• 邪聖剣ネクロマンサー(ヒューカード専用)|ハドソン|PCエンジン (PCE)
  • 邪聖剣ネクロマンサー(ヒューカード専用)|ハドソン|PCエンジン (PCE)のゲーム画面
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ゲーム概要

ハドソンより1988年1月22日にPCエンジン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。PCエンジン用ソフトとしては初のRPG。主人公を操作し、魔物達を倒して王国を救うために、かつて神々が生み出した剣「邪聖剣ネクロマンサー」を探し出す事を目的としている。H・R・ギーガーに影響を受けたビジュアルを特徴としており、敵キャラクターの造形や攻撃時のエフェクトなどがグロテスクな表現になっている。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるハドソン様が権利を所有しています。
© 1988 ハドソン All Rights Reserved.

レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    血がブシャー!

    血がブシャーっとなるホラー演出が当時新鮮かつPCエンジンのグラフィック能力の高さをうかがわせる作品でありました。戦闘バランスが非常に悪く一つの大陸を渡ると前の大陸で楽勝モードだったのが一転歯が立たない状態になるほどでした。そして強い武器を買うとまた楽勝モードになるという何ともやりにくいゲームでした。しかも始めに選ぶパーティー次第で難易度が大幅に変わりクリアも困難になるようなパーティーもありました(例えばバロンとマイストの組み合わせ)。しかしこのバランスの悪さがかえってこのゲームの味となり斬新なホラー演出と相まって私自身は好きなRPGの一つです。当時、後半の壁すり抜けは2〜3日はわからなくて苦労しましたが今ではいい思い出です。まあ、この作品のレビューを今更書いたところで読む人はいないでしょうが、自分の中では名作RPGで思い入れがあるのでレビューしてみました。

  • ★★★★ 4.0

    土を掘り返す音は…

    とあるレトロゲー本を見てこのゲームを購入しました…これは気持ち悪い。

    単にモンスターのグラフィックが気持ち悪いだけではありません。あらゆる面が気持ち悪いんです。
    まずタイトル画面で不気味に流れるBGMの後にデカデカと現れる謎の「顔」。はっきりいって長く見られません。夢に出てきます…。
    他、店の店員もなんか怪しい絵です。安心しきれません(悪い人というわけじゃないですよ)。
    あと、生々しい台詞。
    「今日もまた人がモンスターに殺されるのを見たよ…」
    「見えるぞ、おぬしが血まみれになってのたうちまわる姿が!命が惜しくば外に出るのはよしなされ」

    まあ、RPGの会話としてはなんのこともないものでしょうが、何しろ雰囲気が不気味なゲームです。他のなによりもリアルに、生々しく感じてしまいました。
    しかもこの台詞、冒険始めた最初の町からですよ。そりゃ不安になるっつーの。

    ゲームは本当に普通のRPGなので、きがねなくプレイできます。ストーリーも勇者が魔王を倒すという王道パターンです。

    ですが…

    人間も愚かなんです。これでは終わらないんですよ。
    みなさん、土を掘り返すような音は何をしてると思いますか?口ずさめばわかると思います…。

    あ、忘れてはいけないのが、このゲームはパスワードで続きをするシステムです。パスワード、長すぎです。一文字のミスは即ニューゲーム行きです。

    人を選ぶゲームですね。私は楽しめましたが、パスワードの存在が忌ま忌ましくて減点しました。

  • ★★★★ 4.0

    古き良きロールプレイングゲーム

    PCエンジン初のRPGです。このゲームが発売された当時、僕はまだ中学一年生でした。
    同じクラブだった友人が、本体と一緒に予約をしたと嬉しそうに話していたのを憶えています。
    先日 懐かしさから購入しプレイしました。今プレイすると何より煩わしいのがパスワード。
    当時はノートにいろんなゲームのパスワードを書いていましたが、先日プレイしたときは携帯で写メを撮ってパスワードを記録しました。

    ゲームはオーソドックスな王道RPGですが、レベルの上がりが遅い・・・。
    ネクロマンサーはレベルがなかなか上がらないと聞いたことがあったのですが、
    プレイしていて本当に遅く感じました。

    僕のこのゲームの好きなところはダークな世界観、ゲームの雰囲気にとても合ったBGM、
    緻密に描かれた街やフィールドやモンスター(といっても当時としては、ですが)などなど。

    しかしこのゲームは続編が作られていないので、ぜひリメイク版と新生ネクロマンサーを作ってほしいと思います。
    ただ携帯アプリのようなキャラクターをかわいくデフォルメされたネクロマンサーは個人的にはちょっとNGでした。
    グロいグラフィックが気持ち悪いとの声もありますが、そのグロさがネクロマンサーのイメージであり、世界観にマッチしていると思っています。
    またネクロマンサーに限らず、古き良き時代のゲームはたくさんあります。
    そういった過去の財産をニンテンドーDSやPSPといった携帯機で手軽に遊べたら最高ですね。

  • ★★★★ 4.0

    人を選ぶRPG

    これは衝撃的な作品だ
    鬼畜な難易度でクリアするには相当な覚悟がいる

    まず、パーティの選び方で失敗すると初プレイなら高い確率で詰む
    良いパーティを組んでも敵が強くエンカウント率も高いため苦戦する
    昔のゲームは今と比べるとエンカウント率が高いものが多いが、これは異常なレベル

