【パイロットになろうシリーズ】空を学び、空で働き、空で遊ぶフライトシミュレーション

ゲームシリーズ
© 2001 ビクター All Rights Reserved.

「パイロットになろう」シリーズは、飛行機の操縦をテーマにしたフライトシミュレーションゲームです。単に空を飛ぶだけではなく、訓練を積んで技術を身につけたり、目的に合わせた飛び方を選んだりしながら、少しずつ“パイロットらしい判断”ができるようになる流れが大きな特徴です。作品ごとに、訓練の見せ方や遊び方の幅が変わっており、同じ「操縦」を扱っていても、体験の色合いが違います。ここでは、入力情報にある内容をもとに、シリーズ3作がどんなゲームなのかを順番に整理していきます。

シリーズの概要

シリーズの概要
© 1998 ビクター All Rights Reserved.

「パイロットになろう」シリーズは、飛行機の操縦を段階的に学びながら成長していくことを軸にしたフライトシミュレーションゲームです。初代では航空学校の訓練生として入学し、授業料を工面しながら訓練を受け、卒業試験の合格を目指します。2作目では教習編で基礎を学んだ後、職業編へ進み、民間パイロットや傭兵といった進路を選んでミッションに挑戦する構成が加わりました。シリーズ第3作では民間・軍事の訓練や多彩なミッション、自由に飛べるフリーフライト、対戦要素まで広がり、遊び方の幅が大きく拡張されています。共通しているのは、ただ空を飛ぶだけでなく、目的や状況に応じた操縦を考えながら上達していく点で、学びと達成感を重ねていく体験がシリーズ全体の特徴となっています。

シリーズの魅力

訓練で少しずつ上達していく手応え

訓練で少しずつ上達していく手応え
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このシリーズの核は、いきなり自由に飛び回るのではなく、訓練を積み重ねて操縦を身につけていく流れにあります。初代では航空学校に入学し、授業料を払いながら課題をこなして卒業を目指すため、「学ぶ→試す→結果が出る」という筋道がはっきりしています。2作目でも教習編で基本を固めてから職業編に進む形になり、基礎ができているかどうかが次の段階に影響する構造です。フライングオールスターズではアカデミー(民間・軍事)が用意され、離陸、旋回、高度変更、着陸といった要素を段階的に練習できます。こうした積み上げ型の作りにより、最初は思い通りに飛ばせなくても、繰り返すうちに「できること」が増えていく実感が生まれます。結果として、ただの操作ではなく、学習の成果として操縦が上達していく感覚がシリーズ全体の魅力になっています。

民間と軍事の両方を味わえる幅の広さ

民間と軍事の両方を味わえる幅の広さ
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シリーズは飛行機を扱いますが、目指すものが作品内で一つに固定されていません。初代は訓練生として操縦を学ぶことが中心で、レシプロ機とジェット機の専攻を選べる点が特徴です。2作目は職業編で傭兵コースと民間コースに分かれ、同じ操縦でも目的が変わる面白さが加わります。フライングオールスターズではさらに明確に分かれており、民間は乗客を運ぶ、観光ツアーを成立させる、時間通りに到着する、農薬散布のように場所を狙って飛ぶといった内容になっています。一方、軍事では射撃やミサイル、回避、対地攻撃などが絡み、危険を避けながら目標を達成する判断が必要になります。民間は安定と丁寧さ、軍事は状況判断と生存が重くなるため、同じ「飛ぶ」でも違う緊張感を楽しめることが、シリーズの厚みにつながっています。

機体ごとの個性を覚えて乗りこなす楽しさ

機体ごとの個性を覚えて乗りこなす楽しさ
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このシリーズは複数の機体を扱い、同じ操作でも機体によって感じ方が変わる点が大きな魅力です。初代は全25機種が登場し、レシプロ機とジェット機に分けてさまざまな機体を操縦できます。2作目も戦闘機から旅客機まで幅広く登場し、機体の種類が変われば求められる操縦の考え方も変わっていきます。フライングオールスターズでは「100年の飛行史を飾る名機」という方向性が示され、民間機、農業用機、旅客機、戦闘機といった幅広い系統を操縦できる点が売りです。たとえば、低速で丁寧に扱いたい場面もあれば、高速で高度管理が難しくなる場面もあり、攻撃機のように任務と回避を同時に考える場面も出てきます。機体の性能や役割の違いを理解し、状況に合わせて乗りこなしていく過程が、単調になりにくい遊びを支えています。

