ゲーム概要

任天堂より2010年9月18日にニンテンドーDS用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『ポケットモンスター』が新次元へ突入。シナリオ、システム、グラフィックを一新し、「すれちがい通信」や、DSiのカメラとマイクを利用した「ライブキャスター」など新要素も満載。イッシュ地方を舞台に、伝説のポケモンの秘密に迫る、新たな冒険が始まる。『ホワイト』とは登場するポケモンや場所が異なる。

プレイ画面

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レビュー

  • レビューアイコン カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2026年1月28日

    ポケットモンスター ブラック

    『ポケットモンスター ブラック』は、シリーズ4年ぶりとなる完全新作であり、これまでの作品から大きく進化した意欲的な一本です。舞台は新たに描かれたイッシュ地方で、見慣れない街並みや自然に囲まれながら、まったく新しい冒険を体験できます。登場するポケモンの多くが新規ポケモンで構成されているため、過去作を遊んできた人でも新鮮な気持ちで旅を始められる点が大きな特徴です。

    物語は、ポケモン図鑑の完成を目指す主人公の前に、謎の人物「N」が何度も現れるところから大きく動き出します。彼は自らの思想を信じて行動しており、その考え方はプレイヤーに「人とポケモンの関係とは何か」を問いかけてきます。物語を進めるにつれて、やがて伝説のポケモンにまつわる真実へとつながっていく展開は、これまでのシリーズよりもドラマ性が強く、印象に残る内容となっています。

    バトル面では、新しい技や特性を持つポケモンが多数登場し、戦略性がさらに深まりました。従来の1対1や2対2のバトルに加え、3対3のバトルが導入されたことで、ポケモンの配置や組み合わせを考える楽しさが増しています。どのポケモンを前に出すか、どの位置に置くかといった判断が勝敗を左右し、より頭を使うバトルが楽しめます。

    通信要素も大きく強化されており、ハイリンクを通じて他のプレイヤーの世界に入り、ミッションをこなすことで協力プレイの感覚を味わえます。また、ワイヤレス通信を利用したすれちがい通信では、周囲のプレイヤーと自然につながり、情報を共有しながら冒険を進めることができます。さらに、ニンテンドーDSiのカメラやマイクを使ったライブキャスターによって、友だちと会話しながら遊べる点も、当時としては新鮮な体験でした。

    『ブラック』と『ホワイト』で入手できる伝説のポケモンや訪れる場所、登場するポケモンが異なるため、バージョンごとの違いを楽しめる点も魅力です。片方でしか出会えないポケモンは交換を通じて集めることができ、プレイヤー同士の交流を自然と促してくれます。

    このゲームは新しい世界観、深みのある物語、戦略的なバトル、そして人とのつながりを重視した通信要素が高い次元で融合した作品です。初めてポケモンに触れる人にも、長年のファンにも強くおすすめできる、ポケモンの新たな魅力を存分に感じられる一作です。

  • レビューアイコン ジーティン

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2026年1月28日

    従来の枠組みを大きく揺さぶる意欲作

    本作は、シリーズ本編が第五世代へと突入した節目の作品であり、従来の枠組みを大きく揺さぶる意欲作である。舞台となるイッシュ地方はニューヨークをモチーフとしており、これまでの地方とは街並みや空気感が明確に異なる。その結果、長年シリーズを追ってきたプレイヤーに対しても、未知の土地を旅する感覚を強く与える設計になっている。

    本作で特に象徴的なのは、殿堂入り前に登場するポケモンがすべて新規種で構成されている点である。過去作の知識に頼れないため、タイプ相性や進化条件を一から学び直す必要があり、これは初代以来とも言える大胆な試みだ。新規ポケモンの数も非常に多く、図鑑を埋めていく過程そのものが新鮮な体験として成立している。一方で、通信交換や進化の石による進化など、初代を思わせるシンプルな進化方法が一部で復活しており、シリーズの原点回帰も感じさせる構成となっている。