    プレイヤーの心を折る要素がてんこ盛りだが、何故かプレイしてしまう不思議な魅力がある

    まず音楽
    オープニングは雰囲気が出ているし、町やフィールドも耳に残る
    戦闘も素晴らしい
    恐らくプレイした人は耳に残っている音楽が多いんじゃないかと

    そして戦闘
    敵がニュルニュル動き、倒すと血がブシューと出る
    当時のゲームではかなり頑張った方なんじゃないだろうか

    人によっては序盤で投げ出したくなるクソゲーだが、この世界観と鬼畜の難易度は好きな人にはたまらないでしょう
    今は攻略サイトや実況動画があるのでクリアは難しくない、と言いたいところだが、それでも難しい

    良くも悪くも凄いゲームを作ったな
    こんなゲームが後世に語り継がれても良いと思う

  • ★★★★ 4.0

    コンピュータRPG黎明期の傑作。ただし実機でのプレイは今や厳しい

    どこか陰鬱でダークな世界観、つい口ずさんでしまう音楽、そして今も語り継がれる伝説的なエンディングと、間違いなくRPG黎明期の傑作のひとつとして数えてもいい作品ですが、実機で当時の環境と同じようにプレイするとなるとかなり厳しい点があります。

    その最大の難点とは、そこそこのプレイ時間を要するRPGにもかかわらずパスワードコンテニューであるという点。しかも50文字以上の平仮名カタカナ英字の組み合わせですので、まずこれを入力すること自体が面倒です。

    中断機能があるWiiバーチャルコンソールでも配信されており、さらに今は最強の互換機レトロフリークというクイックセーブ可能なアイテムもありますので、どうしてもPCエンジンの実機で当時の感覚を再現したいというマニアックな方以外は上記方法でのプレイを推奨します。

    それ以外の難点としてですが

    ◆基本的に難易度が高い。戦闘のバランスが悪い◆
    これはあえてそういうバランスを目指したという説もありますが、真相は不明です。
    とにかく初めて出会った敵との戦闘はもれなく苦戦を強いられます。
    このゲームはいくつかの大陸が橋によってエリアのように分けられており、その橋を渡ると新しいモンスターが登場するようになります。ところが、その強さの差がエグいことになっているのです。

    ようやくAという町周辺の敵をある程度簡単に倒せるような装備がそろい、レベルも上がって「もうしばらくは大丈夫だろう」と思いきや、橋を渡った瞬間全滅、ということが珍しくありません。
    最強の武器を手に入れるまでは、プレイ時間の大半がレベル上げと装備をそろえるためのお金稼ぎなんじゃないかという感覚にすら陥ります。
    そして最強の武器が手に入った瞬間、主人公が無双状態に突入するため、今までの苦労がウソだったかのように、いかなる雑魚的にも苦戦することはなくなります。
    そして安心しきってラストダンジョンに突入すると、今度は最強のボスにボコボコにされて混乱するという「あるあるネタ」があるほど…言ってしまえばバランスが悪いです。

    さらに。隠しパラメータである「恐怖度」というものが厄介。
    死んだり、逃げまくっているとこの数値は上昇し(減らせない)ある一定値を超えると勝手に戦闘から逃げ出す(ボスでも)という行動をとるようになり、一層戦闘が不利になります。

    さらにさらに、そんな仕様にもかかわらずエンカウント率が高い。
    これに関しては主人公の専用呪文でエンカウントを一定歩数無効化できるので、対応策はありますが…。

    ◆ノーヒントここに極まる。攻略サイトを見ながらでなければキツイ◆
    昔のゲーム、特に攻略本全盛期のゲームにありがちですが、隠し通路やアイテムに関するヒントが全くと言っていいほどゲーム中に出てきません。
    しかしそれらを手に入れなければ事実上ゲームはほぼクリア不能と言っていいバランスです。
    最近のRPGは攻略サイトを見なくてもクリアできますが、この作品に関しては変なプライドはかなぐり捨てて、素直に攻略ヒントを頼りましょう。超能力者でもない限り見つけられません。

    ◆それでも面白いと感じる理由◆
    「じゃあ、どんだけクソゲーなんだよ!」って思われてしまうかもしれませんが、それでもこのゲーム、上記クイックセーブや中断機能を使えば、それなりに遊べてしまうのです。
    昔のゲームで育った世代(アラサー以降)でなければ共感してもらえないかもしれませんが、「弱小主人公たちを強く成長させていく快感」がこのゲームにはあります。
    中盤以降は大陸を行ったり来たりすることも多いのですが、確実に成長していく主人公を見て「ここの敵、あの時一瞬で消し炭にされたけど、今は一撃で倒せるほど強くなった!」と、楽しくて仕方ありませんでした。
    また仲間同士、会話をすることはありませんが、このゲームは戦闘では仲間同士のチームワークが非常に大切です。
    「俺が先に攻撃を仕掛ける!お前はイーガスを唱えてくれ!」「わかったぜマイスト!」
    そんな会話が脳内で繰り広げられ、大冒険を終えンディングを迎えたときは仲間たちとの別れが心底さびしく思えたものです。
    これだよこれ!古き良きRPG!という感覚を忘れかけている人、最近のヌルゲーに飽きてしまった大人ゲーマーの方、一度ダウンロードして、やってみてはいかがでしょうか?
    ちなみに私はソフトをレトロフリークにインストールしてプレイしました。
    意外と「ロード時間無くて逆にサクサクできる気がする」と思えるかもしれませんよ。

    ただし

    「夜、一人では遊ばないでください」

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最終更新日:2022年4月3日 PR