ミッションが「操縦の目的」をはっきり示してくれる

ミッションが「操縦の目的」をはっきり示してくれる
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飛行ゲームは自由に飛べるだけだと、何を達成すればよいかがぼんやりしがちですが、このシリーズは課題やミッションによって目的が示される場面が多いのが特徴です。初代は卒業試験を目標に訓練をこなしていく構造で、やるべきことが段階的に積み上がります。2作目では教習編の学びを職業編のミッションに結びつけ、傭兵・民間のコースによって任務の方向性を変えています。フライングオールスターズの民間ミッションでは、ランドマークを巡る観光ツアーや複数空港を回る輸送、自然現象の竜巻を避ける飛行、時間厳守での移動、農薬散布のような狙いを定める作業が用意され、飛行の目的が行動に直結します。軍事ミッションでも、機密輸送、迎撃、艦隊攻撃、ステルス攻撃など状況が明確で、危険を回避しながら達成する必要があります。目的がはっきりしているからこそ、操縦の工夫が生き、達成したときの納得感が強くなります。

真面目さと遊び心の両立で、飽きにくい構成

真面目さと遊び心の両立で、飽きにくい構成
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シリーズは訓練やミッションのような“真面目な学び”を中心にしつつ、作品が進むほど遊びの幅を広げているのが魅力です。初代は学校生活の中での訓練と資金づくりが軸で、厳しい教官や授業料の仕組みが「簡単には上達できない」空気を作っています。2作目はリプレイ機能や職業コース分岐などで、挑戦の仕方を増やしました。フライングオールスターズではフリーフライトが用意され、制約なく好きな機体で好きな場所を飛べるため、訓練やミッションの緊張から離れて空の散歩も楽しめます。さらにチャレンジモードでは、橋の下をくぐる、街を縫う、納屋を通る、巨大な的を狙うといった、現実離れした遊び方も組み込まれています。マルチプレイもあり、対戦や協力で飛行の楽しさを別の形に変えられます。真面目な上達と遊びの広がりが同居していることが、シリーズを長く楽しめる理由になっています。

シリーズの一覧

パイロットになろう!

パイロットになろう!
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パイロットになろう!|プレイステーション (PS1)|ビクター|レトロゲームから最新ゲームまで検索できるゲームカタログのピコピコ大百科
ビクターより1998年9月23日にプレイステーション用ソフトとして発売された飛行機操縦シミュレーションゲーム。プレイヤーが飛行訓練学校の一訓練生となり、教官の厳しい教習に耐えながら飛行機を操縦し、凄腕パイロットになることが目的となる。全2…

シリーズの最初の作品は、プレイステーション向けに1998年9月23日にビクターから発売されたフライトシミュレーションです。内容の中心にあるのは「飛行訓練学校で学ぶ」という設定で、プレイヤーは訓練生として入学し、さまざまな訓練をクリアして最終的に卒業試験へ進み、合格を目指します。目的がはっきりしているため、遊びの流れが理解しやすいのがポイントです。

この作品で特徴的なのは、訓練を受けるために授業料が必要になることです。訓練は好きなだけ受けられるわけではなく、まずはお金を用意しなければなりません。その資金はアルバイトで稼ぐ仕組みになっています。つまり、操縦の腕前だけでなく、訓練を続けるための準備もゲームの一部として組み込まれています。飛行機を学ぶ道のりが簡単ではない、という雰囲気をつくる要素にもなっています。

パイロットになろう!
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ゲーム開始時には、難易度を選ぶだけでなく、「レシプロ機」と「ジェット機」のどちらを中心に学ぶかも決めます。ここで選んだ専攻は途中で変えられません。そのため、最初の選択がその後のプレイ体験を大きく左右します。レシプロ機はプロペラ機、ジェット機はジェットエンジンの機体を中心にしたコースで、機体の性格も操作感も違うため、どちらを選ぶかで訓練の手応えも変わっていきます。

