れた名作、とはまさにこのこと
『武器の使い分けや、方向転換という概念があり、操作性に癖がある。
自機が非常に大型で、攻撃の回避さえままならないというのに、敵の動きが速く、しかも大量に出現するために、結果として難易度が非常に高い。
バランス調整に難がある、大味なゲームである』
…という辺りが、発売当時における大方の評価だったように思います。
というか、これを買った当時は、私自身もそう思ってました。
それから20年以上の時が経ち、久しぶりにこのゲームをプレイする機会があったのですが、当時どうしても馴染めなかった方向転換の操作が、何故か苦もなく使いこなせるようになっていました。
これには、自分でもびっくり。
そして、勝手が分かってくると、最初の大味という印象も急速に薄れていきました。
一見するとゴリ押しで強引に進めるしか無いようにみえる場所も、ちゃんとスマートに切り抜けられる方法が用意されているなど、実に良く計算されています。
そうか、こうプレイして欲しかったんだな、という製作者の意図が飲み込めてくると、これが本当に面白い。結局、一気にクリアしてしまいました。
それにしても、当時と今とで、どうしてここまで印象が変わったのか。
自分なりの答えは、やはり20年という時の流れにあったのかな、と。
当時は一般的ではなかった方向転換という概念も、現代の3Dゲーでは珍しくもないですし、武器の使い分けもまた同様。少なくとも、自分がすんなり操作できるようになっていた背景はそうでした。
そういう意味では、早すぎた先駆者だったのかもしれません。
レトロゲーを嗜むという行為は、多くは当時熱中した作品に対して向けられるものでしょう。
でも、あの時苦手だった作品にもう一度チャレンジしてみる、というのも一興かもしれません。
もしかしたら、そこに意外な発見があるかもしれませんよ? -
★★ ★★★ 2.0
巨大メカ発進!敵ロボットを倒せ!
横スクロールタイプのアクションゲーム「ヴェイグス」の売りは、なんと言っても巨大なメカを操ったメカアクションにある。地面をホバーで滑走しながら、バリバリと銃を撃ち進む雄姿は、メカものファンなら堪らないはず。操作性もスムーズなので戸惑う事はないし、何よりゲーム本来の楽しさを感じさせてくれるソフトだ。エンディングまでの道は遠いぞ!
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最終更新日:2022年5月5日 PR