ゲーム概要
ナムコより1990年4月3日にPCエンジン用ソフトとして発売されたるアーケードからの移植作品。プレイヤーは映画『13日の金曜日』のジェイソン・ボーヒーズに似た主人公・リックを操作し、さらわれた恋人ジェニファーを救出するため、館に巣喰う化け物を倒してゆく。木片で敵を壁に叩き付けたり、ナタで真っ二つにしたり、床中に血まみれの死体が転がっていたりと、残虐かつグロテスクな表現を用いた演出が特徴となる。
レビュー
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★★★★★ 5.0
ホラーでアクション
ガキの頃ゲーセンで見かけて「何か怖そうなゲームだなー」と思ったのが記憶に焼き付いてます。それ以来ずっと気になってたので、先日思い切ってPCエンジンといっしょに購入しました。
ゲーム自体はパンチキックジャンプ(+アイテム)を駆使して進むシンプルな横スクロールアクション。簡単なパターン構築でサクッとクリア出来ます。
やはり世界観が非常に魅力的ですね。80年代後半のホラーアクションだけあって当時ブームだったスプラッタームービーへのオマージュがそこここにちりばめられてます。モロに「13日の金曜日」な主人公は勿論のこと、「悪魔のいけにえ」なボスや「バタリアン」なドロドロゾンビ達。蛇みたいなヤツは「デッドリースポーン」ですかね?
また、ホラー映画のお約束な演出も随所に見受けられます。あーやっとボス倒したー...っと思いきや!!!とか、クローゼットの暗闇から何か出てきそうで前を通るときちょっとドキドキしたり...。
兎に角ホラー好きな人ならニヤリとしちゃうネタ満載のアクションでした。 -
★★★★★ 5.0
コンシューマ志向の好移植
アーケード版をやりこんだ人からすると,
・プレイ感覚が違う
・グラフィックが簡素化されている
・起き上がって復活しない(笑)
等々,違和感があるかと思いますが,プレイ感覚・難易度含め,遊び易くなっていると思います.
FC版の様な別物移植は論外ですが(苦笑),エンジン版はアーケードテイストを残しつつも,コンシューマ向けに気軽にクリアできる様アレンジした好移植の作品でお薦めできます.
今でも引っ張り出してサクッとクリアしてしまうゲームのひとつとなっています. -
★★★★ ★ 4.0
おかしい…
AC版ではいつもイビルクロスに殺されていた(←余り上手くない)のに、このPCエンジン版は余裕で最後まで行ける。
ジェニファーや心臓やヘルカオスも楽に倒せる。
どこが違うのかと聞かれると、答えに困るのだが、全体的に簡単になっているのは間違いない。
AC版で同じように煮え湯を飲まされた人も、これならクリアできるだろう。
ただ、EDが納得いかない!!
動画サイトでAC版のEDは見ていたので知っていたが、あんなあっさりした終わり方では、リックの悲しみは伝わって来ない!
ここさえしっかりしていれば完璧だったのに、本当に勿体無い!
しかし、それだけの理由でこの名作をやらないのもやはり損だと思う。
EDさえ気にしなければ、後はよくまとまった良ゲーである。
当時の話題のゲームを家で出来るだけでも十分価値があると言える。
今なら、PCエンジンミニやSWITCHのナムコミュージアムなどでも遊べるという事なので、興味のある方は是非プレイして頂きたい。 -
★★★★★ 5.0
ようこそ、スプラッターハウスへ
ホラーゲームの火付け役とも言うべき、名作「スプラッターハウス」のPCエンジン移植版です。
PCエンジンとはいっても、CD-ROM2ではなくHuCARDなので容量の関係などもあり、グラフィックやサウンドは本家よりだいぶ劣化してしまっていますが。
でも、操作性は非常に良好ですし、ゲームバランスも比較的抑えめになっているので、幅広い年代層が遊べる良作に仕上がっていると思います。
PCエンジン・ユーザーなら、ぜひとも押さえておきたい一本です。 -
★★★★ ★ 4.0
移植良好!
当時これがやりたくてPCエンジンを購入しましたよ。FMタウンズ版、アーケード版、Windows版とやって来ましたが、とても良好な移植です!勿論細かい所は容量とマシンスペックの制約で簡略化されてますがゲームの面白さはきっちり移植されています。寧ろ雰囲気はPCエンジン版の方がシンプルで良いかも。
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最終更新日:2022年5月3日 PR