登場するキャラクターも、学校らしさを支える存在として用意されています。厳しい教官として登場するのが、マーク・ウィリアムズです。声は銀河万丈さんで、いわゆる“鬼教官”としてプレイヤーの訓練に関わります。また、受付係のナンシー(声:鈴木麻里子さん)は学費の支払いも担当し、学生課担当のケイト(声:富沢美智恵さん)はアルバイトを紹介してくれる役です。これらの人物がいることで、ただの操縦ゲームというより「学校生活の中で腕を磨く」という形が見えやすくなっています。

パイロットになろう!
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機体の数が多いのも初代の特徴で、プレイヤーが操縦できる機体は全25機種とされています。レシプロ機の枠には、超軽量機やセスナ機、軍用の歴史的な機体、輸送機などが含まれており、ジェット機側にはT-37やT-4、F-16、A-10、F/A-18、MiG-29、JAS39、Su-35のような戦闘機に加えて、輸送・大型機なども並びます。たくさんの機体が出てくるということは、それぞれの機体の「クセ」を覚える楽しさがあるということでもあります。入力文にも、機体ごとの特徴を理解して乗りこなしていくことが大切だという趣旨が示されています。

全体として初代は、「訓練生として耐えながら学び、操縦を体に覚えさせていく」という方向が強い作品です。空への憧れがあるからこそ、厳しさがゲームの面白さにつながる、そんな構図が土台になっています。

パイロットになろう!2

パイロットになろう!2
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パイロットになろう!2|プレイステーション2 (PS2)|ビクター|レトロゲームから最新ゲームまで検索できるゲームカタログのピコピコ大百科
ビクターより2001年3月8日にプレイステーション2用ソフトとして発売されたフライトシミュレーションゲーム。航空力学を意識しながら、ゲームテイストを加えた作品。パイロットとなって、訓練で基本操縦を学ぶ「教習編」後、「職業編」へと進み、「傭…

2作目は、2001年3月8日にプレイステーション2向けとして発売された作品です。ここでは「航空力学を意識しながら、ゲームとしての味付けもする」という方向が示されており、初代の“学校で鍛える”流れを引き継ぎつつも、進め方がより段階的に整理されています。

本作はまず「教習編」で基本の操縦を学び、その後「職業編」に進む構成です。教習編で土台をつくり、職業編で“仕事として飛ぶ”側へ進むため、目的が変化していく感覚をつかみやすくなっています。そして職業編では、進路として「傭兵コース」と「民間コース」の2つが用意され、どちらを選ぶかで挑戦するミッションの種類が変わります。ミッション数はどちらも20種類とされており、複数の遊び方が用意されていることがわかります。さらに、リプレイ機能も搭載されているため、自分の飛行を見直す楽しみも加わっています。

パイロットになろう!2
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登場人物にも変化があります。教官のマーク・ウィリアムズは前作に続いて登場しますが、設定としては39歳の男性教官で、前作ほどの“鬼教官”らしさは薄れ、より紳士的な人物になったとされています。ここはシリーズの雰囲気が少し変わる点で、緊張感一辺倒ではなく、学びやすさを意識した空気が加わったと考えられます。さらに、女性教官のマリア・ブラウン(声:岡村明美さん)が初登場し、職業編では後輩役としてジョン・デハビラント(声:真殿光昭さん)とシンディ・ジョンソン(声:小島幸子さん)がブリーフィングを担当します。ブリーフィングがあるということは、ミッションに入る前に状況や目的を理解してから飛ぶ、という遊び方が前面に出ているとも言えます。

操縦できる機体も幅広く、レシプロ機にはC-172RGやT-28、零戦(A6M3)、P-38、Bf-109E、F4U4、A-1H、B-17、C-130、DC3、YS11、PBY-5Aなどが挙げられています。ジェット機側にはT-4、F-4、F-14、F-15、F/A-18C、EF2000、A-10、FB-111、C-1、B-747、LEAR JET、CONCORDE、XB-70などが並び、戦闘機から旅客機まで含んでいるのが分かります。旅客機や超音速旅客機のような機体が含まれている点は、「仕事としての飛行」というテーマとも相性が良いところです。

