ミズバク大冒険
(ヒューカード専用)

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年1月17日

  ミズバク大冒険(ヒューカード専用)

  『ミズバク大冒険(ヒューカード専用)』は、1992年にタイトーより発売されたPCエンジン用の横スクロールアクションゲームです。この作品は、アーケードからの移植作品で、ウッディレイクと呼ばれる平和な土地が舞台となっています。
  
  物語は、火の国から現れたファイヤーサタンの手によって、水と森林があふれ、住人たちが捕えられるという危機的な状況に陥ります。主人公である「ヒポポ」は、かつてファイヤーサタンからウッディレイクを救った魔法使いの子孫であり、水の魔法を駆使して地元を守るために立ち上がります。
  
  まず、ゲームのグラフィックに注目です。1992年という時代背景を考えると、横スクロールアクションゲームとしては優れたグラフィックが特徴です。キャラクターや背景のデザインは美しく、ハードウェアの限界を感じさせない仕上がりとなっています。
  
  音楽と効果音もゲームの魅力を高めています。ゲームプレイ中に流れるBGMは、緊張感や興奮を盛り上げる要素が詰まっており、プレイヤーを引き込む役割を果たしています。また、効果音もアクションの一部として適切に配置され、臨場感を演出しています。
  
  操作性については、ヒューカード専用のソフトとしてもかなり優れています。キャラクターの動きがスムーズであり、水の魔法を駆使した戦闘やパズル解決が楽しく挑戦する要素となっています。
  
  ストーリーについては、シンプルでわかりやすいが、同時に感情移入しやすい要素が含まれています。主人公が先祖の力を背負って戦う姿勢や、ウッディレイクの平和を守るために奮闘する姿が、プレイヤーに共感を呼び起こします。
  
  本作は、当時のハードウェアにおいて高水準なグラフィック、サウンド、そして操作性を備えた横スクロールアクションゲームとして、プレイヤーに楽しさと興奮を提供してくれます。特に、ストーリーの単純さが逆に作品の魅力を引き立て、様々なプレイヤーにアピールするポイントとなっています。

• ★★★★★ 5.0

  音楽が良質です。

  オーソドックスな横スクロールアクションゲーム。
  同社のドンドコドンより面白く感じました。主人公はカモノハシみたいなキャラクターを操って手から水風船みたいな玉(水玉?)を作って敵にぶつけます。ぶつけられた敵はずぶぬれ状態となり一時的に硬直します。その状態の敵を蹴ると吹き飛びます。すると先にいる他の敵キャラ達と衝突し高得点になります。この快感が堪らないゲームです。

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