    シナリオ面では「英雄」をテーマに、伝説のポケモンであるレシラムとゼクロムを軸とした物語が展開される。悪の組織プラズマ団は、ポケモン解放という思想を掲げる点で従来の敵組織とは一線を画しており、物語の構造はより複雑で思想的だ。対象年齢はやや高めで、単純な勧善懲悪では終わらない点が本作の特徴と言える。過去作と雰囲気は異なるが、シナリオ担当が『金銀』と同一人物であることもあり、シリーズらしい芯は保たれている。

    システム面の進化も顕著である。四季の導入により、マップの景観や出現ポケモンが実時間で変化し、世界に時間の流れを感じさせる演出がなされた。揺れる草むらや土煙、泡といったフィールドギミックは探索性を高めるだけでなく、育成や図鑑完成にも直結する実用性を備えている。戦闘では全ポケモンが常時アニメーションするようになり、重量感や飛行表現など視覚的な情報量が大きく増した。BGMが状況に応じて変化する演出も緊張感を高める要素として効果的だ。

    対戦面では、トリプルバトルやローテーションバトルといった新ルールが導入され、位置取りや交代を重視した戦略性が生まれた。ミラクルシューターによって通信対戦中の道具使用も可能となり、駆け引きの幅は大きく広がっている。新技や新特性、「隠れ特性」の登場は対戦環境に革新をもたらした一方で、全体のバランス調整には粗さも見られ、研究が進むにつれて問題点が顕在化した側面も否定できない。

    利便性の向上も評価点である。HPバーの高速化によるテンポ改善、技マシンの無限使用、秘伝マシンの整理、通信機能の強化など、遊びやすさは過去作と比べて大幅に向上した。UIの洗練や育成・金策のしやすさも含め、長時間プレイを前提とした設計が随所に見られる。

    本作は、新規要素の大胆な投入とシリーズの再定義を試みた作品である。ドット絵による表現の完成度、思想性の強いシナリオ、戦略性を拡張した対戦ルールといった特徴を併せ持ち、ポケモンシリーズの転換点を体感できる一本だ。新鮮な冒険を求めるプレイヤーにも、シリーズの進化を俯瞰したい読者にも、ぜひプレイを勧めたい。

  • レビューアイコン アマチャ

    ★★★★★ 5.0

    投稿日:2026年1月28日

    物語を追うこと自体が大きな楽しみ

    このゲームを実際に遊んでみて、まず強く印象に残ったのは物語の重厚さです。イッシュ地方の成り立ちや、人とポケモンの関係性を正面から描くシナリオは、これまでのシリーズよりも一歩踏み込んだ内容で、物語を追うこと自体が大きな楽しみになっていました。特に、相対する存在として描かれる伝説のポケモンが物語の軸に深く関わっており、終盤に向かうにつれて緊張感が高まっていく展開は印象的でした。

    冒険の舞台となるイッシュ地方は、これまでの地方とは雰囲気が異なり、新鮮さを強く感じました。街や道路のデザインも個性的で、探索しているだけでもワクワクさせられます。グラフィックが一新されたことで、ポケモンたちが常に動いているように見える演出も臨場感があり、バトル中の迫力が増していました。

    システム面では、「すれちがい通信」や「ライブキャスター」といった新要素が加わり、他のプレイヤーとのつながりをより身近に感じられました。特にライブキャスターは、冒険の途中で情報を受け取るという演出が物語への没入感を高めてくれます。DSiの機能を活かした仕組みも新鮮で、シリーズが新しい段階に進んだことを実感しました。

    また、『ブラック』と『ホワイト』で出現するポケモンや場所が異なる点も、遊び応えを広げています。自分のバージョンでは出会えないポケモンが存在することで、他のプレイヤーとの交換が自然と重要になり、ワイヤレス通信やWi-Fi通信を使った交流が楽しく感じられました。レシラムやゼクロムとの出会い方の違いも含め、バージョン選択そのものが体験に個性を与えています。

    このゲームはシリーズの魅力を保ちながら、大胆な変化に挑戦した意欲作だと感じました。物語、演出、システムのすべてが高い完成度でまとまっており、遊び終えた後には強い満足感と、もう一度冒険したいという気持ちが残る作品でした。

  • ★★★★★ 5.0

    完全新作

    なんと言ってもストーリーが良かった!