パイロットになろう!2
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一方で、入力情報にはレビュー内容も含まれており、そこでは機体の見た目の細かさへの不満、操作の厳しさと入力方法の相性の悪さ、失速の扱い、対応コントローラーの問題、採点基準が分かりにくいこと、同じ手順を何度も繰り返す冗長さなどが指摘されています。また戦闘ミッションについても、面白さが伝わりにくいという批評が書かれています。こうした意見は“作品の評価の一例”ではありますが、少なくとも「シビアさのわりに操作しづらいと感じる人がいた」「訓練の評価が分かりにくいと感じる人がいた」という点は、遊ぶ人によって受け止め方が分かれる可能性を示しています。

つまり2作目は、教習から職業へ進む構成やコース分岐、リプレイ機能などで遊びの形を広げた一方、操作感やテンポなどで不満の声も見られる、という両面が読み取れます。シリーズとしては「訓練して終わり」ではなく、「学んだ操縦でどんな仕事をするか」という段階へ進めた作品だと言えます。

パイロットになろう! フライングオールスターズ

パイロットになろう! フライングオールスターズ
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駿河屋 -パイロットになろう FlyingAllStars(プレイステーション・ポータブル)箱・説明書欠け

シリーズ3作目として挙げられているのが「パイロットになろう! フライングオールスターズ」です。この作品では、“100年の飛行史を飾る名機”という言葉が前面に出ており、民間機、農業用機、旅客機、戦闘機など、さまざまな種類の飛行機を操縦できることが売りになっています。基本の目標は、訓練を重ねて一人前のパイロットになることです。初代の「訓練学校」的な考え方を引き継ぎつつ、遊びのモードを大きく増やしている点が特徴です。

モードとしては、アカデミー(民間)、アカデミー(軍事)、ミッション(民間)、ミッション(軍事)、チャレンジ、マルチプレイ、フリーフライト、さらにギャラリーが示されています。ここから、訓練で学ぶ遊び方と、ミッションで腕試しをする遊び方、そして純粋に自由に飛ぶ遊び方が、それぞれはっきり分けられていることが分かります。

パイロットになろう! フライングオールスターズ
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まずアカデミー(民間)は、飛行機の基本を身につける訓練モードです。離陸、着陸、旋回など、飛ぶために必要な操縦を段階的に練習していきます。離陸では滑走路から外れないように加速して浮き上がり、空中の輪を通過したら訓練が終わる、と説明されています。旋回では片方の翼を下げることで曲がれることが示され、さらに早く曲がりたいときのコツとして、旋回中に機首を上げる考え方も書かれています。高度変更では、機首を上げると高度が上がる一方で、エンジンの出力を上げないと速度が落ちる点が注意として挙げられています。着陸では、低速で安定させるためにフラップを使うこと、接地の瞬間の機首の扱い、そしてブレーキで停止するところまでがポイントとして語られています。さらに、離陸から着陸まで一連の流れを行うフルフライト、ナビゲーションを見ながら飛ぶ訓練、飛行しながら写真を撮る訓練など、基本の先にある練習も用意されているとされています。

アカデミー(軍事)では、ジェット戦闘機F-16を使い、武器の種類や撃ち方、攻撃を受けたときの回避などを学びます。基本射撃では機銃で標的機を撃墜する練習、ミサイル訓練では限られた数のミサイルで複数の標的を落とす慎重さが求められること、ミサイル回避ではゲームを進める上で重要な技術として回避方法を学ぶこと、対地攻撃ではA-10で地上目標を攻撃すること、最終試験では対空兵器で武装した地上の敵を相手にしながら機銃とミサイルを使って破壊することが説明されています。民間機の操縦と比べ、軍事は“狙う・避ける”という要素が入るため、同じ操縦でも別の集中力が必要になります。

パイロットになろう! フライングオールスターズ
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さらに攻略情報として、民間アカデミーでは「着陸」と「フルフライト」が難しいとされ、着陸では高度と速度を同時に落として緩やかに降りること、フルフライトではジェット機になって接地速度が上がるため判断が早めに必要なこと、乗客がいるので急激な操作を避けて乗り心地にも気を配ることがポイントとして挙げられています。軍用機側ではミサイルが重要だとされ、レーダーロックから発射までの流れや、射程距離の注意点、敵に振り切られにくくするため接近して撃つ方が有利になりやすいことなどが説明されています。ミサイル回避ではフレアと急旋回を使い、距離が近づいたタイミングでフレアを出す必要があることも示されています。こうした情報があることで、ゲーム内の“できること”がただ並んでいるだけではなく、「なぜその操作が必要なのか」が少し理解しやすくなっています。

