ゲーム概要
NECより1996年12月20日にPC-FX用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。白鷲学園で起こる様々なトラブルを纏組と一緒に解決していく。ひょんなことから学園の平和を守るトラブルシューター・纏組の一員となった主人公は、学園の女の子たちを守るため部活で鍛え技を磨いて難事件を解決していく。1年間の学生生活の中で部活動や恋愛など、様々な経験することができる。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるNEC様が権利を所有しています。
© 1996 NEC All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★★★ 5.0
格ゲーのもつ駆け引きの面白さの一部をターン制バトルで表現できている
一年間の学園生活(主に放課後)をロープレ風に移動して好き勝手に楽しむゲームです。
その箱庭的な世界観の作りこみも丁寧で凄いのですが、何よりこのゲームの良さは時々起こる喧嘩(戦闘イベント)です。
部活などで色んな技を憶え体力を上げていき、最初は手も足もでなかった強敵を打ち破るのが面白い!
喧嘩の操作は簡単です。
事前にFXのパッド6ボタン分の枠に技を装備させ、喧嘩突入時に相手の出方を予想しながら、好きな順番にボタンを4つ選ぶだけ。あとは勝手にキャラが入力順に行動をしようとします。
読みが当たれば全ての技が通りますが、相手も攻撃してきますので簡単にはいきません。
それを勝ち負けつくまで数ターン繰り返すシステムです。
そのため、この技は弱いけどスピードが速い、あの技は出始めに無敵時間があるし…、とか、この順番だと4つの攻撃が連続でつながるけど…ガードされるとまずいなあ、等々、そういう駆け引きを自然と考えさせる部分があります。
ある意味、ジャンルこそ違う物の格闘ゲームの考え方楽しみ方を学べる作品とも言えると思います。
ちなみにトレーニングモード(のようなもの)もゲーム内にあるのでいくらでも研究できます。
技はたくさんありますが、先ほど言ったように喧嘩時に使用できるのはあくまで6つなので、個性は発揮しやすくあえて投げキャラ仕様で戦い続けるなどこだわりのプレイも面白いです。
一応どの喧嘩も負けたら負けたでゲームは進むのでどう遊んでも途中で詰むようなことはないはずです。
またPS版もでておりますが、この喧嘩の技のバランス調整が両機種でかなり違います。
PS版は2P対戦もできるようになっているのですが、本編もその影響をうけている感じです。
どっちも面白いんですけど、1人で遊ぶ分にはFX版のバランスの方が爽快で楽しいと思います。 -
★★★★★ 5.0
2D箱庭ゲー的な物
PC-FX時代の名作の一つではないかと思う。
今思うと時代を生きる声優が豪華に使われている。
そして当時若手だった現売れっ子声優がちらほら(笑)
こう書いてしまうと何か、とある声優ゲーと勘違いされがちだが、プレイヤーが色々学校内を回りながら遊ぶゲーとしてはかなり良質なよく言えば箱庭ゲーに近い、この当時で言えば同級生システムといったかんじだろうか、ただこのファイヤーウーマン纏組は基本はそれほど縛りは少ない、イベントを起こして女の子を追っかける良し、身体を鍛え、最強の武術家になるもよし、孤独に一匹オオカミとして生きるもよし、好きな一年を過ごせる。
★ストーリー★
あってない様な物、主人公は高校の一年か二年か三年を選べ、その学年にあった学校イベントがそれぞれある。
ラストバトルみたいなのもないし、基本的にはそれぞれ好きなように進める事が出来る。
★システム★
今では当たり前だが、基本は同級生システムのようなイベントが場所、時間などにしばられており、その時間でだいたい喧嘩や女性を救う、女の子イベントなどがある。
また学年が同じだとそれにそったイベントが見つけやすく、逆に学年が違うと学校行事でイベントを飛ばされるなどある。(一年だと林間学校、二年だと修学旅行等)
バトルはコマンド形式でそれを四つ決め、それの連続で相手の攻撃を返したり、相手の先手を取ったりする。
技の攻撃力はその技の武術レベルがどれほどあるかによって攻撃力が違う。
ちなみに最強は纏オーラなのだが、これは理科系の勉強が高くないとただ無敵なしょぼい攻撃(ただ勉強を最強にすると纏三人を3000オーバーで倒す最強技、ラストの武術家涙目)
それ+で女の子と親密になり、卒業式に告白という流れになる。
ちなみに告白しないとすると、その時に最高の好感度キャラが告白にきたりする。
イベントによっては下校時に一人だと誘われたりするのだが、これは任意ではなく、女の子を手当たり次第にイベントで好感度上げてると、任意のキャラと帰りにくくなる。また応援団に入るとほとんど帰れなくなる(団長をバトルで倒すと帰れるようになる。呼び止められるけど)
またこれは定かではないが、キャラ同士の相性があり、相反するキャラの好感度を両方上げる事は出来ないと思われる(美山れいこを上げると、桂木やよいが、荒木美加を上げると酒井涼子が等々)
確定ではないが、だいたい仲たがいしているキャラの好感度が上がると、もう一人の好感度というか見た目がかわったいりする。
★総合★
主人公は一切喋らずに、相手が代弁したり、行動の選択でキャラの性格が見せられる昔ながらのシステムだけど、それが逆に面白い。
ちなみに私は最初からオラオラするのが好きで、最初のチャラい二枚目が校内の女子を口説こうとしてるのをボコるのが楽しくて、喧嘩ばかりしていた。
攻略なるものはないが、一番いいのは最初に体力を上げる為にプロレス、その後相撲部、集団戦に勝つために技を覚えたりしていく、その技を極めていけば一対一ならまず間違いなく負けないので、大丈夫難度が高いのは纏組の一、二、三纏の集団戦、スカッシュガールズのジャンプキックを強くして、後は桂木やよいの投げを警戒していけば打倒できる。
このメンバーに勝てると、ほぼ敵なし、後は集団戦といえばヤンキー集団ぐらいなので遊んでも勝てる。
ちなみにこの試合に勝てるとほぼ間違いなく酒井涼子の好感度はMaxになるので一番攻略しやすいかな。
難しいのは三年の荒井美加、弓道部に必ず居るわけでもなく、イベントがすくなく(見つかりにくい)唯一上げる方法は酒井涼子をあまり上げないで、式気戦に勝ち、かつこの間までに弓道部や校内で声をかけ、一緒に下校するなどして好感度を上げるぐらい。それでもMaxになったような感じでもなく、いまだにこのキャラに告白された覚えがない。
他のメンバーおおよそその学年にしておけばだいたい攻略できる。
ちなみに攻略対象なのか不明だが纏組の先生だけは攻略出来なかった。
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最終更新日:2021年9月20日 PR