    今まで物語にあまり関わってこなかった、ジムリーダーも

    アニメの様に、活躍を見せてくれます!

    進む毎に色んなイベントに出くわし

    今回久々にドキドキワクワク感を感じることが出来ましたね。

    BGMも良く、個人的にライバル戦とホドモエのBGM(なんかゴ○モンっぽい)がお気に入りです。

    悪い点を上げるなら

    GTSのシステムの悪さかなぁ…。

    等価交換って言葉を知らないんじゃねぇの?っていう条件多すぎ。

    前から言われてると思うんだけど、どうにか改善欲しい。

    ですが全体の評価は、僕にとってほぼMAXなので☆5

  • ★★★★★ 5.0

    相変わらずの完成度

    モンスターを捕まえて育てて進化させて
    そしてバトル

    収集、RPG、育成
    色々な要素が上手く混じり合った傑作ゲームの新作

    完全新作とのことで新たなポケモンが多数追加され
    それだけでなく、ストーリー性の強化、というか今までと全く違う展開のストーリー
    相変わらずのバトルバランス、育成難度
    RPGとして楽しみたい人にも育成対戦ゲームとして楽しみたい人にも素晴らしいクオリティを見せつけてくれた

    特にドットの出来がよく、それに加えた演出の良さ
    DSの中では間違いなくのトップレベル
    通信機能を使ったちょっとしたお遊びも相変わらず色々挑戦しています

    値段以上に遊べて楽しませてくれるのは請け合いですのでオススメしたい一本です

  • ★★★★★ 5.0

    最高傑作

    完全新作ということで購入。
    前作より大幅にパワーアップしています。

    グラフィックやマップ、通信機能も満足です。

    ネタばれ 注意

    今回はただポケモンリーグを目指していくのとは違って、
    エンディングまでがひとつのドラマのような感じでした。

    「ポケモンとは何のためにあるのか?」

    今までの作品では強くなるためだけに闘ってきたバトルを、
    今度はプラズマ団や、N、チェレン、ベルの存在で大きく見方が変わります。

    プラズマ団はポケモンを開放するために戦う。
    Nはポケモンも人間も気づ付かないような世界にするために戦う。
    チェレンは強くなるために戦う。
    ベルは自分でも戦う理由が分からない。

    それがエンディングに近づくにつれて変わっていきます。
    バッジを手に入れるためだけだったジムリーダーも、ポケモンをくれた博士も、
    大活躍します。

    そして今回は「N」がライバルの存在なのですが、真相を知るととても可哀そうな少年ということもわかります。
    本当はとてつもなくいい子な事も、死んだような目をしている理由も、すべて明らかになります。
    こんなにもライバルとの別れを惜しむ作品は初めてでした。
    次回作はたぶんリミックス版が出ると思うので、その時はエンディングでもNを幸せにしてほしいです。

    ポケモン史上で一番考えさせられる作品。子供も大人も購入することをオススメします!

  • ★★★★★ 5.0

    何だかんだ言って良作

    <ストーリー>
    プラチナをプレイして、HG・SS飛ばして今作をプレイ。
    ストーリーは今までのポケモンの中で一番考えさせられる内容でした。
    ポケモンと人間は言葉では通じあえない・・・
    一緒に居ることが、ポケモンにとって「幸せか不幸か」。
    今作はそんなテーマだと感じました。

    実際、皆さんが家で飼ってらっしゃるペットも同じことです。
    「果たして一緒に暮らしてるペットは本当に幸せなんだろうか?」
    難しいですね・・・本当に難しい。しかし、愛情持って育てればペットも分かります。

    ペット(ポケモン)は飼い主さんのことを信頼し、
    また、飼ってる人はポケモン(ペット)を信じています。
    今一度、愛情もって接してみてはどうでしょうか?
    始めて家に来た(産まれた)時のように。ペットたちは喜びますよ!