ミッション(民間)では全9種類があるとされ、観光ツアー、タクシーサービス、竜巻、デッドライン、農薬散布などが例として挙げられています。観光ツアーはランドマークを巡り、制限時間内にすべて訪れることが必要で、低空で見せることやスピード感も重要になります。タクシーサービスは複数の小さな空港で乗客を乗せ降ろしし、制限時間内に運ぶ内容です。竜巻では自然現象を避けつつ、乗客を怖がらせない飛び方が求められます。デッドラインでは時間通りに到着することと、途中の要求への対応がテーマになっています。農薬散布では目印のエリアに散布するだけでなく、ラジオからの助言に注意しながら判断する点が特徴として書かれています。どれも「ただ操縦が上手い」だけでなく、状況に合わせて飛ぶことが目的になっているのが共通点です。

ミッション(軍事)は全10種類とされ、諜報活動、最前線、迎撃、艦隊攻撃、ナイトホークなどが紹介されています。諜報活動では機密情報を運ぶ途中で敵の集中砲火をくぐり抜けて基地へ向かう必要があり、最前線では戦車部隊を空から援護して障害となる敵を排除します。迎撃は逃走する敵戦闘機を峡谷地帯で追い、地対空ミサイルの攻撃に注意しながら撃墜を狙います。艦隊攻撃では編隊飛行をしつつ敵艦を破壊し、ナイトホークでは低空のステルス攻撃で司令部や潜水艦などが目標として示されています。軍事ミッションは“撃てば終わり”ではなく、進入経路や高度、被弾の回避など、生き残るための判断が目的に含まれていることが読み取れます。

パイロットになろう! フライングオールスターズ
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チャレンジモードは、現実ではあり得ないような遊び方も含めて、飛行そのものをゲームとして楽しむ場所です。橋の下をくぐるリンボー、摩天楼の間を縫う高速遊覧飛行、納屋くぐり、低空飛行、アクロバット飛行、さらには目標を破壊するガントレット、飛行機でサッカーのように遊ぶペナルティキック、巨大ダーツボードを狙うダーツなど、飛行機の操縦を“競技”や“アトラクション”として見せる内容が並びます。訓練やミッションで求められる操縦とは違い、ルールがはっきりした遊びとして構成されているのが特徴です。

マルチプレイでは、PSPのアドホック通信機能を使い、デスマッチ、チーム戦、サバイバル、タッチアウトといった対戦・協力のルールで遊べるとされています。時代の違う機体同士の対戦も可能だと書かれており、機体の種類の幅を“遊びの幅”に直結させていることがわかります。そしてフリーフライトは、制約なく好きな機体で好きな場所を自由に飛ぶモードで、空の散歩や景色の鑑賞など、目的を自分で決めて楽しめる形になっています。大型旅客機でアクロバット飛行をするような、現実では難しい遊び方もできるとされており、シリーズの中でも“自由さ”が強い立ち位置の作品と言えます。

この3作目は、訓練で基礎を固める要素を残しながら、民間・軍事・自由飛行・対戦・チャレンジといった複数の入口を用意し、飛行機ゲームとしての楽しみ方を大きく広げた作品として整理できます。

まとめ

まとめ
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「パイロットになろう」シリーズは、飛行機を自由に飛ばす楽しさだけでなく、訓練を通して少しずつ操縦を理解し、成長していく過程を大切にしたフライトシミュレーションシリーズです。初代では航空学校での学びと厳しい訓練が中心となり、努力の積み重ねが操縦技術につながる構成が描かれました。2作目では教習から職業へと進む流れが明確になり、民間と軍事という進路の違いによって、飛行の目的や緊張感が変化します。3作目では訓練やミッションに加え、チャレンジやフリーフライト、マルチプレイなどが加わり、遊びの幅が大きく広がりました。シリーズ全体を通して、機体ごとの特性を理解し、状況に応じた判断で飛ぶ面白さが一貫して描かれており、学びと達成感を重ねながら空の世界を体験できる点が、このシリーズならではの魅力だと言えます。

パイロットになろうシリーズの一覧

ゲーム一覧|パイロットになろう|レトロゲームから最新ゲームまで検索できるゲームカタログのピコピコ大百科
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