    <デザイン>
    新ポケモンは端から見たら「え〜・・・」というのが多いですが、
    プレイしてみて何回か見たり、育てれば愛着湧いて可愛いもんです。
    ただやはり、ネタ切れ感は否めません。

    <ゲーム>
    戦闘時に動くのがいいですね。躍動感があります。
    ロード時間も短い。安定してますね。
    しかし、エンカウントが異常に高い気も・・・
    (3歩歩いただけで出るとか、酷い時は方向転換しただけで)
    スプレー使えばそれで解決するのですがね。

    図鑑集めは大変ですが、少しずつ埋まっていくのが良いです。
    お友達や家族と交換したり対戦したり、一緒に組んだり。
    様々なことができます。良い時代になったものです。

    ただ悲しいかな、ポケモンシリーズお馴染みの伝説ポケモン。
    配布は滅多にないです。その期間を逃したら
    「永遠に図鑑完成しないんじゃね?」って感じです。
    だからこそ「伝説」なんでしょうけどねえ。

  • ★★★★★ 5.0

    ポケモン黒

    原点回帰。前作までとの繋がりを大きく断ち切った新生ポケモン。
    色々箇条書きにします。

    【ストーリー】
    20〜30時間でクリア。
    ダイパ並みに考えさせられる哲学系のお話。
    多くが刷新されている中で踏襲しているものも多く、やはりこれはポケモンだと感じる。
    ブラック・ホワイトでストーリーに大きな違いはないが、出現ポケ、クリア後に訪れる街が大きく違う。
    大雑把に分けるとブラックがバトルやり込み中心で、ホワイトはポケモン収集が中心。
    ポケモン収集はGTSや交換を駆使すればなんとかできるので、やり込みたい人はブラックがお勧め。

    【キャラ】
    ポケモン一新。
    こうか抜群だと思って放った技が今一つだったりと未知の出来ごとばかりで楽しい。
    おかげで色々とマンネリが防止された。
    デザインには好き嫌いがあるかも。
    反面、旧ポケに会えるまでがなんかさみしい。
    チェレン、ベル、ジムリーダー達のキャラが良く立っており、ストーリーにも色々絡んでくる為、今までのシリーズよりも一人で冒険している感が薄く、にぎやかで楽しい。
    そのほか前作までのファンへのサービスで思わず二ヤリ。

    【システム】
    バトルのテンポは良い。
    HPの減りが早くやり込む人にはストレスが軽減された。
    代わりにポケモンの体重の演出が入り、そこで少しつっかえるかも。
    自転車に乗った時、ポケモンとエンカウントした時などが重い気が。
    Xボタンの操作性は良いとは言えない。
    Cギアが↓画面を占拠しており、そこに開いたり閉じたり、タッチペン持ったりボタン操作になったりと煩わしい。
    「どうぐ」のインターフェイスなどはまだまだ改善できたはず。
    (スプレー類等とポケモンに持たせるアイテムの欄だけでも分けて欲しかった。)
    ひらがなと漢字が選べるのは良い。

    【通信】
    バトルも交換も楽しい。
    ポケセンに行かなくてもバトル・交換が出来るようになった点はかなり大きい。
    もっと色々トレーナーカード編集にこだわりたかった。
    すれ違いで楽しい事はもっと出来たはず。

    と、ストーリークリアした段階での感想ですが、まだまだ他にもPGLや新バトルなどやりこめる遊びがまだまだ詰まっています。
    中でも発売したての今の時期は、すれ違い通信をやっている人が多いですので買うなら早い方がお勧め。

    相変わらず長く遊べてコストパフォーマンスの良いソフトです。

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最終更新日:2026年1月28日 PR